有名な経営者の名言集42選|心に響く社長の言葉【まとめ一覧】

「成功者」と呼ばれる経営者&創業者(CEO)には、それぞれ有名な名言が残されています。

それは格言のように心に響く言葉ばかりで、座右の銘にしている人も多いはずです。

そこで今回は、起業家である営業シーク「さの編集長」の独自解説も入れながら、有名社長の言葉を一覧にまとめてみました。

上場企業の経営者や海外の経営者まで豊富なラインナップなので、是非お気に入りの言葉を探してみてください。

ビジネスで成功したい人、これから独立起業を目指す人、就職を控えている大学生は必見です。

短い言葉ばかりを厳選したので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

経営者の名言一覧

ここから経営者の名言をご紹介していきたいと思います。

言葉の解説も加えていますが、学びのある言葉ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください。

1:ホンダ創業者 本田宗一郎の名言

失敗のない人生なんて面白くないですね。

歴史がないようなもんです。

<ホンダ創業者 本田宗一郎>

世界の「HONDA」をたった1代で作り上げた名経営者が本田宗一郎です。

自動車生産はサプライチェーンが多く、使う部品数も多い産業だと思います。

そのようなサプライチェーンを束ねて、自動車を生産することは大変な苦労があったはずです。

そのような苦労を経験した人が発する厚みのある言葉だと思います。

本田宗一郎の名言集は下の記事をご覧ください。

2:日清食品創業者 安藤百福の名言

順調な時ほど危機が訪れる

<日清食品創業者 安藤百福>

みんな大好き「チキンラーメン」や「カップヌードル」を製造している日清食品の創業者です。

安藤百福(あんどうももふく)は世界で初めてインスタントラーメンを開発した人ですが、その人生は山あり谷ありだったみたいです。

22歳で起業した後、順風満帆に事業は成長していきましたが、ある事件をきっかけに財産を全て失います。

その後、47歳の時に再起をかけて挑んだのがチキンラーメンの開発だったのです。

後がないほど追い詰められて、そこから起死回生したのが安藤百福という起業家なのです。

現状に甘んじて胡坐をかいていると、手痛いしっぺ返しをくらうという教訓です。

安藤百福の名言集は下の記事をご覧ください。

3:電通社長 吉田秀雄の名言

摩擦を恐れるな。

摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。

でないと、君は卑屈未練になる。

<電通社長 吉田秀雄>

吉田秀雄といえば、電通4代目の社長ですよね。

当時は広告業界の地位が低かった時代ですが、電通を「広告業界のガリバー」と呼ばれる巨大企業に押し上げた立役者が吉田秀雄です。

とても有名な格言でもある「電通鬼十則」を作った人なので、気になる人は下の記事をご覧ください。

4:堀場製作所 堀場雅夫の名言

やりたいことをやるためには、最初のうちは違うこともしなくてはいけない。

結局、一つ一つを丁寧にこなしていくしかないんです。

<堀場製作所 堀場雅夫>

堀場製作所は分析機器の世界トップメーカーとして業界をリードしていますが、創業当時はインフレに苦しめられ経営の舵取りが難しかったそうです。

この言葉は当時の苦労を思い出しながら語った名言だと言われています。

5:鹿島建設社長 鹿島守之助の名言

事業が古くなると、その五割は失敗する。

<鹿島建設社長 鹿島守之助>

鹿島守之助は、鹿島建設三代目の社長です。

