ビジネス書の数は多すぎて、どれを読めばいいか迷いますよね。
そこで今回は、営業シークの運営事務局がおすすめしたいビジネス本をランキング形式でご紹介したいと思います。
※営業シークの独自ランキングです。
どれも「世界的な名著」と呼ばれている作品ばかりなので、絶対に読むべき価値があると考えている本ばかりを抜粋しました。
ここで紹介するビジネス書をきっかけにして、ぜひあなたのビジネスを飛躍させてください!
目次
- 1 ビジネス書の名著ランキング
- 1.1 おすすめのビジネス書 第50位
- 1.2 おすすめのビジネス書 第49位
- 1.3 おすすめのビジネス書 第48位
- 1.4 おすすめのビジネス書 第47位
- 1.5 おすすめのビジネス書 第46位
- 1.6 おすすめのビジネス書 第45位
- 1.7 おすすめのビジネス書 第44位
- 1.8 おすすめのビジネス書 第43位
- 1.9 おすすめのビジネス書 第42位
- 1.10 おすすめのビジネス書 第41位
- 1.11 おすすめのビジネス書 第40位
- 1.12 おすすめのビジネス書 第39位
- 1.13 おすすめのビジネス書 第38位
- 1.14 おすすめのビジネス書 第37位
- 1.15 おすすめのビジネス書 第36位
- 1.16 おすすめのビジネス書 第35位
- 1.17 おすすめのビジネス書 第34位
- 1.18 おすすめのビジネス書 第33位
- 1.19 おすすめのビジネス書 第32位
- 1.20 おすすめのビジネス書 第31位
- 1.21 おすすめのビジネス書 第30位
- 1.22 おすすめのビジネス書 第29位
- 1.23 おすすめのビジネス書 第28位
- 1.24 おすすめのビジネス書 第27位
- 1.25 おすすめのビジネス書 第26位
- 1.26 おすすめのビジネス書 第25位
- 1.27 おすすめのビジネス書 第24位
- 1.28 おすすめのビジネス書 第23位
- 1.29 おすすめのビジネス書 第22位
- 1.30 おすすめのビジネス書 21位
- 1.31 おすすめのビジネス書 第20位
- 1.32 おすすめのビジネス書 第19位
- 1.33 おすすめのビジネス書 第18位
- 1.34 おすすめのビジネス書 第17位
- 1.35 おすすめのビジネス書 第16位
- 1.36 おすすめのビジネス書 第15位
- 1.37 おすすめのビジネス書 第14位
- 1.38 おすすめのビジネス書 第13位
- 1.39 おすすめのビジネス書 第12位
- 1.40 おすすめのビジネス書 第11位
- 1.41 おすすめのビジネス書 第10位
- 1.42 おすすめのビジネス書 第9位
- 1.43 おすすめのビジネス書 第8位
- 1.44 おすすめのビジネス書 第7位
- 1.45 おすすめのビジネス書 第6位
- 1.46 おすすめのビジネス書 第5位
- 1.47 おすすめのビジネス書 第4位
- 1.48 おすすめのビジネス書 第3位
- 1.49 おすすめのビジネス書 第2位
- 1.50 おすすめのビジネス書 第1位
ビジネス書の名著ランキング
ここから「ビジネス書のランキング」をご紹介していきたいと思います。
どれも歴史を超える”名著”と呼ばれているので、全部読むべきだと思いますが、忙しいビジネスパーソンには難しいかもしれません。
でもランキング1位~10位は”絶対に読むべきビジネス本”なので、直感的に「ビビッ」ときた本はぜひ読んでみてください!
おすすめのビジネス書 第50位
書籍名:経営者の条件
著者名:ピーター・F・ドラッカー
ピーター・F・ドラッカーは”経営学の父”と呼ばれる偉人なので、ビジネスパーソンであれば「ドラッカーの本は必読書」とも言えます。
ドラッカーの著書はいくつもありますが、その中でも「経営者の条件」は、その名前の通り社長(CEO)を目指している人におすすめしたい名著です。
「成果を上げるエグゼクティブとは?」というシンプルな問いかけに対する答えを明示してくれるので、仕事で結果を出したい人にはぴったりでしょう。
おすすめのビジネス書 第49位
書籍名:The Goal(ザ・ゴール)
著者名:エリヤフ・ゴールドラット
「The Goal」は、1984年に出版されたベストセラー本ですが、実は”小説”というのが驚きですよね。
個人的にはメチャクチャ面白くて、分厚い本でしたが、”一気読み”したのを覚えています。
一般的なビジネス本はノウハウを記したり、精神論が書かれているのですが、「ザ・ゴール」は物語形式になっているので、とても読みやすいですよ。
実際に私が読んだ感想としても、「とても腑に落ちやすい」という感覚がありました。
工場の生産管理や業務改善を描いた物語なのですが、それ以外の業種・業態にも十分通用する内容に仕上がっています。
内容はミステリータッチで、生産現場が陥りやすい”ワナ”を描いているので、ビジネスパーソンは必見です!
おすすめのビジネス書 第48位
書籍名:人を動かす
著者名:デール・カーネギー
ビジネス書の名著といえば、「デール・カーネギー」の名前が必ず出てきますよね。
その中でも「道は開ける」や「人を動かす」は超有名なので、多くの人が手に取っているはずです。
「人を動かす」は、複雑な”人間関係”を説いた普及の大ベストセラーです。
- どうすれば円滑な取引ができるのか?
