あなたには、心に刻んでいる「座右の銘」があるでしょうか?
「座右の銘」とは、いつも心の片隅にあって、自分のモチベーションを高めてくれるような言葉を指します。
人生は迷いの連続なので、灯台のような役割となる「座右の銘」があれば、迷わず前進できますよね。
そこで今回は、自分を励ましてくれるポジティブな名言を一覧にまとめました!
短い言葉を厳選しましたが、日本人のみならず海外著名人の言葉もたくさんあるので、ぜひ「座右の銘」になるような格言を探してみてください。
ポジティブになれる言葉100選
ここから「座右の銘」にしたくなる、ポジティブな名言をご紹介していきます。
言葉の意味も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
人生を見つけるためには、人生を浪費しなければならない。
人生は長い旅路のようなものです。
その意味を見つける為には、時に回り道をしたり、たくさん失敗することも必要でしょう。
これはある意味で「人生の浪費」と言えますが、その浪費が無ければ「本当の人生の意味」を見つけることはできないのだと思います。
この名言は”探検家”らしい言葉ですよね。
速度を上げるばかりが、人生ではない。
人生は短い…
そう考えると、できる限り最短距離で成功を収めたいと考えるでしょう。
しかし、時にはゆっくり行動することも必要なのだと思います。
ガンディーが先頭に立った「インド独立運動」は長い期間を要したので、そのような実体験からきた言葉なのだと思います。
ガンジーの名言を知りたい人は、下の記事もご覧ください。
世の中には幸福も不幸もない。
ただ考え方でどうにでもなるのだ。
「幸福」や「不幸」とは一体何でしょうか?
それは人間が作り出した「言葉」の概念に過ぎません。
本質的な「幸福」や「不幸」とは感情のことです。
つまり「嬉しい」とか「悲しい」などが、本当の「幸福&不幸」なのです。
そう考えると、自分の捉え方次第で「幸福&不幸」が決まるのだとわかります。
例えば会社主催の飲み会を「楽しい!」と感じるのか、「嫌だな…」と思うかは、あなた次第なのです。
自分らしくある必要はない。
むしろ「人間らしく」生きる道を考えて欲しい。
誰でも自分らしく生きたいと願いますよね。
しかし、もしかしたらその考え方が、生きるのを窮屈にしているのかもしれません。
そのような狭い視野ではなくて、もっと広い「人間らしく」という視点で考えた方が、きっと楽になるはずです。
「楽しい」「嬉しい」と自分が感じられて、社会も同じように感じてくれるなら、そんなに幸せなことはないと思います。
人生は負けたら終わりなのではない。
辞めたら終わりなのだ。
新しいチャレンジをするのは、誰でも”怖い”はずです。
なぜかと言えば、失敗したり、負けてしまう可能性があるからです。
しかし、それを怖がる必要はありません。
本当の負けとは、続けることをやめた時だからです。
私には少しも恐れるところがない。
私はこの世界に、何事かをなさんために生まれてきたのだ。
「自分には存在意義があるのだろうか?」
これは誰でも一度くらい考えたことがある疑問だと思います。
しかしこの疑問には、瞬時に回答することができます。
あなたは両親から望まれて誕生し、社会生活するうちに、自分でも気づかない「天命」を与えられています。
「何が天命なのか?」を知るには、人によって時間がかかります。
それを探すのが人生なのだと思います。
生きるとは呼吸することではない。
行動することだ。
「社会契約論」を記して、フランス革命に多大な影響を与えたルソーの名言です。
この言葉は、毎日ダラダラ過ごしている人にとって”耳の痛い格言”かもしれません。
なんとなく日々を過ごすのではなく、きちんとした人生の目的を持ちましょう。
それが結果的に「行動する」ことに結びつくからです。
人生は石材である。
これで神を彫ろうが悪魔を彫ろうが各人の意のままだ。
哲学者らしい、深い意味が込められた名言だと思います。
石材とは、言い換えれば「墓標」とも言えるでしょう。
自分が死んだ時、あなたの墓標には何と刻まれたいですか?
つまり「●●を成した人」という話です。
人生という大きな枠組みを”石材”に例える辺りはセンスがあると思います。
生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知能が高いものでもない。
変わりゆく環境に最も適用できる種が生き残るのである。
ダーウィンは「種の起源」を出版した自然学者です。
「種の起源」を読んだことがある人はわかると思いますが、「種の起源」とは進化論について書かれた本です。
しかしその内容は「サルから人間に進化した」というような単純な進化ではなく、”偶発的かつ必然的な進化”について書かれているのです。
ダーウィン曰く、進化とは「偶然」であると言います。
世の中の環境は常に変化していて、それに様々な種がその時々で対応しているのです。
その対応が正しければ生き残り、間違っていれば死に絶えるということです。
これがダーウィンの唱える「進化論」です。
この話はビジネスにも通用するので、もし興味があれば一度「種の起源」を読んでみてください。
人は食うために生きるのではない。
生きるために食うのである。
とてもシンプルですが、メッセージ性の強い名言だと思います。
この言葉は、毎日ダラダラ過ごしている人に向けた言葉なのでしょう。
「食べる」ということが目的になっていると、人生の意味は小さくなってしまいます。
しかし「生きる」ということを目的にすれば、食べるということは生きるための手段になるので、目的ではなくなります。
すると視点が変わり、「生きることの目的は何なのか?」ということを人間は模索するようになります。
このような考え方に切り替えるのを推奨した名言だと思います。
人間にとって、その人生は作品である。
この名言は、作家らしい言葉ですよね。
世の中にはたくさんの作家がいて、それぞれクリエイティブな作品を世に送り出しています。
