人生は道路のようなものだ。
一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
<哲学者 フランシス・ベーコン>
一番の近道が「一番悪い道」というのは、なんか矛盾している気がしますよね。
実はこの文章の前には「成功するための」という言葉が隠れているのです。
「成功するための一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。」
悪路ではトラブルに見舞われたり、高度な運転技術が求められるはずです。
その難関を乗り越えるためには、たくさん努力したり色々と工夫しますよね。
それを経験することが重要なのです。
競争相手や先駆者に勝ると思うだけでは駄目です。
あなた自身を超えるように努力するのです。
<作家 ウィリアム・フォークナー>
周りに勝つことも重要ですが、一番重要なのは自分自身に勝つことです。
人間は弱い生き物なので、すぐに諦めたり怠けたりします。
自分の弱さに負けてはいけません。
長い間、海岸を見失うだけの覚悟がなければ、新大陸を発見することはできない。
<作家 アンドレ・ジッド>
リスクを負うからリターンがあるのです。
リスクとリターンは常にトレードオフの関係性にあるのです。
前進できぬ駒はない。
<プロ棋士 中原誠>
人間を「将棋の駒」に例えるなんて、プロ棋士らしい言葉ですよね。
なかなかユニークな名言だと思います。
独創への挑戦はリスクが大きいと思われているが、実は逆で人真似ほどリスクは大きい。
<実業家 林原健>
人の真似をするのは簡単です。
しかしそれをしても、自分の成長には繋がりません。
なぜかと言うと、自分の型にはまっていないからです。
人の猿真似をするのは良いですが、それを自分なりに工夫して進化させなければいけないのです。
無知を恐れるな、偽りの知識を恐れよ。
<哲学者 ブレーズ・パスカル>
知ったかぶりはよくありません。
それを「偽りの知識」と揶揄しているのです。
自分で経験して学んだ知識こそ本物なのです。
人類史上の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって達成された。
<マイクロソフト共同創業者 ビル・ゲイツ>
起業家は「諦めが悪い」と言われます。
そのような性格がイノベーターには必要なのかも知れません。
志を持て、そして気力を養え。
ただしそれだけでは学者にすぎない。
旺盛な行動力を持って行動せよ。
<長州藩士 吉田松陰>
吉田松陰は実践主義者だったのでしょう。
明治維新の立役者と言われている人物の言葉は重いですね。
人間はすべての可能性を自分の内に備えている。
<作家 レフ・トルストイ>
人間には様々な可能性の種があります。
どの花を開かせるかは自分次第なのです。
ほとんどの人が目標もないのに、毎日どっちの方向に行っていいのかわからずに努力している。
これは無駄です。
<ファーストリテイリング社長(ユニクロ) 柳井正>
努力する方向性を自分で決めたり、もし分からなければ周囲から教えてもらうのも良いでしょう。
これだという方向性を決めて取り組むことが重要で、それを継続することが大切なのです。