創業家出身ではなく婿養子だったみたいですが、その経営手腕は素晴らしかったと称えられています。

長い歴史を持つ鹿島ですが、三代目社長を引き継いだ時には赤字経営の会社でした。

会社再建の重責を担った鹿島守之助は、赤字経営になっている原因を分析し、得た結論の一つがこの言葉です。

ビジネスは環境の変化に合わせて進化させなければ、生き残ることができないのです。

6:リコー創業者 市村清の名言

人生というものは、たとえいかなる逆境・悲運に遭遇しても、希望さえ失わなければ全く消えてしまうものではない。

<リコー創業者 市村清>

市村氏は生粋の営業マンで、とてつもない販売力を持っていたそうです。

その営業力を買われて、当時発明されたばかりであった「理研感光紙」の総代理店ビジネスを九州で始めました。

販売は順調でしたが、色々な事情でメーカーから冷遇され、数々の苦い経験もしたそうです。

しかし諦めずに努力した結果、感光紙部門だけを本社から独立させた「理研感光紙株式会社」の社長へ就任するに至りました。

その後「理研光学工業」に社名変更され、それが現在のリコーになっています。

人生の荒波に揉まれた人だけが知っている、重みのある言葉だと思います。

7:サイゼリヤ創業者 正垣泰彦の名言

サイゼリヤといえば圧倒的な低価格と、クオリティの高いイタリアン料理で支持されているチェーン店です。

最初はなかなか上手くいかなかったみたいですが、低価格メニューを打ち出したところ、お客様が殺到したそうです。

しかし、どんどん値下げするサイゼリヤをよく思わない飲食業界から、たくさんの批判も受けたそうです。

それに対して放った言葉がこれです。

そんなのラクしたいから言っているだけ。

「心を込めて作っているから高くていい」なんて、お客さんは思っていないもの。

<サイゼリヤ創業者 正垣泰彦>

顧客ニーズを的確に把握して、すぐに反映するという「商才」が伺い知れる言葉だと思います。

8:日本セラミック創業者 谷口義晴の名言

勤めていた会社から事実上の解雇通知を受けて、自ら興した会社が日本セラミックです。

ある日、大手クライアントが工場に来た時、その場で要望をヒアリングして、徹夜で作業し、翌日にはサンプルを見せ大型受注を成立させたそうです。

この時の素早い対応について聞かれた時の言葉がこの名言です。

小さい会社だったからこそ、細かな注文に確実かつ迅速に応えられたのです。

<日本セラミック創業者 谷口義晴>

たしかに小さな会社には機動力がありますが、それだけでなく顧客ニーズに応えようという誠実さが窺い知れる名言だと思います。

9:安田財閥創業者 安田善次郎の名言

人生は一歩一歩順を追って前進す

<安田財閥創業者 安田善次郎>

安田財閥といえば、安田銀行や帝国ホテル、両毛鉄道、現在の損保ジャパンを創業した、日本を代表する財閥グループです。

日本を代表する会社をいくつも作った安田グループですが、その立ち上げは地道な両替商だったそうです。

そこでコツコツ稼いだお金を事業に投資して、後の大財閥ができあがったという重みのある言葉です。

これほどの偉業を成し遂げた人でも、コツコツ努力していたことが窺い知れる言葉だと思います。

10:ドトールコーヒー創業者 鳥羽博道の名言

1990年代後半のカフェブームで順調に事業成長したドトールコーヒーは、美味しいコーヒーだけでなく、ジャーマンドッグの提供にも情熱を燃やしていました。

特に鳥羽氏がこだわったのはソーセージです。

ドイツで食べたフランクフルトの味が忘れられず、それを再現するためにドイツからのソーセージ輸入を試みますが、ドイツ側の輸出制限によって断念。

