
どんな仕事でも「プロフェッショナル」呼ばれる人がいますよね。
そのような人たちは”仕事の流儀”を持っているので、テレビでも特集されることがあります。
そこで今回は、一流と呼ばれるビジネスパーソンの名言をまとめてみました。
仕事に対する志や私生活での生き方など、有名な偉人達から学びましょう!
一流プロフェッショナルの名言まとめ
人間というものは、いつどういう仕事にぶつかるかもしれないものである。
その時に、その仕事を責任もってやれるだけの準備を平生しておくのは大事な心がけだと考える。
<河田重 日本鋼管社長>
これは準備する大切さについて語った名言です。
チャンスは必ず訪れるので、その時に逃さないように日頃から準備しておきましょう。
可能性を明確にするのが志なのだと思います。
<プロ棋士 羽生善治>
可能性を具体化したものが目標です。
そして目標を達成させるためには”志”がなくてはいけません。
つまり志がなければ、自分の可能性は広がらないのです。
学問にとらわれ、理論の奴隷となってはならぬ。
<出光興産創業者 出光佐三>
これは”頭でっかち”になることを揶揄した名言です。
知識が豊富にあるだけでなく、出光佐三は「ちゃんと実行できる人間になれ!」と語ったのです。
夢を追う人は人生を後悔しない。
<ワタミ創業者 渡邉美樹>
夢を持てば、そこへ向かって努力しますよね。
そのプロセスが非常に重要なのだと渡邉美樹は語っています。
努力しながら前進することで、周りの人達にも良い影響を与えて、社会にも貢献できる…
このような人生こそが、最終的には「充実した人生」と呼べるのでしょう。
「大企業病」は、総じてお客様のためにならない。
<ヤマト運輸社長 小倉昌男>
- 何でも上司の決裁が必要になる
- 現場が臨機応変に対応できない
- 他人の仕事には無関心
このような状態を「大企業病」と呼んでいます。
大企業病はお客様目線ではないので、お客様にとってデメリットしかないのです。
無視、賞賛、非難。
<プロ野球監督 野村克也>
これは選手に対する接し方を表した名言です。
具体的には、三流選手(=無視)、二流選手(=賞賛)、一流選手(=非難)という接し方だそうです。
人生に命を賭けていないんだ。
だからとかくただの傍観者になってしまう。
<芸術家 岡本太郎>
ただの傍観者になると、とてもつまらない人生を過ごすハメになります。
それでは晩年後悔することになるでしょう。
一見して馬鹿げてないアイデアには見込みがない。
<科学者 アインシュタイン>
大きな偉業を成し遂げたアインシュタインだからこその”説得力”ある言葉ですよね。
多くの人が想像できるアイデアなど、一般的で「価値が少ない」のです。
多くの人が想像できないような、馬鹿げたアイデアが世の中を変えるのだと思います。
ほとんどの場合、不運というのは自分で招くものだ。
<実業家 渋沢栄一>
これは耳の痛い話ですが、自分のやってきた結果が「不幸」として自分に跳ね返ってきただけなのです。
ほら吹きと嘘つきは似て非なるものである。
<ソフトバンク創業者 孫正義>
嘘つきは最初から相手を騙すつもりですが、ほら吹きにはビジョンがあります。
- 未来をこう変えたい!
- 新しいビジネスを作りたい!
つまり、そのビジョンを実現するために動きだす人がホラ吹きなのです。
大切なのは家族だ。
そして家族を一つにするのが私たちの願いだ。
それは家族にエンターテインメントを提供するという、私たちの仕事に対する中心的な考えだ。
<ディズニー創業者 ウォルト・ディズニー>
ディズニーが提供するプロダクトは、ファミリーで楽しめるものばかりです。
ディズニーのプロダクトをきっかけにして、会話が始まったり、笑顔が生まれてくるのです。
完全に満足しきった人がいたら、それは落伍者だ。
<発明家 トーマス・エジソン>
現状に満足している人は努力をしません。
しかし周りはみんな努力しているので、相対的に考えた場合、努力しない人だけが衰退していくのです。
反省はしろ!
