
外回りをする営業職の場合は、動きやすい服装の方が良いと思います。
一昔前はスーツを強要されていましたが、今はクールビズの浸透もあって、比較的ラフな格好でも問題ありません。
そこで今回は、営業職におすすめのポロシャツをご紹介していきたいと思います。
目次
営業ポロシャツは合理的な服装
営業マンの服装といえば、スーツですよね。
もはや営業マンの戦闘服といっても過言ではないと思います。
ワイシャツにジャケット、ネクタイの三点セットが一般的で、夏場の暑い時期でも、ワイシャツが半袖になる程度なので、多くのセールスパーソンが嫌気をさしていると思います。
夏用のジャケットも販売されていますが、それで涼しくなるわけではありません
そのような服装で夏場の暑い中仕事をされるのは、見ている方も暑くなってしまいます。
そのような背景があって、ある程度の清潔感を保ちつつ、涼しさを求める服装として、ポロシャツが注目されているのです。
オシャレで個性的なものから、機能性が高いポロシャツまで、様々な種類が販売されており、中にはクールビズにターゲットを絞った仕事用のポロシャツも数多くあります。
半袖ワイシャツの場合は、肌着とワイシャツの二枚を着ることになるので、どうしても暑苦しさはありますし、洗濯物も増えてしまいます。
しかし、ポロシャツであれば一枚で着れて、涼しくて楽です。
他にも、手入れが楽なことや、汗をかいてもすぐに乾くなど多くのメリットが挙げられるので、とても合理的な夏場の着衣だと思います。
会社用のポロシャツを用意する
営業マンがポロシャツを着用する際は、プライベート用のポロシャツを併用するのではなく、会社用のポロシャツを別に用意するのが理想的だと思います。
プライベート用は、柄が入っていたり、カジュアルすぎたりするので、あまり印象が良くありません。
なので、仕事で着ていくポロシャツは、無地で機能性が高いポロシャツの方が無難です。
シンプルかつ、形状安定や吸水速乾、ストレッチ性などの機能性を求めるのであれば、ユニクロなどが便利ですし、紳士服専門店が展開しているスーツカンパニー、P.S.FA、オリヒカなどを覗いてみれば、きっと好みのポロシャツが見つかると思います。
もし会社や部署内で予算が余るようなら、会社のロゴや、製品名を入れたシンプルなポロシャツを作成するのもおすすめです。
チームの連帯感アップや、ブランディングになるので、スタートアップ企業が実施しているケースが多いです。
クールビズ対策にもなる
営業職がポロシャツを着ることはクールビズ対策にもなります。
夏場の暑い時期にも効率的に働くことができるよう、TPOに合わせた服装であれば、ノーネクタイ、ノージャケットの軽装であっても違和感ありません。
軽装で仕事することを推奨するクールビズですが、業種によって許容される服装と、避けた方がよい服装の線引きが難しいケースもあります。
営業マンなど、多くの業種業態を相手に仕事をする人は、迷ってしまうかもしれません。
しかし、現代はクールビズが浸透していて、お堅い大企業でもジーンズ出社をOKとするような事例が出てきました。
なので、ポロシャツであれば問題はないでしょう。
お堅い大企業では半袖ワイシャツを着ている人が多いですが、公務員でもポロシャツの着用は認められているので、派手な柄や色でなければ違和感ありません。
ただし、その日会う人の役職や、営業内容によっては、ワイシャツやネクタイを着用していった方が無難な場合もあります。
つまり、なんでもかんでもポロシャツでOKという訳ではありません。
営業職は自分自身でブランディングできる職種です。
ポロシャツ一枚で行けばラフな印象を相手に与えますが、そこにジャケットを羽織れば少しかしこまった印象を与えることができるでしょう。
このようにTPOに合わせて、自分自身でコーディネートすることが大切なのです。
その日の予定と照らし合わせて柔軟に服装を変えれるようにしましょう。
ポロシャツコーディネート集
仕事用のポロシャツで使う色は、白や水色、ネイビーなど無難な色が良いと思います。
白いポロシャツは清潔感があるので一番お勧めですが、汚れや黄ばみなどが目立ちやすいため、着用中や洗濯後などに細かなチェックが必要になります。

営業に行く前に食べたランチのシミがついてしまう可能性もあります。
そうなっては本末転倒で、とてもかっこ悪い服装になってしまうので、日頃から注意しなければいけません。
逆に黒やネイビーのような濃い色であれば、多少の汚れは目立ちませんし、体型が引き締まって見えるので、相手にスマートな印象を与えることができます。

