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「口下手な営業マンはセールスできない」と考える人がいますが、実際はそんなことありません。
口下手な人でもトップ営業マンになった例はたくさんありますし、口が上手いからトップセールスマンになれる訳でもないのです。
そこで今回は、口下手な営業マンがトップセールスを目指す方法について解説していきたいと思います。
目次
口下手な営業マンの特徴とは?
営業職の人といえば、話し上手だったり、聴き上手な人を想像すると思いますが、中には口下手な営業マンもたくさんいます。
口下手な営業マンの特徴はいくつか挙げられますが、
- 緊張しやすい
- 自分に自信がない
- 引っ込み思案
などの特徴があります。
緊張しやすい人の中には、元々人見知りしやすい人もいますし、「人と話すのが苦手…」という人も少なくありません。
このような人の場合は、新規開拓営業をする場合にも口下手になりやすい傾向があるので、ある程度の顔見知りでなければ「上手くコミュニケーションがとれない」と言われています。
寡黙で根暗な人が多い
他にも口下手な営業マンの中には、元々寡黙な性格の人もいるようです。
そんな寡黙な性格の人は「口下手」というよりも
- 話すこと自体に慣れていなかったり
- 人と話すことを避ける
など、何事も受け身になってしまう傾向がみられます。
さらに「沈黙が怖い…」という性格なので、相手が何も話してくれないと、どうすればいいのかわからず、パニックになってしまう人もいるようです。
このように口下手な営業マンには、人によって様々な特徴があり、いずれの特徴も営業をしていくには不向きだと考えられています。
それを本人も自覚しているため、余計口下手になっていくという悪循環を抱えているのです。
口が上手い営業マンの特徴
では、口が上手い営業マンにはどのような特徴があるのでしょうか?
まず挙げられるのが「社交的」であるという点です。
口が上手い人の多くは他人と話すことを好んでいて、頭の回転が速くて雑談ネタも豊富に持っています。
なので、次から次へと言葉を繰り出すことができます。
そうすることで、相手を自分のペースに巻き込めるので、このようなスキルは営業現場でも強みになると思います。
押せる相手にはとにかく徹底的に押していったり、疑り深い相手に対してはその心をうまくコントロールしながら対応するなど、常に相手の言動や思考を予測した返答を用意しているのです。
このため、「相手をコントロールする技術が高い」ことも特徴的だと言われています
異性からモテる人が多い
このような特徴を持っていることから、「口が上手い営業マンは恋愛上手である」という特徴も持っています。
さらにルックスがある程度良ければ「異性にモテる」という特徴も追加され、異性相手の営業が成功しやすい傾向もあるようです。
例えば、イケメンの営業マンであれば中年女性に強く、綺麗な営業ウーマンであれば男性経営者に強い、などの特徴がありますよね。
これは紛れもない事実だと思いますが、異性にモテるという特徴はあくまでも「表面的な特徴」でしかないので、長い付き合いのきっかけに過ぎません。
その先は営業力や人間力の勝負です。
それでも口が上手い人は女性はもちろん男性からも人気が高くなりやすいため、営業職として優秀な人材と判断されやすい傾向があります。
口下手でもトップセールスになる方法
口の上手さは営業職の武器になりますが、喋るのが下手でもトップ営業マンやトップセールスになることは十分可能です。
そのために大切なのは、営業の本質である「お客様の課題を解決する」ことだと言われています。
営業職と聞くと「製品サービスを売り込む仕事」という誤解をしている人がたくさんいます。
実は「商材を売り込む」ということは表面的な活動でしかなく、本質的にはお客様の課題を解決しているのです。
つまりお客様には何か困っていることがあって、その課題解決の手段として商材を提案しているに過ぎないのです。
例えば、SEO対策に必須と言われている検索順位チェックツールのGRCという製品があります。
もちろん弊社も使っているソフトウェアなので、とてもオススメなんですが、これが無かった時代ではKWDの順位取得がとても大変でした。
つまりこのケースの顧客課題は「KWDの順位取得をもっと簡単にしたい!」ということになります。
「この課題を解決する為にGRCを提案する」という行為が、営業活動の本質なのです。
つまりお客様の役に立つためには「ただ自社商材を売りつける」のではなく、「顧客がどのような商品サービスを求めているのか?」をきちんとヒアリングすることがとても重要なのです。
営業活動でコレが実践できれば、理論上は誰でもトップセールスになれるはずです。
もし、喋るのが下手な営業マンだったとしても、お客様の課題をヒアリングできれば十分なのです。
もちろん口が上手い営業マンはこのようなヒアリングも上手いケースが多いのですが、コツさえ掴めてしまえば、会話が下手な人でも十分実績が残せます。
その結果、相手が欲しいと思っている情報やサービスを提案することができるため、口下手でもトップセールスになることができるのです。
実際に喋るのが下手な人でもトップ営業マンやトップセールスマンとして活躍している人は少なくありませんし、社長をしている人の中にも「実は喋るのが下手」という人はたくさんいます。
「自分は口下手だから…」と諦めるのではなく、相手のためになる情報提供や、提案をしていくことがトップセールスになるためのコツなのです。
人見知りを治す方法
人見知りが原因で口下手になってしまうという人の中には、「どうにかして人見知りを改善&克服したい!」という人もいるはずです。
人見知りを改善、又は克服するためには、まず人見知りになった原因や理由を探る必要があります。
人見知りの原因として考えられるのは、コミュニケーション障害や対人恐怖症などが挙げられますが、根本的には自分に対しての自信の無さが共通していると思われます。
自分に自信がない人は、
- 自分がどのように見られているか?