その作品は人によって好みが分かれると思いますが、どれもその人が人生をかけた良作であり、価値が高いものばかりだと思います。
それは作家だけでなく、サラリーマン、プロスポーツ選手、専業主婦であっても関係ないのです。
どんな職業であっても、誰かのために命を削って、労働力を提供しているからです。
そのような人生(作品)を過ごしている人は素晴らしいと思います。
与えることは最高の喜びなのだ。
他人に喜びを運ぶ人は、それによって自分自身の喜びと満足を得る。
ウォルト・ディズニーは、夢の国「ディズニーランド」を作った起業家です。
ウォルトが思い描いた世界「ディズニーワールド」はあまりにぶっ飛んでいたので、周囲には全く理解されなかったそうです。
しかしそれでも、自分の理想とする世界観を実現するため、大きなリスクを背負って行動し続けたのです。
それが多くの人に「喜びを与えることになる」と信じていたからです。
このような信念で行動すれば、巡り巡って自分にもその喜びが跳ね返ってくるということです。
この世は興味あるもので満ち満ちている。
こんな素晴らしい世界で、だらだらと人生を送るのはもったいない。
デール・カーネギーといえば、世界的なベストセラー「人を動かす」や「道を開ける」を残した人物ですよね。
人間はラクをしたい生き物なので、ゴロゴロ寝ながら自分の好きなエンタメ番組を見たり、好きなテレビゲームをやったり、休日はお昼過ぎまで寝てたいはずです。
自分が嫌なことを進んでやったり、苦労したいと思う人は、きっと少ないと思います。
しかし、高い山ほど登った時に見える景色は最高なのは周知の事実です。
山が高ければ高いほど登るのは大変ですが、それでもチャレンジしない人生よりはマシですよね。
生きている、健康である、手が動く、足で歩ける、目が見える、耳が聞こえる。
この当たり前の中に、ただ事ではない幸せがある。
幸せとはいったい何でしょうか?
その答えは人によってバラつきますが、そもそも「五体満足」という幸せを忘れているのかもしれません。
病気をして具合が悪い時に実感しますが、「健康である」ことは何事にも勝る幸せだと思います。
このような幸せが身近にあることを再認識させられる名言だと思います。
明日何が起こるか分かってしまったら、明日まで生きる楽しみがなくなってしまうことだろう。
なんともポジティブな言葉ですよね。
毎日を楽しく生きるための”秘訣”のような名言だと思います。
「絵になる風景」を探すな。
よく見ると、どんな自然でも美しい。
不遇の天才画家と呼ばれている、ゴッホの名言です。
この言葉は画家らしい名言ですよね。
美しい風景を探すのではなく、もっと詳細な部分に目を向ければ、自然の創造物は全て美しい…
例えば、一枚の葉っぱを見たとき、その葉脈の美しさや、葉っぱの配置など、神秘的な風景はたくさんあります。
ゴッホはひまわりを愛した画家なので、自然が作り出す「フィボナッチ数列の美しさ」を伝えたかったのだと思います。
フィボナッチ数列とは、イタリアの数学者フィボナッチ(1170~1259年頃)が紹介した数列を言います。 1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377… 「どの数字も前2つの数字を足した数字」という規則の数列で、自然界にある植物の花びらを見ると、ユリの花びらは3枚、桜や梅は5枚、コスモスは8枚、キク科植物は13枚、21枚、34枚、55枚などの規則性が見られます。
重要なのは人生の長さではない。
人生の深さだ。
人によって寿命は違うと思います。
例えば、若くして亡くなる人もあれば、ギネス記録になるほど長生きする人もいます。
そのような人生の長さには「本質的な意味がない」と伝えている名言です。
人間にとって重要なことは、人生において「何を成したのか?」ということです。
例えば歴史に名を残した有名なミュージシャンである「尾崎豊」は、26歳で亡くなっています。
人生の長さは短かったかもしれませんが、音楽業界に残した遺産は計り知れず、現在でも数多くのミュージシャンに影響を与えているはずです。
このような生き方を推奨している言葉だと思います。
諸君、体の動くうちが華だぞ。
頭の中で考え込んでいる間に、時間はどんどん過ぎてしまうのだから。
時間という唯一無二の”資源”について語った名言です。
若い頃は時間が限りなく余っているので、なんとなく「時間は無限」であるような感覚に襲われます。
しかし年齢を重ねるごとに、時間が有限であることに気づき始めます。
人生の先輩から、若人に対して贈られた教訓のような言葉だと思います。
不決断こそ最大の害悪。
デカルトは「我思う故に我あり」という有名な言葉を残した哲学者です。
自己の存在について追求したデカルトの発言だと思えば、この言葉には大きな意味があるように感じられます。
月日は勝手に過ぎていくので、「何もしなくてもOK」という状態が自動的に作り出されています。
しかしそのような”不決断”こそが、人生において絶対やってはいけないことだと気付かせてくれる名言です。
PK を外すことができるのは、PK を蹴る勇気を持った者だけだ。
ロベルト・バッジョは、イタリアサッカー界が生んだ有名なファンタジスタです。
そんなプロサッカー選手の言葉なので、とてもユニークですよね。
PKはゴールキーパーと1対1の状態になるので、プロサッカー選手といえども緊張する場面だと思います。
PKを決めたらヒーローになるし、外せば罪人になるので、人によっては「PKを蹴りたくない…」と思うことでしょう。
しかしリスクを負ったからリターンが得られるのであって、PKにチャレンジしない人は、せっかくのチャンスを無駄にすることになります。
目の前に転がってきたチャンスは、絶対に掴みとった方が良いと思います。
たとえそのチャンスに失敗したとしても、きっと再起できるからです。
行動に際して、あまりに臆病になったり神経質になることがないように。
すべての人生は実験すればするほどうまくいく。
この言葉も行動する勇気をくれる名言だと思います。