その時に出た言葉がこれです。

絶対にできるはずだ。

私の舌があの味を覚えている。

<ドトールコーヒー創業者 鳥羽博道>

もの凄い情熱&気迫が感じられる言葉ですよね。

国内のソーセージ会社とタッグを組んで、細かい注文をつけながら試行錯誤した結果、ジャーマンドッグの提供までこぎつけました。

経営とは頭で考えるだけでなく、時には感覚(直観など)を頼りにすることも必要なのだと思います。

11:ワコール創業者 塚本幸一の名言

俺は世界一になれる。

いや、世界一になるしかないやんか。

<ワコール創業者 塚本幸一>

女性用下着のトップメーカーであるワコールの創業者です。

塚本氏の頭の中には「50年計画」というのがあり、そこには海外進出だけでなく、世界制覇を成し遂げる目標まであったそうです。

なので塚本氏は以下のように考えていました。

「もし俺が、運良く50年計画をやり切ったら、俺は世界一になれる。いや、世界一になるしかないやんか…」

事業とは不思議なもので、小さく考えると小さなビジネスになってしまいます。

そして大きなビジョンを掲げると、大きなビジネスに成長するのです。

このような大きなビジョンを持っていたからこそ、今のワコールがあるのかもしれません。

12:ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝の名言

会社設立当初、ニッカウヰスキーが作るウイスキーは、容量が少なくて値段が高いものばかりでした。

そのようなウイスキーはなかなか売れず、販売に苦戦したそうです。

そんな折、販売店を招いた食事会で創業者の竹鶴氏が言ったのがこの言葉です。

我々が誇りを抱いて作っているように、皆さんも誇りを持って売っていただきたい。

<ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝>

職人としてのプライドや、製造するウイスキーに対する絶対的な自信が現れた名言だと思います。

13:アシックス創業者 鬼塚喜八郎の名言

志を持った人は、土壇場に強い。

困難にブチ当たっても倒れない。

<アシックス創業者 鬼塚喜八郎>

アシックスは「スポーツを通して青少年の育成を図りたい」という想いから創業されました。

しかし、長い年月の中で”多角化”を進めた結果、会社が傾き始めたのです。

そんな時、鬼塚喜八郎は原点回帰して”スポーツシューズメーカー”としての事業に特化する決断しました。

その結果、東京オリンピックの追い風を受けて業績回復したのです。

企業経営には「志」が必要です。

「自分は一体何を成したいのか?」

経営者は常に自分へ問いかけるようにしましょう。

14:サイバーエージェント創業者 藤田晋の名言

サイバーエージェントといえば、日本を代表するデジタル広告代理店ですよね。

インターネットバブルの時に、設立からわずか2年で東証マザーズに上場し、大きく注目された会社でもあります。

しかし上場と同時にインターネットバブル崩壊し株価が大暴落…

株主やメディアから様々なバッシングを受ける中、藤田氏はノイローゼになりかけたそうです。

そんな時、楽天の三木谷社長が出資してくれたことで、なんとか窮地を脱することができました。

短期的な黒字化を目指していた藤田氏に、三木谷社長は「短期的な利益ではなく、自分の信念を貫くこと」をアドバイスします。

その時に出た言葉がこれです。

これからはもう何があっても信念を曲げない。

<サイバーエージェント創業者 藤田晋>

企業経営をするためには、軸となる信念が必要となります。