後悔はするな!
<元プロテニス選手 松岡修三>
反省することは、成長する上でとても大切な過程だと思います。
しかし後悔するのは良くありません。
それをしたところでネガティブになるだけで、結果は何も変わらないからです。
失敗を教訓として、どう改善するのか考えましょう。
やはり食が大事なんだ。
衣食住と言うが、食がなければ衣も住も、芸術も文化もあったものではない。
<日清食品創業者 安藤百福>
終戦後は食糧が足りず、餓死者が出ている状態でした。
そのような状況を見て、安藤百福は改めて”食”の重要性に気がついたそうです。
安藤百福は36歳の時、食に関するビジネスへ転換する決意を固めたのです。
投資する時には、一定のリスクを負わなければならない。
未来はいつだって不確実だ。
<投資家 ウォーレン・バフェット>
100%儲かる話などありません。
しかし、限りなく100%に近づけることはできます。
知識と経験を身に付けましょう!
仕事に興味を持つと、人生の楽しみが二倍になる。
<啓蒙家 デール・カーネギー>
人生は「仕事」と「プライベート」の二つに分けられます。
プライベートはもちろん楽しいですが、仕事を楽しいと感じている人は決して多くないはずです。
そう考えた場合、「仕事が楽しい!」と思えれば、人生は二倍楽しくなるのです。
小さな一歩を細かく繰り返す方が多くを学べます。
<アマゾン創業者 ジェフ・ベゾス>
ビジネスはスピードが命なので、どうしても急ぎたくなりますが、着実に一歩ずつ前進した方がいいでしょう。
焦らず確実に前進しましょう!
先入観は可能を不可能にする。
<プロ野球選手 大谷翔平>
「自分には無理だ」「自分には才能がない」と思えば、その通りになります。
しかし逆に「絶対にできる!」「自分の才能は無限大だ!」と考えれば、その通りになるはずです。
このような考え方を心理学では「引き寄せの法則」と呼んでいて、多くのプロアスリートが実践しています。
もちろんビジネスでも使えるテクニックなので、今日から実践していきましょう。
まずはお客様が第一。
お客様を満足させられれば、利益は後からついてくる。
<ニトリ創業者 似鳥昭雄>
顧客満足度を高めれば、売上は増えていきます。
その利益を社員へ還元し、関係するステークホルダーへと分配していくのです。
つまり売上こそがすべての源泉であり、それを支払ってくれるお客様が一番大切なのです。
会社の中で自分の席に座って企画書を書くのはナンセンスだ。
自分の発想の枠を超えることができないからである。
<コンサルタント 大前研一>
これは管理職に知ってほしい名言です。
もし部下が企画に悩んでいるのであれば、少し環境を変えてみるのを推奨してみましょう。
企業のトップには、悪い情報がなかなか入らないものです。
<オリックス シニア・チェアマン 宮内義彦>
このようになってしまうロジックは以下のような流れで発生します。
- 営業マンが客先でのトラブルを課長に報告
- 課長は評価を下げたくないので、「些細なトラブルがあった」と小さく部長に報告
- 部長は些細なトラブルなので、担当役員には報告せず
- 担当役員は「全て順調です」と社長に報告
このようなリレーでトラブルを放置して、重大事故へとつながってしまうのです。
たった今から、収入の1割の貯金をしたまえ。
自分で苦労した種銭がなくては、芽も出てくるまい。
<大谷米太郎 ホテルニューオータニ創業者>
この名言は大谷米太郎が成功する秘訣について語った名言です。
大谷米太郎は富山県で生まれて、上京してから相撲取りになります。
その後居酒屋を開業した実業家なのですが、最終的にはホテルビジネスで成功を収めたのです。
失敗を覚悟で挑み続ける。
それがアーティストだ。
<アップル創業者 スティーブ・ジョブズ>
世の中を変えるようなイノベーションを起こすためには、ある程度のリスクを背負わなければいけません。
もちろん失敗することもあるでしょう。
しかしそれを恐れたら、世の中を変えることなどできないのです。