この名言のポイントは、チャレンジすることを「実験」と表現していることです。
チャレンジするのは誰でも怖いと思いますが、もう少し気楽に考えた方が良いのかもしれませんね。
なぜかと言えば、失敗を繰り返せば繰り返すほど、成功確率は上がっていくからです。
エマーソンは、このような失敗を「実験」という前向きな表現に変換したのです。
あれをしたら…
こう言われるだろう…
こんなくだらない感情のために、やりたいこともできずに大勢の人が死んでいくのだ。
人間は人の目を気にして生きる”生き物”です。
社会生活とはそういうものですが、過度に人の目を気にする必要はないでしょう。
人の目を気にするばかりに、自分の行動が制限されてしまっては、元も子もありません。
それでは「自分の人生を生きている」と言えないからです。
塩の辛さ、砂糖の甘さは学問で理解できない。
だが、なめてみればすぐ分かる。
本当に重要なことを気づかせてくれる名言だと思います。
何百冊の本を読んだとしても、一度自分の目で見たものにはかなわないでしょう。
何十冊の本を読んだとしても、一番自分で体験したものにはかなわないでしょう。
結局行動することが一番の近道なのです。
完璧だと思っても、もうひと押しすれば、おまけが手に入る。
今日「完璧だ!」と思っても、明日見ると「まだ修正余地があるな…」と思うことがあります。
人間の感覚など当てになりませんが、最後の最後まで手を抜くのはやめましょう。
人生は振り返らなければ理解できないが、前を向かなければ進んでいかない。
キルケゴールは「死に至る病」という有名な哲学書を出版した哲学者です。
「死に至る病」は絶望をテーマにした本ですが、そのような本を書いたキルケゴールらしい言葉だと思います。
前向きに生きるためには、過去を気にせず前進した方が良いですよね。
もちろん失敗を反省することは大切ですが、そればかりしていても前に進むことはできません。
基本的には前を向いて、時々後ろを振り返るくらいが良いでしょう。
常に前進しないと、そこでストップし、後退が始まってしまう。
プロ棋士という厳しい世界で戦っている人から発せられる、重みのある言葉だと思います。
人間の成長ステージには、
- 前進
- 現状維持
- 衰退
の3種類があります。
一見すると「衰退」以外は良いことのように思えますが、実は「現状維持」も「衰退」を意味しているのです。
なぜかと言うと、成長ステージというのは相対的なものだからです。
ライバルが成長しているのに、あなたが現状維持だった場合、相対的には「あなたが衰退した」と捉えることもできます。
なので、自己成長するためには常に前進するしかないのです。
1のリスクしかないことはしない。
10のリスクがあることをする。
達成すれば10の成果が手に入る。
この言葉は成功するためのリスク&リターンについて語った名言です。
「1のリスク」も「10のリスク」も、かかる労力や時間が同じだった場合、絶対に「10のリスク」を選んだ方が良いと思います。
もちろん「1のリスク」の方が成功確率が高くなるので、そちらを好む人も多いでしょう。
しかし「1のリスク」に勝利しても、得られる期待リターンは「1」だけです。
それに対して「10のリスク」では、得られる期待リターンも「10」になります。
この勝負を何十回も繰り返すと、圧倒的に「10のリスク」を取った人の方が成功しやすくなるのです。
その理由は”失敗の濃さ”にあります。
「1のリスク」は、そもそも難易度が低い勝負なので、その過程で得られるノウハウも少なくなってしまいます。
しかし「10のリスク」を負えば、その過程で得られるノウハウは10倍多くなります。
つまり、同じ時間を費やしたのに、「10のリスク」を負った場合には10倍も多く失敗することができるのです。
これを裏返すと、10倍早く成長できることを意味しています。
笑われて、笑われて、強くなる。
テンポの良い言葉ですが、心に残る名言だと思います。
人間は努力次第でいくらでも成長できる生き物です。
その過程には数多くの失敗があり、自分のことを嘲笑ったり、馬鹿にする人もいるでしょう。
しかしそんな人達を気にする必要は全くありません。
あなたは自分の思う道をまっすぐ突き進めばいいだけです。
成せば成る、成さねば成らぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり
読み解くのが少し難しいですが、この言葉は「できそうが無いことでも、その気になってやり通せばきっとできる」という意味です。
結局、できるかできないかを決めるのは自分次第なのです。
戦国武将の名言にはカッコイイ言葉が多いので、ぜひ下の記事もご覧ください。
人間が困難に立ち向かう時、恐怖心を抱くのは自分への信頼が欠如しているからだ。
私は自分を信じる。
生死を賭けた戦いをしているプロボクサーならではの言葉だと思います。
プロのリングでは、下手したら死ぬ可能性がありますよね。
そのような状況であれば、誰でも怖くなって当然だと思います。
そんな時に信じられるのは「自分自身」だけです。
これまでやってきた練習や、自分の努力を振り返ってみれば、自然に力が湧くはずです。
もしその力が湧いてこないのであれば、それはまだ努力が足りないのでしょう。
「もうダメ」ではなく、「まだダメ」なのだ。
たった一言で気持ちを前向きにさせるなんて、さすが野村監督ですよね。
もう無理だと思った時は「もうダメだ…」と思うかもしれませんが、その時に「まだダメだ!」という言葉に変換すれば、それだけで前進する勇気が湧くはずです。
嫌いなことで成功するより、好きな事で失敗したい。
この言葉は、仕事全般に使える名言だと思います。
仕事を嫌々こなしてる人は多いと思いますが、どうせやるなら楽しい方が良いですよね。
近年は「好きなことで生きていく」というキャッチコピーもできるほど、仕事のやりがいや充実感についてフォーカスされています。
自分に合った仕事がなければ、自分でビジネスを興せば良いだけです。
視野を狭くして我慢するのではなく、思い切って視野を広げてみましょう!