これがなければブレブレになるので、自分の目指すべき企業経営はできないと思います。

このような信念は事業責任者も持つべきなので、経営幹部と言われる人は再認識しておきましょう。

藤田氏の苦労話は「起業家」にまとめられているので、気になる人は読んでみてください。

15:大創産業創業者 矢野博丈の名言

自分に能力も運もないことが気付けたら、ありがたいもんです。

<大創産業創業者 矢野博丈>

皆さんおなじみの「100円ショップ・ダイソー」を創業した経営者が矢野氏です。

その人生は決して順風満帆というわけではなく、多額の負債を抱えたり、夜逃げをしたり、倉庫が放火されたり、社員の離反を受けたり、苦難の連続だったそうです。

しかし持ち前の根性だけでここまでの会社を築き上げたのです。

能力がある人は、自分の才能に過信することがあると思いますが、それが無いと人間は逆に開き直れるのです。

すると、取るべきアクションはたった一つだけになります。

それは圧倒的な行動力です。

とにかく行動しまくって状況を打破するしか選択肢が無くなるのです。

起業を成功させるために一番重要な要素とは「圧倒的な行動力」です。

それに気付かせてくれる貴重な名言だと思います。

16:京セラ創業者 稲盛和夫の名言

稲盛和夫といえば京セラの創業者ですが、その後に第二電電(現・KDDI)、JAL(日本航空)の再建など、経済界の第一線で活躍してきた名経営者です。

電気通信事業法の施行により、電気通信事業が自由化した時には、異業種である通信事業に参入しました。

周囲から「無謀だ!」と言われる中、稲盛和夫が従業員に向けて伝えた言葉がこれです。

100年に一度という大変革期に巡り合わせたことを、大変な幸運と思おうではないか。

<京セラ創業者 稲盛和夫>

その結果、現場のモチベーションがアップして、現在のKDDIへと続いていくのです。

稲盛和夫の名言集を探している人は、ぜひ下の記事もご覧ください。

17:ジャパネットたかた創業者 高田明の名言

高田明はテレビ通販を駆使して、甲高い声&テンポの良いトークで色々な製品を売りまくっていた人です。

社長自らがテレビ通販に出演して、プレゼンしまくるという手法は、当時としては画期的でした。

このような奇抜な営業スタイルを展開している高田氏に、仕事の向き不向きを聞いた時の言葉がこれです。

できないと決めているのは、誰かというと自分自身なんです。

人を決めませんから。

<ジャパネットたかた創業者 高田明>

人は誰しも「それはやったことがないから…」と口にしたことがあると思います。

しかしよく考えてみると、人は誰しも最初は”未経験”なので「やったことがない=できない理由」にはならないはずです。

そう考えると、まずは勇気を出してやってみることが重要なのだとわかります。

そのような勇気をくれる言葉だと思います。

18:ミキモト創業者 御木本幸吉の名言

人は何か一つのことに気狂いにならなければ、到底人並み以上にはなれない。

<ミキモト創業者 御木本幸吉>

世界で初めて真珠の養殖に成功した日本の真珠王「御木本幸吉」の言葉です。

その当時、複製不可能なものとして「ダイヤモンド」と「真珠」が挙げられていました。

その一つを攻略して、世界を驚かせたのです。

天然真珠と変わらないクオリティを養殖真珠で実現した執念が、この一文に込められている気がします。

19:スズキ社長 鈴木修の名言

スズキといえば、他の自動車メーカーと違った特色を出している個性的な会社だと思います。

特に軽自動車が強くて、圧倒的な低価格と品質でシェアを取っています。

そのスズキがインドで支持されているのをご存知でしょうか?