即席麺のスープをチキン味にするアイデアが浮かんだ。
<日清食品創業者 安藤百福>
これはチキンラーメンを開発する過程について語った名言です。
スープの味をチキン味に決めた理由は、鶏肉、チキンライスなどを食べなかった息子さんが、チキンラーメンであれば喜んで食べたからだそうです。
その選択が結果的に世界進出へと繋がっていったと語っています。
なぜかといえば、ヒンズー教は牛を食べない、イスラム教は豚を食べないなど、世界には宗教的禁忌がありますが、チキンを食べない国は世界中どこにもなかったのです。
女を狙って商売すれば必ず成功する。
反対に男からカネを巻き上げるのは女の10倍難しい。
男はカネを消費する権限を持たないのである。
また、口に入ったものは必ず消費され、排出される。
確実にカネが入ってくる。
こんな商品は他にはない。
<日本マクドナルド創業者 藤田田>
マクドナルドは女性とファミリー層をターゲットにしました。
確かに食の流行は、女性を起点にしているケースが多い気がします。
そして家庭の財布を握っているのも女性(母親)ですよね。
藤田田が唱える商売の基本は『ユダヤの商法』と呼ばれており、「女」「口」「時間の節約&短縮」「簡便化」の4つに集約されるのです。

組織はリーダーの器以上には伸びない。
<プロ野球監督 野村克也>
これは経営者や事業責任者に伝えたい名言No.1です。
自分が組織のキャップ(蓋)にならないようにしましょう。
売上を最大にして、経費を最小化する。
<京セラ創業者 稲盛和夫>
これは稲盛和夫が京セラを経営する上で目指した経営哲学(フィロソフィー)であり、アメーバ経営を実践する上でのポイントになります。
パッと見すると当たり前のことを言っているようですが、これが実践できている企業は少ないと聞きます。
稲盛和夫曰く「売り上げはいくらでも増やすことができるし、経費も最小にすることができる。そう考えた場合、利益はどこまでも増やすことができる。」と語っています。
「なかなか利益が出せない…」という経営者は、「売上を最大にして、経費を最小化する。」というシンプルなことすら実践できていないのです。
運転技術の未熟な人が、高性能のスポーツカーを運転して「うまく操作できるのか?」って言われたら、すぐには難しいと思うんです。
<プロ野球選手 大谷翔平>
これは肉体が技術に及ぼす影響について語った名言です。
プロアスリートなので、やはりカラダが基本ということです。
攻めよ。
勝ちたいなら。
<ソフトバンク創業者 孫正義>
ビジネスでは1位にならなければ意味がありません。
3位でも、2位でも駄目なのです。
絶対に勝つのだと、強く心に決めましょう!
少額でいいですから、投資をしてください。
本を読むだけではダメです。
<投資家 ウォーレン・バフェット>
学んだり考えたりすることは大切ですが、それを実践しないと身につきません。
何よりも行動して経験することが大切なのです。
今のが最低のプレーだってこと、俺が一番知っているんだよ。
<元プロサッカー選手 中田英寿>
サッカーの試合中にサポーターからブーイングが起こるケースもあります。
そのようなブーイングを受けても、中田は怒ったりせず、むしろ自分自身にムカついてくるそうです。
なぜかといえば、自分が一番自分のプレイを知っているからです。
希望とは、人間の中にある。
<ワタミ創業者 渡邉美樹>
希望というのは漠然とした言葉ですが、「生きるための糧」というニュアンスなのだと思います。
これは決して他人から与えられるものではありません。
なぜかといえば、あなたの人生はあなた自身が決めることだからです。
そう考えた場合、本当の希望を生み出せるのは自分自身しかいないことに気づくはずです。
君が次に叩く一回で、壁は打ち破れるかもしれないんだ!
<プロテニス選手 松岡修三>
何事においても、諦めてしまった瞬間もう終わりです。
たとえ失敗したとしても、諦めない限り、本当の失敗にはならないのです。
何度でも立ち上がって挑戦してみましょう!