解決策が分からないのではない。
本質的な問題が分かっていないのだ。
どうすればいいかわからない…
このように悩んでいる人は多いと思います。
しかし、問題解決する為には、まずその本質を理解しなければいけません。
それができていないから「どうすればいいかわからない…」という状態になるのです。
「何が問題なのか?」をきちんと理解しなければ、正しい解決方法は導き出せないということです。
鳥は飛べると思うから飛ぶのだ。
確かに言われてみると、妙に納得感のある言葉だと思います。
もちろん人間が空を飛べるとは思いませんが、鳥も最初は同じだったはずです。
つまり、生まれたばかりの頃は空を飛んだことがないので、飛び方も分からなければ、本当に飛べるかどうかすら疑心暗鬼だったはずです。
しかし「私は空を飛べる!」と信じたから、羽ばたけるようになったのだと思います。
お前の道を進め、人々に勝手なことを言わせておけ。
ダンテ・アリギエーリは、歴史の教科書にも出てくる「神曲」を残した偉人ですよね。
ダンテ曰く、周りの意見に振り回されてはいけません。
周りの意見を吸収するのはとても大切ですが、それを鵜呑みにすることは良くないということです。
何故かと言えば、世の中には「あなたの足を引っ張る人間」が一定数いるからです。
- そんなのやめておけ
- 上手くいくはずない
このような言葉を鵜呑みにしてはいけません。
あくまでも「なるほど、そういう考え方もあるか…」程度に止めておいて、最終決定は自分の意思で行動しましょう。
失敗のない人間は面白くない。
「聖域なき構造改革」を実行した、小泉元総理の名言です。
失敗こそが人間を成長させてくれます。
たくさん失敗をしている人は、人間としての奥行きが出てきますし、味わい深くなりますよね。
そのような人とは話していても面白いものです。
出る前に負けることを考えるバカがいるかよ。
誰しもが持っている臆病な心を叩き直してくれる名言だと思います。
「失敗したらどうしよう…」と考えていると、なかなか前進できなくなります。
そんな弱い自分に”闘魂注入”してくれる言葉だと思います。
持てる力を一点に集中させれば、必ず穴が開く。
起業家ならではの執念が感じられる言葉ですよね。
「必ず成功させる」という気持ちさえあれば、あとはその力を一点に集中させるだけです。
それによって道は開けるのです。
100回叩くと壊れる壁があったとする。
でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで叩いても途中で諦めてしまう。
この言葉は、やり遂げることの大切さを教えてくれる名言です。
超ポジティブシンキングの松岡氏ですが、その言葉を毎日目にしたいというニーズに応えて書籍にしたところ、見事大盛況となりました。
心の火を燃やし続けたい人には、松岡修造語録がおすすめです。
釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。
フィッシングする時には、釣れない時間すらも楽しんだ方が良いと思います。
忙しい毎日を過ごしていると、釣れない時間を「無駄な時間」と思ってしまうかもしれません。
しかし、考え方によっては「有意義な時間」に変化させることもできるのです。
ヒーローになるためには、ピンチが必要なのです。
成功を収めるためには、たくさんの苦労を重ねなければいけません。
そのような苦労があったからこそ、結果的に成功することができるのです。
「ピンチはチャンス」という言葉もあります。
何事も前向きに捉えましょう!
全ての大偉業は、最初は不可能なことだと言われていた。
良く考えると、周りのみんなが「そんなの無理だ!」と言っていることを実現するから偉業になりますよね。
逆境を楽しむ勇気をくれる名言だと思います。
もともと地上には、道がない。
歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。
未開の地を歩くことは、大変険しい道のりだと思いますが、そこを歩くことに”価値”があるのだと思います。
未開拓の場所を、安心安全な道にすることが、どれほど社会にとって有益なことか…
起業家とは、自己犠牲の精神を持って、未開の地を開拓するイノベーターなのだと思います。
あることを真剣に3時間考えて、自分の結論が正しいと思ったら、3年かかって考えてみたところで、その結論は変わらない。
ある一点のことを3時間かけてじっくりと考える機会はなかなかないと思います。
それだけ真剣に考えて出た結論であれば、3年かかって考えても結論は同じだという意味の格言です。
むしろその時間がもったいないので、3年考えるくらいなら「すぐに行動するべき」という意味まで含めているように感じます。
歴代アメリカ大統領の名言は以下の記事をご覧ください。
人間は、努力する限り、迷うものだ。
この言葉を言い換えると「努力しているから迷う」のだと思います。
悩みや迷いを避けたいと思うのは人情ですが、それは自分が前進していることの証なのかもしれません。
自分に勝つことこそ、最も難しい勝利。
人はどうしても自分に甘くなってしまいます。
自分を律するだけの精神力を持っている人は少ないことでしょう。
だからこそ自分自身に打ち勝つのは難しいのです。
恋に落ちると眠れなくなるでしょう。
だって、現実は夢より素敵だから。
なかなか素敵な言葉ですよね。
恋して浮かれている人に対して、ドヤ顔で伝えたい言葉No.1だと思います。
たくさんの判断が必要な仕事ほど、いい仕事だ。
たくさんの判断が必要な仕事は、それだけたくさんの経験ができる仕事ということです。
ということは、たくさんの失敗を経験することもできるはずです。
そのような仕事は自分を成長させてくれるだけでなく、多くの経験も与えてくれます。
仕事が楽しみならば人生は極楽。
仕事が義務ならば人生は地獄。
まさにサラリーマン人生を言い表しているような言葉だと思います。
もちろんサラリーマン生活が悪いとは言いませんが、多くのサラリーマンは嫌々仕事をやっているはずです。
なぜかと言うと、飲み会の席になるとサラリーマンは会社の愚痴ばかりを言っているからです。
企業経営者同士の飲み会では、社員の悪口を言ったり、ネガティブな発言をする人なんて一人もいません。
みんな自分の事業をどう成長させようか真剣に考えており、積極的に周りと交流したがります。
そのような前向き思考の人たちと話をするのはとても楽しいことです。
会社の同僚と愚痴を言い合うのは、本当に楽しいことでしょうか?
