
ビジネスパーソンの必需品といえば、
- 名刺入れ
- 営業鞄
- 腕時計
などが思い浮かびますが、ボールペンや万年筆も忘れてはいけません。
優秀な営業パーソンは、総じて高級ペンを持っているケースが多いと思います。
そこで今回は、「ビジネスマンが持つべきボールペン」というテーマで解説していきたいと思います。
一流ビジネスマンはボールペンが違う
2本入りボールペンがダイソーやセリアなどの100円均一ショップで買える時代です。
ただでさえ文書作成はPCで行う機会が多いのに、あえて筆記具にお金をかける意味など無いと考える人は多いと思います。
しかしビジネスの場において、筆記具は単にものを書くためだけの道具ではありません。
まず、仕事用の筆記具に安いボールペンを使っている人に伝えたいのが、「一流ビジネスマンは、その多くが安いボールペンなど使わない」ということです。
もちろん社内でのちょっとしたメモ書きなどは別の話ですが、営業先など社外の人と接する場面では、決まって高級なペンを使用しています。
そうしたビジネスパーソンが用いるペンや万年筆は、1本あたり数千円はザラ、人によっては1本数万円するような高級ペンを使っていることも珍しくありません。
もちろんそのような「優秀なビジネスパーソン」が高級ペンを使うのには、きちんとした理由があります。
高級ペンを使うべき理由とは?
高級ペンを使う理由の一つとして挙げられるのが、「相手に自分が稼いでいることを暗示できる」ということがあります。
ビジネスの場において、たくさん稼いでいることを相手に知らせるのは、けして単なる自慢などではありません。
自身&自社の景気が良いことは、ビジネスパートナーである取引相手にとって決して悪い話ではなく、むしろ相手にとっては取引継続するための判断材料になるのです。
そのため多くの営業職は、あえて謙遜するような場合を除き、自分の会社が絶好調であると広めようとします。
特に新規の営業先などでは、その傾向はより顕著に現れることでしょう。
しかし、いくら口頭で自社の好調を伝えたところで、それは他社もやっていること。
伝え方によっては相手に悪印象を与えてしまう可能性もあるので、口頭で伝えるのは決してスマートとは言えません。
そのような場面で高級ペンは活躍します。
一本5万円するような高額ボールペンを見た相手は、こちらの懐具合を勝手に判断してくれるので、結果的に話も良い方向へと進めやすくなるわけです。
もちろんペン自体のデザイン性や、滑らかな書き心地も高級ペンを使用する理由として挙げられます。
やっぱり高級なボールペンは、持ち主をスマートに見せてくれる効果があります。
それは自身のブランディングにも一役買ってくれるでしょう。
契約書のサインなどでペンをお客様に渡す際にも、相手を嫌な気分にさせることがなく、むしろ「良い買い物をした」と思い込ませる効果も期待できます。
世間話で「良いペンを使っていますね」と振られたものなら、そのまま会話を広げる助けにもなります。
ビジネスの場における筆記具の効果を理解しているなら、サインする際、相手に100円ペンを渡すようなことを絶対にやってはいけません。
商談で100円ペンを使うこと、お客様に使わせることが、自分自身にとってどれほどの損失になるのか、一流ビジネスマンはよく理解しているのです。
おすすめの高級ボールペン
高級ボールペンメーカーはいくつかありますが、有名なメーカーには「モンブラン」や「パーカー」といったものが挙げられます。
ここでは、それらメーカーのボールペンから、特にビジネスシーン向けのものを紹介します。
モンブラン ボールペン マイスターシュテック

マイスターシュテックは、古くから国家の調印式などでも用いられてきた、由緒正しいペンです。
高級ペンメーカー、モンブランを代表するシリーズであり、「世界で最も著名な筆記具」としても知られます。
手になじみやすい、やや太めのフォルムを持っており、滑らかな書き心地が特徴です。
モンブラン ボールペン スターウォーカー

スターウォーカーは、モンブランが21世紀になってから発表したペンです。
新世代をターゲットに開発されたデザインは、質実剛健でありながら革新的、かつ個性的です。
ヘッド部の高透明度ガラスには、モンブランのブランドイメージでもあるホワイトスターが浮かべられており、見た目の美しさとともに、持ち主の所有欲を満たしてくれるでしょう。
パーカー ボールペン ソネット

