目次
71:ファブレス
ファブレスとは「Fabrication facility less」の略語で、メーカーなのに製造工場(Fabrication facility)を持たない(less)ビジネスモデルを意味しています。
これまでの製造業と言えば、自前で工場を持つのが当たり前でしたが、現代ビジネスでは逆に「ファブレスが当たり前」となっています。
弊社はアパレルメーカーですがファブレスです。
72:トレーサビリティ
トレーサビリティは、トレース(追跡)とアビリティ(能力)を組み合わせた造語ですが、原材料や製造工場、各工程の製造者や仕入先、販売元などの履歴が追跡できることを指します。
これによってトラブル発生時の原因究明や回収業務が容易になったので、そういった意味では業務効率化にも役立つはずです。
トレーサビリティによって問題解決のスピードが早まりました。
73:OEM
OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の頭文字を取った言葉です。
その意味は、製造メーカーが委託を受けて他社ブランドの製品を製造することを指します。
これはかなり汎用性が広い考え方なので、様々なビジネスシーンでOEMは活用されていますが、最も代表的なのは化粧品業界でしょう。
当社の化粧品はOEM製造しています。
74:PB(プライベートブランド)
PBで有名なのは、イオングループの「トップバリュー」や、セブン&ホールディングスがコンビニで販売している「セブンプレミアム」などです。
これらは小売業者が企画&販売しているので、PBの定義はそのように覚えておきましょう。
PBは安いから家計が助かる。
75:エビデンス
エビデンスは英語の「Evidence」が語源になっています。
その意味は「証拠」「根拠」などですが、ビジネスシーンではよく使われている言葉です。
ビジネスパーソンであれば必ず押さえておくべきフレーズなので、ここで覚えておきましょう。
エビデンスを見せてください。
76:クリティカル
クリティカルは「危機的」や「致命的」という意味の英語です。
なので、基本的には致命傷となり得るミスやトラブルのことを指す時に使う言葉です。
クリティカルなミスが発生しました。
77:アジャイル
アジャイルとは「素早い」という意味の英語ですが、これはシステム開発に関する言葉なので、業界が違えば馴染みのないフレーズだと思います。
例えばシステムを開発する場合、要件定義をして、後は納品まで待つと思いますが、もしコミュニケーションミスによって仕様の違うものが納品されてしまうと、お互い時間がもったいないですよね。
そのような事態を防ぐために、都度状況を確認するアジャイル開発というのが、システム業界では一般的になっています。
なので、アジャイルの手法を取り入れれば、大きな失敗が無くなり、失敗のリスクが軽減できるのです。
この案件はアジャイルによって進めましょう。
78:パラダイムシフト
パラダイムシフトとは、これまでの考え方や価値観が180度変わることを指します。
技術革新や革新的なアイデアによって、世の中には度々パラダイムシフトが起こります。
例えばガソリン自動車から電気自動車に主役が移り変わったり、AIの登場などによってパラダイムシフトが起こるのです。
このような流れを読むことがビジネスでは重要だと言われています。
スマートフォンの登場によってパラダイムシフトが起こった。
79:エンパワーメント
エンパワーメントとは、権限を与えて自律的な行動を促す言葉です。
「○○をエンパワーメントする」という使い方は一般的だと思いますが、それは社内でも社外でも通用する言い回しです。
例えば弊社(WEBX)は「営業パーソンをエンパワーメントする」というテーマの事業を行っていますが、「部下のことをエンパワーメントする」という使い方もできるのです。
フリーランスをエンパワーメントする。
80:ファシリテーター
ファシリテーターは、会議やミーティングなどにおいての司会・進行役のことを指します。
ファシリテーターがいれば、コミュニケーションが円滑になるので、とても重要な役割を担っているのですが、「ファシリテーションは苦手」というビジネスパーソンは多いはずです。
そのような人は下の記事をご覧ください。
ビジネスパーソンであれば、ファシリテーションスキルを身につけることは必要不可欠だと思います。
話しやすい雰囲気を作るのもファシリテーターの役割。