不運が続いたとしても嘆く必要はないと考えています。
<プロ棋士 羽生善治>
幸福と不幸は表裏一体です。
そもそも”不幸”という概念がなければ、”幸福”という概念も無いからです。
そう考えた場合、たとえ不運が続いたとしても、その後には必ず幸福な出来事が待ち受けていることになります。
真似をして楽をしたものは、その後に苦しむことになる。
<ホンダ創業者 本田宗一郎>
これは個人的にとても共感できた名言です。
模倣したところでオリジナリティがないので、結局は他者と比較されるだけなのです。
もっと個性を大切にしましょう。
社会に対してお返しもしない事業をもって、「事業は趣味(遊び)ではない」などとは言ってもらいたくない。
<早川徳次 シャープ創業者>
パナソニック創業者の松下幸之助も「企業は社会の公器である」と言いました。
早川徳次も、社会に還元する事こそ事業の本質だと語ったのです。
昔から「役員全員に反対されたものは絶対にやるべき」というのが私の中の鉄則でした。
<ニトリ創業者 似鳥昭雄>
なんとなくワンマンなイメージがする言葉ですが、似鳥昭雄がこのように考える理由とは、役員が常識人だからです。
一般的な役員は保守的なので、大きなリスクを冒そうとはしません。
普通の行動では「売上2倍」が達成できたとしても、「売上100倍」にすることはできないのです。
仕事もある意味では真剣勝負である。
<ヤマト運輸創業者 小倉昌男>
竹刀で殴り合うのと、真剣で斬り合うのとでは、本気度が違いますよね。
どちらが仕事で成果を出せるかは、一目瞭然だと思います。
死ぬと大騒ぎするけれど、死ぬことと生きることは、僕に言わせれば同じことなんだ。
<芸術家 岡本太郎>
これはとても大好きな名言です。
批判を承知で言いますが、死ぬことには大した意味がありません。
なぜかと言うと、一生懸命生きていれば人生に悔いなどありませんし、むしろ死があるからこそ生きる意味が際立つからです。
例えば、あなたが不老不死になったとします。
いつまで経っても死ぬことがないので、その状態で「もっと頑張ろう!」と思う人はいないですよね。
これはつまり、夏休みの宿題があるのに、夏休みの終わりがないという状態だと思います。
このような状態に陥った場合、人間は堕落するので、死というものを怖がるのではなく、むしろ歓迎した方がいいのです。
「才子、才に溺れる」という言葉があるように、優秀な人材が才覚の使い方を誤ると、とんでもない問題を引き起こす。
<京セラ創業者 稲盛和夫>
商売には才覚が必要ですが、才覚がある人ほどそれにふさわしい人格を持っていなければいけません。
才能がない人は、ずる賢いやり方すら思いつきませんが、頭のいい人は不正なやり方を思いついてしまうので、それを自制する必要があるでしょう。
リーダーを指名する場合には注意しましょう。
世襲制については賛否両論あるが、私は特にこだわらない。
器にあらざるものをその器に据えると、本人も周囲も不幸になる。
もし優秀な人材がいるなら、いつでも登用するのにやぶさかではない。
<日清食品創業者 安藤百福>
1985年、日清食品の創業者である安藤百福は、社長の座を息子の安藤宏基に譲ります。
安藤宏基はまだ子供の頃、チキンラーメンを製造開始した安藤百福を手伝っていたので、ある意味では創業メンバーとも言えます。
結果的に世襲制度になってしまいましたが、ただ最適な人材が身内にいただけなのだと思います。
口は「福の元」でもある。
<実業家 渋沢栄一>
「口は災いの元」ということわざがありますよね。
しかし渋沢栄一は「災いだけとは限らない」と考えていたそうです。
周りに公言したり、積極的に発言するからこそチャンスが舞い込むのです。
正しくあれ、新しくあれ、そして最後に「和」。
<市川忍 丸紅社長>
とても分かりやすくて簡潔な名言ですよね。
これは丸紅社長の時に「全社員が果たすべき責任」について語った言葉です。
この世は興味あるもので満ち満ちている。
こんな素晴らしい世界で、だらだらと人生を送るのはもったいない。
<啓蒙家 デール・カーネギー>
目的がなくテレビを見たり、漫画を見たり、ゴロゴロするのはやめましょう。
時間は限られています。
無駄に浪費するのはやめましょう。
石ころのような個性もあれば、ダイヤモンドのような個性もある。
石ころでもそれを最高の品質に高めることが重要である。
<ホンダ創業者 本田宗一郎>
本田宗一郎は研究者なので、一般的には「職人」と呼ばれます。
そのような人物だったので、きっと自分のことを「石ころ」だと思っていたはずです。
挑戦出来るテーマがある限り、その人生はエキサイティングだ。
<ソフトバンク創業者 孫正義>
下を向くのはやめましょう。
人生はワクワクでいっぱいなのです。
エキサイティングな人生を過ごしましょう!
