アレックス・ファーガソン監督の名言
全力を出さずに、控室に戻ってこようなどと思うな。
<アレックス・ファーガソン>
これはチャンピオンズリーグ決勝で、ファーガソン監督が選手に檄を飛ばした時の言葉です。
アレックス・ファーガソンは1986年にプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)の監督に就任しました。
マンチェスター・ユナイテッドは古豪ですが、当時は長い不振に苦しんでいたそうです。
しかしファーガソン監督に代わってから、
- プレミアリーグ優勝
- FAカップ優勝
- UEFAチャンピオンズリーグ優勝
など輝かしい実績を残したのです。
練習は常に完璧なプレイを約束するものではないが、より良いプレーを約束することは間違いない。
<アレックス・ファーガソン>
選手から不満が出たとしても、何度も繰り返し練習をさせるべきだとファーガソン監督は語っています。
マンチェスター・ユナイテッドで活躍したデイヴィッド・ベッカムにはフリーキックの名手ですが、それは一夜にして身に付いたわけではありません。
人一倍フリーキックの練習をしたからこそ、あれほど偉大なサッカー選手になれたのです。
気づかぬフリをするくらいなら、監督などやるべきではない。
<アレックス・ファーガソン>
ファーガソン監督は、人一倍飲酒をする選手が嫌いでした。
プロサッカー選手がシーズン中に飲酒をすることは、パフォーマンスの低下につながると考えていたのです。
なので徹底的に飲酒撲滅施策を実施して、それに従わない選手は無慈悲に放出してチームの強化に努めました。
パっと燃え尽きてしまうような成果では満足できない。
<アレックス・ファーガソン>
アレックス・ファーガソン監督は「名将」と称えられています。
そのように言われる所以は、長い間勝ち続けているからです。
まぐれで優勝することはありますが、そのようなチームをファーガソン監督は目指していません。
いつでも優勝を狙えるチームを作ることが目的なのです。
今日のために戦い、明日のために考える。
<アレックス・ファーガソン>
ファーガソン監督は現実主義者なので、あまり先のことまで考えていません。
地道に着実に一試合ずつ勝利を重ねていくのです。
バスに乗り遅れるな。
<アレックス・ファーガソン>
ファーガソン監督の言う「バス」とはマンチェスター・ユナイテッドのことです。
マンチェスター・ユナイテッドは常に進化しているので、練習を怠ったり、サッカーに集中していない選手は、すぐにチームから外されてしまいます。
ファーガソン監督は「成功したいなら絶対に途中下車してはいけない。脇目も振らずに精進するべきだ。」と語っています。