
仕事は人生の中でも大半を占めるので、仕事について悩みを抱えている人は多いと思います。
- やりたい仕事が見つからない
- 新しい仕事に挑戦できない
- 働くことに意味を見出せない
そのような悩みを抱えてしまうと将来への不安に直結してしまいます。
そこで今回は、仕事を頑張る為の”モチベーションをアップさせる名言集”を解説していきたいと思います。
短い言葉を厳選したので、ぜひ最後までご覧ください。
ビジネスに関する名言集
You can’t connect the dots looking forward.
You can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
You have to trust in something, your gut, destiny, life, karma, whatever.
This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.
<スティーブ・ジョブズ>
【日本語訳】
前を見ても点を結ぶことはできない。
過去しかつなげられないのです。
だから将来、点と点がつながることを信じるしかないのです。
直感でも、運命でも、人生でも、カルマでも、何でもいいから、何かを信じなければいけません。
このアプローチは私を失望させたことがなく、私の人生に大きな変化をもたらしました。
アップルコンピューターの創業者であるスティーブ・ジョブズが、卒業生に対してスタンフォード大学で演説した言葉です。
このスピーチは「Connecting the dots」と呼ばれているので、知ってる人も多いですよね。
人生は、その時々の点(=日々)が線になって繋がることで形成されていきます。
なので、今やっている仕事やビジネス経験も絶対に無駄になることがなく、きっと将来の点と結びつくのです。
このスピーチは「史上最高のスピーチ」と評されているので、その内容を聞きたい人はジョブズの動画もご覧ください。
※動画はYouTubeへ移動します。
己の立てるところを深く掘れ。
そこには必ず泉あらむ。
<高山樗牛>
ちょっと変わった名前ですが、高山樗牛(ちょぎゅう)は明治時代の文芸評論家です。
東京大学で講師を務めていた人物なので、頭脳明晰なのは言うまでもありません。
この言葉はプロフェッショナルになることを推奨する名言です。
あれやこれやと手を出すのではなく、今自分がやるべき仕事に邁進すれば、きっと結果はついてくるのです。
医者は生活の安定を約束していた。
しかし僕は画が書きたかったのだ。
<手塚治虫>
手塚治虫は、日本を代表する漫画家として有名ですが、実は医師免許を持ったドクターでもあるのです。
もちろん医者として勤めれば安定した生活が送れたはずですが、本当に自分がやりたい仕事ではなかったようです。
しかし医者としての知識を十分に発揮した名作漫画「ブラックジャック」は、今も読み継がれています。
ブラックジャックは、「医者としての手塚治虫」という過去があったからこそ描けた名作なのだと思います。
諦めたらそこで試合終了だよ。
<漫画スラムダンクの安西監督>
昭和生まれの人なら全員が知っている名言ですよね。
これは大人気漫画スラムダンクの安西監督が言った名言です。
バスケットボールの試合に負けそうな時、諦めかけている選手にかけた言葉がこの名言です。
何事もそうですが、やり続ける限り負けはありません。
諦めて、辞めてしまった時に負けが確定するのです。
俺は何度も何度も失敗した。
打ちのめされた。
それが俺の成功した理由さ。
<マイケル・ジョーダン>
バスケットボールの神様と言われるマイケル・ジョーダンの名言です。
「天才」という言葉を欲しいままにした人ですが、その影にはたくさんの失敗があったそうです。
しかしそのような失敗を経験したからこそ、成功することができたとも言えるのです。
こけたら立ちなはれ。
<松下幸之助>
シンプルですが、とても心に響く言葉ですよね。
松下電器産業(現・パナソニック)を創業した松下幸之助の言葉は、やはり重みが違います。
一度失敗したから諦めるのではなく、何度でも立ち上がってチャレンジすれば良いのです。
苦しいこともあるだろう。
言いたいこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣きたいこともあるだろう。
これらをじっとこらえてゆくのが、男の修行である。
<山本五十六>
連合艦隊司令長官である山本五十六(やまもといそろく)が残した有名な名言です。
