営業職種を一覧でご紹介!

営業の職種にはかなり多くの種類があるので、分類ごとに一覧で確認するのがおすすめです。

それぞれの仕事には独自の魅力があるので、ここでは営業を種類別にご紹介していきます。

営業の職種1:新規開拓営業

新規開拓営業とは、新しい顧客や取引先を開拓することが目的になっている営業スタイルです。

どのような会社でも新規開拓は課題になっていて、新規開拓がストップした会社は必ず衰退すると言われています。

なので、営業マンの仕事の中で”新規開拓営業”は最も重要な仕事だと言えます。

  • 新商品の開発が行われた直後
  • 事業拡大を目指す方針が決まったとき
  • 新規事業を起こしたとき

などは新規開拓が積極的に実施されています。

営業の職種2:ルート営業

ルート営業は、主に既存顧客に対する営業活動になります。

営業初心者でもできる営業と言われていますが、決して楽な仕事な訳ではありません。

顧客ニーズを常に把握するように心掛けて、適切な商品サービスをお客様に提案したり、顧客ニーズ(情報)を社内に持ち帰って商品開発にフィードバックするので、そういった意味では「気疲れする仕事」だと言われています。

お客様とのコミュニケーションが重視される仕事なので、人見知りする場合には面倒に感じる時もあるでしょう。

顧客に売り込む為には、アップセルやクロスセルなど営業独特のスキルが必要になる仕事でもあります。

もしアップセルやクロスセルについて詳しく知りたい場合には、下の記事をご覧ください。

営業の職種3:訪問営業

お客様のもとに訪問して営業活動を行うのが訪問営業です。

個人向けの商材であれば戸建住宅やマンションに訪問したり、法人向けであればお客様の事務所にお伺いします。

営業活動では合理化を追求した”インサイドセールス”が流行っていますが、一般的には対面式の方が効果的と言われています。

きちんとした商談をする為にも、事前にアポを取ってスケジュール通りに訪問するのが一般的ですが、飛び込み訪問するタイプの訪問営業もあります。

飛び込み営業については次で解説していきたいと思います。

営業の職種4:飛び込み営業

飛び込み営業は訪問営業と対極のスタイルだと言われています。

その理由は、アポ無しで訪問するからです。

このような営業活動は、人によって迷惑行為と思われたり、罵声を浴びせられることもあるので、精神的に辛い営業手法だと言われています。

飛び込み営業が実施されているのは、個人向けの商材が多いですが、地方都市では法人向けの飛び込み営業も盛んに行われています。

この飛び込み営業は、新入社員の登竜門的な役割になっているので、入社したばかりの新人が担っているケースが多いと思います。

無事に飛び込み営業がこなせれば晴れて一人前の営業パーソンになれますが、中にはメンタルを病んでしまって”うつ病(精神病)”を発症する人もいます。

この辺りはやってみないとなんとも言えませんが、飛び込みで精神を病んでしまうくらいなら、元々営業職としての適性が無かったのだと諦めましょう。

新規開拓営業の際には、個人宅や法人オフィスをローラー営業したり、パラシュート営業しながら訪問するのが一般的です。

営業の職種5:テレアポ営業

テレアポ営業は電話を使ったセールス手法のことです。

電話だけで売り込みするので、高いレベルのセールストークが求められることが特徴的です。

相手の顔が見えない電話営業には独特のノウハウが必要なので、これを苦手とする営業パーソンは意外に多いと思います。

しかし、顧客との信頼関係が出来上がってしまえば、電話営業ほど簡単なものはありません。

なぜかと言うと、電話一本で売り上げができてしまうからです。

わざわざ訪問しなくても売上が作れるのであれば、こんなに楽な仕事はないと思います。

営業の職種6:テレコール営業

テレコール営業とテレアポ営業は似ているので、ここで解説しておきたいと思います。

テレアポ営業はアポイントの獲得を目的にするのに対して、テレコール営業は電話を使った全般的な営業スタイルを指しています。

