
座右の銘には人生を変える力があると言われています。
人間はそれほど言葉から強い影響を受けるということです。
そこで今回は、座右の銘にしたい有名人&社長(CEO)の言葉をご紹介したいと思います。
どれも短い名言ばかりなので、ぜひ最後までご覧ください!
座右の銘にしたい言葉まとめ
モノの値段は買い手が決める。
日本マクドナルド創業者 藤田田
古くから日本では「モノの値段は作り手が決める」と考えられていました。
しかし藤田田はアメリカ式の資本主義を学んでいたので、「モノの値段は買い手が決める」という発想で商売していたのです。
現代では当たり前の発想ですが、当時はとても斬新だったそうです。
遅い出発とよく言われるが、人生に遅すぎるということはない。
日清食品創業者 安藤百福
安藤百福がチキンラーメンを開発したのは、昭和58年8月25日でした。
このとき安藤百福は48歳だったので、世間一般からは「遅咲き」と言われていたのです。
しかしそれに対して「人生に遅すぎるということはない」と反論したそうです。
僕がどういう選手になるのかというのは、自分で決めること。
メジャーリーガー 大谷翔平
大谷選手は「二刀流」を実現した希少なプロ野球選手なので、周りからの期待感も大きいと思います。
その期待に応えたいという気持ちはあると思いますが、それよりも大切なのは「自分はどうなりたいのか?」ということだと思います。
私の主な役割は、関係者全員が悲観的になっても、自分だけはポジティブでい続けることだ。
トランプ・オーガナイゼーションCEO ドナルド・トランプ
リーダーと呼ばれる人は、チームメンバーを導くべき存在です。
ビジネスにおいては山あり谷ありですが、その都度悲観していては仕方ありません。
リーダーは「どうすれば逆境を乗り越えられるのか?」というポジティブな思考を常に持たなければいけないのです。
リーダーシップについて知りたい場合には、下の記事をご覧ください。
やってみもせんで何を言っとるか!
ホンダ創業者 本田宗一郎
本田宗一郎の出身地である浜松の方言には「やらまいか」という言葉があるそうです。
これは「とりあえずやってみよう!」という意味なのですが、この「やらまいか精神」が本田宗一郎の原点だと言われています。
才能の無い者の武器は考えること。
元プロ野球監督 野村克也
「天才」と「凡人」という言葉があります。
野村克也は自分のことを「凡人」と語っていましたが、そのような「凡人」はどうすれば天才に勝てるのでしょうか?
それは自分の強み(=武器)を正しく理解することでしょう。
その強みをひたすら磨き続けて、長所が活かせる動き方をすれば、たとえ天才が相手だったとしても勝てるはずです。
日本人は従来のサラリーマンのメンタリティを捨てる必要があると思う。
BBT(ビジネスブレークスルー)大学学長 大前研一
従来のサラリーマンのメンタリティとは、「9時~17時まで仕事してるフリをして、その後に残業代で稼ぐ」というサラリーマン根性のことを指します。
この働き方では向上心が持てないので、今すぐ改善した方が良いと思います。
夢を追う人は人生を後悔しない。
ワタミ創業者 渡邉美樹
夢を持てば、そこに向かって努力していきますよね。
そのプロセスが非常に重要なのだと渡邉美樹は語っています。
努力しながら前進することで、周りの人達にも良い影響を与えて、社会にも貢献できる…
このような人生こそが、最終的には「充実した人生」と呼べるのだと思います。
動き出したら反省しない。
Zアカデミア学長 伊藤羊一
うまくいこうが、うまくいかなくても、とにかく動き始めは反省しないことが大切です。
まずは”やるべきポイント”まで行動して、その後に反省するべきだと思います。
そうしなければ動き出せないので、何事も最初が肝心なのだと理解しておきましょう。
いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこへ飛び込むんだ。
芸術家 岡本太郎
これは逆張り的な考え方ですが、真理をついた言葉だと思います。
怖いこと、高い壁、難解な問題から逃げてはいけません。
それがあなたを成長させてくれるからです。
一日のうちに、最低限、一歩だけは前に出よう。
京セラの創業者 稲盛和夫
若い頃の稲盛和夫は長期的な視野を持っていなかったので、「とりあえず昨日より1cmでも前進しよう」と考えていたそうです。
これは私も新入社員の頃から実践している考え方なので、猛烈におすすめします。
文字は学ぶための道具であり、建築に使うトンカチやノコギリと同じだ。
慶應義塾大学創設者 福沢諭吉
文字を知っているだけでは意味がありません。
ただ文字を知っているだけの人を、福沢諭吉は「知識の問屋」と揶揄しています。
文字を活用できる人だけが『知恵のある人』ということです。
崖っぷちありがとう!