ワンポイント程度の柄や模様であれば許容範囲ですが、派手になりすぎないように注意しましょう。
ポロシャツに合わせるボトムスは、フルレングスのパンツが良いでしょう。
お洒落なIT企業ではアンクルタイプのパンツも履かれていますが、営業職の場合は足首を隠した方が無難です。
あえてカジュアルさを出したいのであれば、チノパンにするなど、パンツの素材を変えてみることはアリだと思います。

チノパンでも、色や形にこだわればカジュアルすぎず、ビジュアルシーンでも十分使うことができます。
ただし、きちんとした感じを出したい場合には、やっぱりスラックスがおすすめです。
トップスにカジュアルなポロシャツを着ても、スラックスで引き締めれば、カジュアルさはかなり軽減されます。
足元に関しては、難しいところです。
業種業態によって判断が分かれますが、スニーカーは避けた方が良いでしょう。
トータルコーディネートとして見たときに、どんなに似合っていたとしても、プライベートではなく仕事をするための服装なので、足元まで気を遣うことが大切です。
ですが、しっかりとした革靴では逆に暑苦しく見えてしまうので、ローファーなどスリッポンタイプの靴にした方が良いかもしれません。
ローファーはポロシャツなどの軽装にも合わせやすいですが、カジュアルになりすぎず、涼し気に見せることもできます。
ポロシャツを着るときの注意点として、基本的に裾はタックインするようにしましょう。
相手や仕事内容によっては裾を出したままでも構いませんが、裾はパンツの中に入れていた方がだらしなく見えないので、お客様にきちんとした印象を与えることができます。
おすすめのブランドポロシャツ
仕事用のポロシャツと言っても、こだわりたい人は多いと思います。
ここでは仕事用どうしても使えるハイブランドポロシャツをご紹介したいと思います。
お洒落に着こなしたい人はチェックして下さい。
LACOSTE(ラコステ)

まずご紹介するのは、ワニがトレードマークになっているラコステです。
フランスのアパレルブランドなので、ヨーロッパっぽい雰囲気が醸し出されています。
ラコステでは様々なタイプのポロシャツが販売されており、プライベート用から仕事用まで、ここで一通り揃えることもできるでしょう。
仕事用に着るポロシャツだけど、質の良いポロシャツを着たい人にはおすすめのブランドです。
Ralph Lauren(ラルフ ローレン)

やっぱりポロシャツと言えば、アメリカンアパレルの代表格「ラルフローレン」ですよね。
POLOがトレードマークになっているので、控えめなワンポイントでも存在感抜群です。
ラルフローレンはポロシャツに特化しているブランドではありませんが、ポロシャツが非常に有名なハイブランドだと思います。
高級なイメージを持っている人は多いと思いますが、ブランドのラインや、商品によって価格が異なるので、自分に合ったポロシャツを選ぶことができます。
カラーバリエーションも豊富なので、きっとお好みの一着が見つかると思います。
DIESEL(ディーゼル)

ディーゼルと言えば、イタリアのアパレルメーカーですが、一番有名なのはデニムだと思います。
なので「ジーンズのメーカー」という印象があるかもしれませんが、それ以外のアパレルも幅広く取り扱っています。
その中でもポロシャツの種類は豊富で、ワンポイントやラインが入っているデザインなどがあります。
きちんと感にプラスして、おしゃれな雰囲気を出したい人におすすめのブランドだと思います。
もちろん、シンプルなポロシャツも販売されているので、質の良いポロシャツを着たいという人にもおすすめです。
FRED PERRY(フレッドペリー)

フレッドペリーはイギリス発祥のアパレルブランドですが、ポロシャツが非常に有名です。
ポロシャツには「月桂樹」がワンポイントであしらわれており、一目でフレッドペリーだとわかるデザインになっています。
襟にラインが入っているタイプが多いので、少しカジュアルな印象になるかもしれませんが、それでも問題ない業種業態ならおすすめできます。
American Eagle(アメリカンイーグル)

アメリカンイーグルの正式名称は「アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ」です。
ネーミングの通りアメリカ発のアパレルブランドで、いわゆる「アメカジ」を体現したようなブランドです。
価格帯的にはそんなに高くありませんが、堅すぎないブランドなので、そのようなファッションを求めている人にはぴったりだと思います。
まとめ
仕事用に着るポロシャツなので、価格は安くても、機能性の高さや手入れのしやすさを一番に求める人も多いでしょう。
ですが、ハイブランドにはハイブランドのよさがあります。
いつもとは違うポロシャツで仕事をすることにより、新しいアイデアが浮かんでくるかも知れません。