一流の営業マンになるためには、容姿を意識しなければいけません。
そのために重要なアイテムがワイシャツです。
そこで今回は、営業職にオススメしたいYシャツ情報をご紹介したいと思います。
目次
営業ワイシャツが重要な理由
営業職は「第一印象」がとても大きな影響を及ぼす職種の一つだと言われています。
身だしなみが整っていないようでは、まとまる商談もまとまらなくなる可能性があるからです。
服装に清潔感のある営業マンと、だらしない身なりをした営業マンでは、どちらが信頼できるでしょうか?
ほとんどの場合、きちんとした身なりの営業パーソンの方が信頼を得やすいはずです。
営業職が普段着ることの多い服装はスーツです。
スーツスタイルの中でも、ワイシャツは人目を引くアイテムだと思います。
袖口の汚れなども目につきやすいですよね。
そういった意味で、営業職の清潔感を左右するのは、ワイシャツであることが間違いありません。
清潔感を演出する
ワイシャツを着る上で注意すべきポイントは「シワの有無」です。
やっぱりYシャツにシワがあると、疲れているように見えますし、悪い印象を与えかねません。
しかも、自分が思ってるよりもワイシャツの皺はとても目立つのです。
できることなら洗濯する度にアイロンをかけた方が良いですし、アイロンをかける時間的余裕がない場合には、クリーニングに出した方が賢明でしょう。
クリーニング代は決して高くないので、それで印象操作ができるのであれば安いものだと思います。
また、袖口にも注意が必要です。
いろいろな箇所に触れることの多い袖口は、思った以上に汚れやすいものです。
自分では気付いていないかもしれませんが、袖口の汚れはとても目立つのです。
汚れていることに気づかないまま営業していると、「この人は細部まで気が回らない人なんだな…」と思われる恐れもあります。
営業職という仕事は、常に「顧客からどう見られているか?」を考えながら動くべきだと思います。
その辺りは抜かりなくチェックするようにしましょう。
営業ワイシャツの柄はどうする?
営業ワイシャツの柄は、基本的に無地がおすすめです。
というのも柄物はセンスが問われますし、コーディネートも難しくなります。
また、Yシャツの柄によっては、相手に悪い印象を与えてしまう可能性もあるからです。
無地シャツの中でおすすめなのは、やっぱり王道の白シャツです。
白シャツには圧倒的な清潔感がありますし、どんなスーツにも合わせやすいのが特徴的です。
もし色物を着たい場合には、薄い青系や淡いピンクが良いでしょう。
そのような色物シャツを着こなせば、逆にオシャレ感を演出できるかもしれません。
業種によっては青やグレーでも大丈夫だと思いますが、黒は避けるのが無難だと思います。
黒色シャツは「ホスト」「ヤクザ」「ヤミ金」などの印象があるため、マイナスイメージを受ける可能性が高いからです。
そして柄物が着たい場合には、出来る限り控えめなストライプ柄にしましょう。
縦のストライプはシルエットを細く見せてくれるので、スマートな営業パーソンを演出することができます。
チェック柄はカジュアルになり過ぎるので、クリエイティブの職業には良いと思いますが、営業職には向いていません。
これはドット柄のシャツも同じです。
色々考えるのが面倒であれば、全部白シャツでまとめてしまうのもアリだと思います。
ボタンダウンYシャツにするべき?
営業職がワイシャツを買うときに悩むポイントは「ボタンダウンYシャツにすべきなのか?」ということだと思います。
ボタンダウンとはワイシャツの襟がボタンでとまるタイプのシャツを指します。
ボタンダウンシャツにするメリットは、
- 襟が立たないので手入れが楽
- ノーネクタイでもシルエットが綺麗
などがあります。
近年はクールビズが一般化したせいで、ノーネクタイのスーツスタイルも浸透しました。
そういった意味では、ボタンダウンの方が使いやすいと思います。
ただし、冠婚葬祭などの場面では昔ながらのカッターシャツが好まれるので、ボタンダウンのシャツはどちらかと言うとカジュアル感があります。
とはいえ、ボタンダウンのワイシャツが失礼に当たる訳ではないので、個人的にはボタンダウンのワイシャツで固めても良いと思います。
営業ワイシャツはどこで買う?
営業ワイシャツは、どこで買うのが良いでしょうか?