才能の無い者の武器は考えること。
<プロ野球監督 野村克也>
天才と凡人という言葉があります。
ほとんどの人は「凡人」に該当すると思いますが、どうすれば天才に勝てるのでしょうか?
それは自分の強み(=武器)を正しく理解することです。
その強みをひたすら磨き続けて、長所が活かせる動き方をすれば、たとえ天才が相手だったとしても勝てるのです。
失敗を覚悟すると、心は軽くなるのです。
<アマゾン創業者 ジェフ・ベゾス>
新規事業を起こす場合、不確定要素だらけなので、どうしても不安になりますよね。
しかし、失敗することを前提にしてしまえば、少し気が楽になるはずです。
実際に新規事業は99%の確率でピボットするので、失敗するのが当たり前なのです。
僕はこうしなさいとか、こうすべきだなんて言うつもりはない。
「僕だったらこうする」と言うだけだ。
それに共感する人、反発する人、それはご自由だ。
<芸術家 岡本太郎>
これは主体性MAXの名言だと思います。
他人の考え方は尊重しつつ、自分の主体性を曲げるつもりもない、という強い意志を感じます。
自分の得意なことをやりなさい。
<ディズニー創業者 ウォルト・ディズニー>
これは多くの偉人が同じことを言っています。
自分の不得意なことを頑張っても、結局は「普通の人」になってしまうのです。
得意なことだけをやれば、世で言う「プロフェッショナル」になれるはずです。
直感に従って進め。
しかし、全財産を賭けるな。
<実業家 ドナルド・トランプ>
これは多くの偉人が同じような名言を残しています。
もし失敗したら致命傷になるようなビジネスをしてはいけません。
必ずリスクヘッジをしましょう。
何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。
<科学者 アルバート・アインシュタイン>
これは100%同意できる名言ですよね。
「百聞は一見しかず」ということわざもありますが、自分で体験した方が何事においても早いのです。
私が成功できたのは、仕事場に時計が無かったおかげである。
<発明家 トーマス・エジソン>
エジソンは時計に関する名言をいくつも残しています。
終わりの時間を気にしているようでは、良い仕事などできないのです。
成長できる人間には「WHY?」の心がある。
<ワタミ創業者 渡邉美樹>
これは「何事にも疑問を持つべき」という意味の名言です。
つまり常識を疑うということです。
常識を疑った先にイノベーションの種(ビジネスシード)が隠れているのです。
事業の多角化は、無知を隠す一つの手段です。
<投資家 ウォーレン・バフェット>
バフェットは「ビジネスでは選択と集中をするべき」と言っています。
自分の事業をよく理解していれば、事業の多角化など無意味だと言うのです。
やたら手を広げるのではなく、自分たちが得意な分野だけに集中しましょう。
あらゆる創意工夫によって売上を増やす一方で、常に経費を徹底して切り詰めていくことが経営の原則である。
<京セラ創業者 稲盛和夫>
利益を増やすためのアプローチは、究極的に言えば2種類しかありません。
- 売上を増やす
- 経費(コスト)を削減する
どちらのアプローチでも利益を増やせますが、スピード感のある経営をしたいのであれば、まずは経費削減から始めていきましょう!