最高だ!
元・プロテニスプレイヤー 松岡修造
これは松岡修造の名言の中でも有名な言葉だと思います。
崖っぷちとは追い詰められている状態のことなので、ほとんどの人が嫌がる状態ですが、それを「最高だ!」と言って肯定しているのです。
なぜかと言えば、崖っぷちは本気になるチャンスなので、自分が成長するチャンスにもなるからです。
そのような機会を「最高だ!」と喜んでいる名言です。
ビジネスを始めた時は、例外なく、間違いをするものだ。
アリババグループ(阿里巴巴集団)」の創業者 ジャック・マー
人は最高だと思うサービスを立ち上げますが、実際にそれは世の中にフィットしないケースがほとんどです。
つまり99%のビジネスはピボットするということです。
このような過程をPMF(Product Market Fit:プロダクトマーケットフィット)と呼んでいますが、そのヒントになるのが「顧客の声」だとジャック・マーは語っています。
成功する者と失敗する者の違いは、頭の差より性格の差が大きい。
ソフトバンク創業者 孫正義
「性格の差」とは、負けず嫌いということです。
頭の回転が速いとか、天才的とかは関係がなく、とにかく負けず嫌いであることが重要な要素なのです。
私はこれまで、偶然のひらめきで、価値ある発明をしたことなど一度もない。
発明家 トーマス・エジソン
全ての発明には、想像を絶するような熱意が注ぎ込まれているはずです。
プロダクト開発はそれだけ難しいということです。
人を育てる根本は愛である。
出光興産創業者 出光佐三
出光佐三は「愛とはいかなる場合にも、自分を無私にして、相手の立場を考えること」だと語っています。
このような愛情あふれる会社で育った社員は、会社の資本(=財産)になるそうです。
勝者と敗者の違いは、大抵の場合やめないことです。
ディズニー創業者 ウォルト・ディズニー
これと同じ言葉を、多くの偉人が残しています。
成功する秘訣とは、ただひたすらやり続けることなので、続けるのを止めた時、負けが確定するのだと思います。
作品としての評価は別として、主人公の魅力の点では、未だにアトムは、実の息子のように、いや、それ以上に僕は好きです。
漫画家 手塚治虫
これは”生みの苦しみ(=喜び)”を言語化したような言葉ですよね。
ビジネスパーソンは”自社プロダクト”に惚れ込まなければいけません。
自分すら好きになれないプロダクトが、世の中に受け入れられるわけないからです。
正しい心を持つことが一番大事だと思っている。
ヤマト運輸元・会長 小倉昌男
会社経営はもちろんですが、法律や社会のルールを守るのは当然のことです。
何が正しくて、何が間違っているのか、ビジネスパーソンはそれらが判断できる倫理観を持ちましょう。
僕は毎朝、「今日は命を捨てる日さ」と思って、家を出る。
幻冬舎創業者 見城徹
実際に死ぬわけではありませんが、これくらいの覚悟で仕事へ向かうそうです。
そして激しい交渉をする時には「俺の屍を越えて行け」という気概で臨んでいるそうです。
”屍を越える”というのは、目の前にいる相手を殺してその上をまたいでいく時の表現なので、「俺の屍を越えて行け」という表現には「死ぬ気で臨んでいる俺の覚悟を舐めるなよ」という意味が込められています。
人生に意味を与える唯一のものは労働です。
物理学者 アルバート・アインシュタイン
仕事というのは、あなたの人生を豊かにしてくれます。
仕事を通じて経験することや、仕事を通じて出来た人脈は、かけがえのない財産となります。
働くことをもっと楽しみましょう!
