目次
41:コンペティター
コンペティター(competitor)は「競争相手」という意味の英語です。
ビジネスの現場では略して「コンペ」と呼ばれているので、かなり身近なフレーズだと思います。
一般的にはクライアントに対して提案する場合、コンペになるケースが多いので、そのようなシーンで多く使われています。
今回のプレゼンはコンペティターが多い。
42:エンドユーザー
エンドユーザーは商品サービスを購入してくれる「最終消費者」という意味の言葉です。
一般消費財であれば分かりやすいのですが、法人向けのBtoB商材であってもエンドユーザーは存在します。
その場合の定義は「法人顧客」ということになるので、シチュエーションに応じてエンドユーザーは変化することになります。
御社のエンドユーザーは法人ですか?
43:スタートアップ
スタートアップとは、投資家からエクイティファイナンスで資金を集めて、急激な成長を目指す企業やビジネスモデルのことを言います。
稀にベンチャー企業と混同されているケースもありますが、基本的には「新しいビジネスモデル+急成長」という定義にハマるのであれば、その企業は「スタートアップ」だと言えます。
逆に、既にあるビジネスモデルを少しずつ拡大させて、収益の安定化を目指しているのであれば「ベンチャー企業」に該当するはずです。
あの企業は投資家から注目されているスタートアップです。
44:ペルソナ
この言葉は、営業やマーケティングに携わるのであれば、必ず覚えておく必要のあるキーワードです。
元々はラテン語で「仮面」という意味の言葉なのですが、ビジネスシーンでは「ユーザーイメージ」のことを指します。
「自分たちの製品サービスを購入してくれるお客様はどのような人なのか?」を言語化したのがペルソナなので、このイメージが正確であればあるほどマーケティングも効率的になってきます。
当社のペルソナをもう一度考え直す必要があります。
45:バリュープロポジション
バリュープロポジションを直訳すると「提供価値」となりますが、自社の独自性や強みのことを指します。
例えばクリーニング店はお客様が来店するのを待っていますが、「自分から洗い物を取りに行く」という付加価値をつければ、他のクリーニング店と差別化できます。
他にも、品揃えを豊富にしたり、トッピング無料を打ち出すことで、バリュープロポジションを発揮できるのです。
当社独自のバリュープロポジションを見つけましょう!
46:ゾーニング
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、店舗ビジネスでは当たり前のキーワードです。
ゾーニング(Zoning)はZoneを語源にしているので、空間や領域のことを指すキーワードです。
つまり、空間ごとにテーマを決めて、購買意欲を最大化させることを指します。
この辺りについては下の記事をご覧ください。
普段使うコンビニエンスストアやスーパーでも、ゾーニングは行われているので、今度行った時に注意深く観察してみてください。
ゾーニングを実施しなければ、効率的に売ることができない。
47:ブルーオーシャン&レッドオーシャン
ビジネスシーンにおける「ブルーオーシャン」とは、競合他社がほとんどいない市場(マーケット)のことを言います。
逆に「レッドオーシャン」とは、競合他社ばかりの市場(マーケット)のことを言います。
例えば「一般的なドア」を製造する場合にはレッドオーシャンですが、「どこでもドア」を製造する場合にはブルーオーシャンという具合です。
もちろん全ての企業がブルーオーシャンで戦うべきなのですが、それを見つけるのは至難の技なので、誰もがつけられる市場(マーケット)ではないと理解しておきましょう。
弊社の商品はレッドオーシャンなので、ライバルとの戦いが熾烈です。
48:コモディティ
コモディティ(Commodity)は「商品」という意味の言葉です。
いわゆる一般化した商品のことを指すので、石油、食料品、冷蔵庫などがコモディティに当たります。
コモディティは需要が安定しているのですが、そのぶん競合も多いのでレッドオーシャンで戦わなければいけません。
そう考えた場合、どうしても低価格競争の”体力勝負”になりがちなので注意しましょう。
弊社の商品は既にコモディティ化しました。
49:バリューチェーン
これは「マーケティングの第一人者」と呼ばれている、マイケル・ポーターが提唱した考え方です。
バリューチェーンとは、顧客に価値を届けるための「一連の活動」を言います。
バリュー(価値)が鎖のように繋がっていく様子を表した言葉なのですが、働く上では自社のバリューチェーンを理解することが必要不可欠だと言われています。
当社のバリューチェーンには問題があります。
50:サブスクリプション
「サブスクサービス」でお馴染みのサブスクリプションです。
いわゆる定額制サービスなので、企業収益の安定化に寄与します。
なんとなく最近出てきたような言葉に感じますが、実は以前から「食べ放題」「定額制」という形で浸透していました。
それをただ横文字にしただけなので、基本的には同じだと考えましょう。
サブスクリプションのビジネスは安定する。