困難でない仕事というものは、大抵価値がないものです。
会社員であれば、できれば難しい仕事は避けたいですよね。
苦労が多いですし、それに見合うだけのお金も貰えないからです。
しかし仕事とは「お金が貰えるからやるべきこと」ではありません。
実は、お金以上にもっと大切なものが貰えるのです。
それは、たくさんの失敗経験や成功体験です。
これは唯一無二のものなので、お金で買うことができません。
特に若いうちは「苦労は買ってでもした方が良い」と思います。
行動は俺のもの、批判は他のもの、俺の知ったことじゃない。
この言葉は、自立して生きることを推奨している名言だと思います。
最後の「俺の知ったことじゃない」という部分に集約されていますが、他人の意見をどうこうすることはできません。
つまり、他人の意見など気にしても仕方がないのです。
そうではなくて、自分がコントロールできる部分だけに集中しましょう!
「休みを取りたいなぁ」と思ったら、その仕事はあなたに合っていない。
これは起業したことがある人なら、誰もが理解できる名言だと思います。
起業家は自分でビジネスをしているので、当事者意識があります。
なので、365日24時間営業の状態ですが、「休みが欲しい」なんて思ったことはありません。
もちろんそれによってうつ病になったり、身体を壊すなんてこともありません。
なぜかと言うと、仕事をすることが楽しいからです。
「休みが欲しい」と思うのは、嫌々仕事をしているからです。
そのような仕事を続けるか、辞めるかは、あなたが自分で決められるはずです。
前述したデカルトの言葉を引用しますが、「不決断こそ最大の害悪」だと理解しましょう。
苦悩というものは前進したいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。
だから苦悩とは飛躍なんです。
あなたは、毎日の生活の中で下のような悩みを持つでしょうか?
- スペースシャトルの打ち上げ方法について
- プロ野球の新人王が取れるかどうかについて
- 100億円の企業買収について
このような悩みが出てくる人は、それ相応のことをやっている人だと思います。
それ相応のことをやっているからこそ、目の前に高い壁が現れるのです。
それを乗り越えたところに、さらなる飛躍があるということです。
本をよく読むことで自分を成長させていきなさい。
本は著者がとても苦労して身につけたことを、容易く手に入れることができる。
本を出版する人とは、ある特定の分野で顕著な実績を残した人だと思います。
そのようなプロフェッショナルが、自分のノウハウや経験を一冊の本にまとめるのです。
その道にたどり着くまで、プロフェッショナルは何十年という歳月を費やしたことでしょう。
その期間を、たった数時間に縮めることができる最強のツールが書籍なのです。
人生は時間が限られています。
その中で経験出来ることも限られているのです。
それを最大化することができる読書は、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
失敗?
これはうまくいかないということを確認した成功だよ。
エジソンは失敗したことを「失敗」と感じていなかったそうです。
失敗すらも「成功しないことを立証した実験である」と定義して、数多くの失敗に自分からチャレンジしたのです。
失敗する方法を何万通りも確立したら、当たり前の話ですが「成功できるやり方」は絞られてきますよね。
これが成功するための法則なのです。
自分の過ちを認めることを恐れるな。
幾度となく修正を繰り返すことを恐れるな。
失敗することは決して悪いことではありません。
失敗を恐れたり避けなくても良いのです。
ただし、重要なことは「なぜ失敗したのか?」をきちんと検証することです。
それさえやれば、後は成功まで一直線だと思います。
部下にどうやるかを教えるな。
何をするかを教えろ。
そうすれば思いがけない工夫をしてくれるものだ。
この言葉は、リーダーを目指す人に知っておいて欲しい格言です。
部下を持つと、効率的に作業して欲しいので、事細かに指示してしまうはずです。
しかし、それでは部下が脳死している状態なので、自分で全く考えようとしません。
そうではなくて「何をするか?」だけを教えて、あとは自分で考えさせるのです。
そうすると部下が色々と工夫してくれるので、それが組織のダイバーシティ(多様性)につながっていきます。
三流のリーダーは金を残す。
二流のリーダーは事業を残す。
一流のリーダーは人を残す。
経営者として働いている人には耳の痛い名言でしょう。
結局企業は人で成り立っていて、人こそが最も重要な資源なのです。
ちなみに、ヤマト運輸では社員のことを「人材」ではなく「人財」と呼ぶそうです。
それほど人材は企業にとって重要な経営資源なのです。
あらゆる創造活動は、まず何よりも破壊活動である。
この名言は、イノベーションについて語った言葉です。
イノベーションとは「革新」を意味する言葉ですが、この言葉には表裏があります。
それは「創造」と「破壊」です。
旧態依然な考え方や文化を破壊して、新しい考え方や文化を創造するのです。
つまり、イノベーションとは外部に敵を増やすことになります。
旧態依然のやり方で儲かっている人にとっては、イノベーションを起こされるのは迷惑行為でしかありません。
そのような摩擦が起こったとしても、「社会全体にとって有益である」と判断できれば、それを断行する人が起業家と呼ばれています。