誰かに話すということは、自分に対する暗示でもある。
ニトリ創業者 似鳥昭雄
これは心理学で言う「コミットメント効果」だと思います。
周りの人に話した場合「自分で口にした以上は、実行しなければ…」という気持ちになるため、コミットメントが強まるのです。
このような心理術はビジネスに応用できるものが多いので、気になる人は下の記事をご覧ください。
感動的な価格の感動的な製品がない会社は、大した会社ではない。
起業家 イーロン・マスク
これはシンプルですが的を得た名言だと思います。
ビジネスパーソンの目指すべきポイントが、この名言に集約されていると思います。
「好きになれない」と思った人とは、無理に付き合う必要はない。
起業家 渋沢栄一
人間関係は複雑なので、とても面倒に感じますよね。
相性が合わないと思った人とは、無理に付き合う必要などありません。
無理して付き合ったところで、結局はストレスが溜まるだけです。
自分で職業を選ぶのではない。
仕事があなたを選ぶのです。
Tabio創業者 越智直正
これは、その人の人生や職歴、価値観など全てが加味された結果、人間は必然的な仕事を選んでいるという考え方です。
このような考え方を、世間一般では「天職」と呼んでいます。
時間をかけるとあれこれ欲が出たり、悩んだり、迷ったりします。
プロ将棋士 羽生善治
将棋は「最終的に自分の直感を頼るしかない」と羽生善治は語っています。
将棋では、いくら長考しても、ほとんど考えが変わることはないそうです。
その一方で、経験がない(下積みがない)直感は、非常に危険だと語っています。
人は追い込まれたり崖っぷちに立たされたりして、初めて本当の力を発揮します。
サイバーエージェント創業者 藤田晋
これは100%同意できる名言ですよね。
おもちゃの剣で殴り合うのと、真剣で切り合うのでは、本気度(取り組み方)が変わってきます。
仕事では”真剣勝負”しましょう!
士の道は義より大いなるはなし、義は勇に因りて行はれ、勇は義に因りて長ず。
吉田松陰
この名言は”武士道の真髄”を明確に言い表した言葉として有名です。
吉田松陰は「武士の道にあって最も大切なのが義である。義は勇によって達成でき、勇は義を知ることで成長し、ますます勇気を出させる。」と述べています。
この思想は、古代中国の偉人である孔子が残した「義を見てせざるは勇なきなり」という言葉に通じるところがあります。
多くの知識を吸収した賢人ならではの結論なのでしょう。
孔子の考え方が理解できる名言集は下の記事をご覧ください。
年率2,300%の成長率を示すものを相手にする場合、素早く動く必要があります。
Amazon創業者 ジェフ・ベゾス
ジェフ・ベゾスは、勤めていたD・E・ショーを退職したとき、インターネット業界が年率2300パーセントで成長していました。
それを見たベゾスは「とにかくすぐに動かなければ!」と感じて、Amazon.comを起業したのです。
この時ベゾスは「今起業しなければ絶対に後悔する」と直感的に感じたそうです。
学ぶ姿勢の強い経営者の方は、大きな成功を収めています。
オリックス元CEO 宮内義彦
宮内義彦は「勉強会に参加すること」を推奨しています。
もしその時間がないのであれば、「ゴルフする時間を削ることだ」と語っています。
お金が目当てで会社を始めて、成功した人を見たことがない。
Apple創業者 スティーブ・ジョブス
起業する目的が「お金」の人は成功しづらいと言われています。
なぜかと言うと、会社という存在を間違って認識しているからです。
まず最初に、自分のアイデアを社会に広めたい、夢を実現したいという動機があり、それを実行するための舞台が会社という箱なのです。
そう考えた場合、お金は二の次になるはずです。
アンコンフォートゾーンでは意外なものに出会い、意外な発見ができます。
ライフネット生命創業者 出口治明
居心地の良いコンフォートゾーンから飛び出て、アンコンフォートゾーンへ行くと、きっと新しい発見があるはずです。
それをするためには”旅”がおすすめだそうです。
一番を目指すから、人はついてくる。
日本電産(現・ニデック)創業者 永守重信
永守重信は「一番以外はビリだ」という信念を持つほど、とにかく負けず嫌いな人です。
それは勉強だけでなく、喧嘩やスポーツ、ビジネスでも同じです。
野球するならエースで四番バッターを目指し、銭湯の下駄箱では必ず「1番」と書かれた場所に靴を入れていたそうです。
それほど勝気な人なのでNo.1になれたのでしょう。
パラダイムの転換は、企業にとって絶好のチャンスです。
ユニクロ創業者 柳井正
ビジネス環境は常に変化しています。
その変化はピンチになりますが、チャンスにもなりえるので、上手に活かしていきましょう!
