91:IPO(株式公開)

IPOは証券用語なのですが「イニシャルパブリックオファリング(Initial Public Offering)」を省略した言葉です。

それはつまり新規上場を意味するので、基本的にはめでたい話となります。

IPOは資金調達の手段なのですが、基本的には株価が上がることになるため、創業メンバーや、投資家などに莫大な利益が流れ込みます。

それと同時に、IPOした会社には数十億円~数百億円のキャッシュが入るので、それが成長ドライブとなって、その後のビジネスを拡大させる原動力となります。

これと比較してPO(Public Offering)という言葉もあります。

POは「公募増資」を意味する言葉なので、すでにIPOしている会社が新株を発行する時に使われています。

使い方の例文

取引先のA社がIPOしたらしい。

92:ベンダー

ベンダーは汎用的なキーワードなのですが、一般的には「製品・サービスの供給元」を意味するビジネス用語です。

つまり「メーカー」という意味合いがあるので、様々な業種業態でベンダーが活躍しています。

ビジネス現場での使い方としては、メーカーを意味するキーワードとして「ベンダー」を使っても良いですが、もう少し広いニュアンスの言葉になるので、メーカーという言葉よりも使い勝手が良いと思います。

使い方の例文

あの会社は国内大手のベンダーだ。

93:報連相(ホウレンソウ)

報連相は「報告・連絡・相談」を省略した言葉ですが、ビジネスの基本と言われているので、多くは新入社員研修で学ぶはずです。

報連相について詳しく知りたい人は下の記事をご覧ください。

サラリーマンであれば、とにかく「報連相を徹底するように!」と言われるはずなので、報連相を怠ることは懲罰対象にもなりえます。

企業としては報連相を徹底することで、事故を未然に防ぐことができ、リスク管理にも役立ちます。

使い方の例文

報連相は必ず行いましょう!

94:OKR

OKR(オーケーアール)は、チーム一丸の状態を生み出す目標管理手法のことです。

Googleやメルカリなどで採用されて有名になったOKRは、まだ認知度がそこまで高くありませんが、徐々に浸透しています。

具体的なやり方は、まず経営陣で全社のOKRを設定し、各部門、各チームはそれぞれ経営陣が決めたOKRに基づき、自分たちのOKRを作成していきます。

その進捗や成果を、毎週お互いに報告しあって、短期間で頻繁に見直すのです。

このようなやり方をすれば、全社員に”会社目標”が浸透し、自分が活躍するポジションとの関連性も理解しやすくなると言われています。

使い方の例文

社員の気持ちがバラバラなので、OKRを導入しよう!

95:オンボーディング

オンボーディングを直訳すると「乗り物に乗る」という意味ですよね。

具体的な使い方としては、中途社員などに対して、会社の文化(カルチャー)を理解してもらい、早く職場に馴染んでもらうための入社プログラムを指します。

OJTと違って、早く職場環境に順応してもらうための機会を提供することが目的になっているので、その違いを理解しておきましょう。

使い方の例文

最近入社した人とオンボーディングを行って、早く馴染んでもらいましょう。

96:オーソライズ

オーソライズとは「権限を与える」「正式に認める」などを意味している英語です。

なのでビジネスの現場では、公的機関や権限のある人から公認されたり承認されたことを指しています。

これはつまり社会的なお墨付きを得ていることになるので、ビジネスを進めるためには必要不可欠だと言えます。

使い方の例文

国際認証機関からオーソライズを得ています。

97:SEO

SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、「検索エンジン最適化」という意味で使われています。

ビジネスにおいてはGoogleなどの検索エンジンで上位表示することが非常に重要なので、webサイトを持つ企業であればSEO対策をすることは欠かせないと言われています。

ちなみにSEOと似た言葉には、MEOやLPOなどがあります。

MEOとはMap Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略称で、主にGoogleマップ向けの地図エンジンで上位表示させるための施策を指します。

そしてLPOは「Landing Page Optimization」の略称で、サービスの申し込みや資料請求などのコンバージョンがより多く発生するように、ランディングページを最適化する手法のことです。

他にもEFOなど、IT業界には3文字のキーワードが多いのですが、主要なビジネス用語は覚えておきましょう。

使い方の例文

弊社のウェブサイトはSEOで上位表示しています。

98:オフレコ

オフレコは英語の「off the record」を省略した言葉です。

元々は報道関係者が使っていた業界用語なのですが、それがビジネス界隈で一般的に使われるようになりました。

ちなみにオフレコの意味は「記録にとどめないこと」「談話などを公表しないこと」「非公式にすること」を意味するので、「ここだけの話ですが…」という時に使いましょう。

使い方の例文

この話はオフレコでお願いします。

99:グロースハック

グロースハックは、商品サービスを大きく成長させる一連の仕掛けや仕組み作りのことを指します。

それをする人のことを「グロースハッカー」と呼んでいて、組織の中では非常に重要なポジションとなります。

グロースハックはモノやサービスの機能や設計、内容にまで踏み込んで改善を行い、大きな成長を目的とします。

そのため部署を超えた”大きな権限”が与えらているケースが一般的です。

使い方の例文

既存サービスをグロースハックして急成長させましょう!

100:ピッチ

ピッチは、短時間で投資家や決裁者に提案することを指します。

つまりは”短時間のプレゼン”なのですが、5分程度の時間で相手にビジネスアイデアを伝えるということがポイントになっています。

ちなみに一般的なプレゼンテーションとの違いは以下の通りです。

  • プレゼン:営業担当者などが行う。時間は30分~1時間。予算の獲得を目的とする。
  • ピッチ:起業家が行う。時間は5分程度。出資を目的とする。

この違いを押さえておきましょう。

使い方の例文

スタートアップ企業の経営者は、積極的なピッチをするべきだと思います。

ビジネス用語は”重要フレーズ”だけ覚えよう!

ここまで様々なビジネス用語をご紹介してきましたが、あまりに数が多いので覚えきれないと思います。

なので、基本的には”自分の業界がよく使うフレーズ”を覚えれば十分だと思います。

例えば、IT業界であればCV(コンバージョン)やPV(ページビュー)などは頻出フレーズになっているので、IT系の会社に勤めているなら絶対に押さえておくべき言葉だと思います。

しかし、食品業界に勤めている人が理解していなくても問題ないフレーズなので、業界によって必要な知識は変わってくるはずです。

なので「自分の仕事に必要なキーワードだけは絶対に押さえる」という感覚で大丈夫だと思います。

ビジネスパーソンなのであれば、日頃から自己研鑽に励みましょう!




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