名刺交換会が意味ないと言われる理由|効果の出る交流会&マナー

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名刺交換会は様々な場所で開催されていますが、まだ参加したことがない人も多いことでしょう。

そこで今回は、名刺交換会に参加する意味やメリット、その活用方法などについて解説していきたいと思います。

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名刺交換会とは?

名刺交換会とは、一般的に異業種交流会のことを指します。

名刺交換会が開催されている理由は、

  • 普段得られないような情報を交換したり、
  • 社外に人脈を作ったり
  • 代理店などのパートナー探しに活用したい

というニーズが常にあるからです。

他にも、異なる業種の人々が集まって、そこから得た情報や人脈を元に、新しいビジネスを生み出すことへの期待感も含まれています。

交流会に参加する職種や業種はさまざまですが、以下のような人達が多く見られるようです。

参加者イメージ
  • 営業マンなどのセールスパーソン
  • ベンチャー企業の経営者
  • 独立起業したい人
  • 個人事業主やフリーランス
  • 副業しているサラリーマン

そして、その目的の多くは”新規開拓”や”見込顧客探し”などセールスに関することだと言われています。

ビジネス交流会やカフェ会とも呼ばれる

名刺交換会は、「ビジネス交流会」や「カフェ会」と呼ばれることもあって、主催者の好みや開催する場所によっても呼び名が変わります。

いずれも目的が「人脈作り」という点ではほぼ一緒ですが、名刺交換会をカジュアルにした交流会を「カフェ会」と呼んでいます。

名刺交換会では短時間で多くの人と名刺交換していきますが、カフェ会はまったく逆になります。

カフェ会では、小人数で座りながらまったりと話すやり方が主流です。

もちろん自己紹介などの話から、ビジネスの話まで内容は幅広いので、より深い関係性を構築できると思います。

参加者の中には、

  • 趣味仲間を探したり
  • コミュニティ作り
  • 彼氏彼女探し

など恋愛目的のために参加するケースもあるようです。

そのため、自分の目的とは違う会に参加しないように、事前によく確認することが注意点になります。

名刺交換会の流れ

名刺交換会の流れは、まず受付や主催者に参加費を支払うことから始まります。

ほとんどの異業種交流会では参加費(料金)が設定されているので、ある程度の現金を用意しておかなければいけません。

その参加費は様々ですが、以下のような相場感になっています。

  • 500円~1,500円 ⇒ 安い
  • 2,000円~5,000円 ⇒ 平均的
  • 5,000円以上 ⇒ 高い
  • 10,000円以上 ⇒ ちょっと高い
  • 30,000円以上 ⇒ 超高い

さの編集長も色々な異業種交流会に100回以上参加したことがありますが、その感想としては以下のような感じでした。

  • 500円~1,500円 ⇒ 営業マンが多いので売り込みばかり
  • 2,000円~5,000円 ⇒ 個人事業主(1人法人含む)が多くてビジネスにならない
  • 5,000円以上 ⇒ ちらほらビジネスに繋がる
  • 10,000円以上 ⇒ 経営者がメインなので、十分ビジネスになる
  • 30,000円以上 ⇒ 上場企業の経営者が参加する

実際に参加した感想としては、ワンコイン(500円)の異業種交流会に10回参加しても、ビジネスになることはほぼあり得ません。

というのも、参加者同士で売り込みばかりしているからです。

中には「参加費無料(0円)」という交流会や名刺交換会もありますが、参加者のクオリティがさらに下がってしまうので十分注意が必要です。

そのような安い名刺交換会には、MLM(マルチ商法)の信者が多いので、変に売り込みをされてストレスが溜まってしまいます。(※あくまでも、さの編集長が参加した感想です。)

なので、ワンコイン交流会に10回参加するくらいなら、5千円以上の交流会に1回参加した方が実りがあると断言できると思います。

ここからは実際の交流会の参加方法について解説していきたいと思います。

まず参加費を支払った後は、各参加者に挨拶をしながら、自由に名刺交換したり、コミュニケーションを取っていきましょう。

名刺交換のやり方は会場にもよりますが、共通しているのは名札を渡されることです。

大抵は透明なカードタイプの名札入れに自分の名刺を入れるパターンですが、初めての人も自分の名前をアピールできるので交流会向きの仕組みだといえるでしょう。

他にも、名簿(リスト)を渡してくれたり、参加者の名刺を陳列しているケースもあるので、その中で気になる人だけにアピールすることもできます。

初対面の人に話しかけるのは少し勇気がいることですが、名刺交換をきっかけに相手の職業や仕事について質問するなど、この機会にできるだけ相手の事を知る努力をしましょう。