嫌いな人がいたら、好きになるところまで離れればいいのよ。
この言葉は、とても気持ちが楽になる格言だと思います。
人付き合いはストレスがたまるものですが、なかなかその解決策が見いだせずにいる人は多いと思います。
そんな時には、ストレスの原因になっている人から距離を置いてみましょう。
それだけでだいぶ気持ちが楽になるはずです。
愛せなければ通過せよ。
これは「変人」と呼ばれた哲学者ニーチェの言葉です。
人生では様々な人たちと出会いますが、そこでフィーリングが合わないと思ったら、無理して付き合うのではなく、そのまま素通りしてみましょう。
「一期一会」という言葉もありますが、それに固執していては前に進むことができません。
激怒している時には何もするな。
嵐の海に漕ぎ出すようなものだ。
この名言は、生きる上でとても役立つ言葉だと思います。
「アンガーマネジメント」という言葉がありますが、上手に生きるためには怒りをコントロールしなければいけません。
なので、もし怒りの感情がコントロールできない場合、「とにかく今は何もしない」という判断もアリだと思います。
人間の怒りは、10秒放置するとほとんど治まるそうです。
たった10秒沈黙するだけで「無用なトラブル」は避けられるので、ビジネスパーソンは覚えておきましょう。
人間というものは、ちょっと隙のあった方が、人に好かれるものだ。
一点の隙もない人間よりも、どこか隙のある人の方が好かれる。
なんとなく完璧な人間は可愛げがないですよね。
人から良く見られようとして、自分を綺麗に着飾ったり、演出する人は多いと思いますが、それが逆に人を遠ざけているのかもしれません。
色々難しく考えずに、”素の自分”を見せるのがいいと思います。
誰からも好かれる人ほど、深くは好かれない。
「赤と黒」という歴史的名著を残したスタンダールの名言です。
表面上で付き合う人とは、決して深い関係性にはなれません。
日本にも「八方美人」という言葉がありますが、誰にも良い顔をする人はスキがないので、相手も隙を見せようとしないのです。
金が無いから何もできないという人間は、お金があっても何もできない人間である。
人間は何かしらの理由をつけて、自分自身を正当化しようとします。
- やったことがないからできない
- お金がないからできない
- 時間がないからできない
これらは代表的な言い訳でしょう。
しかし本当にこれらが理由があるからできないのでしょうか?
もちろんそんなことはありませんよね。
勇気を持って行動しないからできないだけです。
死は人生の終末ではない。
生涯の完成である。
「死」は人生において終着駅のような気がしています。
死ぬことは肉体的な終わりを意味するのですが、決して”魂”が死ぬことはありません。
自分が死んだ後も魂は生き続けて、「自分の人生は何だったのか?」を後世に伝えてくれます。
つまり「死」をもって人生が完成するので、「画竜点睛」のような役割があるのです。
生は全ての人間を水平化するが、死は傑出した人をあらわにする。
人間が生まれた時、家柄の違いはあるとしても、肉体的な能力やスキル、経験値は同じ地点からスタートするはずです。
「生」はみんな同じスタートラインから始まりますが、「死」にはそれぞれ違いがあるということです。
- 社会を変えるような偉業を成し遂げた起業家
- 一つの会社で勤め上げ、会社の発展に貢献した会社員
- 人の命をたくさん救った医師
目的がなくダラダラ過ごしていた人と違って、「死」は頑張って生きた人の人生をあらわにするのです。
死は生の対極としてではなく、その一部として存在する。
「生」と「死」という言葉がありますが、実際には「生」の一部として「死」が存在しています。
この言葉の意味は、人間は死ぬために生きているのではなく、生きた結果、死ぬということです。
つまり「生きる」ということが主なので、自殺などもっての他なのです。
このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。
いかにも、年齢を重ねた人が言いそうな名言ですよね。
若いうちは「人生を通じて何を成そうか?」ということばかり考えてしまいますが、死が近づくにつれて、「どう死ねばいいのか?」を考えるようになります。
そうすると気付くのですが、「人生とは生きる意味を探すのではなく、死に方を探す旅なのだ」と…
あなたの人生を集約した、墓石に刻む短い言葉は何でしょうか?
大事を成したい人は、常にこのような考え方を持ちましょう!
生きた、書いた、愛した。
シンプルイズベストを体現したような名言だと思います。
スタンダールは「赤と黒」を書いた著名な小説家ですが、その人生を端的に表すと、この言葉になるのだと思います。
「生きた」の部分は誕生を意味していて、「書いた」は小説家として良作を世に残した自負を表しています。
そして「愛した」には「死ぬまで…」という枕詞が付く気がします。
つまり、生と死で小説家としての人生を挟んだのです。
そう考えると、とても美しい構成の名言だと思います。
夢はでっかく根はふかく。
相田みつをといえば「にんげんだもの」を代表として、素敵な詩をたくさん残している詩人ですよね。
どれもパワーをくれる言葉ばかりなので、個人的には大好きな詩人の一人です。
今回紹介する言葉は「夢はでっかく!」と勇気をくれる言葉ですが、その一方で「根はふかく。」と慎重さも提言している格言です。
無計画にいきなり走り出すのではなく、きちんと地に足のついた振る舞いをしましょう!