インド進出を決めた鈴木社長が「インドに進出する理由は?」と聞かれた時に答えた言葉がこれです。

自動車メーカーのない国に行けば一位になれる。

<スズキ社長 鈴木修>

ビジネスにおいては、とにかくNo.1になることが求められます。

それはニッチ産業でも良いのです。

とにかく各分野において1位を獲得すれば、それが自ずとコア・コンピタンスになるのです。

20:アップル創業者 スティーブ・ジョブズの名言

今はまだリスクが溢れている。

これはとても良いことだ。

<アップル創業者 スティーブ・ジョブズ>

ビジネスにおいての「リスク&リターン」を端的に表す良い言葉だと思います。

リスクをとるからリターンがあるのであって、リスクのない事業にリターンを求めることはできません。

そのような状態を楽しんでいるようにも感じる、反骨精神溢れた言葉だと思います。

21:ユニクロ創業者 柳井正の名言

成功の陰には必ず失敗がある。

<ユニクロ創業者 柳井正>

これまで老若男女に対して「サイズ」や「柄」などを用意することが当たり前とされていたアパレル業界の常識を覆したのがユニクロです。

老若男女に合わせるのではなく、画一的なデザインとサイズを提供することによって、製造コストを大幅に下げて、圧倒的な低価格&高品質を実現したのです。

しかし、ここに至るまではもちろん様々な失敗があったはずです。

柳井氏曰く「一直線に成功ということはほとんどあり得ないと思う…」と言った後、続けて言った名言がこれです。

事業は「一勝九敗」であればOKという、実体験も含めた重みのある言葉だと思います。

22:日本電産創業者 永守重信の名言

その時点では実現不可能なことをまず言ってみる。

<日本電産創業者(現・Nidec Corporation) 永守重信>

1973年にたった4人で始めた小さい会社が、現在は社員10万人以上のグローバル企業に成長しています。

創業間もないベンチャー企業に仕事をくれる人はいないので、チャンスがあれば永守氏は「それならできます!」と言っていたそうです。

作れる見込みも勝算もない状態ですが、とにかく一心不乱に打ち込んで実現してきたのです。

恐らく永守氏は、自分自身を追い込むことで成長するタイプの経営者なのでしょう。

まるでアスリートのような経営者だと思います。

永守重信の名言集は下の記事をご覧ください。

23:CoCo壱番屋創業者 宋次徳二の名言

人生をマイナスから出発したと考えれば、後は右肩上がりのプラスで行くしかない。

<CoCo壱番屋創業者 宋次徳二>

宋次氏は不動産仲介業を営んでいたそうですが、奥さんがやっている喫茶店を手伝っているうち、飲食業に目覚めたそうです。

そこの看板メニューだったカレーライスをチェーン展開したのがCoCo壱番屋(通称:ココイチ)です。

この言葉は、究極的なマイナス思考とも感じますが、超ポジティブ思考にも感じられる不思議な言葉だと思います。

とにかく前を向いて前進する勇気をくれる名言だと思います。

24:くら寿司創業者 田中邦彦の名言

保守的な寿司業界なればこそ、ビジネスチャンスは大きいのではないだろうか。

<くら寿司創業者 田中邦彦>

お寿司といえば、日本人が大好きな食べ物ですよね。

それ故に「寿司とはこういう食べ物である」という先入観も強く、保守的な業界だと言われています。

そのようなレガシー産業だからこそ、イノベーションの可能性が秘められているのです。

その名言は起業家らしい着眼点が含まれた言葉だと思います。

25:カーネギー鉄鋼創業者 アンドリュー・カーネギーの名言

現状に不満を持つことはいいことだ。

<カーネギー鉄鋼創業者 アンドリュー・カーネギー>

アンドリュー・カーネギーは、カーネギーメロン大学やカーネギー・ホールで有名な、アメリカの鉄鋼王です。

「現状に不満を持つことはいいことだ。」

なんか心に響く言葉ですよね。

現状に対する不満がある人は成長すると思います。

「現状に対する不満感こそ、イノベーションの父である」とも言われますが、まさにそれを言い表しているような言葉だと思います。

26:近代資本主義の父 渋沢栄一の名言

自分が相手を疑いながら、自分を信用せよとは虫のいい話だ。

<近代資本主義の父 渋沢栄一>

個人的にこの言葉には「ドキッ」とさせられました。

渋沢栄一は、東京海上日動火災保険や王子製紙、東京電力、東京ガス、キリンホールディングス、JR東(東日本旅客鉄道)、大成建設など、日本代表する大企業の設立に携わった人です。

近代日本の礎を築いたと言っても過言ではない、数多くの実績を残した人物ですが、もちろん自分一人ですべてをやったわけではないはずです。

多くの人に手伝ってもらいながら、それらの偉業を成し遂げたはずです。

そのような背景がある人が放つ言葉として、これほど重みのある言葉は他にないと思います。

27:スターバックスCEO ハワード・シュルツの名言

まだ6店舗しかなかったスターバックスコーヒーを買収して、たった10年間で1,000店舗以上にまで拡大させた名経営者です。

成功した先輩起業家として、後輩起業家に向けてアドバイスした言葉がこれです。

あなたのやりたい事がはっきりしたら、同じことをやった経験のある人物を見つけることだ。

<スターバックスCEO ハワード・シュルツ>

とにかく行動することを推奨した、なんともバイタリティ溢れる言葉だと思います。

28:アサヒビール会長 樋口廣太郎の名言

悩みはあるか?

