企業には「リーダー」と呼ばれる人達がいます。
それは経営者と呼ばれていますが、大企業のCEOと触れ合う機会は少ないので、今回は大手企業の社長が残した名言をご紹介したいと思います。
ビジネスパーソン必見の内容なので、ぜひ最後までご覧ください。
大企業CEOの名言集まとめ
商売人は時とすると駆け引きをし嘘をつくことを商売の常道と考えがちである。
これはとんでもない過ちだ。
世の中に立って行く以上は、士魂商才の精神をもって進まなくてはならない。
<杉山金太郎 豊年製油(現・J-オイルミルズ)社長>
ビジネスで誤魔化しはご法度です。
嘘をついたり裏切るメリットはゼロなので、絶対に誠実な対応を心掛けましょう。
舞台は真剣で値段は安い。
そして面白い、幕間は短い。
<大谷竹次郎 松竹創業者>
松竹を創業した1937年頃は、まだ娯楽が少なかった時代です。
その時代に大衆演劇を創造し、毎日大入の舞台を提供したのです。
事業は金がなければできないが、正しい確たる信念で裏付けられた事業には、必ず金は自然に集まってくる。
<三島海雲 カルピス創業者>
「卵が先か?ニワトリが先か?」というのは有名な話ですが、会社経営においてはビジネスモデルが先立ちます。
エクイティファイナンスというやり方もあるので、資金は後回しでも大丈夫なのです。
「寝れば一畳、起きれば半畳、五合とっても三合飯の明るさ」と、「今に偉くなったるぞ」の意欲が私の力だ。
<井上貞治郎 レンゴー創業者>
このような底力があれば、きっと成功できるはずです。
ポジティブな感情は成功要素の一つなので、何事も前向きに取り組んでみましょう!
たった今から、収入の1割の貯金をしたまえ。
自分で苦労した種銭がなくては、芽も出てくるまい。
<大谷米太郎 ホテルニューオータニ創業者>
この名言は大谷米太郎が成功する秘訣について語った名言です。
大谷米太郎は富山県で生まれて、上京してから相撲取りになります。
その後居酒屋を経営した実業家なのですが、最終的にはホテルビジネスで成功を収めたのです。
世の中は刻々と変化し、個人の力でどうすることもできない場合もある。
だが、どんなに変化する世の中でも、自分から落後してはだめだ。
<平塚常次郎 ニチロ創業者>
平塚常次郎は北海道出身なので、北洋漁業の先駆者として知られています。
ビジネスは上手くいかないことばかりですが、諦めなければ勝てる可能性は残り続けるのです。
戦災にも焼けなかった最大の資本がある。
それはグリコという看板である。
過去30年間営々として築き上げてきた我々最大の資本である。
<江崎利一 江崎グリコ創業者>
江崎利一は1918年江崎商店を開業し、育ち盛りの子供たちに栄養を届ける「グリコ」「ビスコ」で大成功を収めます。
戦災によって全財産を失いますが、1929年に江崎グリコを設立して、華麗に再起したのです。
人間は知と行だけではダメである。
そこには必ず誰にも負けないという信念が必要だ。
事業で成功するにしても、利殖するにしても、不可欠なものは信念である。
<五島慶太 目黒蒲田電鉄社長(現・東京急行電鉄)>
信念というのは「やり抜く意志」のことです。
これが無ければ、途中で諦めてしまうので、どんな優秀なビジネスモデルだったとしても失敗してしまうのです。
謙虚に。
思いあがったり、出しゃばったりしないこと、そして人の立場を尊重すること。
<足立正 ラジオ東京社長(現・東京放送)>
これは処世術について語った名言です。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という有名なことわざがありますよね。
ことわざが好きな人は下の名言集もご覧ください。
私はしばし唖然とし、次の瞬間死を考えた。
がまた次の瞬間、それでは責任者として卑怯者になると考えた。
何よりもまず、遺族の方々に対する責任と、会社に対する責任を取らねばならない。
<池田亀三郎 三菱化成社長>
ビジネスで不慮の事故は度々起こりますが、これは池田亀三郎が担当していた炭鉱で爆発事故が起こった時の話です。
この時には700人もの人命が失われたそうですが、逃げずに立ち向かうことを決めたそうです。