振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない。
同じ言葉を二度繰り返して、強烈なインパクトを与えている言葉ですよね。
とにかく前進する大切さを教えてくれる名言だと思います。
運の悪い人は安心するがよい。
なぜなら、なお一層の悪運に陥る心配はないから。
人生のどん底を経験した人ならわかるはずですが、大底まで落ちると人間は強くなれます。
なぜかと言えば、「もうこれ以上落ちることがない」と確信できるからです。
最底辺が確認できると人間は安心するので、逆に勇気が湧くのです。
幸福は手に入っている時は常に小さく見えるが、それを失った時、いかに偉大で貴重なものかが分かる。
これはとても有名な人生格言ですよね。
離婚した人がこの格言に感銘を受けて、ヨリを戻した事例が後を絶ちません。
もし恋人との別れを考えている場合は、別れた後を想像するようにしましょう。
私はいつも数字をあげて目標を掲げます。
これは目標設定のやり方について解説した名言です。
目標は曖昧にするのではなく、できる限り具体的にするべきだと思います。
そうすれば「何をすればいいのか?」が明確になるので、進むべき道筋が明らかになります。
藤田氏の書いた「ユダヤの商法」は、ソフトバンク創業者の孫正義が「私のバイブル」と絶賛するような本なので、もしよければ一度読んでみてください。
日本マクドナルド創業者である藤田田の名言をもっと知りたい人は、下の記事をご覧ください。
人間は働きすぎてダメになるより、休みすぎてサビつき、ダメになることの方が多い。
「働き過ぎは良くない」と言われることがありますが、実は「休み過ぎ」も良くないのです。
長距離マラソンをしている時、休憩時間を長く取り過ぎると身体が動かなくなります。
働くことは”長距離走”なので、それと同じなのです。
することを決めるのは簡単だ。
難しいのは、しないことを決めることだ。
これは企業経営にも言える話ですが、何をするかを決めるのはとても簡単だと思います。
しかし、何をしないかを決めるのはとても難しいことなのです。
やらないことを決めるということは、それと同時にリスク(=機会損失)を背負うことになります。
自分の中に「この判断は最適解なのだ!」という信念がなければ、やらないことは意思決定できないのです。
多くの仕事をしようとする人は、今すぐ一つの仕事をしなければいけない。
日本には「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざがあります。
プロフェッショナルになるためには、何か”一つの道”を極めなければいけません。
色々なものに手を出すと、結局凡人(普通の人)になってしまうからです。
若い人に覚えておいてもらいたいのは「決して時計を見るな」ということだ。
「あと何分で仕事が終わる」と考えながら働いていても、良い成果が出せるわけありません。
仕事で成果を残したいのであれば、100%没頭するべきなのです。
会社で働くなら知恵を出せ。
知恵のでないものは汗を出せ。
汗も出ないものは静かに去って行け。
土光敏夫(どこうとしお)は石川島重工業(現在の株式会社IHI)の社長を務めた人物です。
「ミスター合理化」という異名を持つほど、徹底的にコストを削減して、経営危機に陥っていた石川島重工業を建て直しました。
その後、東京芝浦電気(現在の東芝)の社長に就任し、同じく危機に瀕していた東芝を立て直したのです。
その東芝社長就任時、社員に放った強烈な言葉が以下の通りです。
「社員にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く。」
自分に厳しい社長だからこその名言だと思います。
全て自分のことだと思って全力を尽くす。
自分のことと思えば、どんな辛いことでも我慢できる。
丸井といえば、1990年代のお洒落スポットとして”若者のメッカ(聖地)”となった場所です。
その創業者である青井忠治の名言です。
なんでもかんでも中途半端に諦めてしまう人が多いと聞きますが、この言葉は「当事者意識を持つ」ことの大切さを教えてくれます。
同じ事業をやるなら、人間は自分の好きな事業に手を出すべきだ。
大谷竹次郎は親の仕事の関係で、幼い頃から興行に慣れ親しんでいたので、18歳という若さで新京極坂井座のスポンサーとなりました。
そして5年後には関西の主な劇場をほぼ傘下に収める興行グループを作り上げたのです。
その勢いのまま上京して、歌舞伎座や明治座など東京の有名劇場も傘下に収め、映画制作にも乗り出し、50歳頃には殆どの歌舞伎俳優と喜劇俳優を抱える大興行主になりました。
このような偉業を残せたのは、単純に「興行が大好き」だったからでしょう。
未熟なうちは成長する。
成熟すればあとは衰えるだけ。
レイ・クロックは、マクドナルド兄弟からハンバーガー屋の経営権を買い取り、それを全世界にチェーン展開させた人物です。
世界一の外食産業を生み出した人の言葉に偽りはありません。
この言葉は心に刻んでおくべきだと思います。
人のやらぬこと、やれぬことのみをやった。
堤康次郎は、真珠の養殖、郵便局、出版社、製造業、株取引など様々な金儲けに手を出しますが、結果的にことごとく失敗します。
思い悩んだ挙句「儲けようと考えたのがいけない!」という結論に至り、「少しでも社会の役に立つことだけをしよう」と考え、未開発地の開発事業に乗り出したのです。
これが現在の西武鉄道につながります。
堤康次郎は、次のようにも言っています。
「儲けよう、儲けようと焦れば焦るほど失敗する。他人がいいぞと言ったり、うまく儲けた話を聞いて、慌てて手をつけると、もうその時には手遅れだ。いつまでも柳の下にドジョウがいるわけではない。」
商売で人を待たす時には、「No」と言わなければならない人から会ってやれ。
「Yes」と言える相手はいくら待たしてもいいが、待たされた挙句「No」と言われると、人間誰しも気分を害するからね。
ビジネスにおける”掟(鉄則)”のような格言ですよね。
稲山嘉寛は「競争より協調を目指すべき」という信念を持っていたそうです。
ビジネスも「人間の心を知らなければ成功できない」と考えていたのでしょう。
致命的にならない限り失敗をしてもいい。
やってみないとわからない。
行動してみる前に考えても無駄です。
行動して修正すればいい。
これだけの名経営者が「行動することの大切さ」を説いているので、間違いなく「行動する」ことは大切なのだと思います。