- どうすれば部下は動いてくれるのか?
- どうすれば代理店は売ってくれるのか?
ビジネスにおいて、円滑な人間関係は必要不可欠だと思います。
そういった意味では”必読書”とも言えるので、ビジネスパーソンは必ず読んでおきましょう。
おすすめのビジネス書 第47位
書籍名:ゲリラ・マーケティング
著者名:J・C・レビンソン
スモールビジネスをしている場合、「アイデアはあるけど予算がない…」という事態に遭遇しますよね。
そんな時には困り果ててしまいますが、その解決策がこの本には書かれています。
コストをかけずにマーケティングするやり方はいくらでもあるので、もし集客やPRに悩んでいる場合にはおすすめできます。
おすすめのビジネス書 第46位
書籍名:巨象も踊る
著者名:ルイス・ガースナー
ルイス・ガースナーはアメリカを代表する大企業「IBM」のCEOとして1993年に就任しました。
しかしその頃IBMの業績は悪化の一途をたどっていて、「もはや破綻寸前」とまで言われていたのです。
とにかく高コスト体質の企業だったので、次々に大胆な決断を行って、破綻寸前と言われていたIBMを見事にV字回復させましたが、その経営ノウハウや考え方が記された本なので、きっとビジネスパーソンの参考になるはずです。
おすすめのビジネス書 第45位
書籍名:ハーバード流交渉術
著者名:ロジャー・フィッシャー、ウィリアム・ユーリー
ハーバードといえば、世界トップレベルの大学ですよね。
著者であるロジャーとウィリアムは、共に「ハーバード大学交渉学研究所」に所属していた人物なので、まさに交渉術のプロフェッショナルと言えます。
交渉と聞くと、なんとなくハードな印象はありますが、子供とのやり取りや値引き交渉など、誰でも日常的に交渉をしているはずです。
つまり、交渉は決して特別なシチュエーションではないので、全ての人が身につけておくべきスキルだと思います。
しかし、そのやり方が分かりませんよね?
でも大丈夫です。
この本読めばハーバード大学公奨学研究所が開発した「原則立脚型交渉」を学ぶことができるので、明日から交渉術のプロフェッショナルになれるでしょう。
おすすめのビジネス書 第44位
書籍名:ジャック・マー アリババの経営哲学
著者名:張燕
ジャック・マーと言えば”アリババドットコムの創業者”ですよね。
「落ちこぼれ」と言われたマー・ユン(馬雲)が、どうやってアリババドットコムを創業して、どのようにして世界有数の起業家になったのかが記された名著です。
ビジネスで成り上がりたい人はもちろんですが、起業家を目指す人はぜひご覧ください。
おすすめのビジネス書 第43位
書籍名:失敗の科学
著者名:マシュー・サイド
この本に書いてある内容は、下の金言に集約されています。
「何度でも失敗し、失敗から学んで修正を繰り返すことが、成功につながるただ一つの現実的な方法である」※本文より引用
普段目にする成功は、多くの失敗が積み重なった、ほんの上澄みにすぎません。
そう考えた場合、「失敗に対する向き合い方」が非常に重要なのだと理解できるはずです。
おすすめのビジネス書 第42位
書籍名:ブルー・オーシャン戦略
著者名:W・チャン・キム、レネ・モボルニュ
レッドオーシャン(赤い海)とは、血みどろの戦いに明け暮れる競争相手で埋め尽くされた既存市場のことを指します。
それと比較してブルーオーシャン(青い海)は、無限の需要と利益が期待できる未開拓の市場のことです。
多くの人は「ブルーオーシャンなんて無いよ…」と言うかもしれませんが、実際にはたくさんのブルーオーシャンが存在しています。
ブルーオーシャン戦略とは、そもそも「ブルーオーシャンを探す」のではなく、「ブルーオーシャンを創り出す」ことを意味しているのです。
「企業は競争に勝つことより、顧客により大きな価値を提供することに力を注ぐべきである」※本文より引用
ブルーオーシャン戦略の真髄はこの一言に集約されていますが、そのやり方を知りたい人は是非ご覧ください。
おすすめのビジネス書 第41位
書籍名:How Google Works
著者名:エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ
Googleは1998年にラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって創業されました。
なので、エリック・シュミットは「プロ経営者」として招かれたGoogleの元CEOということになります。
今では大企業になっているGoogleですが、創業当時は小さなベンチャー企業なので、もちろん組織運営の仕組みもありませんでした。
しかし成長していく過程で、様々なルールを作ったり、ノウハウを蓄積してきたのです。
例えばGoogleの有名なルールには「20%ルール」というのがあります。
これは働いているエンジニアが「仕事時間の20%」、つまり週5日のうち1日を、自分の好きなプロジェクトに使ってOKという制度のことです。
まだ新しくて確実性がない分野だったとしても、そこに取り組めば新しいイノベーションが起こせるかもしれません。
実際に「20%ルール」から、Googleサジェスト(入力予測機能)やGoogleニュース(Webアプリ)などが誕生しています。
「なぜGoogleはこんなにも強いのか?」という理由がわかる名著だと思います。