<アサヒビール会長 樋口廣太郎>

樋口氏は会社で社員とすれ違う時、時々「悩みはあるか?」と質問したそうです。

それに対して「ありません」と答える社員には、「それは仕事をしていない証拠だ!」と怒鳴ったそうです。

確かに、一生懸命仕事をしていれば、何らかの悩みが出てくるはずです。

もし悩みがないとしても「悩みがないことが悩みです」という答えになるはずです。

ビジネスにおいては、「現状維持=衰退」を意味するので、悩みがないということは衰退していることになるからです。

この言葉は一見すると温かみのある言葉ですが、その裏にはビジネスに対する厳しさが隠れているのです。

29:キューサイ社長 長谷川常雄の名言

仕事上のことで特定の社員を怒ってばかりいるというのは、それは経営者がおかしい。

<キューサイ社長 長谷川常雄>

この言葉は一番心に響いた言葉なので、座右の銘にさせてもらいます。

キューサイと言えば、青汁が有名な健康食品加工会社ですよね。

自分たちが作った青汁を「まずい!もう一杯!」と宣伝するあたりは、かなり大胆な経営者だったのだと思います。

これは個人的な見解ですが、ビジネスは仕組み化した方が上手くいくと思っています。

そう考えた場合、特定の社員ばかりがミスする現場は仕組みが不完全なのだと思います。

なので、もし現場でそのような事象が起こっているのであれば、それは経営者の怠慢なのでしょう。

30:紀伊国屋書店創業者 田辺茂一の名言

自分しか歩けない道を、自分で探しながら、マイペースで歩け。

<紀伊国屋書店創業者 田辺茂一>

人間には誰しも天命があると思います。

それは仕事でも同じだと思います。

人は人生を振り返ってみると、全ての「点」が「線」になっている感覚に襲われると聞きます。

つまり、人生で起こった全ての出来事が「点」となり、それが「線」のように繋がって現在があるのです。

そう考えた場合、「自分しか歩けない道」というのが点であり、それが繋がった「線」こそが天命のような気がしてきます。

その道が見つかったのなら、人と競争するのではなく、精一杯努力すれば良いだけなのです。

実はこれと同じような意味の言葉を、アップル創業者 スティーブ・ジョブズも言っているのです。

伝説のスピーチ」と呼ばれている、2005年スタンフォード大学の卒業式演説の際、以下のような言葉を贈っています。

「Connecting the dots (点と点をつなげる)」

全文を解説すると長くなりますが、言っていることは、自分の行動した結果が「点」であり、それが「線」になって繋がることを表した名言です。

そして最後には「Stay Hungry. Stay Foolish.」と言って締めくくっています。

直訳すると「貪欲であれ!馬鹿であれ!」となりますが、この意味は自分なりに想像してください。

31:日本マクドナルド創業者 藤田田の名言

売上の低迷を世の中や政治のせいにするのは、己の知識の無さや勉強不足を露呈しているに過ぎない。

<日本マクドナルド創業者 藤田田>

日本における「ハンバーガーの父」と言われた経営者が藤田氏です。

たった一代で日本全国を牛耳るハンバーガーチェーンを築き上げた人の言葉には、やはり重みがあります。

例えば記憶に新しい新型コロナウイルスのパンデミックは「大きな環境の変化」だと言えるでしょう。

「コロナウイルスが大流行したせいで売り上げが落ちた…」と言うのは、藤田氏曰く自分の知識の無さを露呈しているだけなのです。

経営環境は刻一刻と変化していきます。

そのような経営環境に対応できる企業だけが生き残れる(=進化する)のです。

それ以外の企業はただ死んでいく(=倒産する)だけです。

残酷かもしれませんが、それが資本主義というものなのです。

藤田田の名言集をもっと知りたい人は下の記事をご覧ください。

32:マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツの名言

度々直感が頼みの綱になる。

<マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ>

有名な経営者ほど「自分の直感を当てにしている」と言います。

それにはきちんとした理由があります。

直感と聞くと「あてずっぽう」な感じに聞こえますが、実はそんなことありません。

直感とは、これまで積み重ねてきた知識や経験がもとになって、瞬間的に判断することを言うのです。

ということは、たくさん修羅場をくぐり抜けてきた名経営者ほど、経験値が多く博識なので、その直感は当たりやすいということになります。

つまり、この言葉の奥には「圧倒的な自信」が隠れているのです。

33:ディズニー創業者 ウォルト・ディズニーの名言

夢見ることができれば、それは実現できるのです。

いつだって忘れないでいてほしい。

全ては一匹のねずみから始まったということを。

<ディズニー創業者 ウォルト・ディズニー>

世界で最も有名なテーマパークである「ディズニーランド」を作った人です。

ディズニーはミッキー・マウスなどのアニメーションを制作する会社でしたが、ウォルト・ディズニーが周囲の大反対に遭いながらも実現させたのがディズニーランドです。

夢の国を作ることに情熱を傾け、それを実現した人の偉大な言葉です。

34:松下電器(パナソニック)創業者 松下幸之助の名言

大切なことは、うろたえないことである。

慌てないことである。

<松下電器(パナソニック)創業者 松下幸之助>

「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助ですが、その人生は逆境だらけだったと言われています。

