
営業マンの髪型は個性が出せる部分なので、みんなこだわりがあると思います。
ベリーショートにしたり、ミディアムにしたい、中には坊主ヘアーにする人もいるでしょう。
しかし営業職の髪型として、坊主頭は相応しいのでしょうか?
そこで今回は、ビジネスマンの坊主頭について解説していきたいと思います。
営業マンの坊主事情
営業職という仕事は、お客様を接客する仕事です。
バックオフィス業務とは違って、お客様と商談したり、会食する機会も多いと思います。
そのような役割があるので、ある程度の清潔感を求められたり、身だしなみを整える必要があると思います。
そういった意味で言うと、髪型を整えるということも必要でしょう。
例えば整髪料を使って髪をセットしたり、こまめに散髪してだらしなく見えないようにしなければいけません。
しかし現代人はとても忙しいので、「散髪する時間がない!」という人も多いでしょう。
そのような場合、面倒なので坊主頭にしてしまうケースもあると思います。
実際に、坊主ヘアーで営業している人を稀に見かけます。
手入れが楽なので、とても羨ましい限りですが、もしかしたら別の事情があるのかもしれません。
ハゲ隠しの可能性がある
ビジネスパーソンで坊主頭にしている場合は、好んでそのようなヘアスタイルにしている訳ではないかもしれません。
というのも、髪の毛が無くなった結果、見た目がみっともないので坊主頭にしてしまうケースもあるからです。
つまり、坊主頭はハゲ隠しにも使われているのです。
確かに中途半端なハゲであれば、坊主頭にしてしまった方が見た目がカッコ良くなるかもしれません。
そういった意味では、坊主頭にすることは合理性があると思います。
坊主禁止の理由
会社によっては、営業職の坊主ヘアーを禁止にしている場合もあります。
なぜそのような規定が設けられているのでしょうか?
その理由は、相手に対して「威圧感」を与える可能性があるからです。
一昔前の坊主頭といえば野球部のイメージでしたが、現代では少し違ってきています。
例えば、若者に人気のヒップホップは、坊主頭の黒人ラッパーというイメージがあると思います。
元々ヒップホップという文化は差別に対する反骨精神なので、多少は暴力的なイメージがあると思います。
また、坊主頭で有名なギャングは海外の不良なので、こちらも同様に暴力的なイメージがあります。
つまり現代のようなグローバル社会では、海外文化も含めたイメージ形成になっていくので、昔のような「野球部」というイメージが変化しているのです。
そう考えた場合、坊主頭やスキンヘッドのイメージは以下のようになってきます。
- アウトロー
- 不良
- やくざ
これはあくまでも一般論なので、全てのケースで当てはまる訳ではありません。
しかし、世間一般的にこのようなイメージがあるのは事実だと思います。
なので、イメージを大切にする企業は、あえて「坊主頭禁止」という規定にするケースもあるのです。
坊主頭はかっこいい
坊主頭のイメージはあまり良くないとお伝えしましたが、その一方で「カッコイイ!」という意見もあります。
確かに、不良っぽいイメージに憧れる人は多いと思いますし、黒人ラッパーもカッコイイですよね。
そのような憧れを持っている人にとっては、坊主ヘアーが選択肢の一つになると思います。
実際に海外の映画俳優を見回してみると、ブルース・ウィリス、ウィル・スミスなど人気俳優もたくさんいます。
ジェイソン・ステイサムは最もセクシーな男性に選出されたほど、坊主頭は魅力的なのです。
ヒップホップスタイルと相性が良い
坊主頭にしているのはヒップホップのラッパーが多いと思いますが、そのような関係でヒップホップスタイルとの相性が良い髪型なのです。
少しダボついた服装で、NEW ERA(ニューエラ)のキャップを被ったHIPHOPスタイルはカッコイイですよね。

そのようなスタイルに憧れている人は、必然的に坊主頭を選択すると思います。
なので、ファッションの一部として坊主頭を選択している場合には、「威圧感を与える」というような目的ではないので、この辺りは受け取る側も考えなければいけません。
坊主ヘアーはやめるべき
ここまで坊主頭について解説してきましたが、営業職という職種に限っては坊主頭を避けるべきだと思います。
その理由はシンプルで、お客様に「威圧感」を与えてしまう可能性があるからです。
営業職という仕事は、「いかにマイナス点を無くすか?」ということを追求する職業でもあります。
例えば、清潔感のない人だった場合、お客様は「この人とは会いたくないなぁ」と思うかもしれません。
ワイシャツの襟が汚れている場合には「細かい部分まで目が行き届かない人だなぁ」と思うかもしれません。
このようなネガティブなイメージを与えてしまうと、それだけでマイナス点になってしまいます。
営業マンはあなただけではなく、競合他社にも沢山います。
お客様はそのような営業マンを比較しているので、マイナス点を与えられてしまった場合、失注する可能性が高まってしまいます。
なので、営業職はマイナス点が少なくなるように努力する必要があるのです。
つまりマイナス点とは、自分の努力次第で消せる要素なので、わざわざマイナス要素を担いで営業する必要はないということです。
そう考えた場合、営業職に限っては坊主ヘアーを避けた方が無難だと思います。
もちろんスキンヘッドも同じです。
たとえ自分がファッションの一部だと思っていても、お客様がどう感じるかは分かりません。
これはビジネスマン全体に言える話なので、あくまでも一般論として理解しておきましょう。
まとめ
営業職にはお洒落な人が多いので、中には坊主頭をファッション感覚で楽しむケースもあると思います。
しかし、それが原因で失注するのは本末転倒です。
威圧感を与えない顔立ちならまだマシですが、強面の人は注意が必要だと思います。
もし営業職におすすめの髪型が知りたい場合には、下の記事をご覧ください。