そうは言っても、みんな毎日飯を食べ、パンツも靴下も買っている。
商売のやり方を変えるのは少しだけでいい。
たくさん変えようと思うから失敗する。
大衆の2ミリ前を行けばいい。
<日本マクドナルド創業者 藤田田>
これは景気が減速していることについて質問された時、藤田田が語った名言です。
評論家の大宅壮一は「大衆の半歩前を行け」と語りましたが、藤田田はもっと狭い間隔でもいいと語っています。
自分を創るのは自分だ!
<プロテニス選手 松岡修三>
自分という人間を成長させることも、定義づけすることも、他人にはできません。
自分だからこそ出来るのです。
自分の頭で考えて、自分の意思で決断しましょう。
日本人は従来のサラリーマンのメンタリティを捨てる必要があると思う。
<コンサルタント 大前研一>
従来のサラリーマンのメンタリティとは、「9時~17時まで仕事してるフリをして、その後に残業代で稼ぐ」というサラリーマン根性のことを指します。
これは向上心がない働き方なので、今すぐ改善した方が良いと思います。
即戦力なんて存在しない。
だから育てるんだ。
<アップル創業者 スティーブ・ジョブズ>
そもそも都合良く即戦力人材が手に入るなんて思わない方がいいと思います。
世の中そんなに都合よくできていません。
事業を拡大する時には、どこの会社も同じことを考えているものだ。
即断即決が必要な所以である。
<大野勇 森永乳業社長>
優れたビジネスアイデアであっても、それと同じことを考えている人が「世の中に3人以上いる」と言われます。
これは確率論の話ですが、それを前提とするならば、あとはスピード勝負だと思います。
誰よりも早く行動した人が勝つのです。
一度取り掛かったら途中でやめない。
どんな状況下でもチャンスはある。
必ず成功すると信じてやり抜くこと。
<森泰吉郎 森ビル創業者>
努力する方向さえ正しいのであれば、きっと成功できます。
自分を信じてやり切りましょう。
問題は当然ある。
一番心配になるのは、問題が何もない時だ。
<実業家 ドナルド・トランプ>
必死にもがいている状態は、常に上昇しているので、ある意味では安心だと思います。
しかしビジネスが順風満帆になると、途端に頑張らなくなるので、落ちていく一方です。
ビジネスは相対的なもの(=競合他社がいる)だと理解しておきましょう。
企業にとって重要なのは発明より革新なのだ。
その革新は実はたわいない夢を大切にすることから生まれる。
<井深大 ソニー共同創業者>
革新とはイノベーションのことです。
実は社員のたわいない会話の中に、ビジネスシードは隠れているのです。
努力に即効性はない。
<プロ野球監督 野村克也>
これは南海ホークス時代に、選手兼監督として活躍していた時の名言です。
毎日努力した結果が未来を築くのです。
僕がどういう選手になるのかというのは、自分で決めること。
<プロ野球選手 大谷翔平>
大谷選手は「二刀流」を実現した希少なプロ野球選手なので、周りからの期待感も大きいと思います。
その期待に応えたいという気持ちはあると思いますが、それよりも大切なのは「自分はどうなりたいのか?」ということなのです。
人の紹介などで受験するのにロクなのはいない。
<ホンダ創業者 本田宗一郎>
これはいわゆる「コネ入社」について語った名言です。
自分の人生は自分の力で切り開くべきだと、本田宗一郎は語っています。
どうして一点入れただけで、あんなに喜んじゃうのかな。
俺にはどうしてもわからない。
<元プロサッカー選手 中田英寿>
サッカーの試合は90分(45分×2)あります。
その試合の途中でゴールを決めたとしても、まだ勝ったとは言えません。
油断は付け入る隙を与えるので、本当の勝利を手にするまでは、絶対に油断してはいけないと語っています。
この考えは仕事にも使えるので、ビジネスパーソンは覚えておきましょう。
まとめ
ここまで「一流」と呼ばれるプロフェッショナルの名言集をご紹介してきました。
仕事に関する哲学を感じる言葉ばかりなので、きっと役立つ言葉が見つかったと思います。
もしお気に入りの格言が無かった場合には、下の記事をご覧ください。