日本を代表する伝説的な漫才師といえば『ダウンタウン』ですよね。
もはや「芸能界を制した!」と言っても過言ではない2人組みですが、松本人志という天才が牽引したというのが事実かもしれません。
そこで今回は、松本人志の名言集をご紹介したいと思います。
まっちゃんはストイックにお笑いを追求している一流芸人なので、その金言からプロフェッショナリズムを学びましょう!
松本人志の名言集まとめ
笑いと歌を一緒にするな!
歌は時代を超えて聞かれますが、笑いはその時々の時流を加味するので、「普遍的な笑いなどない」というのが松本人志の持論です。
「常に環境の変化に対応する」という意味では、お笑いとビジネスが似ているのかもしれませんね。
大阪の芸人は、2回売れないといけない。
これはよく聞く話ですが、これを最初に提言したのは”松本人志”だと言われています。
大阪芸人は、まず始めに大阪で売れて、その後に東京でも売れなければいけないので、結果的に「2回売れなければいけない」という構図になっているそうです。
そしてこれを実現できるのは、本当に実力がある芸人だけみたいです。
ダウンタウンには、師匠がいないのである。
ダウンタウンのデビュー当時は、有名な師匠に弟子入りして、2~3年の修行を積んでデビューするというのが普通だったそうです。
しかしダウンタウンは「師匠の舞台が終わるのを、舞台端で待っていることは芸と何の関係もない」と考えたみたいで、結果的にアウトローのような生き方になったそうです。
売れているタレントは、よく野球チームなどを持っている。
その草野球チームに売れてないタレントが入って、先輩から可愛がられようとすり寄るそうですが、ダウンタウンは絶対にそのようなことをしなかったそうです。
「タレントは1人社長と同じなので、実力で勝負しろ!」というのが松本人志の考え方みたいです。
お笑いタレントにとって、涙は禁物である。
感動の涙などは別ですが、お笑い芸人が世間から同情されてしまうと、何一つ笑えなくなる危険性があるそうです。
例えば、テレビのコメンテーターとして活躍するお笑い芸人もいますが、その人たちを見て笑えなくなるのと似ているかもしれません。
俺は小さい頃床の抜けた家で育ち、欲しいものもほとんど与えられず、自分の部屋もなく二十歳まで育った。
だからこそ松本人志には「成功したい!」というハングリー精神が養われて、人一倍「親に楽をさせてあげたい」という気持ちが芽生えたそうです。
笑いのレベルの低い客に、レベルを落としてまでネタをやってはダウンタウンの名前に傷がつく。
「プロフェッショナルなら、どんな時でも手を抜くな」という考え方もありますが、松本人志は「プロだからこそ客を選ぶ」と語っています。
俺はダウンタウンの松本、笑いに魂を売った男なのだ!
笑いになるなら、松本人志は何でもするそうです。
具体的には「うんこでも食うし」「ケツの穴も見せる」と語っています。
本当にプロフェッショナルの芸人という感じですよね。
テレビ局にわざわざ電話をかけて、イチャモンつけることが、テレビをどんどんつまらなくしていることに気づいていない。
確かに、自分自身でテレビをつまらなくさせて、「最近のテレビはつまらないから見ない」とか言ってる視聴者は滑稽ですよね。
俺は島田紳助を心の師と仰いでいる。
松本人志と島田紳助は「松本紳助」という伝説的な深夜番組をやっていました。
実はその伝説的な番組のオマージュが、千原ジュニアとケンドーコバヤシの共演しているトーク番組「にけつッ!!」だと言われています。
確かにチープなセットで、メインの2人が話すだけ、というコンセプトも一緒ですよね。
島田紳助は伝説的なお笑い芸人ですが、ビジネスパーソンとしても超一流だと言われているので、もし気になる人は島田紳助の名言集をご覧ください。
売れれば売れるほど、人の足を引っ張るヤツ、邪魔するヤツが出てくるものだ。
これはある意味で「成功者の金言」と言えるでしょう。
成功するというのは、同時に敵を作ることでもあるので、十分注意しましょう。
俺から笑いを取ったら何も残らない。
松本人志の家は貧乏で、勉強はできず、スポーツも苦手だったのですが、お笑いセンスは良かったので、そのおかげでクラスの人気者になれたそうです。
松本人志は「笑いに助けられた」と語っています。
俺はギャグ(流行語)が大っ嫌いだ!
松本人志は「笑いの意外性」を求めているので、観客が期待しているようなギャグ(持ちネタ)を作らないそうです。
そもそも『周りからやらされている』ようなお笑いが大嫌いみたいで、即興的なアドリブボケが好きみたいです。
夢は、もっとデッカク持とうぜ、ウンコちゃん。
「ウンコちゃん」というのは、中途半端な夢を持っている人のことを揶揄した表現です。
中途半端な目標では、実現しても中途半端なままですよね。
それであれば「オリンピックで金メダル」とか「全営業マンの中で年間MVPを獲る」とか、とにかくテッペンを目指すべきだと思います。
頑張れと応援する皆さん、お前らが頑張れ。
これは「人のことを気にするぐらいなら、もっと頑張れよ」という意味の名言です。
確かに、何者でもなく、何一つ極めていない人が、他人のことを気にする暇なんてないですよね。
俺は自分自身に惚れ込んでおり、生まれ変わっても自分でありたいと思っている男である。
それだけ『自分に自信がある』ということですね。
この精神はぜひ私たちも見習いましょう!
俺は天狗だ!
松本人志は自分のことを「天狗だ!」と自己評価していますが、それは若い頃から同じだったそうです。
そもそも人にペコペコするのが大嫌いで、芸能界で成功する自信もあったので、周りに迎合しなかったそうです。
昔は面白かったのに。普通のおっさんになってしまったコメディアンを俺はいっぱい知っている。
松本人志は「どうすれば面白くなれるか?」というのを常に追求し続けているそうです。
やっぱりストイックな人が何事においても成功者になるということですね。
私は、ある意味、医者なのです。
そして視聴者の皆さんは患者なのです。
松本人志は「大衆のお笑いレベルが低すぎる」と嘆いています。
だからこそ”本当に面白いお笑い”をテレビで実演し、面白いことと面白くないことが区別できない重病人である患者(視聴者)を治療しているそうです。
センスとオツムがない奴に俺の笑いは理解できない。
松本人志は自分の笑いを「高次元の笑いである」と評価しています。
これには賛否両論あるかもしれませんが、おそらくテレビで見る松本人志のお笑いは『大衆化させた低レベルなお笑い』という気がしています。
松本人志が本気を出したお笑いとは、”ごっつええ感じ”でたまに見かける、「これの何が面白いの?」というレベルの企画だと思います。
元々漫才とは、そんな小難しいものではないのだ。
「あんなものは漫才ではない」という意見をする人に、松本人志は疑問を覚えるそうです。
【舞台の上で、2人が面白い会話をする】というのが本来の漫才なので、「そもそも型にこだわる必要などない」と語っています。
世の中には馬鹿な奴がいて、「運も実力のうちだ!」とぬかしているのを、時折耳にする。
俺はそんな言葉、絶対に認めない。
これは松本人志の考え方を如実に表している名言ですよね。
松本人志は「努力×才能=結果」だと考えているので、その中に”運”という要素は含まれないそうです。
お笑い一本で勝負する。
そのお手本が「志村けん」である。
松本人志は”志村けん”をとてもリスペクトしています。
志村けんはドリフターズとしてデビューし、日本の芸能界を代表するコメディアンになりました。
とても誠実で真面目な人と言われていたので、志村けんの名言集もぜひご覧ください。