仕事をしていると、自分の思い通りにいかないことの方が多い気がします。
そんな時は腹が立ったり、周りに不満を言いたくなりますが、それをグッと堪えるのも大切です。
ギャーギャー喚くのではなく、結果で見返せば良いだけなのです。
私は天才ではありません。
ただ、人より長く一つのことと付き合っていただけです。
<アルベルト・アインシュタイン>
アインシュタインのことを「天才」だと賞賛する人は多いですが、本人はもっと謙虚な気持ちでいたようです。
一つのことを突き詰めると、その分野のプロフェッショナルになれます。
仕事で結果を出すためには、それが一番重要なのです。
若い頃、私は10回に9回は失敗することに気がついた。
だから、10倍働いた。
<バーナード・ショー>
とても論理的な考え方ですが、合理的すぎて意外と気づかない発想ですよね。
確かに10倍働けば、理論上は絶対に成功できると思います。
打率1割なのであれば、10打席立てば確率的には必ずヒットが1回は出ることになりますよね。
なので、もし「絶対に打ちたい!」と考えているのであれば、ただ10打席立てば良いだけなのです。
失敗からは必ず新たな発見がある。
最近は、失敗するのが楽しみになってきました。
<田中耕一>
2002年にノーベル化学賞を受賞した人が田中耕一です。
それまでノーベル賞を受賞する人は、大学の教授など研究の第一線で活躍している専門家ばかりでしたが、田中さんは普通の民間企業で働くサラリーマンだったので、世間をあっと驚かしたのです。
ノーベル賞に至るまで、たくさんの失敗を経験したはずですが、その失敗すらも楽しんでいる様子が垣間見える名言だと思います。
元気を出しなさい。
今日の失敗ではなく、明日訪れるかもしれない成功について考えるのです。
<ヘレン・ケラー>
今日失敗したことを反省するのはとても大切ですが、ずっとクヨクヨしていても仕方ありません。
失敗したことをきちんと反省したら、次はそれをどうやって挽回しようか考えるべきなのです。
常にポジティブ思考で捉えていきましょう。
敵と戦う時間は短い。
自分との戦いこそが明暗を分ける。
<王貞治>
この名言は練習や準備の大切さを教えてくれる言葉だと思います。
ビジネスパーソンであれば、きっとプレゼンしたり、セミナー講師をする機会があるはずです。
その時間はとても短いですよね。
10分程度で終わることもあれば、どんなに長くても1時間以内だと思います。
それを成功させるためには、用意周到な準備をしなければいけません。
プレゼンや話術の練習をする必要もあるでしょう。
そのクオリティが明暗を分けるのです。
明日は何とかなると思う馬鹿者。
今日でさえ遅すぎるのだ。
賢者はもう昨日済ましている。
<チャールズ・ホートン・クーリー>
人間はとことん自分に甘い生き物だと思います。
なんとなく人生は長くて永遠な気がしてしまうので、「明日やればいいか」とか「今日じゃなくても大丈夫」と思いがちですが、それは大馬鹿者の考え方かも知れません。
あなたのライバル達はすでに先に進んでいます。
もっと自分を追い込んで、一秒でも早く仕事を終わらせましょう。
どんな仕事でも「得意です!」と答えて、受けてから勉強するようにしていました。
<リリー・フランキー>
これは一見すると単細胞な人のように見えますが、実はとても度胸がいる行為なのです。
自分がやったことない仕事を引き受けるのは、とても怖いことですよね。
もしかしたら相手の期待を裏切ってしまうかもしれませんし、これまで築き上げた信頼関係が壊れてしまうかもしれません。
そのようなリスクを負うからこそ、大きなリターンが得られるのです。
無理をすることです。
自分なんてそんなにたいしたものではないのだから、大事にしなくていいんです。
<石田衣良>
失敗するのを恐れる必要はありません。
そもそも、あなたに大きな期待を寄せている人など少ないからです。
どんどんチャレンジして、たくさん失敗すれば、それが糧となり大きな成功体験に繋がっていきます。
お前がいつか出会う災いは、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。
<ナポレオン・ボナパルト>
毎日全力で過ごすべきだと思います。
ゲームしながら時間を浪費したり、だらだらテレビを見ている暇などありません。
そのような過ごし方をしている人は、全力でチャレンジしている人と、数年後大きな開きが出てしまいます。
それが10年経てば、その差は挽回できないレベルになるでしょう。
そうなる前に、今すぐ行動し始めるべきなのです。
いかなる事業といえどもその成否は、参加する全員が利益を得るシステムを、つくれたか否かにかかっている。