名刺交換会の参加準備

異業種交流会はビジネスマンが多い都会で開催されることが多いです。

都会では「交流会に参加したい!」というニーズが強いので、人気の異業種交流会では「開催告知をしたらすぐに定員が埋まってしまう…」と言われるほどです。

しかし自分の目的を達成するためにも、イベント内容やテーマをよく確認し、前もって情報を集めておくことは非常に重要です。

あとで後悔しないためにも、主催者のプロフィールやどのような業種の参加者が多いかなど、事前情報や過去のイベント情報からも探る必要があります。

知りたい情報がどうしても見当たらない場合は、主催者に直接問い合わせをするなど、念入りに準備をして納得した状態で名刺交換会へ臨むようにしましょう。

予備の名刺を準備する

これは名刺交換会のあるあるネタですが、「交流会に参加している最中に名刺を切らせてしまった…」ということがあります。

せっかく名刺交換に来たのに、交換する名刺が無いなんて本末転倒です。

そんな事態に陥らない為にも、必ずカバンの中に予備の名刺を入れておきましょう。

1回の異業種交流会で交換する名刺の枚数は、おおよそ30枚程度だと思います。

ただ、アクティブな名刺交換会では50枚以上を交換するケースもあるので、常に名刺1ケース(100枚)をカバンに入れて持ち歩きましょう。

これだけあれば「名刺を切らせる」という心配が無くなります。

名刺入れを準備する

名刺交換会に参加すると、名刺入れを持っていない人や、プラスチックやアルミケースの名刺入れを使っている人に出くわすことがあります。

もし異業種交流会に参加するのであれば、そんな醜態だけは絶対に見せないようにしましょう。

名刺入れとは自分の名刺を入れるだけでなく、相手の名刺をしまう入れ物でもあるのです。

しかも、そんな名刺入れを使っている人は儲かってないはずなので、「自分と組んでも儲かりません…」と名刺交換する人に対して暗示する羽目になります。

誰も儲かってない人と取引したいとは思いませんよね?

なので、名刺入れは絶対に気を配るべき営業アイテムなのです。

詳しくは下の記事で解説していますので、交流会参加前にチェックしておいてください。

名刺交換会のマナー

名刺交換会のマナーにおいて一番問題なのが、

  • 名刺が無い
  • 名刺を切らした
  • 名刺入れを忘れた

というケースです。

先程も解説した通り、名刺交換会で名刺を切らせるという行為は、本末転倒だと思います。

それでも人間というのは、名刺を切らしたり忘れたりしてしまうものです。

そんな場合には、挨拶するときに相手にその旨を伝え、後日郵送で送るなどの配慮をする必要があります。

これはビジネスマナーなので、相手に求められなくても必ず実行するようにしましょう。

日頃から忘れ物が多く心配なときには、予備名刺をバッグに入れておくなど、前もって準備しておくようにしましょう。

名刺交換会のルール

名刺交換会には守るべきマナーの他に、暗黙のルールというものが存在しています。

例えば、「どちらが先に名刺を渡すか?」ということについては、一般的に目下の人間から渡すというビジネスルールが存在しています。

ですが、お互い初対面の名刺交換会ではそんなことわからないので、とりあえず自分から進んで渡すことを心掛けましょう。

また、渡された名刺を持つ位置にも注意しましょう。

名刺は”相手の分身”と言われるほど、丁重に扱うべきものです。

よって、名刺交換した名刺は、自分の心臓よりも高い位置に持つということがビジネスマナーになっています。

他にも、以下のようなマナーがあります。

  • 名刺は両手で受け取る
  • 名刺を貰う時には「頂戴します。」と言う
  • 名刺の氏名と自分の持ち手が被らないようにする
  • 絶対に相手の名刺を落とさない
  • 貰った名刺を振り回さない etc.

ただ、ルールやマナーを意識しすぎてガチガチになってしまうのも微妙なので、あくまでも「丁寧に対応する」という姿勢さえあれば大丈夫だと思います。

名刺交換会は意味ない?

名刺交換会は意味がない、と言われることがありますが、確かに見方によってはそういった側面があるのも事実だと思います。

例えば、「人脈作りのために名刺交換会へ参加したが、思ったほどの成果が得られなかった…」という意見もあるようです。

実際に初めて会った相手といきなりビジネスすることは、決して現実的じゃありませんよね。

また営業目的で参加しても、「全く役に立たなかった…」と言われているようです。

これも先ほどの理由と同じく、ビジネスにおいて初対面の相手にいきなり売り込みできるということはとても珍しいからです。

異業種交流会で見込客は見つかるの?

