論語のおすすめ名言45選!座右の銘にしたい心に響く言葉

「論語(ろんご)」は、孔子とその弟子たちの言行をまとめた、古代中国の書物である。

世界的に有名な名著ですが、人生の悩みを解決してくれたり、人生の道標となることでも知られています。

なので、論語に書かれている言葉を座右の銘にしている人は多いのです。

そこで今回は、論語に書かれているおすすめ名言をご紹介していきたいと思います。

言葉の意味も解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

論語の名言集まとめ

論語の名言集1

巧言令色、鮮いかな仁(こうげんれいしょく、すくいかなじん)

「巧言令色」とは、人をうまく騙すようなずる賢い発言のことです。

つまり見せかけだけの発言ということです。

そして仁とは、思いやりや、慈しみを持つことです。

初めて交わした言葉で、相手の印象は決まってしまいます。

初対面の時には十分注意しましょう。


論語の名言集2

再びせば斯れ可なり

孔子は「何度も考え直すことは無意味である」と言っています。

二度考え直せば十分だと言うのです。

なぜかと言うと、熟慮すると心配事ばかりが増えていって、実行力が落ちていき、決断力も鈍くなってしまうからです。


論語の名言集3

仁能く之を守らざれば、必ず之を失う

この言葉は「相手を思いやることができず、いつも自分の考えだけが正しいと思っている人は、いつか孤立してしまう」という意味です。

人間関係は複雑ですが、相手への思いやりだけは忘れないようにしましょう。


論語の名言集4

知者は、楽しむ

どんな場面でも、優秀な人は楽しみを見つけられます。

孔子は「不平不満を言いながら人生を終える人は、知恵が足りない人だ」と言っているのです。


論語の名言集5

楽しみて、然る後に笑う

この言葉は「楽しんだ後に笑う」という意味があります。

人が笑えば笑うほど元気になり、楽しめば楽しむほど幸せな気持ちになれます。

そのような生き方を推奨している名言なのです。


論語の名言集6

楽しみて以て憂いを忘る

心配事や悩み事をなくす為には、楽しむ時間を増やすのがいいでしょう。

少しでも楽しい時間を増やせば、きっと憂いは少なくなるはずです。


論語の名言集7

貧と賊とは、これ人の悪む所なり

これは「人というものは、貧乏で生活に困ると、とにかく他人から無礼を受け、何かと人を恨みがちになる。」という意味の言葉です。

貧しく惨めな生活では人にも優しくできないので、まずは自分が幸せになりましょう。


論語の名言集8

富と貴きとは、是れ人の欲する所なり

人間の欲望は、時としてモチベーションになります。

求めること自体は、決して悪ではないのです。


論語の名言集9

学者は己れのためにす

勉強するのは、自分自身のためです。

自分が社会の中で役立つために、勉強する必要があるのです。

それが結果的に社会貢献へ繋がっていくのです。


論語の名言集10

知者は動く

賢い人とは、何事も自分から率先して動く人です。

自分から率先して動くことを忘れないようにしましょう。

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論語の名言集11

吾が道は一、以て之を貫く

これは「自分が一生を通しておこなったことはたった一つである」という意味の言葉です。

孔子は生涯を通じて、忠(人と誠実に向き合う)と恕(人を思いやる)を実践したのです。


論語の名言集12

天、徳を予に生ぜり

天とは、宇宙そのものの力を言います。

つまり大いなる力があってこそ、徳を得ることができると言ったのです。


論語の名言集13

君子は徳を懐う(くんしはとくをおもう)

これは「人間の考えなど小さいものなので、自分の考えを過信しない」という意味が込められた名言です。

孔子は自然の生命力(徳)を伝えたかったのです。


論語の名言集14

富貴天に在り(ふきてんにあり)

社会的な成功を収めた場合、誰もが嬉しいと感じますよね。

しかし考え方次第では不幸になってしまうのです。

つまり自分が努力したから成功できたのですが、自信過剰になるのは避けるように諭したのです。

あくまで成功できた原因は「天命にある」と謙虚に考えるべきなのです。


論語の名言集15

徳を以て徳に報いん

人間も宇宙のように「他人のために生きるべきだ」と孔子は言ったのです。


論語の名言集16

君子は本を務む

この言葉にある本とは「本能」のことを指します。

つまり「君子(偉大なる人格者)は、自分の本能が指し示す方向に生きていく」ことを言いたかったのです。

これはつまり「信念をもって生きる」ことを推奨した名言なのです。


論語の名言集17

本立ちて道生ず

本とは、先ほどと同じように「本能」のことを指しています。

つまり「信念を持って生きていれば、自然と歩むべき道が出てくる」ことを孔子は伝えたかったのです。


論語の名言集18

和を貴しと為す(わをとうとしとなす)

和とは「仲良くする」「和やかに生きる」という意味の言葉です。

つまり平和に生きるということです。

孔子は、心穏やかに生きることを推奨したのです。


論語の名言集19

君子は憂えず懼れず(くんしはうれえずおそれず)

君子(偉大なる人格者)は心が強い人です。

しかし人間は弱い生き物なので、その弱さをあえて隠す必要など無いのです。


論語の名言集20

仁遠からんや

仁とは「他に尽くす力」のことを言います。

他人のために努めたり、社会貢献することを言うのです。

そのような力は、元来人間の中に備わっていることを伝えたかったのです。

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論語の名言集21

仁を欲すれば、斯に仁至る

他人に貢献したいと考えれば、それが巡り巡って自分へ戻ってくるのです。

他人を幸せにすることだけを追求しましょう!


