夢はでっかく根はふかく。
相田みつをといえば「にんげんだもの」を代表として、素敵な詩をたくさん残している詩人ですよね。
どれもパワーをくれる言葉ばかりなので、個人的には大好きな詩人の一人です。
今回紹介する言葉は「夢はでっかく!」と勇気をくれる言葉ですが、その一方で「根はふかく。」と慎重さも提言している格言です。
無計画にいきなり走り出すのではなく、きちんと地に足のついた振る舞いを推奨した名言です。

振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない。
同じ言葉を二度繰り返して、強烈なインパクトを与える言葉ですよね。
とにかく前進することの大切さを教えてくれる名言だと思います。
運の悪い人は安心するがよい。
なぜなら、なお一層の悪運に陥る心配はないから。
人生のどん底を経験した人ならわかるはずですが、底辺まで落ちると人間は強くなれます。
なぜかと言うと、それ以上落ちることがないと理解できるからです。
最底辺が確認できると人間は安心するので、勇気が湧くのです。
幸福は手に入っている時は常に小さく見えるが、それを失った時、いかに偉大で貴重なものかが分かる。
これはとても有名な格言ですよね。
離婚した人がこの格言に感銘を受けて、ヨリを戻した事例が後を絶ちません。
もし恋人との別れを考えている場合は、別れた後を想像するようにしましょう。
私はいつも数字をあげて目標を掲げます。
目標設定のやり方について解説した名言です。
目標は曖昧にするのではなく、できる限り具体的にするべきだと思います。
そうすれば「何をすればいいのか?」が明確になるので、進むべき道筋が明らかになります。
藤田氏の書いた「ユダヤの商法」は、ソフトバンク創業者の孫正義が「私のバイブル」と絶賛するような本なので、もしよければ一度読んでみてください。

もっと藤田田の名言集を知りたい人は下の記事をご覧ください。
人間は働きすぎてダメになるより、休みすぎてサビつき、ダメになることの方が多い。
「働き過ぎは良くない」と言われることがありますが、実は「休み過ぎ」も良くないのです。
長距離マラソンをしている時、休憩時間を長く取り過ぎると身体が動かなくなります。
働くことは長距離なので、それと同じなのです。
することを決めるのは簡単だ。
難しいのは、しないことを決めることだ。
これは企業経営にも言える話ですが、何をするかを決めるのはとても簡単です。
しかし、何をしないかを決めるのはとても難しいことなのです。
やらないことを決めるということは、それと同時にリスク(=機会損失)を背負うことになります。
自分の中に「この判断は最適解なのだ!」という信念がなければ、やらないことを意思決定できないのです。
多くの仕事をしようとする人は、今すぐ一つの仕事をしなければいけない。
日本には「二兎追うものは一兎も得ず」ということわざがあります。
プロフェッショナルになるためには、一つの道を極めなければいけません。
色々なものに手を出すと、結局凡人になってしまうのです。
若い人に覚えておいてもらいたいのは「決して時計を見るな」ということだ。
「あと何分で仕事が終わり」と考えながら仕事をしていては、良い成果が出せるわけありません。
仕事で成果を残したいのであれば、100%没頭するべきなのです。
会社で働くなら知恵を出せ。
知恵のでないものは汗を出せ。
汗も出ないものは静かに去って行け。
土光敏夫(どこうとしお)は石川島重工業(現在の株式会社IHI)の社長を務めた人物です。
「ミスター合理化」という異名を持つほど、徹底的にコストを削減して、経営危機に陥っていた石川島重工業を建て直しました。
その後、東京芝浦電気(現在の東芝)の社長に就任し、同じく危機に瀕していた東芝を立て直したのです。
その東芝社長就任時、社員に放った強烈な言葉が以下の通りです。
「社員にはこれから3倍働いてもらう。役員は10倍働け。俺はそれ以上に働く。」
自分に厳しい社長だからこその名言だと思います。
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