
プラス思考の人は決して多くないと思います。
しかし、ビジネスマンであればポジティブ思考になった方が絶対にお得ですよね。
そこで今回は、ポジティブシンキングになる方法やコツについて解説したいと思います。
目次
プラス思考(ポジティブ)になれない!?
ネガティブ思考の人は、ちょっとした言葉や出来事で気分が落ち込んでしまいますよね。
ネガティブ思考の人は失敗を恐れて行動することができないので、ますます負のスパイラルに陥ってしまうことが少なくありません。
その反面、プラス思考の人は失敗を恐れずにガンガン挑戦するので、仕事やプライベート問わず結果を出しやすい傾向があります。
それであれば、プラス思考になった方が良いですよね。
しかしネガティブシンキングの人が、いきなりプラス思考になるのはなかなか難しいので、「どうすればプラス思考になるのか?」を一緒に考えていきましょう。
まず大切なことは客観的な視点を持つということです。
他人のことであれば冷静に考えられるのですが、いざ自分のことになると冷静に捉えることができず、判断を誤ってしまうケースが散見されます。
マイナスに考えてしまうのがネガティブ思考の特徴なので、できるだけ俯瞰的に自分のことを見てみましょう。
目標設定してみる
プラス思考になるためには、大きな目標の前に小さな目標をたくさん作るというのも有効的です。
例えば10kgダイエットしたいと思っても、すぐに目標達成することはできませんよね。
なので、10kgという最終的なゴールの前に1kg、3kgと小さな目標を作って、それを一つづつ達成していくことで、徐々に成功体験を積み上げていくのです。
そうすると少しずつ自信がついてくるので、徐々にポジティブシンキングへと変化していきます。
プラス思考になるメリットとは?
考え方をプラス思考に変えることで、仕事もプライベートも恋愛も全てが上手くいくと言っても過言ではありません。
「考え方だけでそんなに変化するのか?」と疑問に思うかもしれませんが、現実とはそんな些細なことなのです。
書道家として有名な武田双雲は”ポジティブ思考”の人として有名ですが、とにかくポジティブシンキングすれば「何事もプラスに転じる」と語っています。
武田双雲の名言集を知りたい人は下の記事をご覧ください。
ポジティブな考え方ができれば相手の長所&メリットを見つけることができるので、きっと人間のことが好きになるはずです。
小さな幸せをたくさん感じることもできるので、日頃から穏やかで柔らかい雰囲気の人になれます。
やっぱり話していて前向きな人や、向上心がある人は刺激を受けますし、接していても気持ちが良いですよね。
その反面、ネガティブな人は愚痴ばかりなので、接していてもつまらないと思います。
そのような人間の周囲からは、どんどん人がいなくなっていくので、自分で孤独を呼び込んでいるような状態になってしまいます。
そして仕事にフォーカスしてみると、ポジティブな人は積極的に活動するので、自ずと結果に繋がっていきます。
心理学には「引き寄せの法則」というのがあって、プラス思考を持っている人は良い人間関係が構築できるので、色々な人が協力してくれますし、成功しやすいサイクルが自然とできてしまうのです。
これはまさに好循環ともいえる仕組みなので、ただ前向きに生きていくだけでも大きなメリットを享受できるはずです。
また、仮に上手くいかずに失敗したとしても、プラス思考の人はストレス耐性があるので、それを引きずらないで次の仕事へ前向きに取り組むことができます。
それが結果的に、最高のパフォーマンスへと繋がっていくのです。
ポジティブ思考はモテる
ポジティブ思考になると、実は恋愛も上手くいくのです。
ポジティブな人は希望にあふれた未来を想像することができますが、ネガティブな人はモテない理由ばかりを口にしてしまいます。
- 太っているからモテない
- 背が低いからモテない
このような言い訳ばかりをして、自分を変える勇気が持てないのです。
このような状態を心理学者のアルフレッド・アドラーは「変化することを恐れている」と言いました。
ネガティブよりも前向き思考の方が人に好かれますし、交友関係も広がりやすいはずです。
そのような人の方が結果的に出会いの数も多くなって、より良いチャンスに恵まれるのです。
アドラーの名言集は勇気をくれる言葉ばかりなので、是非一度ご覧ください。
プラス思考の特徴とは?
