あなたにもし『完璧主義者的なところ』があったとしても、他人に自分と同じように完璧であることを期待してはいけない。
ナポレオン・ヒルと言えば、世界的に有名な自己啓発作家ですが、成功哲学が詰まった名著を書いたベストセラー作家でもあります。
これは有能な上司が陥るあるある話だと思いますが、優れた上司は、部下にも同じようなスキルがあると勘違いするので、高いレベルの業務を要求してしまうのです。
部下が自分より優秀なわけないので、マネジメントするときには注意しましょう。
I think you should go get a job a busboy or something until you find something you're really passionate about because it's a lot of work.
いろんな仕事があるからね。
心から夢中になれるものが見つかるまで、皿洗いでもなんでもやった方がいい。
これはアップル創業者であるスティーブ・ジョブズの英語名言です。
与えられた仕事ではなく『自分がやりたい仕事』をするべきだと思います。
それが見つかるまで、何でもチャレンジしてみましょう!
その行動は、自分の原点に対して、後ろめたくはないか。
渡邉美樹と言えば、ワタミグループの創業者ですが、数多くの金言を残していることでも有名です。
渡邉美樹は「何のために社長をやっているのか?」「何のために外食産業をやっているのか?」といつも考えているそうです。
ワタミの企業理念は「地球上で一番多くの『ありがとう』を集める」ことです。
このような信念があった場合、必然的になにが善で、なにが悪かが判断できるようになります。
必ず生きる上での信念を掲げるようにしましょう。
明君の明君たる所以は広く臣下の進言に耳を傾けることであります。
<魏徴>
貞観政要(じょうがんせいよう)は中国の古典ですが、「最強の帝王学」が記された名著として有名なので、一度くらいはそのネーミングを聞いたことがあるはずです。
これは太宗 李世民から「明君と暗君の違いはどこにあるのか?」と質問された魏徴(ぎちょう)が答えた名言です。
トップに立つ人はどうしても”暴君”になりがちなので、それを防ぐためには「周りの意見を良く聞くべきだ」と魏徴は語っています。
これはリーダーが持つべき最も重要な心得の一つだと思います。
ちなみに暗君の特徴とは、「自分がお気に入りの部下の話しか聞かないし、信じることがないこと」だそうです。
売上の結果とは、売れた数字か、売った数字か。
原田泳幸は、アップルジャパンや日本マクドナルドホールディングスCEOを務めたプロ経営者です。
これはビジネスパーソンに伝えたい金言No.1ですよね。
ほとんどのビジネスは、ただ競合他社と争っているだけです。
つまり、限られたパイを奪い合って、結果的に”売れた”というだけの「マーケット・シェア・ゲーム」になっているのです。
そうではなく「顧客を創造する」という視点に立てば、きっとビジネスは成功すると思います。
ビジネスを始めた時は、例外なく、間違いをするものだ。
ジャック・マーは中国のIT企業「アリババグループ(阿里巴巴集団)」の創業者として有名ですが、本名は馬雲(マーユン)といいます。
人は自分が「最高だ!」と思うサービスを立ち上げますが、実際にそれは世の中にフィットしないケースがほとんどです。
つまり99%のビジネスはピボットするということです。
このような過程をPMF(Product Market Fit:プロダクトマーケットフィット)と呼んでいますが、そのヒントになるのが「顧客の声」だとジャック・マーは語っています。
人生は忙しさの中にある。
「哲人皇帝」と呼ばれたマルクス・アウレリウス・アントニヌスは、歴史上の偉人として有名な『第16代ローマ皇帝』ですよね。
アウレリウスは政治だけでなく軍事のトップとして戦場を駆け回っていましたが、その最中で書かれた書物が『自省録(じせいろく)』だと言われています。
アウレリウスは仕事に忙殺されていましたが、そのような多忙な日々を送るほど、人生は充実していきます。
結局は、人生におけるすべて(お金、経験、友人、人脈、名誉、知識、社会との繋がり、社会貢献など)を提供してくれるのが”仕事”だということです。
一番を目指すから、人はついてくる。
永守重信(ながもり しげのぶ)は日本電産(現在のNidec)の創業者であり、日本を代表する一流経営者ですが、「一番以外はビリだ」という信念を持つほど、とにかく負けず嫌いな人でした。
それは勉強だけでなく、喧嘩やスポーツ、ビジネスでも同じです。
野球するならエースで四番バッターを目指し、銭湯の下駄箱では必ず「1番」と書かれた場所に靴を入れていたそうです。
それほど勝気な人物なので業界No.1になれるのでしょう。
商売というやつは、結果論ばかり追ってみたところで決してうまくいくわけがない。
端的に言ってしまえば、予測のみが商売の要諦である。
日本マクドナルド創業者である藤田田のビジネス金言です。
結果をもとに動くのであれば簡単ですよね。
なぜかと言えば確実性が高くなるからです。
しかし経営というのは『不確実性の塊』です。
つまり将来を予測しながら動くので、それこそが商売の要諦だと語ったのです。
やってみもせんで何を言っとるか!
「伝説の経営者」と呼ばれる、ホンダ創業者である本田宗一郎の金言です。
本田宗一郎の故郷である静岡県の浜松市には「やらまいか」というの方言(言葉)があるそうです。
これは「とりあえずやってみよう!」という意味なのですが、この「やらまいか精神」が本田宗一郎の原点なのです。