ヒット商品を出しては経営危機に遭うような連続でしたが、本人は出来る限り平常心を保つようにしていたそうです。

ピンチに陥った時は誰でも焦ると思いますが、それでも自分が出来る100%のことを全力でやっていれば、おのずと結果はついてきます。

「血の小便が出るほど努力しましたか?」

この松下幸之助の言葉が端的に表していますが、自分や周囲を徹底的に追い込むことによって、圧倒的な行動力で勝ち続けてきたのです。

優しさの中に厳しさが隠れた言葉だと思います。

35:アマゾンドットコム創業者 ジェフ・ベゾスの名言

これまで選択してきた結果が、今の私たちなのです。

<アマゾンドットコム創業者 ジェフ・ベゾス>

世界最強のECサイト「Amazon.com」を創業した経営者です。

自分の母校でスピーチした時の言葉が「We are What We Choose(これまで選択してきた結果が、今の私たちなのです。)」です。

アップル創業者のスティーブ・ジョブスがスタンフォード大学で言った「connecting the dots」とも似ていますよね。

全てに共通して言えることは、「過去を後悔しても仕方がない」ということだと思います。

過去含めて全てを受け入れることで、ようやく人は前進することができます。

自分のことを認めなければ、成功など掴み取れるはずありません。

もし今の自分に不満がある場合には、まず現在の自分を認めることから始めてみましょう。

36:エスビー食品創業者 山崎峯次郎の名言

スパイスほど人類を惑わせ、栄枯盛衰のドラマを演出した植物は他に見当たらない。

<エスビー食品創業者 山崎峯次郎>

とにかくカレーライスが大好きで、カレー粉を作ることに夢中になっていたら、できた会社がエスビー食品です。

なんか面白い逸話ですよね。

自分自身がスパイスに翻弄され、今の地位を築いたと考えれば、スパイスに振り回された人生だったのかもしれません。

しかし、この言葉から感じ取れるのは「とにかくスパイスが大好き!」という想いだと思います。

一生かけてやり遂げたいことを見つけるのは、決して簡単ではありません。

ずっとワクワクしながら仕事していたのが感じ取れる名言だと思います。

37:ソニー創業者 井深大の名言

盛田昭夫と一緒になって、世界に誇る一大企業「SONY(ソニー)」を育て上げた経営者が井深大です。

仕事に悩む部下に対してよく言っていた言葉がこれです。

中小企業の社長になったつもりで考えろ。

<ソニー創業者 井深大>

「経営者目線になれ!」と言われることがありますが、それよりも実践的な言葉だと思います。

というのも「中小企業の社長」は、大企業の社長のように決算書とにらめっこばかりせず、泥臭い現場をこなしているユーティリティプレイヤーなのです。

中小企業の社長は、自分が死んだら会社も死ぬと覚悟しています。

そのような当事者意識を会社員も持つべきだと思います。

なぜかというと、自分のキャリアにとってメリットがあるからです。

突然ですが質問させてください。

  • 会社の言う通りに動くだけの仕事で、本当に楽しいでしょうか?
  • 定年を迎えた時、後悔することはありませんか?
  • 明日死ぬと分かっていても、明日の朝仕事に向かいますか?

