11:ワコール創業者 塚本幸一の名言

俺は世界一になれる。

いや、世界一になるしかないやんか。

<ワコール創業者 塚本幸一>

女性用下着のトップメーカーであるワコールの創業者です。

塚本氏の頭の中には「50年計画」というのがあり、そこには海外進出だけでなく、世界制覇を成し遂げる目標まであったそうです。

なので塚本氏は以下のように考えていました。

「もし俺が、運良く50年計画をやり切ったら、俺は世界一になれる。いや、世界一になるしかないやんか…」

事業とは不思議なもので、小さく考えると小さなビジネスになってしまいます。

そして大きなビジョンを掲げると、大きなビジネスに成長するのです。

このような大きなビジョンを持っていたからこそ、今のワコールがあるのかもしれません。

12:ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝の名言

会社設立当初、ニッカウヰスキーが作るウイスキーは、容量が少なくて値段が高いものばかりでした。

そのようなウイスキーはなかなか売れず、販売に苦戦したそうです。

そんな折、販売店を招いた食事会で創業者の竹鶴氏が言ったのがこの言葉です。

我々が誇りを抱いて作っているように、皆さんも誇りを持って売っていただきたい。

<ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝>

職人としてのプライドや、製造するウイスキーに対する絶対的な自信が現れた名言だと思います。

13:アシックス創業者 鬼塚喜八郎の名言

志を持った人は、土壇場に強い。

困難にブチ当たっても倒れない。

<アシックス創業者 鬼塚喜八郎>

アシックスは「スポーツを通して青少年の育成を図りたい」という想いから創業されました。

しかし、長い年月の中で”多角化”を進めた結果、会社が傾き始めたのです。

そんな時、鬼塚喜八郎は原点回帰して”スポーツシューズメーカー”としての事業に特化する決断しました。

その結果、東京オリンピックの追い風を受けて業績回復したのです。

企業経営には「志」が必要です。

「自分は一体何を成したいのか?」

経営者は常に自分へ問いかけるようにしましょう。

14:サイバーエージェント創業者 藤田晋の名言

サイバーエージェントといえば、日本を代表するデジタル広告代理店ですよね。

インターネットバブルの時に、設立からわずか2年で東証マザーズに上場し、大きく注目された会社でもあります。

しかし上場と同時にインターネットバブル崩壊し株価が大暴落…

株主やメディアから様々なバッシングを受ける中、藤田氏はノイローゼになりかけたそうです。

そんな時、楽天の三木谷社長が出資してくれたことで、なんとか窮地を脱することができました。

短期的な黒字化を目指していた藤田氏に、三木谷社長は「短期的な利益ではなく、自分の信念を貫くこと」をアドバイスします。

その時に出た言葉がこれです。

これからはもう何があっても信念を曲げない。

<サイバーエージェント創業者 藤田晋>

企業経営をするためには、軸となる信念が必要となります。

これがなければブレブレになるので、自分の目指すべき企業経営はできないと思います。

このような信念は事業責任者も持つべきなので、経営幹部と言われる人は再認識しておきましょう。

藤田氏の苦労話は「起業家」にまとめられているので、気になる人は読んでみてください。

15:大創産業創業者 矢野博丈の名言

自分に能力も運もないことが気付けたら、ありがたいもんです。

<大創産業創業者 矢野博丈>

皆さんおなじみの「100円ショップ・ダイソー」を創業した経営者が矢野氏です。

その人生は決して順風満帆というわけではなく、多額の負債を抱えたり、夜逃げをしたり、倉庫が放火されたり、社員の離反を受けたり、苦難の連続だったそうです。

しかし持ち前の根性だけでここまでの会社を築き上げたのです。

能力がある人は、自分の才能に過信することがあると思いますが、それが無いと人間は逆に開き直れるのです。

すると、取るべきアクションはたった一つだけになります。

それは圧倒的な行動力です。

とにかく行動しまくって状況を打破するしか選択肢が無くなるのです。

起業を成功させるために一番重要な要素とは「圧倒的な行動力」です。

それに気付かせてくれる貴重な名言だと思います。

16:京セラ創業者 稲盛和夫の名言

稲盛和夫といえば京セラの創業者ですが、その後に第二電電(現・KDDI)、JAL(日本航空)の再建など、経済界の第一線で活躍してきた名経営者です。

電気通信事業法の施行により、電気通信事業が自由化した時には、異業種である通信事業に参入しました。

周囲から「無謀だ!」と言われる中、稲盛和夫が従業員に向けて伝えた言葉がこれです。

100年に一度という大変革期に巡り合わせたことを、大変な幸運と思おうではないか。

<京セラ創業者 稲盛和夫>

その結果、現場のモチベーションがアップして、現在のKDDIへと続いていくのです。

稲盛和夫の名言集を探している人は、ぜひ下の記事もご覧ください。

17:ジャパネットたかた創業者 高田明の名言

高田明はテレビ通販を駆使して、甲高い声&テンポの良いトークで色々な製品を売りまくっていた人です。

社長自らがテレビ通販に出演して、プレゼンしまくるという手法は、当時としては画期的でした。

このような奇抜な営業スタイルを展開している高田氏に、仕事の向き不向きを聞いた時の言葉がこれです。

できないと決めているのは、誰かというと自分自身なんです。

人を決めませんから。

<ジャパネットたかた創業者 高田明>

人は誰しも「それはやったことがないから…」と口にしたことがあると思います。

しかしよく考えてみると、人は誰しも最初は”未経験”なので「やったことがない=できない理由」にはならないはずです。

そう考えると、まずは勇気を出してやってみることが重要なのだとわかります。

そのような勇気をくれる言葉だと思います。

18:ミキモト創業者 御木本幸吉の名言

人は何か一つのことに気狂いにならなければ、到底人並み以上にはなれない。

<ミキモト創業者 御木本幸吉>

世界で初めて真珠の養殖に成功した日本の真珠王「御木本幸吉」の言葉です。

その当時、複製不可能なものとして「ダイヤモンド」と「真珠」が挙げられていました。

その一つを攻略して、世界を驚かせたのです。

天然真珠と変わらないクオリティを養殖真珠で実現した執念が、この一文に込められている気がします。

19:スズキ社長 鈴木修の名言

スズキといえば、他の自動車メーカーと違った特色を出している個性的な会社だと思います。

特に軽自動車が強くて、圧倒的な低価格と品質でシェアを取っています。

そのスズキがインドで支持されているのをご存知でしょうか?

インド進出を決めた鈴木社長が「インドに進出する理由は?」と聞かれた時に答えた言葉がこれです。

自動車メーカーのない国に行けば一位になれる。

<スズキ社長 鈴木修>

ビジネスにおいては、とにかくNo.1になることが求められます。

それはニッチ産業でも良いのです。

とにかく各分野において1位を獲得すれば、それが自ずとコア・コンピタンスになるのです。

20:アップル創業者 スティーブ・ジョブズの名言

今はまだリスクが溢れている。

これはとても良いことだ。

<アップル創業者 スティーブ・ジョブズ>

ビジネスにおいての「リスク&リターン」を端的に表す良い言葉だと思います。

リスクをとるからリターンがあるのであって、リスクのない事業にリターンを求めることはできません。

そのような状態を楽しんでいるようにも感じる、反骨精神溢れた言葉だと思います。




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