プラス思考になれない人は、
- 自分はプラス思考の人間なのだろうか?
- プラス思考な人とは具体的にどんな人なのだろうか?
- 果たして自分の身近にそういう人はいるのだろうか?
と思ってしまいます。
プラス思考の人の特徴とは「クヨクヨしない」「落ち込まない」ということです。
例えば、仕事においてあなたが何かミスをしたとします。
マイナス思考の人だと「最悪だ、絶対怒られる。明日休もうかなぁ…」と考えがちですが、ポジティブな人の場合は「このミスはしっかり謝罪して、次回起こさないようにしよう!」という具合に捉えるので落ち込みにくいという特徴があります。
なぜこのような思考になるのかというと、前向き思考の人は失敗を恐れないからです。
ポジティブシンキングの人は「失敗は成功しないことの発見」と定義しているので、決してマイナス評価とはならないのです。
例えば、競合他社とコンペした結果、大型案件を失注したとします。
社内表彰されるような大きな案件だった場合、普通の人は凹んでしまうと思いますが、前向き思考の人は「なるほど…、このような提案をすると失注するんだな」と考えて、次の案件では同じ過ちをしないようにするのです。
つまり失敗すらもポジティブな自信へと繋げてしまうのです。
なぜこのような自信に繋がるのかといえば、たくさんの失敗を経験しているからです。
上記のようなロジックに基づけば、失敗すればするほど成功確率が上がっていくことになります。
「たくさん失敗すること=成功できないやり方の発見」という解釈になるので、必然的に成功確率が上がっていくのです。
自信を持てば何事にも前向きになれますし、逆に自信を失うことは悪循環的にマイナス思考へと陥っていきます。
そういった観点では、ポジティブな人というのは”自信を持つのが上手な人”とも言い換えできるかもしれません。
ちょっと落ち込んだとしても「ま~なんとかなるか」とか「まーいっか、死ぬわけじゃないし」と考えてしまう楽観的な部分があるので、常に前向きでいられます。
このようなプラス思考な人の特徴は、マイナス思考の人から見ると「ウザイ奴」と感じられるかも知れませんが、多くの成功者はポジティブ思考を推奨しています。
例えば「発明王」として有名なトーマス・エジソンは、失敗を前向きに捉えるように語りました。
マイナス思考の人はエジソンの名言から学びましょう!
プラス思考になれることわざ&名言
ここではネガティブな人が前向きになれることわざや名言をご紹介していきたいと思います。
プラス思考になれる代表的なことわざ&名言を紹介しますので、自分に刺さるものがあれば座右の銘にしてみても良いかもしれません。
まずは「Stay Hungry. Stay Foolish.」です。
日本語訳にすると、「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ。」という意味になります。
この言葉はApple社を創業したスティーブ・ジョブス氏がスタンフォード大学の卒業式でスピーチした時の言葉として有名です。
自分の人生は困難だったことを告白し、それでも前向きに生きていれば、点と点が繋がって線になるタイミングがきっとやってくる。
なので今やっていることをあれこれ難しく考えず、全力で取り組むことを推奨したのです。
「過去から現在にかけて人生に無駄な瞬間など無いのだ!」という前向きな考え方を短くまとめた言葉なので、ネガティブに考えがちな人は少し気持ちがラクになるかも知れません。
次に紹介するのは、先ほども触れた発明王トーマス・エジソンが残した言葉です。
「私は失敗などしたことがない。ただ単に1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。」
この言葉もインパクトのある名言ですよね。
もし何か失敗したりミスをした時、すぐに頭を抱えて塞ぎこんでしまう人には、ぜひおすすめしたい名言です。
エジソンは数々の発明をした歴史的な偉人ですが、そんなエジソンも成功の裏には数多くの失敗を積み重ねてきました。
ただ、その失敗をエジソンは「失敗した…」と認識することがありません。
この辺りは発想の転換なのですが、エジソンは失敗した時に「失敗する方法をまた一つ発明した」と考えるようにしていたそうです。
確かにこの考え方は間違ってないですし、このように表現すると失敗やミスが前向きな作業に思えてくるから不思議です。
コペルニクス的転回ですが、ぜひ真似したい思考術ですよね。