おすすめのビジネス書 第40位
書籍名:学習する組織
著者名:ピーター・M・センゲ
著者のピーター・センゲはMITを卒業した後、大企業と組織開発に取り組んできた人物です。
なので「組織運営」のプロフェッショナルと言える人物ですが、そのノウハウが記されている名著が本書です。
本書のテーマは「企業が学校のように経営され、教師である上司が生徒である部下に何をすべきかを指示している限り、企業は潜在能力を十分に発揮できない」ということです。
つまりこれはマネジメントの話なのですが、イノベーションにも通じる話です。
指示型組織の場合には、社員が自発的に動かないので、イノベーションも起こりづらくなってしまいます。
企業運営というのはカリスマ経営者が一人で動かすのではなく、「働いている社員たちが継続的に学習し、共有された目標に対して一致団結して挑む」という姿勢が大事なのです。
「自発的な社員が少ない…」「部下のマネジメントができない…」という課題を持っている場合には、ぴったりの本だと思います。
おすすめのビジネス書 第39位
書籍名:スティーブ・ジョブズ
著者名:ウォルター・アイザックソン
スティーブ・ジョブズといえば、Appleの創業者ですよね。
著者のウォルター・アイザックソンは、1990年代からジョブズとの面識はありましたが、ジョブズから「私の伝記を書いて欲しい」と依頼されて作られた本がこの作品です。
ジョブズとは40回以上の面談をして、親族や友人、ライバルにもインタビューをしながら作られたのですが、その中身についてジョブズが口を出すことはなかったそうです。
ただ一つだけ、「表紙のデザインだけは絶対に譲らない」とジョブズは言ってきました。
その表紙のデザインは、写真家が撮影したジョブズの簡素な白黒写真に、タイトルと著者名を控えめに配置するシンプルなデザインだったのです。
まさにジョブズの美的感覚が現れた表紙ですよね。
おすすめのビジネス書 第38位
書籍名:ジャック・ウェルチ わが経営
著者名:ジャック・ウェルチ
ジャック・ウェルチは1981年~2001年までGE(ゼネラル・エレクトリック)のCEOを務めていた人物です。
ウェルチは1960年にGEへ入社しているので”プロパーの社員”なのですが、1999年にはフォーチュン誌で「20世紀最高の経営者」と評価されるほど、素晴らしい実績を残しました。
かなり大胆なリストラ策を実行(ニュートロン・ジャックと呼ばれました)したり、No.1&No.2戦略、シックスシグマなど、ウェルチの経営ノウハウが凝縮された名著になっています。
おすすめのビジネス書 第37位
書籍名:ゼロ・トゥ・ワン
著者名:ピーター・ティール
著者のピーター・ティールはPayPal創業者であり、ベンチャーキャピタルファンドの設立者でもあります。
PayPalの創業メンバーをシリコンバレーでは「PayPalマフィア(イーロン・マスク、リード・ホフマン、スティーブ・チェン、チャド・ハーリー、ジョード・カリムなど)」と呼んでおり、もちろんピーター・ティールもその一員として認知されています。
この本のテーマは「スタートアップ企業の成功哲学」なので、これからスタートアップ企業を立ち上げたい人や、ベンチャーキャピタル(VC)へ入社したい人、エクイティファイナンスを実施したい人にはぴったりだと思います。
例えば「異業種交流会で初めて出会った人と一緒に起業するな!」や「1000億ドル市場の1%を取れば勝ちというのは間違い」など、数多くの金言が出てきます。
ピーター・ティールの”成功哲学”が学べる貴重な一冊なので、ぜひ手に取ってみてください。
おすすめのビジネス書 第36位
書籍名:貞観政要(じょうがんせいよう)
著者名:呉兢
貞観政要(じょうがんせいよう)は中国の古典ですが、「最強の帝王学」が記された名著として有名なので、ビジネスパーソンであれば一度くらいはそのネーミングを聞いたことがあるはずです。
タイトルである「貞観政要(じょうがんせいよう)」には、「貞観の時代の政治の要点(ポイント)をまとめた書物」という意味があります。
そもそもこの本は「中国No.1」とも言われる名君”太宗 李世民”と、それを補佐した名臣たちの政治問題集なのですが、その内容はビジネスにも通じると言われています。
日本でも徳川家康が貞観政要を参考にしながら、300年間も続いた徳川幕府を維持し、鎌倉時代に活躍した北条政子(尼将軍)も、貞観政要を治世の参考書にするように命じました。
それだけでなく、歴代天皇(明治天皇など)も帝王学の教科書として貞観政要を学んできたと言われています。
それほどの書物なので、「百聞は一見にしかず」ということで一度読んでみてください。
おすすめのビジネス書 第35位
書籍名:想定外
著者名:ジョン・ケイ
ジョン・ケイは、ロンドン・ビジネススクールの教授(経済学者)でしたが、そこからオックスフォード大学サイード・ビジネススクールの初代学長となった人物です。
イギリス政府のアドバイザーとしても活躍していたので、その知識は「大英帝国のお墨付き」ということです。
この本のテーマは「目標達成」ということですが、これは仕事だけでなくプライベートでも使える知識だと思います。
「綿密な計画を立てて、筋道を管理すれば、必ず目標達成できる」ということはあり得ません。
必ず”想定外”の事態が起こるので、世界はもっと複雑にできているのです。
