座右の銘にしたい名言61~70

61:フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)

愛せなければ通過せよ。

これは「変人」と呼ばれた哲学者ニーチェの言葉です。

人生では様々な人たちと出会いますが、そこでフィーリングが合わないと思ったら、無理して付き合うのではなく、そのまま素通りしてみましょう。

「一期一会」という言葉もありますが、それに固執していては前に進むことができません。


62:トーマス・フラー(イギリスの神学者)

激怒している時には何もするな。

嵐の海に漕ぎ出すようなものだ。

この名言は、生きる上でとても役立つ言葉だと思います。

「アンガーマネジメント」という言葉がありますが、上手に生きるためには怒りをコントロールしなければいけません。

なので、もし怒りの感情がコントロールできない場合、「とにかく今は何もしない」という判断もアリだと思います。

人間の怒りは、10秒放置するとほとんど治まるそうです。

たった10秒沈黙するだけで「無用なトラブル」は避けられるので、ビジネスパーソンは覚えておきましょう。

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63:斉藤茂太(精神科医)

人間というものは、ちょっと隙のあった方が、人に好かれるものだ。

一点の隙もない人間よりも、どこか隙のある人の方が好かれる。

なんとなく完璧な人間は可愛げがないですよね。

人から良く見られようとして、自分を綺麗に着飾ったり、演出する人は多いと思いますが、それが逆に人を遠ざけているのかもしれません。

色々難しく考えずに、”素の自分”を見せるのがいいと思います。


64:スタンダール(フランスの小説家)

誰からも好かれる人ほど、深くは好かれない。

「赤と黒」という歴史的名著を残したスタンダールの名言です。

表面上で付き合う人とは、決して深い関係性にはなれません。

日本にも「八方美人」という言葉がありますが、誰にも良い顔をする人はスキがないので、相手も隙を見せようとしないのです。


65:小林一三(阪急グループ創業者)

金が無いから何もできないという人間は、お金があっても何もできない人間である。

人間は何かしらの理由をつけて、自分自身を正当化しようとします。

  • やったことがないからできない
  • お金がないからできない
  • 時間がないからできない

これらは代表的な言い訳でしょう。

しかし本当にこれらが理由があるからできないのでしょうか?

もちろんそんなことはありませんよね。

勇気を持って行動しないからできないだけです。


66:マルティン・ルター(宗教家)

死は人生の終末ではない。

生涯の完成である。

「死」は人生において終着駅のような気がしています。

死ぬことは肉体的な終わりを意味するのですが、決して”魂”が死ぬことはありません。

自分が死んだ後も魂は生き続けて、「自分の人生は何だったのか?」を後世に伝えてくれます。

つまり「死」をもって人生が完成するので、「画竜点睛」のような役割があるのです。


67:バーナード・ショー(イギリスの劇作家)

生は全ての人間を水平化するが、死は傑出した人をあらわにする。

人間が生まれた時、家柄の違いはあるとしても、肉体的な能力やスキル、経験値は同じ地点からスタートするはずです。

「生」はみんな同じスタートラインから始まりますが、「死」にはそれぞれ違いがあるということです。

  • 社会を変えるような偉業を成し遂げた起業家
  • 一つの会社で勤め上げ、会社の発展に貢献した会社員
  • 人の命をたくさん救った医師

目的がなくダラダラ過ごしていた人と違って、「死」は頑張って生きた人の人生をあらわにするのです。


68:村上春樹(小説家)

死は生の対極としてではなく、その一部として存在する。

「生」と「死」という言葉がありますが、実際には「生」の一部として「死」が存在しています。

この言葉の意味は、人間は死ぬために生きているのではなく、生きた結果、死ぬということです。

つまり「生きる」ということが主なので、自殺などもっての他なのです。


69:レオナルド・ダ・ヴィンチ(イタリアの芸術家)

このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。

いかにも、年齢を重ねた人が言いそうな名言ですよね。

若いうちは「人生を通じて何を成そうか?」ということばかり考えてしまいますが、死が近づくにつれて、「どう死ねばいいのか?」を考えるようになります。

そうすると気付くのですが、「人生とは生きる意味を探すのではなく、死に方を探す旅なのだ」と…

あなたの人生を集約した、墓石に刻む短い言葉は何でしょうか?

大事を成したい人は、常にこのような考え方を持ちましょう!


70:スタンダール(フランスの小説家)

生きた、書いた、愛した。

シンプルイズベストを体現したような名言だと思います。

スタンダールは「赤と黒」を書いた著名な小説家ですが、その人生を端的に表すと、この言葉になるのだと思います。

「生きた」の部分は誕生を意味していて、「書いた」は小説家として良作を世に残した自負を表しています。

そして「愛した」には「死ぬまで…」という枕詞が付く気がします。

つまり、生と死で小説家としての人生を挟んだのです。

そう考えると、とても美しい構成の名言だと思います。




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