人より1時間余計に働くことは尊い。
1時間少なく働いて、今まで以上の成果を上げることもまた尊い。
そこに人間の働き方の進歩があるのではないだろうか。
<パナソニック創業者 松下幸之助>
日本社会では未だに長時間労働を美徳としていますが、効率化を図って労働時間を短くすることも素晴らしいですよね。
労働時間と成果は必ずしも比例しないのです。
「どうすれば生産性が上がるか?」というのを考えましょう。
成長を欲するものは、まず根を確かにおろさなくてはならない。
上に伸びることのみ欲するな。
まず下に食い入ることに努めよ。
<哲学者 和辻哲郎>
何事も土台がしっかりしていなければ、グラついて安定しません。
人間はどこまでも高く成長できますが、基礎がしっかりしていなければ、自分の重みで倒れてしまいます。
人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。
人に勝つ者は力あり、自ら勝つ者は強し。
足るを知る者は富む。
<中国の思想家 老子>
他人を理解できるものには知恵があり、自分を知っているものは優れている。
また人に勝つ者には力があるが、自分に克つものこそが強い人だ。
そして自分に足りないものを知っている人は心豊かな人である。
まずは自分を知ることが重要なのです。
「確率」ではなく、「可能性」にかけろ。
<実業家 杉村太郎>
- 勝てる確率はどれくらいなのか?
- 勝算はどれくらいあるのか?
そんな計算をしていると、恐怖で行動できません。
決して高い勝率が出ることはありませんし、もし高い勝率が出た場合には、もう他の誰かにやられているでしょう。
そうではなく、1%でも可能性があるなら、チャレンジする価値があるのです。
なぜかと言うと、その勝率は行動力で上げられるからです。
単なる一生懸命にはなんら価値がない。
一生懸命が価値をもつためには、正しい理論に基づくことが前提条件だ。
<本田技研工業創業者 本田宗一郎>
がむしゃらに努力することは無駄なケースが多いです。
きちんと計画性をもって行動しましょう。
本田宗一郎の名言集は下の記事をご覧ください。
「鳥のように自由に空を飛びたい」なんて言うのは勝手だけど、鳥が飛ぶために何万回翼を動かしているのか、よく見てごらん。
<タレント 北野武>
鳥だって生まれたばかりの頃は飛べないのです。
努力するから空を飛べるようになるのです。
ベストを尽くすだけでは勝てない。
僕は勝ちに行く。
<プロテニス選手 松岡修造>
熱血漢である松岡修造さんの言葉です。
勝ち負けにこだわるプロらしい姿勢が伝わりますよね。
どの港へ向かうのかを知らぬ者にとっては、いかなる風も順風足り得ない。
<詩人 セネカ>
目標が定まっていなければ、訪れたチャンスを手にすることはできないのです。
セネカの名言集は下の記事をご覧ください。
クオリティとは決して偶然にもたらされるものではない。
それはいつも知的に努力をした結果もたらされる。
<評論家 ジョン・ラスキン>
様々な情報を仕入れて、色々な経験をしましょう。
たくさんの本も読みましょう。
それがあなたのアウトプットに反映されるはずです。
計画のない目標は、ただの願い事にすぎない。
<作家 サン=テグジュペリ>
鬼軍曹のように厳しい言葉ですよね。
あなたの目標は実行性がありますか?
それともただの願い事でしょうか?