会社によってはテレアポ要員と訪問要員を分けて、専門チームを設けている場合もありますが、そのような会社ではテレアポ職人と呼ばれる人達が大活躍しています。

テレアポに特化したスキルを持つ人は、もはや職人さんなので、様々な企業で重宝されると思います。

テレアポ営業は、新規開拓営業にもルート営業にも用いられる、汎用性の高い営業手法と言えます。

営業の職種7:メーカー営業

メーカー営業はメーカーが直接行う卸売営業になります。

そのエンドユーザーは個人ではなく、

  • 商社
  • 販売店
  • 販売代理店

などがメインになります。

基本的に自社製品をセールスするので、自社製品に惚れ込んでいなければ決して大成することはないでしょう。

なので、自分自身が好きなメーカーに入社しないと、営業活動も辛い仕事になることでしょう。

営業の職種8:代理店営業

代理店営業は、直販ではカバーしきれない範囲やエリアなどを補う為に実施される営業施策になります。

直販が持っていない販路を一気に獲得することができたり、自社にないような営業ノウハウを活用することができる為、とても効率的な営業手法と言われています。

この営業スタイルでは代理店との信頼関係が重要になるので、人一倍気遣いできる営業マンでなければ務まりません。

なので、代理店営業に配属される人は会社内のトップセールスが多い傾向にあります。

営業の職種9:インサイドセールス

近年人気になっている営業職種が”インサイドセールス”です。

インサイドセールスとは、インサイド(内側)でセールス(売り込み)する仕事を言います。

反響営業やインバウンド営業とも言える職種で、問い合わせがあった見込顧客の対応を主な業務内容にしています。

電話でクロージングすることがほとんどなので、テレコール営業の経験者には向いていると言えるでしょう。

営業の職種10:カスタマーサクセス

カスタマーサクセスは最近出てきた営業職種ですが、既存顧客に対する営業部隊のことをいいます。

既存顧客に営業するという意味ではルート営業に似ていますが、カスタマーサクセスは目的が異なります。

カスタマーサクセスが目指す目標とは、”自分達が提供したサービスを活用してお客様のビジネスを成功させること”になります。

つまり、これまでのような「売ったら業務終了!」という売り切り型セールスではなく、お客様と一緒に伴走するといったイメージが近いと思います。

営業の職種11:フルコミ営業

フルコミッションとは完全歩合制を意味する言葉です。

よって会社との労務関係はなく、外注先(業務委託先)として働くことになります。

つまり、フルコミッションとは個人事業主(自営業)を意味するのです

フルコミ営業では月100万円以上稼ぐことが珍しくなく、月に数百万円を稼ぐプロフェッショナル営業もいます。

しかし、売れなければ収入ゼロになるリスクがあるので、セールスに自信がなければおすすめできない働き方です。

営業の職種12:コンサルティング営業

コンサルティング営業とは、お客様や取引先の懐に入り込み、経営改善や業務改善を行う営業職を言います。

主に経営者を相手にソリューションを展開するので、高いレベルの経営知識やスキルが求められます。

その中でも一番重要な要素は「ヒアリング能力」になります。

お客様の課題を明確に把握しなければ、的確なコンサルティングは実現しません。

大手クライアントが顧客になるケースが多いので、大きな仕事をしたい人にはピッタリの営業職と言えます。

営業の職種13:企画営業

企画営業とは、お客様に対してあらかじめ用意した企画を提案したり、全く前例のない新企画を提案したりする仕事です。

ビジネススキームを作ることが多いので、「新規事業開発」とか「新規事業の立ち上げ」と言い換えることもできますが、かなり高レベルのスキルが求められます。

コンサルティング営業と同じで、顧客ニーズをヒアリングして状況や希望に合わせた提案を行う仕事ですが、データドリブンの提案をしていくので、合理的な考え方の人や、理数系の人にはおすすめです。




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