だからと言って、目標達成に至るアプローチを止めるわけにいかないので、本書を読んでそのやり方を理解しておくべきでしょう。
おすすめのビジネス書 第34位
書籍名:論語
著者名:孔子の弟子たち
論語は、古代中国の大古典「四書」の一つとされている名著です。
儒教の祖である孔子とその弟子たちの言行を集録した書物なのですが、人間として守るべき、又は行うべきこと、考え方などが簡潔な言葉で記されています。
「日本経済の父」と呼ばれている渋沢栄一も論語を愛読していて、論語にインスパイアされた「論語と算盤」という名著を残しています。
時代を超えて読み継がれる本ですし、私個人としても、何度も読み返している名著なのですが、読むたびに新しい発見があるので、とても面白い本だと思っています。
もちろん古典なので読みにくさはありますが、簡潔に翻訳している本がたくさん出回っているので、まずはそこから手をつけてみましょう。
おすすめのビジネス書 第33位
書籍名:トランプ自伝
著者名:ドナルド・トランプ
ドナルド・トランプは「元アメリカ大統領」という肩書きが目立っていますが、その実態は一流のビジネスパーソンです。
若い頃からその才能を発揮して「ニューヨークの不動産王」と呼ばれるまでになりました。
大口を叩く印象があるかもしれませんが、実は全て計算されていて、非常にクレバーな人物なのです。
「売りたければ目立て」という名言を残すほど、表舞台に出てくる人ですが、それも全て戦略の内です。
これは有名な逸話ですが、トランプは自身が経営する不動産「トランプ・タワー」を売る為、色々な不動産屋に顧客のふりをして電話し「トランプ・タワーに空きはあるか?」と聞きまくったそうです。
すると不動産屋は「トランプ・タワーのニーズが凄い!」と勘違いするので、一気にブランド価値が高まったそうです。
これと同じことをやっていたのが、芸術家のパブロ・ピカソです。
ピカソは自分の絵を売るために、画廊へアルバイトを行かせて「ピカソの絵はあるか?」と聞きまくったそうです。
すると画廊のオーナーたちへは「ピカソって誰だ?」という認知が行き届き、次第に「ピカソの絵が売れそうだ!」と勘違いし始めるので、良い値段で絵を買ってくれるようになったそうです。
まさにこのピカソの逸話を再現したような話ですが、それも含めてトランプは全て計算しているので、かなり優秀なビジネスパーソンだということに気が付くでしょう。
おすすめのビジネス書 第32位
書籍名:富の福音
著者名:アンドリュー・カーネギー
アンドリュー・カーネギーは「鉄鋼王」という異名を持つ、アメリカの大富豪です。
所有する鉄鋼会社の株式を1901年にJ・P・モルガンへ売却し、巨万の富を得ました。
しかしカーネギーの人生格言には「富を持って死ぬ者は、真に不名誉である」という考え方があるので、その財産で図書館を作ったり、市民ホールを作るなど、多くの慈善活動に費やしました。
今では富豪が寄付するのは当たり前になりましたが、その筋道を作ったのがアンドリュー・カーネギーだと言われています。
この本を読めば「富をどのように使うべきか?」という哲学が学べるので、起業家を目指す人は必見です。
おすすめのビジネス書 第31位
書籍名:リーダーになる
著者名:ウォレン・ベニス
この本のテーマはタイトルの通りですが、「リーダーシップ」についてです。
「生まれながらのリーダーはいない」※本文より引用
ウォレン・ベニス曰く、「リーダーシップは教えられて身につく資質ではない」とのことです。
つまり本人の意思や周りの環境、人との巡り合わせによって、数多くのリーダーが生まれてきたのです。
そう考えた場合「誰でもリーダーになる資質を持っている」ということになります。
これはとても興味深いポイントですよね。
リーダーを目指す人には是非読んでほしい一冊です。
おすすめのビジネス書 第30位
書籍名:コア・コンピタンス経営
著者名:ゲイリー・ハメル、C・K・プラハラード
コア・コンピタンスという言葉は、本の著者であるハメルとプラハラードが作った造語です。
ちなみにコア・コンピタンスとは、他社に真似できない核となる能力のことを言います。
つまりコア・コンピタンスがあれば、圧倒的優位性が手に入るので、成功確率も高まっていくということです。
これはある意味で「差別化戦略」と言い換えることもできますが、そんな単純な話ではありません。
「どの分野に集中するべきか?」「なぜその分野に集中するべきなのか?」など、コア・コンピタンスを決める時のコツまで解説しているので、コア・コンピタンス経営の第一人者から学びましょう!
おすすめのビジネス書 第29位
書籍名:本物の交渉術 「パワー・ネゴシエーション」
著者名:ロジャー・ドーソン
著者であるドーソンは、不動産会社の経営者であり、交渉術に関するアメリカ国内のトップ講師である人物です。
ビジネスを成功させるためには、絶対的に「交渉」というシチュエーションが出てくるはずです。
しかもビッグビジネスになればなるほど、その交渉はハードになっていくはずです。
しかし交渉のやり方を教えてくれるケースは少ないので、基本的には独学で学ぶしかありません。
そんな時に重宝するのが「パワー・ネゴシエーション」です。
「どうすれば交渉をまとめられるのか?」という問いに対する答えを明示してくれるので、営業職だけでなく、ビジネスパーソンは必見です!
