会社員やサラリーマンでも副業をする人が増えてきています。
周りがサイドビジネスを始めると「自分も何かやってみようかな…」と思いますよね。
副業をきっかけにして独立開業する人もいるので、頑張れば何か日常に変化が起こるかもしれません。
そこで今回は、低リスクで始められる副業の代表格である”代理店ビジネス”について解説していきたいと思います。
目次
サラリーマン代理店が増加中
副業としてサラリーマンが代理店活動するケースが増えています。
サラリーマンが副業をする背景には、「給与以外の収入源を持ちたい!」というニーズがあります。
一方で、給与が減った場合のリスクヘッジとして考えている人も多いでしょう。
このようにサラリーマンが副業を意識するきっかけになったのは、副業解禁の影響が大きいと思います。
禁止されていた副業が公になったので、自由にサイドビジネスで稼ぐことが容認されたのです。
就業規則で禁止されていたときには副業なんて考なかった人も、スキルやノウハウを活かして稼げることが分かり、次々に副業を開始しています。
そんな副業の中でも、独立開業を目指せる”代理店ビジネス”は営業職の副業として大注目されています。
代理店ビジネスは初期投資ゼロで済みますし、セールスに慣れている人であれば売ることが難しくないからです。
ノルマが無く、時間的な拘束もないことが魅力ですが、稼げる金額は決してバカにできません。
このような自由な働き方ができ、気軽に稼げるので、副業をする人にとっては都合が良いと考えられているのです。
代理店募集の求人はどんな内容?
代理店募集している求人情報はたくさんあります。
ここでは代理店募集している中で、副業OKの仕事を一覧でご紹介していきたいと思います。
サラリーマンの副業として気軽に取り組める代理店スキームは「紹介店」や「取次店」だと言われています。
この代理店の業務内容はとても簡単で、「見込顧客を紹介する」だけになります。
”見込客を探す”だけなので、誰でも取り組めるサイドビジネスですよね。
最近ではリファラル(紹介)営業と言われることも多く、人気の副業になりつつあります。
ここからご紹介していくお仕事は全てリファラル営業サイトに掲載されています。
気になる人はぜひチェックしてみてください。
①都市ガス・プロパンガスのコスト削減
東証一部上場企業がクライアントのお仕事です。
ガスは毎日使うので、毎月請求が発生しますよね。
このガス料金を安くするご提案なので、業務内容は”毎月のガス料金を安くしたい人”を探すだけです。
とても簡単なお仕事なので、営業未経験でも問題ありません。
➁電気代のコスト削減サービス
店舗や事務所の電気代を削減できる商材です。
毎月の電気代を下げる提案になるので、受け入れやすいことが特徴です。
代理店の業務内容は、店舗や事務所の電気代を安くしたい人を探し出して、クライアント企業に繋ぐだけです。
➂ウォーターサーバー
現代は水を買う時代になりました。
しかし、水は重くて持ち運ぶのも大変です。
そんな課題を解決してくれるのがウォーターサーバーです。
北アルプス生まれの天然水を使用したウォーターサーバーは、赤ちゃんからお年寄りまで安心して飲める水なので、たくさんのご家庭で導入されています。
代理店の業務内容は、ウォーターサーバーを設置したい人や、既設のウォーターサーバーに不満を感じている人を紹介するだけです。
④営業代行サービス
営業代行サービスとは、クライアントの要望に沿った営業スキームを代行するサービスになります。
固定報酬&成果報酬型など様々なスキームで、営業代行を依頼できる事が特徴です。
代理店の業務内容は、新規開拓営業に課題感のある企業(担当者)を紹介するだけです。
➄空調システムのコスト削減
自然冷媒を活用してエアコンなど空調設備の電気代を20%~30%も削減します。
最大で80%の削減実績がある優れたサービスです。
代理店の業務内容は「毎月発生する空調の電気代を下げたい企業(担当者)を紹介するだけ」です。
ストックビジネスの副業
