人は「天下一品の使命」と言って、その人でなければ持ち合わせていない特性あるいは才能がある。
これを自由に発揮させる場を作ることが、経営者にとって最も必要なことだと思う。
<倉田主税 日立製作所社長>
これは人材登用について語った名言です。
生産性を最大化させる為には、適材適所を心掛けましょう!
細かいことで私欲を出したり、無理に人を押しのけたりすることは感心できません。
たまに赤字覚悟、損得勘定抜きの場合があってもいい。
その方が相手側の信頼を得て、結局はプラスになって返ってきます。
<久保田豊 日本工営創業者>
これは実体験からも共感できる名言です。
ビジネスはお金儲けですが、そればかり追っていると損すると思います。
相手にとってベストな提案をしましょう。
現代の企業経営者は、社会全体に対して奉仕することを義務付けられている。
<田代茂樹 東洋レーヨン(現・東レ)社長>
「企業は社会の公器である」と松下幸之助やピーター・F・ドラッカーは語っています。
ドラッカーの名言集は下の記事をご覧ください。
金というものは一見無駄と思えるところにかけると、回り回って大きな果実になって戻ってくるものなんですよ。
<古川爲三郎 欧米映画配給会社(現・角川ヘラルド・ピクチャーズ)創業者>
「金は天下の回りもの」と言いますよね。
まさにそのような考え方なのだと思います。
私は常に「人生は最後の一線において勝負する」と考えている。
どんな人にでも、運命を決めるような最後の一線があると思う。
その時はまずハラを決めて、断固たる決意で立ち向かうことだ。
<高杉晋一 三菱電機社長>
男には勝負の時があると言いますよね。
私の場合には「独立起業した時」でしたが、そのようなタイミングがきっと訪れるはずです。
経営は雪だるまを押して行くようなものだ。
すなわち、太く硬い芯をフロンティア精神を持って作り上げてゆくことだ。
<池田謙蔵 三菱信託銀行社長>
「太く硬い芯」というのが信念であり、ビジョンであり、ビジネスモデルだと思います。
そこさえしっかりしていれば、後は徐々に膨れ上がっていくだけなのです。
自分のしていることが世の中に必要かどうか、自分が組織に必要な人間かどうかを、常に反省しなければならない。
<岩切章太郎 宮崎交通社長>
ビジネスを構築する上で、一番重要なのは顧客目線に立つことです。
意外とこれができていない会社が多いので注意しましょう。
一工場の生産量に見合うだけ売れるようになった時点で、初めてその地域に工場を建設する。
<時国益夫 キリンビール社長>
これは「まず工場を作って、それを足掛かりに商品を広めよう」という意見に反対した時の名言です。
経営はリスク&リターンのバランスを考える必要があると思います。
社会に対してお返しもしない事業をもって、「事業は趣味(遊び)ではない」などとは言ってもらいたくない。
<早川徳次 シャープ創業者>
早川徳次は、社会に還元する事こそ事業の本質だと語ったのです。
その人になりきってしまって、その人が怒る時には私も怒り、その人が泣く時には私もまた泣いて、物を考えているのである。
<山本爲三郎 アサヒビール社長>
これは人の立場になって考えるやり方を語った名言です。
お客様の立場になって考えることは、営業活動にも応用できるはずです。