
営業職であれば相手に不快感を与えないことが一番重要ですが、営業ウーマンであればネイルくらいはオシャレしたいですよね。
それがある意味では女性らしさにも繋がっていくはずです。
そこで今回は、ビジネスマナー違反にならないネイルのデザインと色を解説していきたいと思います。
営業職として働く営業レディは必見です。
営業職でもネイルはOK?
営業職の女性が長い爪に派手な色やデザインのネイルをしていたら、相手はどう感じるでしょうか?
上司であるおじさん世代からすると、なかなか理解しづらいことかもしれませんが、女性にとって爪は大切なものなのです。
このあたりを理解できない年配者は、もしかすると怒ったり、ビジネスマナー違反だとネイル禁止令を出すかもしれません。
もし会社でそのようなルールがあれば従うべきですが、特にルールがないのであれば、ネイルのお洒落はすべきだと思います。
もちろん華美なネイルは営業職向けではないのでマナー違反ですが、一般的なネイルなら全然問題ありません。
名刺交換の時など、指先は意外と相手の目につくものです。
例えば営業先がファッション系などの場合、オシャレなネイルをしても問題無いのかもしれませんが、医療系のような清潔さが求められる会社では、「爪が長い」というだけで相手に不快感を与えかねません。
つまり「営業先がどういった会社なのか?」ということを加味する必要があるのです。
営業職である限り、クライアントに合わせてネイルを変える気配りが女性営業には求められます。
みんなが当たり前にネイルを楽しむ中、営業職だからと言ってネイルを諦めるのは悲しいことだと思います。
TPOをわきまえれば、営業職だってネイルしても全然問題ないのです。
何もしていない指先より、しっかりネイルしてある指先の方がキレイなのは当然です。
- 営業職にあったネイル
- 自分の立場にあったネイル
- 相手先の会社にあったネイル
それを意識すれば褒められる指先になるはずです。
営業職はあくまでも会社の顔なので、素敵なネイルでアピールできる営業パーソンを目指しましょう。
営業向きのネイルデザイン
お客様と接する営業職向きのネイルとは一体どんなものでしょうか?
それはやはりシンプルなデザインのモノが良いと思います。
色はベージュ系や白系、肌に近いピンク系といったナチュラルなものを選びましょう。
原色や蛍光色のような濃い色や派手な色、明るすぎる色は避けた方が無難でしょう。
しかし、ワントーンのネイルではちょっと物足りないと言う人には、控えめなフレンチネイルがオススメです。
白×ナチュラルピンクのフレンチネイルは爪に近い色味ですし、不快感を覚える人は少ないはずです。

逆フレンチネイルはフレンチネイルよりもラインが下に来るので、よりコントラストを楽しめると思います。
ベージュ×クリアなど、色味は落ち着かせて、あくまでも派手にならないよう注意しましょう。
フレンチネイルはセルフでもできるので、ベースになる色を塗って、シールを貼ってラインを決め、もう一色を重ねるだけで完成です。
シールはダイソーやセリアなどの100均でも手に入るので、とても経済的だと思います。
「仕事が忙しくてネイルサロンに行けない!」、そんな人はネイルシールにするのもオススメです。
値段も1,000円ぐらいなのでお手頃だと思います。

