座右の銘にしたい名言81~90

81:青井忠治(丸井の創業者)

全て自分のことだと思って全力を尽くす。

自分のことと思えば、どんな辛いことでも我慢できる。

丸井といえば、1990年代のお洒落スポットとして”若者のメッカ(聖地)”となった場所です。

その創業者である青井忠治の名言です。

なんでもかんでも中途半端に諦めてしまう人が多いと聞きますが、この言葉は「当事者意識を持つ」ことの大切さを教えてくれます。


82:大谷竹次郎(松竹の創立者)

同じ事業をやるなら、人間は自分の好きな事業に手を出すべきだ。

大谷竹次郎は親の仕事の関係で、幼い頃から興行に慣れ親しんでいたので、18歳という若さで新京極坂井座のスポンサーとなりました。

そして5年後には関西の主な劇場をほぼ傘下に収める興行グループを作り上げたのです。

その勢いのまま上京して、歌舞伎座や明治座など東京の有名劇場も傘下に収め、映画制作にも乗り出し、50歳頃には殆どの歌舞伎俳優と喜劇俳優を抱える大興行主になりました。

このような偉業を残せたのは、単純に「興行が大好き」だったからでしょう。


83:レイ・クロック(マクドナルドをチェーン展開した起業家)

未熟なうちは成長する。

成熟すればあとは衰えるだけ。

レイ・クロックは、マクドナルド兄弟からハンバーガー屋の経営権を買い取り、それを全世界にチェーン展開させた人物です。

世界一の外食産業を生み出した人の言葉に偽りはありません。

この言葉は心に刻んでおくべきだと思います。

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝
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84:堤康次郎(西武グループの創業者)

人のやらぬこと、やれぬことのみをやった。

堤康次郎は、真珠の養殖、郵便局、出版社、製造業、株取引など様々な金儲けに手を出しますが、結果的にことごとく失敗します。

思い悩んだ挙句「儲けようと考えたのがいけない!」という結論に至り、「少しでも社会の役に立つことだけをしよう」と考え、未開発地の開発事業に乗り出したのです。

これが現在の西武鉄道につながります。

堤康次郎は、次のようにも言っています。

「儲けよう、儲けようと焦れば焦るほど失敗する。他人がいいぞと言ったり、うまく儲けた話を聞いて、慌てて手をつけると、もうその時には手遅れだ。いつまでも柳の下にドジョウがいるわけではない。」


85:稲山嘉寛(元日本製鉄社長)

商売で人を待たす時には、「No」と言わなければならない人から会ってやれ。

「Yes」と言える相手はいくら待たしてもいいが、待たされた挙句「No」と言われると、人間誰しも気分を害するからね。

ビジネスにおける”掟(鉄則)”のような格言ですよね。

稲山嘉寛は「競争より協調を目指すべき」という信念を持っていたそうです。

ビジネスも「人間の心を知らなければ成功できない」と考えていたのでしょう。


86:柳井正(ユニクロ創業者)

致命的にならない限り失敗をしてもいい。

やってみないとわからない。

行動してみる前に考えても無駄です。

行動して修正すればいい。

これだけの名経営者が「行動することの大切さ」を説いているので、間違いなく「行動する」ことは大切なのだと思います。

柳井氏の自著にもありますが、「今まで僕はずっと失敗してきた。勝ち負けでいえば一勝九敗ぐらい。」という言葉を残しています。

同じタイトルの書籍も有名ですよね。

勝率1割といえば、プロ野球なら解雇されてしまうレベルの数字だと思います。

しかしこの失敗が致命傷でなければ、起業家は何度でも立ち上がってリカバリーできるはずです。

大切なことは、まずやってみることだと思います。


87:飯田亮(セコム創業者)

企業は潰れるからいいんだと思う。

経営に失敗しても救済されるというのでは緊迫感がない。

昔は「水と安全はタダ」と言われていて、日本全体に自衛意識などありませんでした。

そんな平和な時代にセコムの前身となる「日本警備保障」を創業したのです。

飯田亮が残した言葉には、「経営者は危機感を持て!」という意味が込められています。

近年、老舗企業と言われるような大企業が不祥事起こして経営危機に追い込まれています。

これはサラリーマン社長が「企業は潰れる可能性がある」という危機感を失い、傲慢になった結果だと考えています。


88:本田宗一郎(ホンダ創業者)

チャレンジの失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。

確実に成功するようなことにしか取り組まなければ、新しい技術革新は生まれません。

ものづくり企業「ホンダ創業者」ならではの言葉だと思います。

本田宗一郎の名言集は下の記事をご覧ください。


89:福原義春(元・資生堂会長)

自分を磨くためには、大きな人に会うことです。

大きな人とは、自分よりも地位の高い人や著名な人のことを言います。

そのような人に会うことは簡単ではありませんが、そのハードルを越えると目線が一つ上がるのです。


90:ジャック・ウェルチ(元ゼネラル・エレクトリック社長)

経営者にとって人を切ることほど辛い決断はない。

だが「人を斬るのを楽しむ人間」や、「人を切れない人間」は会社を経営するべきではない。

ジャック・ウェルチは、ゼネラル・エレクトリック社の史上最年少CEOになった人物で、21世紀で最も素晴らしい実績を残した経営者の一人(※諸説あり)と言われています。

ウェルチは徹底した合理経営を追求して、41万人以上いた従業員を、30万人以下にまで一気に減らしましたが、決してそれに喜びを感じていたわけではありません。

リストラを「人員整理」と考えている経営者は多いと思いますが、リストラの本当の意味は「事業の再構築や構造改革」なのです。

もし人員過剰の状態であれば、その過剰人員をリストラすることで、会社の競争力が確実に増すという状況で実施するのが本当の「リストラクチャリング」です。

つまりリストラは企業にとってネガティブなものではなく、どちらかと言うとポジティブな話なのです。

経営者が自分の保身だけを考えて、目先の利益を追ってリストラを断交するようでは、会社に優秀な人材は残りません。

そのような会社はいづれ潰れてしまうでしょう。




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