ソネットは高級ペンメーカーである「パーカー」のエレガンスさを象徴するペンです。
一目見てわかるシックで上品な高級感は、年齢層を問わず高い支持を誇ります。
デザインも普遍的なので、決して飽きることも無いでしょう。
持った際の重心や重さについても計算し尽くされており、洗練された筆記体験が味わえるでしょう。
おすすめの多機能ボールペン
ボールペンの中には、多機能性を売りにしたものも多く存在します。
ここでは多機能ボールペンの中でも、特にビジネスの場で使いやすいものを紹介します。
パイロット 多機能ボールペン4+1 カスタムヘリテイジ

国産高級万年筆として知られるカスタムヘリテイジの、多機能ペンモデルです。
カスタムヘリテイジが持つ握りやすさ、重量バランス、書き味はそのままに、4色ボールペンとシャープペン機能を一本にまとめています。
表面はアルマイト処理されており、重厚感溢れる佇まいが魅力です。
クロス TECH3+(テックスリー プラス)

アメリカ発の高級ペンメーカー「クロス」のTECH3+には、多機能ボールペンの基本ともいえる2色ボールペンとシャープペン機能のほか、スマホやタブレットで使える「スタイラスペン機能」が搭載されています。
クロスの象徴モデルである「センチュリー」をスタイリッシュにアレンジしたデザインなので、見た目にもスマートな一本に仕上がっています。
プレゼントに最適なボールペン
高品質なボールペンは、自分で使うだけでなく、プレゼントにも適しています。
毎日頑張っている営業マンの彼氏にプレゼントするのも良いと思います。
ここでは高級ボールペンの中でも、特にプレゼントに最適なものを紹介します。
パーカー ボールペン IM

IMは、パーカーボールペンのスタンダードモデルです。
同社の他モデルと比べてリーズナブルですが、パーカーの代名詞でもある洗練されたデザイン、上質な書き心地は、きちんと押さえられています。
学校、職場と使うシーンを選ばないため、プレゼントとしても採用しやすい一本です。
クロス ボールペン クラシックセンチュリー

クラシックセンチュリーは、クロスが創業100年を記念して発売したボールペンシリーズです。
発売後、すぐに人気を集めたクラシックセンチュリーは、発売から半世紀以上経った今日でも、定番ボールペンとして多くの人々に愛されています。
特徴的な細身のシルエットは、デザイン性、携帯性の両面で優れています。
ウォーターマン カレン

ウォーターマンは1883年にアメリカで創業されたブランドです。
代表的なモデルである「カレン」は、1997年に発表されたモデルで、ウォーターマンの先駆者精神を良く表すデザインになっています。
デザインイメージは漕ぎ進む船の舳先なので、クルーザーのなめらかなラインや高級ヨットのうねるような帆を思わせます。
万年筆も持つべき
ビジネスマンであれば手紙を書いたり、サインする機会も多いでしょう。
そんな時に重宝するのが万年筆です。
いざという時のためにも、1本ぐらいはこだわりの万年筆を持っておくことをお勧めします。
モンブラン マイスターシュテック

おすすめボールペンの段落でも紹介したマイスターシュテックですが、本来は万年筆が有名です。
すべての万年筆の中でも最高峰と呼べるシリーズなので、ビジネス、プライベート問わず活躍の場は多いと思います。
もし迷うようなら、モンブランのマイスターシュテックを選んでおけば間違いありません。
パーカー デュオフォールド

デュオフォールドは、筆記具業界におけるパーカーの名声を確固たるものとした、パーカーの象徴とも呼べる万年筆です。
1921年の発表以来、その絶妙な書き味、握り心地は、多くの人々を魅了してきました。
熟練の職人が、手作業によって組み立てることでも知られています。
プラチナ万年筆 センチュリー

プラチナ万年筆のセンチュリーは、メーカーのフラッグシップモデルとして位置づけられています。
スムーズなインクの流れを実現したペン先は書き心地抜群で、長時間書いても疲れにくくなっています。
見た目の美しさはもちろんですが、手に馴染む感じや、飽きのこない繊細なフォルムは多くのファンに支持されています。
セーラー万年筆 キングプロフィット

「これぞ万年筆!」と言いたくなるような風貌のプロフィットシリーズですが、その集大成とも言えるのが「キングプロフィット」です。
セーラー万年筆の技術をすべて詰め込んだようなキングプロフィットの万年筆は、持った時の安定感はもちろん、抜群の書き味を実現しています。
「本物の万年筆」を探してるような人にはピッタリだと思います。
まとめ
ここまで様々な種類のボールペンや万年筆をご紹介してきました。
もしあなたがトップセールスを目指すのであれば、絶対に高級ボールペンを持った方が良いと思います。
会社を代表するトップセールスなのに、持ち歩いているのがコンビニで買ったボールペン…、なんてことは絶対に無いようにしましょう。