目次
31:日本マクドナルド創業者 藤田田の名言
売上の低迷を世の中や政治のせいにするのは、己の知識の無さや勉強不足を露呈しているに過ぎない。
<日本マクドナルド創業者 藤田田>
日本における「ハンバーガーの父」と言われた経営者が藤田氏です。
たった一代で日本全国を牛耳るハンバーガーチェーンを築き上げた人の言葉には、やはり重みがあります。
例えば記憶に新しい新型コロナウイルスのパンデミックは「大きな環境の変化」だと言えるでしょう。
「コロナウイルスが大流行したせいで売り上げが落ちた…」と言うのは、藤田氏曰く自分の知識の無さを露呈しているだけなのです。
経営環境は刻一刻と変化していきます。
そのような経営環境に対応できる企業だけが生き残れる(=進化する)のです。
それ以外の企業はただ死んでいく(=倒産する)だけです。
残酷かもしれませんが、それが資本主義というものなのです。
藤田田の名言集をもっと知りたい人は下の記事をご覧ください。
32:マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツの名言
度々直感が頼みの綱になる。
<マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ>
有名な経営者ほど「自分の直感を当てにしている」と言います。
それにはきちんとした理由があります。
直感と聞くと「あてずっぽう」な感じに聞こえますが、実はそんなことありません。
直感とは、これまで積み重ねてきた知識や経験がもとになって、瞬間的に判断することを言うのです。
ということは、たくさん修羅場をくぐり抜けてきた名経営者ほど、経験値が多く博識なので、その直感は当たりやすいということになります。
つまり、この言葉の奥には「圧倒的な自信」が隠れているのです。
33:ディズニー創業者 ウォルト・ディズニーの名言
夢見ることができれば、それは実現できるのです。
いつだって忘れないでいてほしい。
全ては一匹のねずみから始まったということを。
<ディズニー創業者 ウォルト・ディズニー>
世界で最も有名なテーマパークである「ディズニーランド」を作った人です。
ディズニーはミッキー・マウスなどのアニメーションを制作する会社でしたが、ウォルト・ディズニーが周囲の大反対に遭いながらも実現させたのがディズニーランドです。
夢の国を作ることに情熱を傾け、それを実現した人の偉大な言葉です。
34:松下電器(パナソニック)創業者 松下幸之助の名言
大切なことは、うろたえないことである。
慌てないことである。
<松下電器(パナソニック)創業者 松下幸之助>
「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助ですが、その人生は逆境だらけだったと言われています。
ヒット商品を出しては経営危機に遭うような連続でしたが、本人は出来る限り平常心を保つようにしていたそうです。
ピンチに陥った時は誰でも焦ると思いますが、それでも自分が出来る100%のことを全力でやっていれば、おのずと結果はついてきます。
「血の小便が出るほど努力しましたか?」
この松下幸之助の言葉が端的に表していますが、自分や周囲を徹底的に追い込むことによって、圧倒的な行動力で勝ち続けてきたのです。
優しさの中に厳しさが隠れた言葉だと思います。
35:アマゾンドットコム創業者 ジェフ・ベゾスの名言
これまで選択してきた結果が、今の私たちなのです。
<アマゾンドットコム創業者 ジェフ・ベゾス>
世界最強のECサイト「Amazon.com」を創業した経営者です。
自分の母校でスピーチした時の言葉が「We are What We Choose(これまで選択してきた結果が、今の私たちなのです。)」です。
アップル創業者のスティーブ・ジョブスがスタンフォード大学で言った「connecting the dots」とも似ていますよね。
全てに共通して言えることは、「過去を後悔しても仕方がない」ということだと思います。
過去含めて全てを受け入れることで、ようやく人は前進することができます。
自分のことを認めなければ、成功など掴み取れるはずありません。
もし今の自分に不満がある場合には、まず現在の自分を認めることから始めてみましょう。
36:エスビー食品創業者 山崎峯次郎の名言