ネイルが剥げていたりすると一気に清潔感が損なわれますので、修復が簡単なネイルにすることも営業職のネイルには重要なポイントです。
やはり「シンプルイズベスト」、これが営業職に好まれるネイルのキーワードなのです。
法人営業に最適なネイル
法人営業の場合、最も気をつけなくてはならないのが相手先の会社のカラーです。
最初に述べたように、アパレル系と医療系では、許容されるネイルの種類が全く異なります。
他にも、お堅い業種と言われている金融系などでは、そもそもネイル自体のウケが良くありません。
いくら自由な社風のIT系企業などでも、爪が長かったり、ストーンがゴテゴテに付いている派手なネイルはマイナスの印象を与えるでしょう。
なので、顧客の業界を加味しながら、失礼に当たらないネイルをチョイスするのがビジネスマナーだと思います。
セールスの基本は相手を不愉快にさせないことです。
あくまでも営業(=仕事)に行くわけなので、ある程度の節度をわきまえる必要があるのです。
ストーンは控えたほうが無難
ネイル好き女子であれば、一度はストーンを取り入れたことがあると思います。
ストーンはキラキラして可愛いですよね。
シンプルなネイルでもストーンを配置するだけで、ぐっとお洒落感がアップします。
ダイソーなどの100円均一でもストーンはたくさん取扱っているので、手軽におしゃれができるのは嬉しい限りです。
ですが、法人営業のネイルにストーンは控えることをおすすめします。
その理由は、相手先の会社に万が一ストーンを落とした場合、ゴミを落とすのと一緒になってしまうからです。
指先から離れたストーンは、残念なことにその瞬間からゴミになってしまいます。
例えば取引先の工場に訪問した際、もしもストーンが落ちてしまったら、それは生産現場にゴミを落とすのと同じことなので、大問題になりかねません。
休日であれば、ちょっとお高めなスワロフスキーのストーンを付けるのも良いと思います。
なので、法人営業の女子は、お休みの日だけストーンを楽しむようにしましょう。

オフィスに適したネイル
オフィスネイルとして取り入れられるネイルの特徴をまとめてみましょう。
まず必須と言える条件はショートネイルであることです。
ロングネイルはどのような社風であってもお仕事向きではないので絶対に好まれません。
色はナチュラルなベージュ系やピンク系がベストだと思います。
ヌーディーカラーに白色を上手くプラスして、グラデーションにしているネイルも素敵ですよね。
派手な色味でなければグラデーションネイルでも大丈夫です。
単色ネイルの場合、ストーンやラメを取り入れがちですが、これには注意が必要です。
ストーンは先ほど述べた通り、外れる危険性があるので、出来る限り避けましょう。
ラメも華美になりすぎる危険があるので、ごくわずかな使用にとどめたほうが無難です。
とはいえ、フレンチネイルのラインに細く入れる程度であれば、許容範囲と言えるでしょう。
また「どの程度の色味ならオフィスネイルに使えるのか?」という問題は非常に微妙な話になります。
例えばワインレッドですが、この色は落ち着いた色に分類されるので、男性のネクタイにも大人気の色味ですが、「赤色」として認識する人もいるので注意が必要です。
赤い爪は決してオフィス向きではありません。
このように、取る人によって見方の変わる色は避けた方が無難だと思います。
なるべく肌に近い色を取り入れる事が、失敗しないビジネスネイルのカラー選びだと言えます。
社会人はネイルしない方がいい?
色々書き出してみると、「ビジネスでのネイルは面倒だ…やめよう」と思われてしまうかもしれません。
ですが、押さえるべきマナーや禁止事項を守りさえすれば、ビジネスでのネイルは裸のままの爪よりもきちんとしている感じが出るので、逆に営業女子にこそ取り入れて欲しいオシャレだと言えます。
中にはネイルに否定的な男性もいるようですが、それは派手なネイルに対する意見であって、きちんとビジネスを意識していて、清潔感のあるネイルを嫌がる男性はほとんどいないはずです。
女性割合の少ない職場では、「ネイルに対しての理解が得られないのではないか?」と自粛してしまう女子もいるようですが、そのような先入観はもったいないことです。
そういった職場でこそ、ビジネスマナーを守ったネイルをしていきましょう。
キレイにしている女性に嫌悪感を抱く男性はいません。
もちろん、会社の決まりで禁止されている場合や、上司から指摘があった場合などは素直に従いましょう。
女性は爪をキレイにしている、そんな些細なことでもモチベーションが上がるはずです。
たまにはネイルサロンでキレイにしてもらって、自分にご褒美をあげるのも良いと思います。
ビジネスでのネイルは、みんな当たり前に楽しんでいることなので、ネイルの効果を仕事の活力にして仕事を頑張りましょう!