おすすめなのは、ネット通販と紳士服店などの量販店です。
基本的にワイシャツは消耗品なので、そんなに高いものを買わなくても良いと思います。
でもブランドなどにこだわりがあれば、百貨店で購入するのもアリだと思います。
ネット通販
欲しいときにいつでも購入できるのが、ネット通販の良い点です。
インターネット販売であれば自宅まで届けてくれますし、豊富な種類の中から選べるのもメリットだと思います。
やっぱりリアル店舗では陳列できる商品数が限られるので、限定されたワイシャツの中から選ぶしかありません。
しかし、インターネットであれば無限大に製品陳列できるので、必ず自分の好みに合うようなYシャツが見つかるはずです。
Amazonや楽天などの大手通販を利用するのも良いですし、ユニクロの通販を使うのも良いでしょう。
ただしネット通販はショップによって郵送料がかかるので、少し割高になる傾向があります。
「インターネット通販は安い!」というのは昔の話で、現代はむしろ高くなるケースの方が多いのです。
なので、送料無料のショップを探したり、キャンペーンなどを活用してお得に買い物するのが肝心です。
紳士服店
量販店と呼ばれる紳士服店には以下のようなお店があります。
- AOKI
- 洋服の青山
- コナカ
- はるやま
これらはそれぞれ大手量販店ですが、若年層向けのショップブランドも用意しています。
AOKI=ORIHICA
コナカ=SUIT SELECT
はるやま=Perfect Suit Factory(P.S.FA)
若年層向けのお店は内装がスタイリッシュだったり、価格帯が少し安かったり、シルエットが細かったりします。
なので、20代から30代のサラリーマンであれば、若年層向けの紳士服店で良いと思います。
紳士服のお店ならスーツと一緒にワイシャツが選べたり、ネクタイの種類も豊富に用意されています。
なのでトータルコーディネートできることがメリットだと言えるでしょう。
そして、一番大きなメリットといえるのが試着できることです。
サイズ感は非常に大事な要素なので、出来る限り試着してから購入するようにしましょう。
紳士服の量販店以外なら、無印良品やユニクロもおすすめです。
しっかりした生地でワイシャツを作っているのですが、大手紳士服店よりは少し高めな値段設定になっています。
それ以外の量販店ではイオンがおすすめです。
イオングループはスーツの販売に力を入れているので、品揃えが意外と良かったりします。
価格帯も安いので、消耗品であるワイシャツを買うのにはぴったりだと思います。
クールビズのワイシャツ
地球温暖化対策の一環として、ビジネスシーンに取り入れられたのがクールビズです。
社員がクールビズにすることで、冷房温度を28度以下にしないようにするのがクールビズの狙いです。
そのために重要なことは、涼しい格好をすることです。
それはスーツも例外ではありません。
クールビズは半袖、ノーネクタイが基本なので、もちろんジャケットは着用しません。
そのため、お洒落をする場合や個性を出したい時には、色や柄、シャツのタイプで差別化する必要があります。
クールビズにおけるシャツタイプは、原則的にボタンダウンの半袖シャツになります。
白色や淡い色が好ましいですが、沖縄などの南国ではアロハシャツを着ているケースもあります。
もし半袖ワイシャツが好みでない場合には、ポロシャツで代替することもできます。
その場合には無地かワンポイントのポロシャツを選ぶようにしましょう。
ボタンダウンのポロシャツはユニクロでたくさん販売されています。
値段も高くないので、消耗品として購入するにはおすすめです。
営業マンのポロシャツ事情について、詳しく知りたい場合には下の記事をご覧ください。
おすすめの営業ワイシャツ
ここまで営業職におすすめのワイシャツについて解説してきましたが、営業パーソンにおすすめのワイシャツをまとめてみたいと思います。
組み合わせによって相性が異なるので、着用シーンに合ったワイシャツを選ぶようにしましょう。
ストライプのワイシャツ
無地とともに、ワイシャツの定番なのがストライプ柄のシャツです。
ストライプ柄は着るだけでスッキリとした印象を与える効果があるので、体型を気にしている人にはぴったりだと思います。
ただしその為には、縦型の細いストライプでなければいけません。
横型(ボーダー柄みたいな感じ)は太って見えるので、基本的にYシャツとして着るのにはお勧めしません。
細いストライプ柄のワイシャツをサラッと着こなすことで、顧客に好印象を与えるようにしましょう。
安価なワイシャツ
ワイシャツは、基本的に毎日交換するファッションアイテムです。