スパイスほど人類を惑わせ、栄枯盛衰のドラマを演出した植物は他に見当たらない。
<エスビー食品創業者 山崎峯次郎>
とにかくカレーライスが大好きで、カレー粉を作ることに夢中になっていたら、できた会社がエスビー食品です。
なんか面白い逸話ですよね。
自分自身がスパイスに翻弄され、今の地位を築いたと考えれば、スパイスに振り回された人生だったのかもしれません。
しかし、この言葉から感じ取れるのは「とにかくスパイスが大好き!」という想いだと思います。
一生かけてやり遂げたいことを見つけるのは、決して簡単ではありません。
ずっとワクワクしながら仕事していたのが感じ取れる名言だと思います。
37:ソニー創業者 井深大の名言
盛田昭夫と一緒になって、世界に誇る一大企業「SONY(ソニー)」を育て上げた経営者が井深大です。
仕事に悩む部下に対してよく言っていた言葉がこれです。
中小企業の社長になったつもりで考えろ。
<ソニー創業者 井深大>
「経営者目線になれ!」と言われることがありますが、それよりも実践的な言葉だと思います。
というのも「中小企業の社長」は、大企業の社長のように決算書とにらめっこばかりせず、泥臭い現場をこなしているユーティリティプレイヤーなのです。
中小企業の社長は、自分が死んだら会社も死ぬと覚悟しています。
そのような当事者意識を会社員も持つべきだと思います。
なぜかというと、自分のキャリアにとってメリットがあるからです。
突然ですが質問させてください。
- 会社の言う通りに動くだけの仕事で、本当に楽しいでしょうか?
- 定年を迎えた時、後悔することはありませんか?
- 明日死ぬと分かっていても、明日の朝仕事に向かいますか?
サラリーマン根性満載の人は、どうしても周りの目を気にしたり、ルールの中でしか動けないと思いがちですが、本質的にはビジネスなので、お客様を第一に考えて、きちんと会社が儲かる仕組みさえできれば、自由に商取引していいはずです。
上司なんて後から説得すればいいですし、ルールも後で変更すれば良いだけです。
とにかく一番大切なことは「顧客ニーズを満たせるか?」「お客様は満足するのか?」ということです。
良い意味で「周りを振り回す人」になってください。
38:イトーヨーカ堂創業者 伊藤雅俊の名言
会社の核になる人材は、やはり「ズケズケマン」になるだろう。
<イトーヨーカ堂創業者 伊藤雅俊>
伊藤雅俊は、イトーヨーカ堂、セブンイレブン、デニーズなどを創業した名経営者です。
優秀な社員について聞かれた時、「”イエスマン”は我が身大事の”勤め人”で、決して”稼ぎ人”や”核になる人”ではない。」と言いました。
その言葉に続けて「リーダーシップを発揮して仕事を積極的にする人は、どうしても”ズケズケマン”になる。」と言いました。
この言葉は、社員に対して贈った言葉のようにも聞こえますが、実体験に基づいている気もします。
チャレンジ精神旺盛な人は、失敗する数も多いですが、そのぶん経験値が積み上がっていきます。
すると結果的に、成功確率が上がっていき、会社の核となる人物に成長していくのです。
39:ソニー創業者 盛田昭夫の名言
アイデアのいい人は世の中にたくさんいるが、良いと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない。
<ソニー創業者 盛田昭夫>
盛田昭夫といえば、井深大と一緒にソニーを創業したメンバーです。
盛田昭夫の特徴は、エンジニアでありながらバリバリの営業マンだったことです。
その経営手腕が買われて、欧米では最も評価される経営者の一人になりました。
それだけアグレッシブな盛田昭夫だからこその名言だと思います。
40:ヤマト運輸社長 小倉昌男の名言
小倉昌男は、父親が経営する大和運輸(現・ヤマト運輸)に入社して、「宅急便」を立ち上げた人物です。
小倉昌男の名言集を知りたい人は、下の記事もご覧ください。
それまで法人向け(商業用貨物)の宅配サービスが主流だった中、周囲の大反対を押し切って個人向けの宅配事業を立ち上げる時に放った言葉がこれです。
デメリットのあるところにこそ、ビジネスチャンスがある。
<ヤマト運輸社長 小倉昌男>
経営危機に瀕していた大和運輸(現・ヤマト運輸)を、新規事業の大ヒットで復活させ、個人向け宅配サービスを一般化させた功績はとても大きいと思います。
まさに、大きなリスクを取ったからこそ得られた大きなリターンだといえます。