製品が消費者の心をつかむ時間は平均0.6秒だ。
李健熙は「一瞬でお客様を虜にできなければ、遅かれ早かれサムスンは負ける」と考えていたそうです。
「石橋を叩いて渡れ」と言うが、なぜ石橋を叩くのか。
私は木の橋であっても、「橋があれば渡れ」と言いたい。
危険を承知で先陣を切ってこそ、チャンスを先取りできるのだ。
李健熙は早稲田大学に留学していたので、日本のことわざにも詳しいようですね。
ことわざの名言集は下の記事をご覧ください。
贅肉が多いと格闘では不利だ。
大企業だったとしても「余分な贅肉がたくさんついていれば、戦いでは勝てない」と李健熙は語っています。
竹は中身が空っぽだが、節があるため強い。
この名言と同じように、「竹には節があるから折れない」ということを自然から学んだのが、スズキ会長の鈴木修です。
企業も同じように、節がたくさんある組織は強くなるそうです。
鈴木修の名言集は下の記事をご覧ください。
どの国で作るか(made in)は、今や意味がない。
誰が作るか(made by)が重要な時代なのだ。
日本人は未だに「メイド・イン・ジャパンには魅力がある」と信じていますよね。
しかしそれは幻想でしかありません。
実際に「アジアの電気メーカー」といえば世界的にはサムスン電子やLG電子が常識で、各国の家電売り場でもサムスンやAQUA(アクア)など、日本メーカー以外の製品が並んでいます。
しかし歴史を辿ると、サムスンもAQUA(アクア)も日本の三洋電機が起点となっているのは、なんとも皮肉ですよね。
日本人はこの現実を受け入れるべきでしょう。
悪事でなければ、どんどん冒険しなさい。
これは挑戦する勇気をくれる名言だと思います。
恐れず勇気を持ってチャレンジしましょう!
21世紀に花を咲かせるのは医療産業だ。
李健熙は「製造業が稼げるのは半導体で最後になるだろう」と語っている一方で、「これからは医療産業の時代だ」と語っています。
これは1997年の名言なのですが、とんでもない先見性ですよね。
人類はコロナパンデミックで理解したはずですが、確かにこれからは『人類vsウイルス&病原菌』の戦いになるでしょう。
一歩でも先を行こう。
全ての勝負は、わずか1歩の差で決まるのだから。
たった1歩だったとしても、毎日積み重ねれば365歩です。
少しずつでも良いので、毎日努力し続けましょう。
経営者は自分の仕事の半分以上を、人材を探し、人材を育てるために捧げなければならない。
企業は「人」で成り立っているので、やる気のある人材を探し出し、優秀な人材に磨き上げることが大切だと言われています。
その上で適材適所に配置することが、経営者には求められるそうです。
同じことをダイキン工業を世界ナンバーワンの空調企業に育て上げた井上紀之CEOも言っていたので、下の名言集もご覧ください。
何もせずに失敗しない人より、何かをやって失敗した人の方が、ずっと有能だ。
失敗はその人を成長させてくれますが、同じく『失敗すること』を推奨していたのが発明王のエジソンです。
エジソンの名言集は下の記事をご覧ください。