柳井氏の自著にもありますが、「今まで僕はずっと失敗してきた。勝ち負けでいえば一勝九敗ぐらい。」という言葉を残しています。
同じタイトルの書籍も有名ですよね。
勝率1割といえば、プロ野球なら解雇されてしまうレベルの数字だと思います。
しかしこの失敗が致命傷でなければ、起業家は何度でも立ち上がってリカバリーできるはずです。
大切なことは、まずやってみることだと思います。
企業は潰れるからいいんだと思う。
経営に失敗しても救済されるというのでは緊迫感がない。
昔は「水と安全はタダ」と言われていて、日本全体に自衛意識などありませんでした。
そんな平和な時代にセコムの前身となる「日本警備保障」を創業したのです。
飯田亮が残した言葉には、「経営者は危機感を持て!」という意味が込められています。
近年、老舗企業と言われるような大企業が不祥事起こして経営危機に追い込まれています。
これはサラリーマン社長が「企業は潰れる可能性がある」という危機感を失い、傲慢になった結果だと考えています。
チャレンジの失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。
確実に成功するようなことにしか取り組まなければ、新しい技術革新は生まれません。
ものづくり企業「ホンダ創業者」ならではの言葉だと思います。
本田宗一郎の名言集は下の記事をご覧ください。
自分を磨くためには、大きな人に会うことです。
大きな人とは、自分よりも地位の高い人や著名な人のことを言います。
そのような人に会うことは簡単ではありませんが、そのハードルを越えると目線が一つ上がるのです。
経営者にとって人を切ることほど辛い決断はない。
だが「人を斬るのを楽しむ人間」や、「人を切れない人間」は会社を経営するべきではない。
ジャック・ウェルチは、ゼネラル・エレクトリック社の史上最年少CEOになった人物で、21世紀で最も素晴らしい実績を残した経営者の一人(※諸説あり)と言われています。
ウェルチは徹底した合理経営を追求して、41万人以上いた従業員を、30万人以下にまで一気に減らしましたが、決してそれに喜びを感じていたわけではありません。
リストラを「人員整理」と考えている経営者は多いと思いますが、リストラの本当の意味は「事業の再構築や構造改革」なのです。
もし人員過剰の状態であれば、その過剰人員をリストラすることで、会社の競争力が確実に増すという状況で実施するのが本当の「リストラクチャリング」です。
つまりリストラは企業にとってネガティブなものではなく、どちらかと言うとポジティブな話なのです。
経営者が自分の保身だけを考えて、目先の利益を追ってリストラを断交するようでは、会社に優秀な人材は残りません。
そのような会社はいづれ潰れてしまうでしょう。
他人を責める前に、まず自らを強く責めなければならない。
物事がうまくいかないと「世の中が悪い」「生まれが良くない」「運がなかった」と言い訳したくなりますよね。
しかし失敗した原因を他に求めても、何も解決されません。
そうではなく、まず自分の責任を認めてこそ前進できるのです。
明日への扉は、自動ドアじゃない。
ミッチーらしい素敵な名言ですよね。
- 自分は頑張っている
- 自分は努力している
そう思って、機会を待つだけの人がいます。
本当のチャンスとは、自ら掴み取るものなのです。
ええ格好するな!
現実に足をつけ、自分の頭で考えたこと以外を言うな。
実践とは、自分で手を汚して最前線に出て、初めて分かる。
いくらたくさんの本を読んだり、インターネットで情報収集したとしても、それはただ頭でっかちなだけです。
しかし本当に重要なのは、実体験からくる生きた感覚や経験なのです。
近年はインターネットが発達したため、タダで情報が手に入るようになりました。
このような時代だからこそ、実戦経験がモノを言うのです。
泳ぎだした方がいいよ。
そうしないと石のように沈んでしまう。
人は泳いている限り、沈むことがありません。
しかし泳ぐためには「泳ぎ方」を知らなければいけません。
そのために”周到な準備”が必要なのです。
いざという時、チャンスを逃さない為に、きちんと準備をしておきましょう。
人生3万日しかない。
365日×80年=29,200日
そう考えると意外と短いですよね。
やるべきことはたくさんあります。
早く動き出しましょう!
私たちの人生の目的は、幸せになることなのです。
「何の為に生まれてきたのか?」
その答えはとてもシンプルですよね。
人生の意味を教えてくれる名言だと思います。
良いアイデアが生まれるのは、儲からなくて何とかしようと苦しんでいる時である。
だから私は、儲かることをあんまり喜んでいない。
シャープは、皆さんおなじみのシャープペンシルを発明した会社です。
今はその特許を別会社に売ってしまいましたが、元々発明することが得意な会社だったのです。
そんな会社の創業者である早川徳次は、常に新しいアイデアを模索していたはずです。
二位なったということは、まだ先に目標が残されている。
短い文章ですが、猟奇的なストイックさが感じられる言葉だと思います。
一生懸命努力して、結果二位だった場合、人によっては満足してやる気を失ってしまうかもしれません。
しかし見方を変えると、それは更なる成長や喜びをもたらす目標が、まだそこにあることを意味しています。
モノの見方&考え方が重要なのです。
全員反対したことだけが、一考に値する。
経営者はこうしたマイノリティの論理を駆使しなければならない。
家業だった秩父セメント(現在の太平洋セメント)を父親から継いで、優良企業に育て上げた名経営者の言葉です。
諸井貫一は”全員一致の危険性”を強く発信している人物で、「マジョリティ(大勢)が現在を作り、マイノリティ(少数)が未来を創る」という主張をしています。
なぜかと言えば、みんなが賛成した意見は同調圧力による可能性があるからです。
それを見極める目が、経営者には求められるのです。
的確な判断をしても、それを成し遂げる勇気と実行力がなかったら、その判断には何の意味もない。
物事を成し遂げるためには、的確な判断が必要です。
しかし、天才的な判断能力を持っていたとしても、その機会が活かせなければ意味がありません。
最終的に物を言うのは「一歩踏み出す勇気と、大胆な実行力」だと思います。
まとめ
ここまで日本や海外の著名人が残した名言について解説してきました。
どれもポジティブな格言ばかりだったので、きっと「座右の銘」になるような言葉が見つかったはずです。
ぜひその言葉を胸に、一歩踏み出してみましょう!