異業種交流会では、必ず名刺交換が行われるため、「名刺交換会」という名称で開催されることが少なくありません。

名刺交換会に参加すれば色々な会社の人と交流することができるので、人脈が広がることは間違いありません。

そのような場なので、必然的に「新規開拓に活用できるのでは?」と考える人が出てきてしまいます。

しかし結論から申し上げると、名刺交換会そのものが直接的に新規開拓へ結びつけるというケースはほぼありません。

そのような誤った認識で参加した場合、「期待はずれだった…」と嘆くケースもあるようです。

確かに現実的に考えてみれば、初めて名刺交換した相手に、いきなり何かを発注するようなことはあり得ませんよね。

しかも、異業種交流会に参加する人はほぼ全員が「見込み顧客探し」にきているので、そこから受注することは困難を極めるのです。

名刺交換会にもメリットはある

名刺交換会には、このように無駄と思える面もありますが、勿論メリットも存在します。

例えば以下のようなことです。

  • 異業種の人から情報収集できる
  • 新たな人脈形成ができる
  • ビジネスパートナーが見つかる

すぐに成果が出ることは少ないかも知れませんが、普段聞くことのない意見や考え方は、自分に刺激を与えてくれます。

これは異業種交流会だからこそのメリットで、全く違う視点をビジネスに取り入れるチャンスともいえます。

このように考えると、名刺交換会での出会いは大変有意義なものといえるでしょう。

名刺交換会で効果を得るには?

名刺交換会に参加したからといって、すぐに効果が期待できるケースはほとんどありません。

それでは、できる限り最大限の効果を発揮させる為にはどうすればいいのでしょうか?

これはある意味で名刺交換会をフル有効活用する為のコツになりますので、必ず実践してみてください。

それにはポイントがいくつかありますので、ここで押さえておきましょう!

  1. SNSを活用する
  2. 目的を明確にする
  3. その場でアポイントをとる

SNSを活用する

まず一つ目の「SNSを活用する」についてですが、LINEやfacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用するということです。

名刺交換会という呼称ですが、SNSを交換することも勿論OKなのです。

昨今のビジネスではSNSを利用する場面が多くなっていますので、SNSを利用していない時点でビジネスマンとしては劣っていることを自覚しましょう。

よくよく考えてもらいたいのですが、名刺交換会で貰った名刺を後から見返すことなんて果たしてあるのでしょうか?

答えは「ほぼ無い」です。

その場で話が盛り上がったり、商談に繋がりそうな出会いであれば見返すかも知れませんが、基本的には名刺を見返すことなんてありません。

なので、名刺交換の時にSNS交換するということが一番有効的なのです。

facebookで友達になっておけば、タイムラインで流した情報を見てくれるかも知れませんし、少なくても存在くらいは覚えてもらえます。

逆に名刺に頼った営業をしているようでは、「相談したいことがあるが、あの人の連絡先がわからない!」という事態にもなり得ます。

これでは、せっかくのビジネスチャンスを失うことにもなりますよね?

なので交流会で出会った人とは、極力SNSで繋がっておきましょう。

目的を明確にする

名刺交換会に参加するのであれば、必ずその参加目的を明確にしておきましょう。

些細なことですが、実はこれだけでも大きなメリットが得られるんです。

異業種交流会に参加する人同士はもちろん初対面がほとんどなので、その人の参加目的がお互い理解できていません。

つまり参加者全員が、売り込みに対して警戒心を抱いているのです。

異業種交流会には熱心にセールスをしてくる人や、MLMの信者、売り込み目的の人が大勢いるので、「押し売りされない」という安心感は気持ちをオープンにさせてくれます。

なので、名刺交換会した時に、「今日は当社製品を売ってくれる代理店さんを探しに来たんですよね~」などの目的を明確に伝えれば、相手に安心感を与えることができます。

初対面の相手に対するやり方としては、とても効果的なのでぜひ実践してみて欲しいと思います。

また、その参加目的を聞いた相手が、「それなら●●さんを紹介しますよ…」と他の参加者を繋いでくれたり、自分の知り合いを後日紹介してくれるなんてケースも十分あり得ます。

参加目的をオープンにすると、ビジネス機会を最大化できることは勿論、目的に会わない相手とは短時間で名刺交換を済ませられます。

それが結果的に交流時間を最大限活用することに繋がっていくのです。

その場でアポイントをとる

名刺交換会は「名刺交換の場所である」と勝手に定義付けしている人をたまに見かけますが、決してそんなことありません。

異業種交流会は「出会いの場」なので、その場で話が盛り上がるなら、必ず次のアポイントを入れる癖をつけましょう。

「後日連絡してアポ取りすれば…」なんて考えでは、全然ダメ営業マンの思考です。

というのも、交流会で名刺交換する数は膨大なので、自分のことを覚えていてくれる可能性は少ないですし、別の人と勘違いされてアポイント拒否される可能性がゼロではありません。