サラリーマン根性満載の人は、どうしても周りの目を気にしたり、ルールの中でしか動けないと思いがちですが、本質的にはビジネスなので、お客様を第一に考えて、きちんと会社が儲かる仕組みさえできれば、自由に商取引していいはずです。

上司なんて後から説得すればいいですし、ルールも後で変更すれば良いだけです。

とにかく一番大切なことは「顧客ニーズを満たせるか?」「お客様は満足するのか?」ということです。

良い意味で「周りを振り回す人」になってください。

38:イトーヨーカ堂創業者 伊藤雅俊の名言

会社の核になる人材は、やはり「ズケズケマン」になるだろう。

<イトーヨーカ堂創業者 伊藤雅俊>

伊藤雅俊は、イトーヨーカ堂、セブンイレブン、デニーズなどを創業した名経営者です。

優秀な社員について聞かれた時、「”イエスマン”は我が身大事の”勤め人”で、決して”稼ぎ人”や”核になる人”ではない。」と言いました。

その言葉に続けて「リーダーシップを発揮して仕事を積極的にする人は、どうしても”ズケズケマン”になる。」と言いました。

この言葉は、社員に対して贈った言葉のようにも聞こえますが、実体験に基づいている気もします。

チャレンジ精神旺盛な人は、失敗する数も多いですが、そのぶん経験値が積み上がっていきます。

すると結果的に、成功確率が上がっていき、会社の核となる人物に成長していくのです。

39:ソニー創業者 盛田昭夫の名言

アイデアのいい人は世の中にたくさんいるが、良いと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない。

<ソニー創業者 盛田昭夫>

盛田昭夫といえば、井深大と一緒にソニーを創業したメンバーです。

盛田昭夫の特徴は、エンジニアでありながらバリバリの営業マンだったことです。

その経営手腕が買われて、欧米では最も評価される経営者の一人になりました。

それだけアグレッシブな盛田昭夫だからこその名言だと思います。

40:ヤマト運輸社長 小倉昌男の名言

小倉昌男は、父親が経営する大和運輸(現・ヤマト運輸)に入社して、「宅急便」を立ち上げた人物です。

小倉昌男の名言集を知りたい人は、下の記事もご覧ください。

それまで法人向け(商業用貨物)の宅配サービスが主流だった中、周囲の大反対を押し切って個人向けの宅配事業を立ち上げる時に放った言葉がこれです。

デメリットのあるところにこそ、ビジネスチャンスがある。

<ヤマト運輸社長 小倉昌男>

経営危機に瀕していた大和運輸(現・ヤマト運輸)を、新規事業の大ヒットで復活させ、個人向け宅配サービスを一般化させた功績はとても大きいと思います。

まさに、大きなリスクを取ったからこそ得られた大きなリターンだといえます。

小倉昌男 経営学
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41:三菱財閥創始者 岩崎弥太郎の名言

機会は魚群と同じだ。

はまったからといって網を作ろうとするのでは間に合わぬ。

<三菱財閥創始者 岩崎弥太郎>

岩崎弥太郎は、三菱銀行や三菱商事、三菱自動車、三菱重工などを有する三菱財閥の創始者です。

土佐藩出身の商人ですが、同じ時代に生きた坂本龍馬と交友があったことでも有名です。

とにかく岩崎弥太郎は、チャンスを逃さない人として有名でした。

そのために必要なことは用意周到な準備です。

いつでもチャンスを手にする準備をしておかなければ、せっかくの機会はその手からこぼれ落ちていきます。

42:阪急電鉄創設者 小林一三の名言

下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。

そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。

<阪急電鉄創設者 小林一三>

誰でも、人に自慢できるような「かっこいい仕事」がしたいと思うはずです。

しかし、その理想通りになれる人はごく一部で、ほとんどの人は「自分が思い描くような理想的な職業」に就いていないはずです。

そんな時、ふてくされるのではなく、その仕事でNo.1になってしまえば、必然的にもっと条件の良いオファーが舞い込んでくるのです。

何をするにしても業界トップになって、その道を極めるのはたやすくありませんが、その努力は必ず実るのです。

まとめ

人生には数々の逆境があると思いますが、それを乗り越えなければ成長できません。

人間は弱い生き物なので、ここで紹介した名言を座右の銘にしつつ、日々精進してみてください。

その努力した結果は、きっと大きな花となり咲き誇ることでしょう。

すごい名言100
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