論語の名言集22

汎く衆を愛して仁に親しむ

これは「他人を思いやって生きていけば、人間として成長できる」ことを表した名言です。

それが人生の生きがいだと孔子は言ったのです。


論語の名言集23

仁に里るを美と為す

これは「人生を笑って楽しく幸福に生きる為には、決して人を思いやる心を失ってはいけない」という意味の言葉です。

人のために尽くしましょう!


論語の名言集24

仁に志せば、悪しきこと無し

他人や社会への貢献を考えていれば、絶対悪事にはならないのです。

自分の幸福ばかり追求していると、悪事を企てるようになるのです。


論語の名言集25

道を以てせざれば、之を得るとも処らざるなり

信念を持って生きないと、充実した人生は過ごせないのです。


論語の名言集26

失わんことを恐る

失うことを恐れていると、行動できなくなります。

「失敗しても良い」という気持ちを持つのが大切なのです。


論語の名言集27

不仁を悪む者を見ず

これは「冷たく思いやりのない態度をとる人でも憎まない」という意味の名言です。

人に親切にしたところで、報われないことは多いですが、そもそも見返りを求めてはいけないのです。


論語の名言集28

松柏の彫むに後るることを知る(しょうはくのしぼむにおくるることをしる)

これは、寒い季節になっても、松や柏の木はたくましさを称えた言葉です

弱気のときに思い出せば、元気をくれる名言かもしれません。


論語の名言集29

己れ達せんと欲して人を達す

自分が何か大事を成し遂げたいと考えるなら、まずは他人に貢献すべきなのです。

そうすれば結果的に、自分の目標も達成されるでしょう。


論語の名言集30

未だ可ならざるなり

みんなが「良い」と言っても、それが正解とは限りません。

自分の考えを持つことが大切なのです。


論語の名言集31

死して後に已む

  • どのように生きればいいのか?
  • どのように死ねばいいのか?

これを考えるのは、とても難しいように感じます。

なので、今日を精一杯に生きましょう!

後悔しないような人生を歩むことが大切なのです。


論語の名言集32

後生畏るべし(こうせいおそるべし)

後生とは「自分よりも後から生まれてきた若い人」のことを指します。

「年下の人から学ぶ謙虚さを持つべき」と孔子は言ったのです。


論語の名言集33

仁を問う。子曰く人を愛すと

弟子が孔子に「仁とは何ですか?」という質問をしました。

それに対して「仁とは人を愛することだよ」と答えたのです。


論語の名言集34

剛毅朴訥は仁に近し(ごうきぼくとつはじんにちかし)

  • 「剛」とは、金欲ばかりに溺れないこと
  • 「毅」世間の評価に動じないこと
  • 「朴」ありのまま素直に生きること
  • 「訥」人を中傷したり、苦しめる発言をしないこと

孔子は、これらが実践できるのは素晴らしい人だと言ったのです。


論語の名言集35

故きを温めて新しきを知る

これはつまり「温故知新」のことです。

歴史や過去の偉人から学びましょう!


論語の名言集36

仁者は必ず勇あり

何か事に当たる場合、勇気がなければ行動できません。

  • 前に進む勇気
  • やめる勇気

どちらも決断する勇気が必要なのです。


論語の名言集37

仁に当たりては、師にも譲らず

これは勉強の競争だけでなく、思いやりの心でも競争することを推奨した名言です。


論語の名言集38

君子は質のみ

質とは「本質」のことです。

つまり上辺だけの知識を得るよりも、もっと深い本質を理解した方が、人生は豊かになるという意味の名言なのです。


論語の名言集39

己れの欲せざる所は人に施すこと勿かれ

これは「自分がしてほしくないことは、人にもしないこと」という意味の言葉です。

生きるための処世術を教えてくれる名言だと思います。


論語の名言集40

人にして不仁ならば、楽を如何せん

無礼な人と一緒にいても、全然楽しくないですよね。

そのような相手とは距離を置いた方が良いと思います。


論語の名言集41

礼を知らざれば、以て立つこと無きなり

礼とは礼儀作法のことをいいます。

礼儀正しくなければ、集団社会では生きられず、大事を成すこともできないのです。


論語の名言集42

上礼を好めば、則ち民使い易し

リーダーが礼儀正しい場合、部下から尊敬されます。

そのような人はビジネスを上手に回すことができるでしょう。


論語の名言集43

五十にして天命を知る

これはとても有名な名言ですよね。

本当は下のような名言なのですが、その一部を抜粋したフレーズです。

吾れ十有五(じゅうゆうご)にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従って、矩(のり)を踰えず。

この名言の現代語訳は以下の通りです。

私は十五歳で学問に志した。三十歳で独り立ちした。四十歳になって迷わなくなり、五十歳で天命を知った。六十歳で人の言葉が素直に聞けるようになり、七十歳でやりたいことを自由にやっても間違うことがなくなった。

五十というのは「50歳」を指します。

孔子は50歳になった時、自分自身の役割を悟ったのです。


論語の名言集44

威ありて、猛からず(いありてたけからず)

これは「威張ると不幸になる」ことを表現した名言です。

決して威張らず、謙虚に生きましょう!


論語の名言集45

義を見て為ざるは勇なきなり

これは「人として行うべき善いことを理解していながら、それをしないのは臆病者である」という意味の名言です。

これを座右の銘にしている人は多いので、おすすめの一言です。

まとめ

ここまで論語の名言をご紹介してきました。

孔子の言葉は、現在でも十分通用する考え方ばかりです。

ぜひお気に入りの一言を座右の銘にしてください。

もし他にも『孔子の名言集』を知りたい人は、下の記事もご覧ください。

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