81:キャズム

キャズムという言葉は、アメリカの起業家である「ジェフリー・ムーア」が、自身の著書で使った言葉です。

同名の「キャズム」という本がベストセラーになったので、ビジネス用語として浸透しました。

これはイノベーター理論になりますが、世の中にないような製品サービスをリリースした場合、それが浸透するまで”ある程度の時間”を要します。

そのプロダクトが浸透した状態のことを「メインストリームに乗った」と表現するのですが、メインストリームに乗るまでの間にキャズム(深い溝)があると主張したのです。

よって、イノベーターはキャズムを乗り越えなければ、ビジネスを成功させることができないと言われています。

使い方の例文

キャズムを乗り越えよう!

82:インタラクティブ

インタラクティブとは「相互作用」や「対話形式」という意味で使われているビジネス用語です。

従来型のマーケティングは、企業が伝えたいことを一方的に伝えるやり方でしたが、近年はSNSが普及したので、双方向のコミュニケーションが求められるようになりました。

よってインタラクティブは、これからのマーケティングを考える上で必要不可欠な単語ということになります。

使い方の例文

SNSを使ったインタラクティブな交流が必要だ。

83:プロパー

元々は「正規の」「固有の」「本来の」という意味の英語(proper)なのですが、ビジネス界隈では「新卒からの生え抜き社員」又は「正社員」のことを指す言葉として使われています。

特に人事部門では、中途採用と比較して「あの人はプロパーだ」というような使われ方をしています。

しかしアパレル業界でプロパーといえば「定価」を指す言葉であり、流通業界では「直接卸される商品」のことをプロパーと言っています。

なので、業界によって使い方が異なるのだと理解しておきましょう。

使い方の例文

あの人はプロパー社員なので、社内ネットワークが凄い。

84:LTV(ライフタイムバリュー)

LTVは「顧客生涯価値」という意味で使われているビジネス用語です。

具体的には、顧客が取引を開始して、終了するまでに得られる利益のことを指しています。

なのでLTVが高いことは、顧客満足度の高さにも比例していくので、ビジネスを拡大させる上では非常に重要な要素となっています。

マーケティングする上でもLTVが高ければ高いほど、販促費もかけられるので、選択肢が広がることにもなります。

よって、LTVはビジネス上で非常に重要な項目だと言われているのです。

使い方の例文

お客様のLTVを上げなければいけない。

85:ストックとフロー

これはビジネス界隈で当たり前のフレーズですが、主に”収益”について話す場合、ストックとフローという言葉で使われています。

  • ストック:毎月入ってくる収益のこと
  • フロー:1回きりしか入ってこない収益のこと

大枠ではこのような分類になっています。

例えば月額制の動画配信サービスの場合、「ストックビジネス」と言ったり「ストック収益」と表現したりします。

それと比較して、パソコンの販売であれば「フロービジネス」や「フロー収入」と表現したりします。

ただし、フローについては「ショット」や「スポット」と表現することもあるので、これらは全て同じ意味だと理解しておきましょう。

使い方の例文

ストックビジネスを作ることが至上命題だ!

86:レベニューシェア

レベニュー(revenue)とは「収益」のことで、シェア(share)は「分ける」という意味ですよね。

つまり成果物から発生した収益を双方で分配するビジネスモデルのことを「レベニューシェア」と呼んでいます。

例えば、ネイティブアプリの企画会社Aに開発人員がいなかった場合、その案件をシステム開発会社Bに持ち込みます。

そしてシステム開発会社Bがネイティブアプリを作り上げ、企画会社Aが販売するような協業スチームでは、売れた収益に応じてA社とB社が折半するレベニューシェアという仕組みが使われています。

レベニューシェアの特徴としては「双方がリスクを負担する」ということになるので、リスク&リターンが均等でなければいけません。

使い方の例文

新プロジェクトはA社とのレベニューシェアで進める予定です。

87:スケール

スケール(scale)は「目盛り」という意味の英語なので、「計り」のことだと思われますが、実は「規模」という意味もあるので、「ビジネスを拡大させる」という表現の時に使われているビジネス用語です。

特にベンチャー企業やスタートアップ界隈で使われているキーワードなので、その辺りで活動している人にとっては良く耳にするフレーズだと思います。

使い方の例文

1人で始めた小さな会社が、従業員100人にまでスケールできた。

88:ゲームチェンジャー

元々はスポーツ用語なのですが、試合の途中から出場して、一気に流れを変えてしまう選手のことを「ゲームチェンジャー」と呼んでいます。

ビジネス界隈では、これまでの市場環境を一変させる商品・サービスや、それを仕掛ける企業のことを「ゲームチェンジャー」と表現しています。

一般的にゲームチェンジャーはイノベーターなので、かなり革新的なプロダクトや会社ということになります。

使い方の例文

ゲームチェンジャーが現れたので、市場環境が激変した。

89:ケータリング

ケータリングとは、料理人が出張してその場で調理する”宅配サービス”の一種です。

企業が開催するパーティー会場やイベントなどで利用されることが多いですが、デリバリーサービスとは異なるので注意しましょう。

デリバリーサービスは、お店で調理した食事を会場へ運ぶだけなのですが、ケータリングの場合には会場で料理人が調理するので、この辺りが違いとなります。

使い方の例文

来月のパーティーではケータリングを実施します。

90:ワーケーション

ワーケーションは、ワーク(work)とバケーション(vacation)を組み合わせた造語です。

そのネーミングの通り、観光地などで休暇を取りながら働くことを意味しています。

近年はリモートワークが普及したので、ワーケーションを取り入れる企業が増えています。

従業員にとっても、いつもと違う環境で仕事をしたり、リフレッシュできるので、それが結果的に”生産性の向上”につながっていると言われています。

使い方の例文

新企画を考える場合にはワーケーションにしましょう。




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