- 相手が不快に思っているのではないか?
- 自分のことを嫌いなのではないか?
と不安を感じやすいです。
また過去に対人関係で失敗した人は、そのトラウマから自分に自信が持てないという人も少なくありません。
そのため、人見知りを治すには自信を持つことが大切だと言われています。
たとえ小さなことや些細なことでも良いので、成功体験を作ることがおすすめです。
成功体験を作ろう!
成功体験を積み重ねていくことで少しずつ自分に自信が持てるので、コミュ障や対人恐怖症も改善されていくと言われています。
また人見知りをする人は周囲の目を気にしやすい傾向があるので、周囲対して劣等感や怒り、嫉妬などを感じやすいとされています。
このような感情は成功体験に重要な要素であるものの、ネガティブに考え過ぎると前進できなくなってしまいます。
なので、あまり周囲の目を気にしないことも、人見知りを克服するためには大切だと思います。
成功体験が少ない人は、何でも良いので、少しづつ成功体験を積み重ねてください。
そのような積み重ねが実を結ぶ日が必ずくるはずです。
口下手営業におすすめの本
口下手は改善したり克服しようとしても、すぐに治せるものではありません。
そんな口下手な営業マンにおすすめと言われている本が、個人心理学について書かれている書籍です。
個人心理学は心理学者のアルフレッド・アドラーが提唱した学問で、その内容を解説した本がたくさん出版されています。
ここでは口下手営業の人におすすめの本をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
嫌われる勇気
「嫌われる勇気」は岸見一郎さんと古賀史健さんによる、アドラー心理学をまとめた自己啓発本です。
ドラマ化された実績もあるので、その内容はお墨付きだといえます。
アドラー心理学に関してわかりやすくまとめられているほか、どうしても周囲の目を気にしてしまう口下手な人にとっては、うまく肩の力を抜く方法や考え方をわかりやすく解説している本だと思います。
個人心理学の入門書としてピッタリなので、オススメの一冊です。
人生の意味の心理学〈上・下〉
「人生の意味の心理学〈上・下〉」は、アドラー心理学を唱える心理学者「アルフレッド・アドラー」本人が書いた著書です。
アドラー心理学の入門書として知られているのはもちろん、
- どうやって幸福になればいいのか?
- どうやって生きていけばいいのか?
を現代視点でわかりやすくシンプルに解説しているところが魅力になっています。
自分が抱える劣等感への向き合い方や、複雑な対人関係のしがらみから解放される方法を、明確なイメージで提示してくれます。
翻訳が微妙なのでちょっと読みづらいですが、
- 口下手な人
- 人見知りに悩んでいる人
にはうってつけの内容だと思います。
まとめ
ここまで読んだ人は、口下手な人でもトップセールスになれるロジックが理解できたと思います。
営業活動とは「お客様に売り込むことではない」ことを理解した上で、丁寧に顧客ニーズを探り出しましょう。
つまり営業現場では、
- 楽しい会話をしたり
- お客様を楽しませる
など本来必要ないのです。
もちろん楽しませることができれば、それに越したことはありませんが、トップセールスになることと、楽しませることに因果関係は無いということです。
必要なことは「お客様の課題を見つける」ことです。
営業や販売(セールス)の仕事に携わっている人は、ぜひ理解しておきましょう!