「壁は超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時は成長する為のチャンスだと思っている。」
この言葉は歴史的な大記録を打ち立てた日本人メジャーリーガー「イチロー選手」の言葉です。
かなりストイックで努力家な人だと言われていますが、そのメンタルを保つ方法も独特です。
普通の人は大きな壁が立ちはだかった場合、「どうすればいいんだ…」とか「なんで自分だけ…」とか後ろ向きな思考になりがちですよね。
しかし、イチロー選手は違います。
「この壁は超えられるからこそココにある。この壁を越えた先にあるのは大きな成長だ!」と前向きに取り組むそうです。
逆境を楽しむ余裕すら感じられる、パワフルな言葉ですよね。
次に元・プロテニスプレイヤーの松岡修造さんの名言をご紹介します。
「崖っぷちありがとう!最高だ!」
日本一熱い男とも言われていますが、その言葉はとてもパワフルで、多くの人を勇気づけています。
そのような熱い名言がまとめられた、日めくりカレンダーが大人気になりましたよね。

この名言は「崖っぷちというギリギリの状態になった時こそ、人は本気になれるんだ!」という高揚感を表した言葉です。
普通は崖っぷちの人生なんて過ごしたくありませんし、なんとなくのんべんだらりと過ごしていた方が人生ラクですよね。
つまり、手抜きをした方がラクに生きれるということです。
しかし、本当にそのような人生で「私は幸せだ!」と言えるのでしょうか?
果たして自己成長できるのでしょうか?
人は逆境にあった時や、生死を分けるような状態になればなるほど本気になる生き物です。
そういった観点では、崖っぷちこそが本領発揮の場といえるのかもしれません。
この”崖っぷち”という逆境こそが、自分を成長させてくれるのだと知っている人の名言だと思います。
プラス思考になれるトレーニング
プラス思考になりたいと思っても、そんな簡単に思考回路を変えることはできませんよね。
そんな時は焦らずに、時間は掛かるかもしれませんが、ゆっくり自分のペースで消化していくことがおすすめです。
というのも、人間は基本的にネガティブシンキングなので、ある程度のトレーニングが必要だと思います。
プラス思考を繰りかえしトレーニングすることで、ネガティブな回路からプラス思考に切り替わっていくはずです。
一気にプラス思考になるのは難しいですが、少しずつ繰り返すことで徐々にプラス思考になっていくことが期待できます。
ここではプラス思考になる為のトレーニング方法について解説していきますので、ネガティブ思考の人は是非参考にしてください。
ネガティブ思考を克服する具体的なトレーニング方法として、まずは本を読む(読書)ことから始めていきましょう。
世の中には自己啓発本がたくさん出回っているので、自分に合いそうな本を読んでみてください。
有名な本で言えば、デール・カーネギーの「道は開ける」は鉄板でしょう。

世界一有名な自己啓発本かもしれないので、読んで損することはないでしょう。
そしてスティーブン・コヴィー博士が書いた「7つの習慣」も名著と呼ばれています。

このような本の中にはプラス思考になる方法が書かれているのですが、逆に「どうしてネガティブ思考になってしまうのか?」という理由も書かれているので、思考回路が体系的に理解できるはずです。
そのような考え方が身に付いたら、次は実践編です。
具体的に何をした方が良いということはありませんが、例えばスポーツに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
実はネガティブな人というのは成功体験に乏しいという傾向があります。
成功体験に乏しければ自信が持てないので、まずは些細な事でも成功体験を積み上げることにチャレンジしてみましょう。
スポーツであれば、少しずつ出来なかったことが出来るようになるという成功体験が得られるはずです。
日常生活の中でいえば、例えば「すみません」という言葉を「ありがとう」に変えてみるのもおすすめです。
「すみません」は様々なシーンで使える万能な言葉ですが、本来は謝罪の言葉です。
なので後ろ向きな思考になりやすく、注意が必要です。
相手に感謝の気持ちを伝える「ありがとう!」という言葉を、実業家の斎藤一人は「天国言葉」と呼んでいます。
幸福を呼び込む思考術として推奨しているので、気になる人は下の記事をご覧ください。