<ニッコロ・マキャヴェッリ>
マキャベリは、世界三大戦術書と呼ばれている「君主論」を書いた人物です。

この名言は、経営者や事業責任者であるならば座右の銘にすべき言葉だと思います。
全員にとってメリットのある仕組みが作れれば、必然的にその製品サービスは拡大していきます。
つまり事業とは、「どれだけたくさんの人を幸せにできるのか?」ということに集約されていくのです。
倦むことなく実践しなさい。
夜、眠りに入る前に「やるべきことをまだ実行していない」と思い出したら、すぐに起き上がり実行しなさい。
<ドストエフスキー>
ロシアの文豪らしい、シチュエーションを絡めた名言だと思います。
睡眠時間を削ってまでストイックに邁進するには、とても高いモチベーションが必要だと思います。
しかし、それほどの意気込みがなければ、大事は成せないということかもしれません。
私は一生涯、一日の仕事も持ったことはない。
全て慰みであったから。
<トーマス・エジソン>
エジソンは、とにかく仕事に没頭していたと聞きます。
純粋に、発明したり研究することが好きだったのでしょう。
自分が好きなことを仕事にすれば、それはもはや仕事ではなくなります。
「仕事とプライベートを分けましょう!」とか「ワーク・ライフ・バランス」が声高に叫ばれていますが、その発想自体がそもそも間違いなのかもしれません。
組織に貢献してくれるのは「優秀な者」よりも「能力は並の上だが、忠実な者」の方だ。
<織田信長>
会社は組織で動きます。
組織とはチームのことです。
その輪を乱す人は、たとえ優秀だったとしても、邪魔でしかありません。
仕事はチームで行い、全員一丸となって目標達成するものなのです。
幸福は、その人が真の仕事をするところに存在する。
<マルクス・アウレリウス・アントニヌス>
哲人皇帝と呼ばれた「マルクス・アウレリウス・アントニヌス」の名言です。
マルクス・アウレリウスが残した「自省録」はとても有名な本なので、聞いたことがある人もいるはずです。

仕事は嫌々やるものではありません。
自から進んでやりたくなるような仕事をすれば良いだけです。
日曜の夕方、「明日仕事に行くのヤダなぁ…」と思うようでは、いくら頑張っても、その仕事があなたを幸福にしてくれることはないでしょう。
アウレリウスの名言集は下の記事をご覧ください。
途方もない大きなプライドを、とんでもなくケチな人間が持っている。
<ヴォルテール>
大手企業に勤務している人や高学歴な人などは、これまで負けたことがないので、大きなプライドを持っているかもしれません。
人間はプライドの高い生き物ですが、どちらかと言えばプライドなど無い方が良いのです。
プライドはあなたの行動を阻害します。
それは大きな機会損失に繋がるでしょう。
権威を引いて論ずるものは才能にあらず。
<レオナルド・ダ・ヴィンチ>
人生は自分の力で打開しなければいけません。
人の力を借りても、結局自分の身にならないので、それでは全く意味がないのです。
自分の頭で考えて、自分の足で行動しましょう。
仕事が楽しみなら人生は楽園だ。
仕事が義務ならば人生は地獄だ。
<マクシム・ゴーリキ>
人生の大半は仕事と共に過ごすことになります。
それが楽しければ楽園だし、辛ければ生き地獄だと思います。
それであれば、人生一度きりなので楽しむべきですよね。
すでに答えは出てると思います。
自分から進んでやりたくなる、楽しい仕事に就きましょう。
仕事は楽しんで続けるのが鉄則である。
そうすればどんな仕事も天職になる。
<宇野千代>
「天職」という言葉は、とても高貴なイメージがありますが、誰にでも天職はあるのだと思います。
というよりも、「自分自身で天職を作り出す」と言った方が正確かもしれません。
何が天職なのかを探すのも、人生の楽しみだと思います。
四十歳より前は勝つように、四十歳からは負けぬように。
<武田信玄>
社会人として働き出す20代は修行の時間だと思います。
そして30代はがむしゃらになって挑戦する時間だと思います。
そこで培った経験が、40代となって花咲くのです。
もし40歳になってもプロフェッショナルと呼べなければ、それは努力が足りなかったのでしょう。
失敗の最たるものは、何一つそれを自覚しないことである。
<トーマス・カーライル>
失敗した後は猛反省しましょう。
それをしないと、失敗した事自体が全く意味のないモノ(=経験)になってしまうのです。
人生の成功とは、自分の天職を知って、これを実行することである。
<内村鑑三>
ここで言う「天職」とは、「自分がやりたいこと」なのだと思います。
何が天職なのか?