おすすめのビジネス書 第28位
書籍名:スノーボール(ウォーレン・バフェット伝)
著者名:アリス・シュローダー
伝説的な投資家と言われているウォーレン・バフェットについて書かれた本です。
タイトルにある「スノーボール」は「雪の玉」を意味する言葉です。
転がるたびに利益が膨らむことを比喩しているのですが、「オマハの賢人」はそれを実現しているので凄いですよね。
どうやって世界有数の資産家になったのかが理解できる一冊なので、株式投資に興味がある人だけでなく、ビジネスパーソンであれば必読書になると思います。
おすすめのビジネス書 第27位
書籍名:その仕事は利益につながっていますか?
著者名:ジャック・スタック
ジャック・スタックは、OBMに関する本を最初に出版した人物として有名です。
ちなみにOBM(オープンブックマネジメント)とは、会社の財務・経営指標を全社員に公表して、企業の透明性を高める経営手法のことを言います。
今では当たり前になりましたが、当時は会社の財務や経営指標を社員に公開することはなかったので、とても斬新なやり方として話題になりました。
結論から言ってしまうと「財務データを共有すれば社員のやる気がアップする」ので、マネージャーは積極的に取り入れるべきだと思います。
そのやり方がわからない場合には、ぜひ本書を参考にしましょう。
おすすめのビジネス書 第26位
書籍名:急に売れ始めるにはワケがある
著者名:マルコム・グラッドウェル
この本のテーマは、ズバリ「口コミ」です。
つまり”セールス”に直結する話なのですが、口コミをうまく利用できている企業は少ないと思います。
グラッドウェルは口コミのことを「社会的感染」と呼んでいますが、口コミから流行を生み出すには3つの原則が必要だと語っています。
- 少数派の法則
- 粘りの要素
- 背景の力
これらをロジカルに解説しているので、気になる人は読んでみてください。
おすすめのビジネス書 第25位
書籍名:スターバックス成功物語
著者名:ハワード・シュルツ
皆さんお馴染みのスターバックス・コーヒー創業者がハワード・シュルツです。
しかし意外なことにスターバックスは企業買収(M&A)から始まったコーヒーショップなので、一般的な起業のイメージとは少し違うかもしれません。
とはいえ、シュルツが目指したコーヒーショップは、イタリアで自身が体験したエスプレッソ・バーです。
美味しいエスプレッソを提供するだけでなく、居心地のいい空間も提供する「スターバックス・エクスペリエンス」こそがビジネスの本質なので、この本を読めばかなり深い部分まで理解できるはずです。
おすすめのビジネス書 第24位
書籍名:まず、ルールを破れ
著者名:マーカス・バッキンガム、カート・コフマン
この本は「優れたマネージャーの行動パターン」を分析した名著です。
なので、マネージャーや責任者、リーダーとして活躍している人は必見と言えるでしょう。
そもそも著者である2人は、ともにアメリカの世論調査会社「ギャラップ」に勤めていたので、そこで培ったノウハウを使って「効果的なマネジメントとはどのようなものなのか?」を探ろうとしました。
例えばそもそも「マネージャーは必要なのか?」という素朴な疑問から入り、「最高の仕事ができる機会に恵まれているか?」など様々な疑問に対しての答えを収集していきます。
これらの質問を10万人以上のビジネスパーソンに投げかけ、データ化して分析し、その結果から答えを導き出したのが本書です。
全体の流れとしてはロジカルなので、組織のリーダーを目指す人におすすめできます。
おすすめのビジネス書 第23位
書籍名:なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学
著者名:パコ・アンダーヒル
この本は「小売業の問題点と販売戦略」がテーマになっています。
小売業に関する名著は少ないので、とても貴重な一冊ですよね。
そもそも「小売業は多すぎる」と言われているので、商店主は勝つために四苦八苦してると思います。
しかも消費者は目が肥えていて、「お得な買い物」よりも「賢い買い物」を求めています。
小売業で成功するのは簡単ではありませんが、「どうすれば成功できるのか?」という秘訣が詰まった本なので、小売業者の人は一度読んでみてください。
おすすめのビジネス書 第22位
書籍名:はじめの一歩を踏み出そう
著者名:マイケル・E・ガーバー
この本のテーマは「スモールビジネスを経営する方法」です。
意外と”スモールビジネス”をテーマにした名著は少ないので、この本も貴重ですね。
コンサルタントとして働いてきた経験から、ガーバーは「スモールビジネスの経営者が働いている時間と、得られる利益は比例していない」ということに気がつきます。
つまりほとんどのスモールビジネスの経営者は「労働集約型ビジネス」をしているので、全くレバレッジが効いていないのです。
よって、仕事のやり方を変えなければいけないのですが、そのやり方がわからないフリーランスばかりなので、本書の出番となります!
