![ソーシャルセリングのやり方とは?SNS営業のコツを解説!](https://www.sidebizz.net/blog/wp-content/uploads/2024/01/ソーシャルセリング-jpg.webp)
FacebookやInstagram、X(旧Twitter)、Threads、LinkedIn、TikTokなど…
現代では様々なSNSアプリが日々リリースされていますよね。
それらを使っているユーザーはきっと多いはずですが、「営業の仕事に活用できているか?」と聞かれると、ほとんどの営業マンが「セールスには使ってない」と答えるはずです。
これは非常にもったいないことなので、今回はSNSをセールスに活かす『ソーシャルセリング』に注目したいと思います。
具体的なやり方や即効性のあるコツをお伝えするので、ぜひ今日から実践してみましょう!
SNSは”セールス”に使える
他の職種と比べて、営業職は「ITリテラシーが低い」と言われているので、まだまだSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用できてない人が散見されます。
そのようなセールスパーソンは”完全なる原始人”なので、今日から、今すぐにSNSアカウントを作成して、まずはアプリケーションに触れてみることをおすすめします。
SNSはインターネットを活用した仕組みなので、全世界の人と瞬時に繋がれる(交流する)というメリットがあります。
例えば営業マンが参加するお馴染みの交流場所といえば『異業種交流会』が挙げられますが、交流会は”名刺交換会”なので、見込顧客を探しに利用している人も多いはずです。
しかし、その1回の交流会で名刺交換できる人数は、たかだか10人~20人くらいだと思います。
これは効率が悪いと思いますが、インターネットを活用したSNSであれば、自分が動かなくても、数千人~数万人にリーチすることもできるのです。
この事実を聞いて、その凄さに気づかない人は「もはやナンセンス」だと言えますが、この部分をもう少し掘り下げてみたいと思います。
例えば営業活動には「アタックリストの作成⇒アポ取り⇒提案⇒契約」という流れがありますよね。
中小ベンチャー企業の営業マンは、これらの業務を全て一人でこなしていると思いますが、最初の部分「アタックリストの作成⇒アポ取り」だけでも自動化できれば、果たしてどう感じるでしょうか?
おそらく「もの凄く営業がラク!」と感じるはずです。
それを実現できるのが”ソーシャルセリング”という仕組みなのです。
SNSでは”認知”を増やすことに注力する
一般的な営業マンの思考だと「SNSを活用して見込み顧客を探そう!」とか「SNSのメッセージ機能を使ってアタックしてみよう!」という発想になるかと思います。
これは少し厳しい言い方かも知れませんが…
そんな発想をしているから、いつまで経っても”ダメ営業マン”なのです。
営業活動とは、まず『相手の立場』になって考えることから始まっていきます。
まず考えて欲しいのですが、果たして、SNSを使っている人は、あなたからの営業メッセージが欲しくてSNSを始めたのでしょうか?
あなたからの”押し売り”を心待ちにしているのでしょうか?
もちろん答えは「No」ですよね。
このようなSNSの使い方はセンスがないので、そのような【脳筋営業の思考】の押し売り営業は今すぐにやめましょう!
ソーシャルセリングにおけるSNSの活用方法は『認知を増やす』こと以外にありえません。
ある程度のテーマを決めて、それに基づいた投稿を行い、そこに共感してもらう…
ただこの作業を繰り返すだけです。
つまり「つながりを作る」ということだけに注力すれば良いのです。
このように伝えると色々考えてしまうかもしれませんが、あまり難しく考えずに『SNSで友達を作る』くらいの気軽さで取り組むのをおすすめします。
ソーシャルセリングでは、どのSNSを使うべきか?
前述した通り、SNSには様々な種類がありますが、『ソーシャルセリングに使う』というのであれば、ある程度棲み分けができるはずです。
基本的には個人営業(B2C)、法人営業(B2B)によって適切なアプリは変わりますが、もしB2B営業をしているのであれば『Facebook一択』になるでしょう。
逆にB2Cなら、どのSNSでもOKなので、むしろ全部使うべきだと思います。
なぜtoBとFacebookの相性が良いのかといえば、日本においてFacebookがビジネス活用されているからです。
海外ではLinkedInがビジネス活用されているようですが、日本においてLinkedInの知名度はそれほど高くないので、多くのビジネスパーソンはFacebookを活用しています。
なので、まだソーシャルセリングにSNSを活用できていない人は、とりあえずFacebookに絞り込むのが良いと思います。
※次のページから具体的なやり方を解説します。