花はただ咲くただひたすらに
詩人 相田みつを
これだけ短い文章でも、力強いメッセージ性ですよね。
これが”相田みつを”の魅力なのだと思います。
人は自らが情熱を抱いていることをする必要があります。
Facebook創業者 マーク・エリオット・ザッカーバーグ
「何を仕事にするべきか?」という質問は、シンプルですが難しいですよね。
その答えは「情熱を抱けるもの」だそうです。
「何でもやります!」という姿勢でいると、どんどん利用し尽くされてしまいます。
ひろゆき(西村博之)
これはサラリーマンに伝えたい名言No.1ですね。
サラリーマンは労働に対して対価(給料)をもらう仕組みなので、基本的には余計な仕事をしない方が儲かるはずです。
社会人になってからも、仕事は100点満点だと考えている人がいます。
じげん創業者 平尾丈
一般的な学校の試験では100点が上限ですが、仕事における成果は青天井です。
中には500点、1000点という突き抜けた結果を出す人がいるので、自分で天井を決めてはいけません。
とにかく仕事では”ベストを尽くす”ことが大切なのだと思います。
スターバックスはコーヒーを売るだけの企業ではない。
スターバックス創業者 ハワード・シュルツ
スターバックスは、コーヒーを通じた”社会的コミュニティ”を目指しています。
つまりお店に来たお客様がワクワクしたり、気持ちが明るくなることが「スターバックスの存在意義」であり、「スターバックスの創業精神」なのです。
この事をハワード・シュルツは「スターバックス・エクスペリエンス(体験)を提供する」と言いました。
プロとして自分のアウトプットが満たすべき品質について、自分なりの美学を持つことです。
田端大学塾長 田端信太郎
サラリーマンはプロフェッショナル意識が薄いかもしれませんが、給料を貰っている以上は「ある特定分野のプロフェッショナル」として雇用されています。
それは新入社員でも同じなので、仕事に対して自分なりの美学を持ちましょう!
会議に出る時には、具体的な目標を定めてから参加するようにしています。
Microsoftの創業者 ビル・ゲイツ
ビル・ゲイツは、会議で無駄な世間話や雑談をしないそうです。
なぜかといえば、仕事が山積みなので、雑談してる余裕などないからです。
会議で無駄話をする人は、仕事で手抜きをしている可能性があるので、猛反省しましょう。
「非常識なことを常識にしてやろう」、そういったチャレンジでした。
プロ経営者 原田泳幸
これはファーストフード業界で、まだ誰もやったことがない新しい施策を実行したときの話です。
- 地域別価格
- 100円マック
- 24時間営業
非常識には「イノベーションの種」が隠されています。
一見非常識だと思われることだからこそ、チャレンジする価値があるのだと思います。
まとめ
ここまで有名人や偉人の名言集をご紹介してきました。
どれも心に響くような言葉ばかりだったので、きっと座右の銘が見つかったと思います。
もしまだ「座右の銘が見つかっていない…」という場合には、下の記事も参考にしてください。