
「哲学」と聞くと、なんか小難しく感じますよね。
でも哲学者の名言であれば、すぐに理解できるはずです。
そこで今回は、有名な哲学者の名言をまとめてみました。
世界の偉人&哲人と呼ばれる人の言葉から、人生の真理を学びましょう!
ニーチェの名言集
ニーチェはとても有名な哲学者ですよね。
色々拗らせた人だとも言われていますが、「ニヒリズム」「ルサンチマン」「超人」など多くの概念を作り出した人物です。
もしニーチェの考え方を理解したい場合は、「ツァラトゥストラはかく語りき」を読んでみてください。

樹木にとって最も大切なものは何かと問いたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし、実際には種なのだ。
樹木にとって果実は結果です。
しかし本当に大切なのは、その根本にある種(シード)なのです。
人は常に前へだけは進めない。
引き潮があり、差し潮がある。
人生は山あり谷ありです。
常に順風満帆とはいかないのです。
善も強ければ悪にも強いのが、一番強力な性格である。
「善の性格」とは正しいことをやり切る行動力のことです。
「悪の性格」とは悪いことを否定する勇気のことです。
この両方が備わっている人が最強なのです。
「愛したい」と激しく求める念が私の中にあって、それ自身が愛の言葉になる。
愛情は心の奥底から湧き出てくる純粋な感情です。
その感情をストレートの表現するのが「真実の愛」なのです。
最上の愛の杯の中にも、苦いものがある。
愛を「飲み物」に例えた名言ですね。
時には苦い経験もあるはずですが、それも含めて愛情なのです。
いつまでもただの弟子でいるのは、師に報いる道ではない。
師弟関係は強固ですが、一番の恩返しは正当なやり方で師匠を超えることだと思います。
師匠から教えてもらった知識や経験を、さらに昇華させましょう!
総じて値段がつくものは、全て価値のないものである。
例えば値段がつかないものとは何でしょうか?
- 愛情
- 勇気
- 行動力
このようなものは、値段がついているモノより価値が高いとニーチェは言っているのです。
人生を危険にさらせ!
人生を危険にさらすとは、チャレンジすることを言います。
チャレンジすることが人生を豊かにするのです。
マルクスの名言集
カール・マルクスといえば「資本論」が有名なので、経済学が専門だと思われますが、哲学者としての一面もあったのです。
マルクスが生きているうちは極貧生活を送って、死後有名になった人物なので、生きる上できっとたくさんの苦悩を経験したはずです。
それでも前向きに生きたマルクスから、生きるための勇気を学びましょう。

すべては疑いうる。
世の中に「絶対」と呼べるものはなかなか存在しません。
そう考えた場合、全てのものに疑いをかけた方が良いのかもしれません。
自らの道を歩め。
他人には好きに語らせよ。
人生をどう歩くかは自分で決められます。
他人の意見や顔色など、気にする必要はないのです。
「何をするにも最初が肝心」という格言は、どんな学問にも当てはまる。
何かを突き詰める場合、基礎知識がなければ大成しません。
しかし出会い方も重要なのです。
人に教えてもらうのではなく、自発的に興味関心を持つことが、最もモチベーション高い取り組みになるはずです。
例えば、王様が王であるのは、単に他の人々が彼に対して臣下として振舞うからでしかない。
ところが逆に、彼らは彼が王だから自分達は臣下だと思い込んでいるのである。
勝手な先入観で物事を判断していませんか?
下手に迎合することはやめましょう。
豊かな人間とは、自分が富であるような人間のことであって、富を持つ人間のことではない。
「豊かな人間が持つ富」とはお金で買えないモノのことを指します。
- 能力
- 経験
- 考え方
- 人脈
このような「自分を形成する要素」こそが、本当の富なのです。
不正な手段を必要とするような目的は、正当な目的ではない。
これは世の中の真理を語った名言だと思います。
不正な手段で勝つことはやめましょう!
最後の言葉なんてものは、生きているうちに言いたいことを全部言わなかった馬鹿者どもが口にするものだ。
この名言が伝えたいことは「精一杯生きろ!」ということです。
精一杯生きていれば、人生に心残りなど無いのです。
マルクスの名言集は以下の記事をご覧ください。