世襲制については賛否両論あるが、私は特にこだわらない。
器にあらざるものをその器に据えると、本人も周囲も不幸になる。
もし優秀な人材がいるなら、いつでも登用するのにやぶさかではない。
<日清食品創業者 安藤百福>
1985年、日清食品の創業者である安藤百福は、社長の座を息子の安藤宏基に譲ります。
安藤宏基はまだ子供の頃、チキンラーメンを製造開始した安藤百福を手伝っていたので、ある意味では創業メンバーとも言えます。
結果的に世襲制度になってしまいましたが、ただ最適な人材が身内にいただけなのだと思います。
口は「福の元」でもある。
<実業家 渋沢栄一>
「口は災いの元」ということわざがありますよね。
しかし渋沢栄一は「災いだけとは限らない」と考えていたそうです。
周りに公言したり、積極的に発言するからこそチャンスが舞い込むのです。
正しくあれ、新しくあれ、そして最後に「和」。
<市川忍 丸紅社長>
とても分かりやすくて簡潔な名言ですよね。
これは丸紅社長の時に「全社員が果たすべき責任」について語った言葉です。
この世は興味あるもので満ち満ちている。
こんな素晴らしい世界で、だらだらと人生を送るのはもったいない。
<啓蒙家 デール・カーネギー>
目的がなくテレビを見たり、漫画を見たり、ゴロゴロするのはやめましょう。
時間は限られています。
無駄に浪費するのはやめましょう。
石ころのような個性もあれば、ダイヤモンドのような個性もある。
石ころでもそれを最高の品質に高めることが重要である。
<ホンダ創業者 本田宗一郎>
本田宗一郎は研究者なので、一般的には「職人」と呼ばれます。
そのような人物だったので、きっと自分のことを「石ころ」だと思っていたはずです。
挑戦出来るテーマがある限り、その人生はエキサイティングだ。
<ソフトバンク創業者 孫正義>
下を向くのはやめましょう。
人生はワクワクでいっぱいなのです。
エキサイティングな人生を過ごしましょう!
才能の無い者の武器は考えること。
<プロ野球監督 野村克也>
天才と凡人という言葉があります。
ほとんどの人は「凡人」に該当すると思いますが、どうすれば天才に勝てるのでしょうか?
それは自分の強み(=武器)を正しく理解することです。
その強みをひたすら磨き続けて、長所が活かせる動き方をすれば、たとえ天才が相手だったとしても勝てるのです。
失敗を覚悟すると、心は軽くなるのです。
<アマゾン創業者 ジェフ・ベゾス>
新規事業を起こす場合、不確定要素だらけなので、どうしても不安になりますよね。
しかし、失敗することを前提にしてしまえば、少し気が楽になるはずです。
実際に新規事業は99%の確率でピボットするので、失敗するのが当たり前なのです。
僕はこうしなさいとか、こうすべきだなんて言うつもりはない。
「僕だったらこうする」と言うだけだ。
それに共感する人、反発する人、それはご自由だ。
<芸術家 岡本太郎>
これは主体性MAXの名言だと思います。
他人の考え方は尊重しつつ、自分の主体性を曲げるつもりもない、という強い意志を感じます。
自分の得意なことをやりなさい。
<ディズニー創業者 ウォルト・ディズニー>
これは多くの偉人が同じことを言っています。
自分の不得意なことを頑張っても、結局は「普通の人」になってしまうのです。
得意なことだけをやれば、世で言う「プロフェッショナル」になれるはずです。