なので、意気投合した相手とは必ずその場でアポイント(次回の日時を決める)を設定するようにしましょう。

東京や大阪、名古屋、横浜など開催が多い

名刺交換会は主に東京や大阪、名古屋、横浜、福岡、仙台など大都市で開催されています。

東京都内であれば新宿、渋谷、池袋、銀座(有楽町)、上野、品川、秋葉原などで開催されることが多いようです。

大都市で開催される主な理由は、たくさんの会社や業種があることと、参加人数を集めやすいということが挙げられます。

都会のビジネスマンは異業種との出会いを歓迎していることが多く、情報交換のニーズも大きいです。

そのため業種が豊富な大都市で異業種交流会を行うことは、より効率的に目標達成できる可能性が高いといえるでしょう。

大都市で開催するメリット

名刺交換会をよく利用する、個人事業主やセールスマンの数も、大都市には多いといわれています。

また、メイン参加者である営業マンは、平日の昼夜参加が多いといわれています。

そのため交通の便がいい大都市での開催は、

  • 仕事の合間
  • 営業の谷間
  • 会社帰り

などでも気軽に参加しやすいという特徴があります。

また朝会(AM7時頃)、ランチ会やディナー会として異業種交流会が開催されるケースもあり、このときに提供される料理も、多くの選択肢の中から選べるのは嬉しいポイントですよね。

主催者によっては、二次会や三次会を行うこともあるので、遅くまで営業している飲食店を探すのにも大都市であれば助かります。

名刺交換会のやり方(主催方法)

名刺交換会を主催者として開催するには、まず参加者にマナーやルールを伝えておく必要があります。

ほとんどの参加者はマナーやルールを守ってくれますが、中には自分勝手な人や困った参加者がいる可能性も捨て切れません。

なので、トラブルを未然に防ぐためにも、禁止事項などをしっかり説明をしておくことは重要です。

また参加者を制限することも重要です。

ある程度の雰囲気を担保するのは主催者の勤めになります。

なので、

  • MLMは参加不可
  • 保険営業は参加不可
  • 投資関連は参加不可

などのルールを設けておく必要があります。

あまりに質の低い参加者ばかりになってしまうと、良い参加者が次回以降は参加してくれません。

なので、「本当に集めたい参加者はどんな人なのか?」ということを第一に考えるようにしましょう。

イベントなどを活用して盛り上げる

参加者に楽しんでもらうためのアイデアとして、催し物を考えたり、美味しい飲食店を調べておくのもいいでしょう。

最近の異業種交流会では、名刺交換だけで終わってしまわないための工夫として、コミュニケーションゲームなるものを取り入れていることもあるようです。

このゲームは、参加者がそれぞれ質問カードに答えていくというルールなので、人見知りや初めての人でも楽しく交流することができるようになります。

他にも”料理を出してもてなす”という方法があります。

料理を出す場合には、レストランを会場に選ぶか、ケータリングサービスを利用する方法があります。

  • 話題のシェフを呼んで会場で料理を作ってもらう
  • ビンゴ大会で景品プレゼントする
  • 売れっ子芸人を呼んで漫才をしてもらう

なども会場が盛り上がるきっかけになることでしょう。

名刺交換会の参加者を集めるときには、交流会やカフェ会などのイベントサイトを上手く活用し、募集広告を出したりSNSで告知するのがおすすめです。

オンライン交流会が増加中

ITが一般化した昨今ではオンライン交流会が増えてきています。

オンライン交流会はコロナ禍で急増しましたが、その便利さもあって一般化してしまいました。

これまでのビジネススタイルは”会って打ち合わせするのが当たり前”という感覚でしたが、その考え方はもはや古い思考のようです。

zoomなどのオンラインツールを使ってしまえば、いつでも気軽に打ち合わせできるだけでなく、移動時間や料金の節約にもなるので、結果的にコスト削減へ繋がっていきます。

つまり、オンラインで名刺交換会を開催したり、外部と交流することにはデメリットがないということになります。

この仕組みが浸透したおかげで、これまでのような”地域限定の出会い”という概念からも解放されました。

つまり東京渋谷で開催された交流会には北海道や九州の人は参加しづらかったですが、オンライン交流会なら全く問題ありません。

このように”開催場所”という問題点が解消された結果、出会いの機会が最大化されたことも大きなポイントだといえます。

主催者側もエリアに縛られず集客できるので、双方にとって良い仕組みがオンライン交流会だと思います。

オンラインの異業種交流会は毎日のように開催されていますので、まずは気軽に参加してみることをオススメします。




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