先ほどから解説している通り、あくまでもワイシャツは消耗品なので、着るたびに汚れてシワもできます。
同じワイシャツを洗濯せずに着回すようでは、営業職としては失格です。
なので、毎日交換する前提に立てば、それなりの数を用意する必要があります。
1週間ローテーションして着ることを考えると、7~10枚ほど購入しておく必要があるでしょう。
高価なYシャツだけでこれだけの数を揃えるのは大変なので、比較的安価なシャツを中心に揃えておく方が無難だと思います。
ブランド物のワイシャツ
安価なシャツは買いやすいので便利ですが、営業職として活躍したいのであればそれだけではいけません。
ここぞといった勝負所では、その場面にマッチしたワイシャツを着るべきだと思います。
そういったシチュエーションで役立つのが、ブランド物のワイシャツです。
ブランドシャツにはやっぱり高級感がありますし、安物のワイシャツよりも長持ちします。
ブランドシャツは素材が良いので、見た目でも差別化できると思います。
ブランドワイシャツをサラッと着こなしている営業マンは、「優秀そうな人だ」と思って貰える可能性があります。
なので、少なくとも1~3枚はブランド物のワイシャツを用意して、プレゼンなど大事な場面に備えるようにしましょう。
ワイドカラーのワイシャツ
ワイシャツの襟にはさまざまな種類がありますが、営業職におすすめなのはワイドカラーです。
ワイドカラーのワイシャツはレギュラーカラーよりも襟の角度が大きく、相手にスッキリとした印象を与えます。
また、襟が開いているので、ネクタイの柄を強調する効果があるのです。
セミワイドカラーも用意して、交互に着用するのも悪くありません。
ネクタイを大きめに結んで、センスの良さをアピールするのがおすすめのスタイルですが、ネクタイの選び方について詳しく知りたい場合は下の記事をご覧ください。
形状記憶のワイシャツ
社会人はとにかく忙しいです。
平日は仕事に明け暮れて、休日はプライベートが大忙しです。
なので、こまめにワイシャツをアイロンかけてる時間などありません。
そういった場合に便利なのが、形状記憶ワイシャツです。
形状記憶のYシャツなら、アイロンをかけたり、クリーニングに出さなくても済みます。
なので、基本的には形状記憶のワイシャツを購入するようにしましょう。
営業マンはカフスを使え!
ここまでワイシャツについて解説してきましたが、ワイシャツのお供といえばカフスボタンがあります。
カフスボタンはお洒落をするためのアイテムなので、それを付けるだけで華やかさが増します。
そういった意味では、営業パーソンの印象操作に使えるはずです。
カフスボタンを使っている人のイメージといえば、
- お洒落な人
- 資金的に余裕がある人
- こだわりが強い人
などだと思います。
このようなイメージを利用すれば、自分自身のブランディングにも使えるはずです。
なので、営業マンは基本的にカフスボタンを使うべきだと思います。
大手量販店でもカフスボタンは売っていて、様々なデザインが用意されています。
その値段は数千円から数万円まで幅広いですが、全体のバランスを考えて購入するようにしましょう。
つまりトータルコーディネートなので、全体の雰囲気に合っていなければ意味がありません。
カフスボタンの注意点
カフスボタンを使う場合には注意するべき点があります。
それは専用のワイシャツを用意することです。
本来袖口にあるボタンの代わりに使うのがカフスボタンになります。
なので、袖口にあるボタンを外して、そこに無理やりカフスボタンを使ってしまう人が散見されますが、そのような使い方は絶対に止めるようにしましょう。
袖口にボタンがあるワイシャツなのに、無理やりカフスボタンを付けてしまうと見た目がカッコ悪くなります。
つまり単純にカッコ悪いのでやめた方が良いと思います。
これでは目的である印象操作も効かなくなるので、ある意味で本末転倒だと言えます。
そういった意味では、カフスボタンを使う場合には、ある程度の資金的余裕が必要だと思います。
もしカフスボタン用のワイシャツを買う余裕がないとか、そもそもカフスボタンを買う余裕がない場合には、とりあえず見送ってもOKだと思います。
まとめ
営業職はお客様に与える印象が、仕事にも影響を与える職業だと思います。
そういった意味では、綺麗なワイシャツを着たり、カフスボタンなどのアイテムを利用することは合理的な判断だと思います。
営業スキルやテクニックを磨くには時間がかかりますが、見た目を変えることはすぐにできます。
なので、面倒くさがらずに抜かりなく対応しましょう。