もしこれから独立開業を目指している場合には、まずこの本を読んでおきましょう。
そうしなければ労働集約型のスモールビジネスから抜け出せなくなるので、まさにタイトルの通り「はじめの一歩を踏み出す」前に読むべき本だと思います。
おすすめのビジネス書 21位
書籍名:タイタン ロックフェラー帝国を創った男
著者名:ロン・チャーナウ
ジョン・D・ロックフェラーといえば、スタンダードオイルを創業した「石油王」ですよね。
ピーク時は「アメリカ石油の90%をコントロールしていた」と言われるほどなので、ロックフェラーに”富”が集中しても不思議ではありません。
チャーナウはロックフェラーから依頼され、その生涯を自伝としてまとめました。
ちなみ、この本は多くの経営者から”名著”だと称賛されているので、世界的に有名な書物となっています。
ロックフェラーは「自分は金儲けをするために地上に生まれ、その金で他の人々の生活を豊かにする使命を帯びている」と考えていました。
そのやり方は慈善活動だけでなく、労働者に仕事を与えることと、安価な石油(又は灯油)を提供することにあると考えていたのです。
どうやってロックフェラーが億万長者になって、どのような思考回路を持っていたのかが明確に理解できる”歴史的な名著”だと思います。
おすすめのビジネス書 第20位
書籍名:実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか
著者名:ジェフリー・フェファー、ロバート・I・サットン
ビジネスでは、しばしば行動よりも理論の方が好まれます。
本来は「とにかく行動あるのみ」なのですが、リスクを恐れたり、効率を追求した結果、頭でっかちになってしまうのです。
そのことを本書では「知識と行動のギャップ」と呼んでいます。
例えばよくあるシチュエーションとして、新規事業を立ち上げる場合、社内プレゼンを行いますよね。
すると「○○がリスクだ」と感じたり、「××の準備が足りない」など、様々な課題が出てくると思います。
つまりこれまで知らなかった知識や、気づかなかったリスクが把握できるので、その結果行動できなくなってしまうのです。
このようになってしまった企業は、もはや重症です。
この状態から健全な経営に戻すには、大胆なテコ入れが必要となります。
そのやり方が記された名著なので、「積極的な社員が少ない…」とぼやいている経営者にはぴったりの本だと思います。
おすすめのビジネス書 第19位
書籍名:成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝
著者名:レイ・A・クロック
レイクロックは、マクドナルドをフランチャイズ化させた人物ですが、その自伝が本書です。
元々ペーパーカップの営業マンだったクロックですが、マクドナルド兄弟のハンバーガー屋に出会って、そこからどうやってフランチャイズチェーンを構築したのかが理解できます。
「マクドナルドのビジネスモデルは優秀だ」と言われますが、その内容まで把握している人は意外と少ないですよね。
レイ・クロックのビジネスノウハウが学べる貴重な本なので、ビジネスパーソンは必見です。
おすすめのビジネス書 第18位
書籍名:営業の赤本 売り続けるための12.5原則
著者名:ジェフリー・ギトマー
これはタイトルの通り、セールスに関する本です。
著者であるギトマーは「セールス・コンサルタント」ですが、そのプレゼンテーションには定評があり、とてつもない情熱を持って営業しているそうです。
この本のポイントは「とにかく元気になれる」ことです。
営業マンであればご存知の通り、セールスにはモチベーションの維持が必要不可欠です。
週末にこの本を読んでおけば、とにかく元気になれるので、常にストックしておくことをおすすめします。
おすすめのビジネス書 第17位
書籍名:思考は現実化する
著者名:ナポレオン・ヒル
ナポレオン・ヒルは、あらゆる自己啓発系の元祖と言われている人物です。
ナポレオン・ヒルは、「鉄鋼王」と呼ばれたアンドリュー・カーネギーの発案に乗って、20年間無報酬で「成功哲学」を徹底的に研究しました。
カーネギーが見込んだ500人を順番にインタビューしていき、彼らの成功ノウハウを全て分析していったのです。
するとそこには”ある共通点”があることに気づきました。
それを体系的にまとめたのが本書です。
この本には、「どうすれば成功しやすいのか?」というシンプルな問いに対する答えが書かれています。
本書を読めば「絶対に成功する!」とは言い切れませんが、成功確率が上がるのは間違いないと思います。
おすすめのビジネス書 第16位
書籍名:マネジメント
著者名:ピーター・F・ドラッカー
ドラッカーのマネジメントは、経営学部の出身者であれば「必読書」と言われているので、一度ぐらい読んだことがありますよね。
それほど経営をする上で必要なノウハウが詰まった名著なので、独立起業する人の登竜門になっています。
ただし、内容がやや難解なので、一度呼んだだけでは理解できないかもしれません。
本書を3回ほど読んで、その他の著書も読み進めれば、ドラッカーの提唱している理論がきっと理解できるはずです。
おすすめのビジネス書 第15位
書籍名:会議が変わる6つの帽子
著者名:エドワード・デ ボーノ
「どうすれば効率的な会議ができるのか?」
この課題に取り組んでる企業は多いと思いますが、その答えを出せずにいることでしょう。
そんな時に役立つのが本書です。
「思考の最大の妨げは、複雑に考えることである。」※本文より引用
会議での議論を進めるために、本書では人間の思考の傾向を6つに分けて、それを帽子になぞらえ分かりやすく解説してくれます。
ビジネスパーソンは会議に膨大な時間を費やしていますが、本書を読めば、最も効率的な運用方法が見つかるかもしれません。
おすすめのビジネス書 第14位
書籍名:金持ち父さん 貧乏父さん
著者名:ロバート・キヨサキ
この本のテーマは「ファイナンシャルリテラシーを高めること」です。
この本を読めば、きっとこれまでの常識が覆ります。
例)「×持ち家は資産である」⇒「○持ち家は負債である」