それは自分では分かりません。
しかし、自分がやりたいことは分かりますよね。
それこそが天職なのです。
金銭は第六感のようなもので、これがないと他の五感も満足に働かない。
<モーム>
これからビジネスを興す人や、独立起業を目指す人の格言として最適な言葉だと思います。
ビジネスはとにかくお金がかかります。
これがないと何もできないのです。
なので、資金調達はとても重要な仕事なのだと理解しておきましょう。
ディズニーという名前がついているものは何であっても、我々は、それに対する責任を感じます。
<ウォルト・ディズニー>
経営者にとって、このような責任感は当たり前ですが、サラリーマンの場合にはその意識が薄いかもしれません。
事業が大きくなるにつれて、その責任感はどんどん大きくなっていきます。
あまりの重責に、夜寝れないこともあるでしょう。
しかし、それだけ多くの人の生活を豊かにしている証だと考えて、精一杯やりきりましょう。
道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。
<二宮尊徳>
非常に厳しい言葉ですが、真理をついている名言だと思います。
違法取引や違法薬物の売買は、自分の金儲けだけを考えているので、社会にとって害悪だと言えます。
とはいっても、ボランティアばかりやっても食べていけないので、国に援助してもらったり、誰かに迷惑を掛けると思います。
きちんと両輪を回すことが、結果として企業の最善策なのです。
組織が人を動かす企業は活力を失い衰退していく。
人が組織を動かす企業は発展し成長する。
<安岡正篤>
「法人」とは、法律で認められた人格のことを言います。
つまり、人間のように商取引ができたり、住所(登記先)や銀行口座が与えられたりするのです。
しかしその実態は空っぽで、中身は会社に所属している社員で構成されています。
なので、どうしても人が重要になってくるのです。
会社にとっての社員は細胞組織みたいなものなので、その細胞が活性化すれば組織全体が良くなっていきます。
会社を成長させたい場合、一つ一つの細胞を活性化するという考え方が正しいのだと思います。
敵を知り、己を知れば百戦危うからず。
<孫子>
これはとても有名な孫子の名言ですよね。
孫子と言えば、世界三大兵法書と言われている「孫子の兵法」を残した偉大な戦術家です。

誰かと戦う場合、相手のことを知るだけでは不十分です。
自分の強みや弱み、スキルなどをきちんと把握することも重要なのです。
その上で「戦わずして勝つ」ことが理想的だと思います。
汝の愛するものを仕事に選べ。
そうすれば生涯一日たりとも働かなくて済むであろう。
<孔子>
これはコペルニクス的転回と言えるような名言だと思います。
誰もが「働く」ということを当たり前に思っていますが、自分の好きなことであれば「働く」ではなく「遊ぶ」という感覚になるかもしれません。
YouTubeがユーチューバーを増やすためのプロモーションで「好きなことで、生きていく」という言葉を使ったことがあります。
まさにこのような話なのかもしれません。
孔子の名言集は下の記事をご覧ください。
労働の喜びは、自分でよく考え、実際に経験する事からしか生まれない。
<カール・ヒルティ>
主体性を持ちながら働くことはとても重要だと思います。
上司から指示された通りに動いているだけでは思考停止状態なので、決して成長することができません。
それでは仕事を「面白い!」と思ったり、「楽しい!」と感じることもないでしょう。
働くのと動くのを混同するな。
<アーネスト・ヘミングウェイ>
「働く」というのは、他人の意向に沿って動いている状態を言います。
「動く」というのは、自分の意思で動いている状態を指します。
何事も主体性をもって取り組むことが大切なのです。
報酬以上の仕事をしないものは、仕事並みの報酬しか得られない。
<エルバート・ハバード>
サラリーマンであれば、出来る限り仕事量を少なくして、定時退社したいと思いますよね。
なぜかというと、いくら頑張って働いても給料は変わらないからです。
しかし、その働き方は考え直した方が良いかもしれません。
働くということは、自分が持っている労働力を提供して、その分の対価を受け取るという労働契約なので、それをやっているだけでは、いつまで経っても自分の中に資本(=知識や経験など)が蓄積されていきません。
