社会人であれば多少なりともスピーチする機会があると思います。
- 結婚披露宴での一言
- 異業種交流会での自己紹介
- 表彰式での挨拶
- 朝礼や社内行事でのスピーチ
- ゴルフコンペでのスピーチ
数え上げればスピーチする機会はキリがありませんよね。
しかし、もし話下手な場合、周囲から認めてもらえないだけでなく、自分に自信が持てなくて引っ込み思案な性格になってしまうかもしれません。
なので、ビジネスパーソンは絶対にスピーチが上手になるべきなのです。
もちろん中学生や高校生、大学生でもスピーチする機会はあるので、きっと知っておいて損することが無い知識だと思います。
この記事では一番多いシチュエーションである「3分間スピーチ」にフォーカスして解説したいと思います。
「スピーチが上手になりたい!」という人はぜひ最後までご覧ください。
なぜスピーチで緊張するのか?
人前でスピーチするのは緊張しますよね。
そのようになってしまうのは経験不足が原因なのかもしれません。
日本の教育では”人前で発表する機会”が少ないため、スピーチやプレゼンのやり方を知らない人が多いのです。
よって、緊張してしまう原因は以下の三つに集約されていくと言われています。
- 不安感や恐怖心
- 話し方がわからない
- 自分に自信がない
過去にスピーチで失敗したり、人からバカにされた経験を持っていると、人前で話すことに対して恐怖心を覚えたりします。
そのようになってしまう原因は、スピーチの組み立て方が分からなかったり、スピーチの話し方を知らないケースがほとんどなのです。
それに加えて、自分に自信がない人は「言葉遣いを間違えたらどうしよう」とか「自分より詳しい人がいたらどうしよう」などネガティブな感情が沸き起こってくるので、それに対する防衛本能として”あがり症”になってしまうと言われています。
日本は恥の文化である
日本の文化は「恥の文化」と言われているので、多くの人は人前で恥をかくことに恐れを抱いています。
- 人前でスピーチをして笑われたらどうしよう…
- スピーチで失敗したらどうしよう…
日本人はこのような不安を抱きやすいので、スピーチでも緊張しやすいと言われています。
それと同時に、日本人は口数が少ないことを美徳とする文化がありました。
特に口数の多い男性は「威厳がない」とか「男らしくない」と言われることも多く、話し下手でも問題なかったのです。