ストックビジネス(継続収入)は安定収入になるので、人気が高いビジネスです。
個人的にできるストック型ビジネスは、生命保険や損害保険の販売があります。
保険の知識と幅広い人間関係が必要ですが、やる気さえあれば大きな収益源になるかも知れません。
ただし、保険を売る為には保険販売員資格が必要なので、誰でも気軽に参入できるものではありません。
そういった意味ではハードルが高い保険販売ですが、そのハードルのお陰で競合が出にくいという特徴があります。
他には月額制のIT商材が挙げられます。
IT系の商材はクラウドサービスなど月額制の製品サービスが多いので、ストック報酬になりやすいという特徴があります。
クラウド型のSaaS商材やアプリは月額料金が安いので導入のハードルが低くなっています。
そのぶん収入も小さくなってしまいますが、一度導入してもらえば解約される可能性は低いと思います。
IT商材を取り扱うときには報酬と内容を、しっかりチェックすることが大事になります。
また、ウォーターサーバーの代理店ビジネスもストック型の報酬形態になります。
お客様がウォーターサーバーを使い続ける限り継続的な収入が入ってくるので、長く使ってくれる人を紹介することがポイントです。
フランチャイズ経営の副業もある
フランチャイズビジネスを副業にするという発想もあります。
以前までフランチャイズオーナーは”本業にする”のが当たり前でしたが、今では副業として取り組めるビジネスも多くなったのです。
フランチャイズビジネスはマニュアルがしっかりしているので、ビジネスモデルを構築する手間が省けます。
このように副業でフランチャイズ経営できるのは良いことですが、サイドビジネスのFC経営で問題になりやすいのが人員の確保についてです。
本業であればオーナーが現場に立つこともできますが、副業ではそれができません。
そのため、信頼できるスタッフの確保が必須条件になります。
なので、このビジネスを成功させるためには、信頼できる身内(親族や友人)を巻き込む必要があると思います。
フランチャイズに加盟する前から、ある程度人員には目星をつけておいて、その人をビジネスの中心に据えることができれば、成功する確率が高くなるでしょう。
この人員問題が解決すれば、店舗を増やしたり事業拡大も視野に入ってきます。
オーナーは経営だけを考えて、現場のことは雇用している責任者に任せることが理想的だと思います。
万が一の失敗にも備える
フランチャイズビジネスに加盟しても、「思ったより儲からなかった…」などの理由で事業が失敗してしまうことがあります。
売上が確保できなければ、経営は苦しくなる一方です。
そのような失敗を想定して、万が一の事態に備えておくことは大事だと思います。
まず、リスクを減らすために初期投資を減らしておくことは重要です。
初期投資が少なければ、その分を経営資源に回すことができますし、もし失敗したとしても、再起を図ることもできます。
次に大事なことは、本業収入をしっかり確保しておくことです。
本業収入があれば、役員貸付としてサイドビジネスの補填に使えるかもしれません。
副業で儲かったからといって、本業収入をすぐに無くすことは考えない方が無難です。
もし本業を辞めて独立開業するなら、安定した経営状況を確保することが先決です。
その為には、過大な借金をしないことが大切です。
大きな借金をし過ぎると、失敗した時に再起が難しくなります。
とはいえ、借り入れが「悪」ということではないので、事業投資する必要があるなら低金利でどんどん借り入れした方が事業を成長させる上で有利に働きます。
しかし、返済額が大きくなりすぎると、請求書の支払いができなくなったり、資金がショートする可能性も出てきます。
このようなケースでは、会社や事業への不信感に繋がるので、取引先も徐々に離れていくことでしょう。
フランチャイズから発生する利益で支払える借金であったとしても、すべてが順調にいくとは限りません。
もし事業経営するのであれば、資金調達する手段は出来る限りたくさん持っておいた方が良いと思います。