持ち家を資産だと思っている人は、残念ながら「ファイナンシャルリテラシーが低い人」です。
そのような人物のことを、働いても働いてもお金が貯まらない「貧乏父さん」として描いており、全く働かなくても大金持ちになれる人を「金持ち父さん」として描いているのです。
描いていると言っても、それはロバート・キヨサキ自身の実話なので、そのあたりはとても説得力があります。
「資産と負債の違い」をはっきりと理解させてくれる名著なので、ビジネスパーソンは必ず読んでおきましょう。
おすすめのビジネス書 第13位
書籍名:LEAN IN(リーン・イン)
著者名:シェリル・サンドバーグ
シェリル・サンドバーグといえば、Facebookの女性COOとして有名ですよね。
その経歴は素晴らしく、ハーバード大学を首席で卒業した後、ハーバード・ビジネススクールではMBAを取得します。
その後はマッキンゼーに入社してコンサルタントとして働いた後、アメリカ財務省へ入省し、首席補佐官を務めます。
その後、Googleへと入社し、転職した先のFacebookではCOOとして活躍します。
女性としてのキャリアを歩んできたサンドバーグですが、「男女平等」という環境はなかったので、非常に苦労したそうです。
ビジネスウーマンは出産、子育て、結婚などの「幸せを追い求める」ことと、「キャリアを両立させること」は無理だと考えるかも知れませんが、シェリル・サンドバーグは「両立できる!」と断言しています。
もちろんキャリアや権力に興味がない女性もいると思いますが、この本を読めば考え方が変わるかもしれません。
なので、この本は是非キャリアウーマンにおすすめしたい一冊となっています。
おすすめのビジネス書 第12位
書籍名:ロープライスエブリデイ
著者名:サム・ウォルトン
サム・ウォルトンは、ウォルマートの創業者ですが、「20世紀最高の小売商」と言われています。
1985年には「全米1位の大金持ち」としてフォーブ誌から選ばれるほどの大成功を収めますが、本書には「どうやって成功を収めたのか?」という軌跡が記されています。
これは一般的な評価ですが、サム・ウォルトンは「とても頭が良くて、野心に溢れている人物」だったと言われています。
その一方、決して金儲けだけを考えない経営者だったので「最近は人から金銭をむしり取る野心的な企業や、自分たちのことしか考えていない、給料をもらいすぎのCEOが多い。これは本当に腹立たしい話だ。」と語っています。
この本を読めばサム・ウォルトンの苦労や商売哲学が学べるので、ビジネスパーソンは必見です。
おすすめのビジネス書 第11位
書籍名:リーン・スタートアップ
著者名:エリック・リース
この本は「スタートアップを立ち上げたい方」や「ビジネスグロースを目指す経営者」に読んで欲しい名著です。
スタートアップ界隈では、画一的なマネジメントシステムが出来上がっていないので、資金調達には成功しても、ほとんどの企業が途中で倒産してしまうのです。
すると、そのビジネスに携わった人たち(従業員含む)が不幸になりますし、費やしてきた時間や情熱、そして出資した投資家たちも不利益を被ります。
このような失敗を防止することが本書の目的です。
なので、独立起業を目指す人は必見だと言えます。
おすすめのビジネス書 第10位
書籍名:SHOE DOG
著者名:フィル・ナイト
著者のフィル・ナイトは、あの有名なナイキの創業者です。
元々は中距離ランナーとして活躍していた人物ですが、日本のシューズメーカーであるオニツカ(アシックス)の販売代理店としてビジネスキャリアを開始します。
その後に独自ブランドとしてNIKE(ナイキ)を創業し、大成功へと導くのです。
この本はフィル・ナイトの半生が書かれた自伝というだけでなく、「NIKE」というブランドを確立させたエッセンスが詰まっているので、ビジネスパーソンは必見です。
おすすめのビジネス書 第9位
書籍名:完全網羅 起業成功マニュアル
著者名:ガイ・カワサキ
ガイ・カワサキはハワイ生まれの日系人ですが、スタンフォード大学を卒業した後、カリフォルニア大学のロサンゼル校でMBAを取得し、Appleへ入社します。
その後、ソフトウェア企業を創業し、ベンチャーキャピタルを設立、カリフォルニア大学バークレー校ビジネススクールのエグゼクティブフェローも務めている人物です。
様々なビジネスに携わり、複数の起業も経験した人物なので、起業家として独立したい人には最適なノウハウがぎっしり詰まった本になっています。
しかしガイ・カワサキは「この本はシリコンバレーで企業を目指すような人だけでなく、優れた組織を作ろうとする全てのビジネスパーソンに読んでもらいたい」と語っています。
組織を運営するためには「はっきりとした存在意義を見い出すこと」が必要だと語っているので、その真髄を知りたい人はぜひ読んでみてください。
おすすめのビジネス書 第8位
書籍名:ポジショニング戦略
著者名:アル・ライズ、ジャック・トラウト
ポジショニング戦略に書かれている内容は、マーケティングの話です。
製品サービスを消費者の頭の中に位置付ける(ポジショニング)のやり方について解説しているので、マーケティング担当者だけでなく、企業経営者、営業担当者も読むべきでしょう。
広告会社を起業した著者のノウハウが詰まっているので、「広告宣伝のやり方やPRに苦労している」という人にはぴったりだと思います。
おすすめのビジネス書 第7位
書籍名:イノベーションのジレンマ
著者名:クレイトン・クリステンセン
著者のクリステンセンは、ボストンコンサルティンググループで働いた後、起業してセラミックの研究開発会社CPSを上場まで導きます。
その後にハーバードビジネススクールに入り教授職まで勤めました。
なので、ビジネスパーソンとして一流であることに疑いの余地はありません。
この本は「ビジネスの現場で培った経験」と「大学教授としての理論」の2つがミックスされた実用書なので、ビジネスパーソンにはぴったりの名著だと思います。
おすすめのビジネス書 第6位
書籍名:あなたのチームは機能していますか?
