人間にとって、その人生は作品である。
この名言は、作家らしい言葉ですよね。
世の中にはたくさんの作家がいて、それぞれ自分の作品を世に送り出しています。
その作品は人によって好みが分かれると思いますが、どれもその人が人生をかけた良作で、価値が高いものばかりだと思います。
それは作家だけでなく、サラリーマン、プロスポーツ選手、専業主婦であっても関係ないのです。
どんな職業であっても、誰かのために命を削って、労働力を提供しているのです。
そのような人生を過ごしている人は素晴らしいと思います。
与えることは最高の喜びなのだ。
他人に喜びを運ぶ人は、それによって自分自身の喜びと満足を得る。
ウォルト・ディズニーは、夢の国「ディズニーランド」を作った起業家です。
ウォルトが思い描いた世界はあまりにぶっ飛んでいたので、周囲には全く理解されなかったそうです。
しかしそれでも、自分の理想とする世界観を実現するため、大きなリスクを背負って行動し続けたのです。
それが多くの人に「喜びを与えることになる」と信じていたからです。
このような信念で行動すれば、巡り巡って自分にもその喜びが跳ね返ってくるのです。
この世は興味あるもので満ち満ちている。
こんな素晴らしい世界で、だらだらと人生を送るのはもったいない。
人間は楽をしたい生き物なので、ゴロゴロ寝ながら自分の好きなエンタメ番組を見たり、好きなテレビゲームをやったり、休日はお昼過ぎまで寝ていたいですよね。
自分が嫌なことを進んでやったり、苦労したいと思う人は少ないはずです。
しかし、高い山ほど登った時に見える景色は最高なのです。
山が高ければ高いほど登るのは大変ですが、それでもチャレンジしない人生よりはマシだと思います。
生きている、健康である、手が動く、足で歩ける、目が見える、耳が聞こえる。
この当たり前の中に、ただ事ではない幸せがある。
幸せとはいったい何でしょうか?
その答えは人によってバラつきますが、そもそも「五体満足」という幸せを忘れているのかもしれません。
病気をして具合が悪い時に実感しますが、「健康である」ことは何事にも勝る幸せだと思います。
このような幸せが身近にあることを再認識させられる名言だと思います。
明日何が起こるか分かってしまったら、明日まで生きる楽しみがなくなってしまうことだろう。
なんともポジティブな言葉ですよね。
毎日を楽しく生きるための秘訣のような名言だと思います。
「絵になる風景」を探すな。
よく見ると、どんな自然でも美しい。
この言葉は画家らしい名言だと思います。
美しい風景を探すのではなく、もっと詳細な部分に目を向けるべきだと思います。
例えば、一枚の葉っぱを見たとき、その葉脈の美しさや、葉っぱの配置など神秘的なものはたくさんあります。
ゴッホはひまわりを愛した画家なので、自然が作り出す「フィボナッチ数列の美しさ」を伝えたかったのだと思います。
重要なのは人生の長さではない。
人生の深さだ。
人によって寿命は違うと思います。
若くして亡くなる人もあれば、ギネス記録なるほど長生きする人もいます。
そのような人生の長さには、「本質的な意味がない」と伝えている言葉です。
人間にとって重要なことは、人生において「何を成したのか?」ということです。
例えば歴史に名を残した有名なミュージシャンである「尾崎豊」は、26歳で亡くなっています。
人生の長さは短かったかもしれませんが、音楽業界に残した遺産は計り知れず、現在でも数多くのミュージシャンに影響を与えているはずです。
このような生き方を推奨する名言だと思います。
諸君、体の動くうちが華だぞ。
頭の中で考え込んでいる間に、時間はどんどん過ぎてしまうのだから。
「時間」という唯一無二の資源について語った名言です。
若い頃は時間が限りなく余っているので、なんとなく「時間は無限」であるような感覚に襲われます。
しかし年齢を重ねるごとに、時間が有限であることに気づき始めます。
人生の先輩から、若人に対して贈られた教訓のような言葉だと思います。
不決断こそ最大の害悪。
デカルトは「我思う故に我あり」という有名な言葉を残した哲学者です。
自己の存在について追求したデカルトの発言だと思えば、この言葉には大きな意味があるように感じられます。
年月は嫌でも勝手に過ぎていくので、「何もしなくてもOK」という状態が自動的に作り出されています。
しかし、そのような不決断こそが、人生において絶対やってはいけないことだと諭してくれる名言です。
PK を外すことができるのは、PK を蹴る勇気を持った者だけだ。
ロベルト・バッジョは、イタリアサッカー界が生んだ有名なファンタジスタです。
そんなプロサッカー選手の言葉なので、とてもユニークですよね。
PKはゴールキーパーと1対1の状態になるので、プロサッカー選手といえども緊張する場面だと思います。
PKを決めたらヒーローになるし、外せば罪人になるので、人によってはPKを蹴りたくないと思うことでしょう。
しかしリスクを負ったからリターンが得られるのであって、PKにチャレンジしない人は、せっかくのチャンスを無駄にすることになります。
目の前に転がってきたチャンスは、絶対に掴みとった方が良いと思います。
たとえそのチャンスに失敗したとしても、きっと再起できるはずです。
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