なので、実は受け取る対価以上に働いた方が、自分にとってメリットが大きいのです。
なぜかと言うと、対価以上の働きをしたということは、その分が自分の中に資本蓄積されていくので、どんどん付加価値を生み出していけるからです。
すると必然的に大きな仕事を任されたり、社長に抜擢されたり、独立起業することもできるでしょう。
社長なんて偉くも何ともない。
課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。
要するに命令系統をはっきりさせる記号に過ぎない。
<本田宗一郎>
社長に対して新商品の企画を提案したり、経営者に対してセールスする局面もあるでしょう。
そんな時、ビクビクしてしまったり、怖じ気づいてしまう人がいますが、ビジネスは対等なので気にすることありません。
もちろん礼儀作法などは気にするべきですが、仕事を進める為にはガツガツ提案した方が良いと思います。
本田宗一郎の名言集は下の記事をご覧ください。
模倣者になるな。
<デイヴィッド・オグルヴィ>
「模倣」とは、誰かの真似をすることです。
優秀な人のやり方からインスピレーションを得るのは良いと思いますが、ただ猿真似するだけでは意味がありません。
きちんと自分の頭で考えて行動しましょう。
もし好機が到来しないなら、自ら好機を創り出せ。
<サミュエル・スマイルズ>
仕事は待っていても進みません。
自分から行動する必要があるのです。
また、会社で出世したいと思っている場合には、積極的に行動することをお勧めします。
リスクをとるからリターンが得られるのです。
食えなけりゃ食えなくても…、と覚悟すればいいんだ。
それが第一歩だ。
その方が面白い。
<岡本太郎>
岡本太郎らしい腹のくくり方が表現された名言ですよね。
人間追い詰められると、自分でも想像していなかった力が発揮できるものです。
なかなか行動できないという人は、自分自身をとことん追い込んでみてください。
そうすると自然と行動できるようになるはずです。
内容なき思想は空虚であり、概念無き直観は盲目である。
<イマヌエル・カント>
カントは超難関書と言われている「純粋理性批判」を残した哲学者です。
いかにも頭の良い人が言いそうな名言ですが、かなり的を得た言葉だと思います。
具体性のない考えなど意味はなく、深い考察のない直観も無価値なのです。
動き出すためには、よく考えなければ成功しないことを言い表した名言だと思います。
仕事は自ら創るべきで与えられるべきではない。
<吉田秀雄>
吉田秀雄、「電通の鬼十則」を作り出した四代目社長です。
「広告の鬼」とも呼ばれていた人物ですが、その言葉は重みがあるものばかりです。
この名言は仕事に対する取り組み方を教えてくれる格言だと思います。
小僧に頭を下げると思うから情けないのだ。
金に頭を下げるのだ。
<岩崎弥太郎>
三菱グループの創業者である岩崎弥太郎は、天才的な商人だったと言われています。
人間の持つプライドを捨てることは難しいですが、ただ考え方を変えれば良いだけなのかもしれません。
世の中で金を使うのは庶民だ。
庶民の生活を知ることが金儲けへの近道だ。
<レイ・クロック>
マクドナルドを全世界にチェーン展開したレイ・クロックは、とんでもない商才を持っていたと言われています。
しかし、その根本にあるのは、意外と当たり前の発想(=考え方)だったのかもしれません。

不潔な工場に善良な職工なし。
<ヘンリー・フォード>
整理整頓されたオフィスには、とても優秀な社員がいると言われています。
トイレが綺麗な会社は、信頼できる会社だと言われています。
職場の乱れは、心の乱れに繋がるのです。
良いアイデアが生まれるのは、儲からなくて何とかしようと苦しんでいる時である。
<早川徳次>
シャープの創業者である早川徳次は、アイデアマンだったと言われます。
しかし、常日頃から良いアイデアが湯水のごとく出てくるわけではないはずです。
脳みそが沸騰するほど、必死になって考えるからこそ、画期的なアイデアが生まれてくるのです。
人間は安全が保障された状態では本気にならないので、自分自身を追い詰めることも重要だと思います。
まとめ
ここまで仕事やビジネスに使える名言をご紹介してきました。
偉人が残した名言は、どれも心に響くような言葉ばかりですよね。
もし気に入った格言があれば、座右の銘にしてみてください。
きっとその言葉は、あなたの人生を明るく照らしてくれるはずです。