著者名:パトリック・レンシオーニ
著者のパトリック・レンシオーニは、アメリカで経営コンサルティング会社を創業した人物です。
この本で語られているのは「チームワーク」についてです。
組織を成長させるためには様々な要素が必要だと言われていますが、レンシオーニは「財務管理ではない。戦略ではない。技術でもない。競争で勝つために一番重要なのはチームワークである」と結論付けています。
「組織の全ての人間に同じ方向を向かせることができれば、どの業界でも、どの市場でも、どんな競争相手に対しても、どんな時でも、圧倒的な優位に立てる。」※本文より引用
レンシオーニの提唱する”チームワーク”が知りたい人は、ぜひ本書を読んでみてください。
おすすめのビジネス書 第5位
書籍名:ヴァージン
著者名:リチャード・ブランソン
リチャード・ブランソンはヴァージン・レコード(Virgin)の創業者です。
音楽だけでなくヴァージン・アトランティック航空を創業したり、鉄道、金融、携帯電話、旅行などへも進出し、最近では宇宙ビジネスまで手掛けています。
今では売上高2兆円を超えるヴァージングループとなっていますが、その経営哲学がぎっしり詰まった名著なので、これから独立起業を目指す人にはぴったりだと思います。
おすすめのビジネス書 第4位
書籍名:GMとともに
著者名:アルフレッド・P・スローン
GMはアメリカの自動車会社「ゼネラル・モーター」のことです。
著者のスローンは、GMの社長だった人物なので、この本はビジネススクールの必読書にもなっています。
Microsoft創業者のビル・ゲイツが「ビジネス書をどれか一冊読むとすれば、この本がおそらく最高だと思う」と述べたほどです。
というのも、ビルゲイツはこの本から、スローンの組織論、モチベーションを維持する方法、競合他社との戦い方など、数多くのことを学んだそうです。
業種が違っても役立つエッセンスが満載なので、ビジネスパーソンは必見です!
おすすめのビジネス書 第3位
書籍名:キャズム ハイテクをブレイクさせる「超」マーケティング理論
著者名:ジェフリー・ムーア
キャズムとは「深い溝」のことですが、著者のジェフリー・ムーアが創業した「キャズムグループ」ともかかっています。
この本で取り上げられているのは「ハイテク製品」についてです。
ムーアは「ハイテク製品の場合、競合他社より機能が劣っていて、明らかにベストではない製品が、ある分野でナンバーワンになる場合がある」と語っています。
これはとても不思議に感じますが、その一因となっているのは「マーケティング」だとムーアは結論付けています。
つまり「セールス×マーケティング」をセットにすることで、圧倒的な実績が出せるということです。
かなり理論的な本なので、セールスやマーケティングを勉強したい人にはぴったりだと思います。
おすすめのビジネス書 第2位
書籍名:7つの習慣
著者名:スティーブン・R・コヴィー
7つの習慣は”大ベストセラー”なので、もはや説明不要ですよね。
ちなみに本書で語られる「7つの習慣」は以下の通りです。
- 主体性を発揮する
- 目的を持って始める
- 重要事項を優先する
- win-winを考える
- 理解してから理解される
- 相乗効果を発揮する
- 刃を研ぐ
この習慣を身につければ、文字通りの「成功」が手に入るので、ビジネスパーソンはこの内容を理解しておくべきだと思います。
おすすめのビジネス書 第1位
書籍名:ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則
著者名:ジェームズ・C・コリンズ
著者であるコリンズは、アメリカで有名なビジネス・コンサルタントです。
この本は2001年に出版されましたが、200万部を超える大ベストセラーになっていて、今なお売れ続けています。
ビジョナリーカンパニーは5冊(種類)以上出版されていますが、最初のビジョナリーカンパニーでは「長期間経営されている優良企業」にフォーカスしていて、次のビジョナリーカンパニー2では「一般的な企業が進むべき進路を変えて、優良企業と同じような偉業を達成できるか?」ということにフォーカスしています。
これはつまりピボット(方向転換や路線変更など)を意味しています。
なので本書は「経営者の意思決定を支援する」という側面があり、ビジネスパーソンの相棒となり得る名著なのです。
顧客や株主、従業員からのプレッシャーがきつい”孤独な経営者”にとって、とても心強い存在になるはずですが、ビジョナリーカンパニーはどれも”名著”と言われているので、できれば全種類読んでおきましょう!