企画力のない人間は、どうにかひねり出した一つのアイデアにいつまでも固執し、別の発想をしてみたり、同じ発想を別の物や事に当てはめてみる柔軟な発想ができない。
ソフトバンクの孫正義社長は、何か企画を考える場合、300パターン考えるように指示するそうです。
「そんなの無理だよ…」と思ったかもしれませんが、例えば新製品を企画する場合、パッケージの色を青にするか黄色にするか、製品名のフォントをゴシックにするかカリグラフィーにするか、これだけでも4パターンが出来上がります。
- パッケージ青×フォントをゴシック
- パッケージ青×フォントをカリグラフィー
- パッケージ黄×フォントをゴシック
- パッケージ黄×フォントをカリグラフィー
このように考えていけば、意外と300パターンくらいは出来上がるのです。
会社の中で自分の席に座って企画書を書くのはナンセンスだ。
自分の発想の枠を超えることができないからである。
これは管理職に知ってほしい名言です。
もし部下が企画に悩んでいるのであれば、少し環境を変えて考えることを推奨してみましょう。
交渉を成功させるために必要なポイントがいくつかある。
まず交渉を始める時に見抜かなければいけないのが、お互いの「利害対立の構図」を正確に把握することだ。
これはすべてのセールスパーソンが知っておくべき知識だと思います。
特に法人営業では「利害対立の構図」をクリアできなければ、受注を獲ることなどできません。
一冊のビジネス書を読むのに費やすのは1時間が目安だ。
そもそも一回の読書で、本の内容を全て理解することは不可能だと思います。
なので基本的には速読して、ある程度ポイントを押さえればOKです。
もし良い本だと感じれば、その後に3回ほど読み返せば、その本に書かれている内容をマスターできるでしょう。
派閥に入れば出世は早いが、落ちるのも早い。
サラリーマンが出世するために重要なのが派閥争いです。
特に大企業であれば必ずと言っていいほど派閥があるので、どこの派閥に属するかが命運を分けるでしょう。
ちなみに、サラリーマンの鏡と言われている島耕作は、派閥に入るのを嫌がり無所属を貫きました。
そして役員一歩手前で、ようやく派閥入りしたのです。
島耕作の名言集は下の記事をご覧ください。
議論に参加する際に重要なのは、「ここで議論されていることは、さほど重要な問題ではない。だから臆さずに、自分の意見はどんどん言おう。」と開き直ることだ。
日本人はディスカッションが苦手だと言われています。
単純に慣れてないから苦手なのですが、そのやり方を知らないということもあるでしょう。
そんな時には、この名言を思い出してください。
野球の中継ぎやリリーフエースは、ブルペンで投球練習をして、いつ「登板せよ!」と声がかかってもいいように準備している。
サラリーマンもブルペンで常に投球練習をしておく必要がある。
この名言が伝えたいのは、日頃から準備を怠らない人だけが、いざという時にチャンスを掴めるという教訓です。
逆に準備をしていないと、せっかくのチャンスを「チャンスだ!」と認識することすらできないのです。
人は30歳までに3回以上失敗すべきだ。
この名言が伝えたいのは、もし失敗をするのであれば、やり直しがきく若いうちに失敗した方が良いということです。
実際に「失敗からしか学べないこと」はたくさんあります。
失敗を恐れずにチャレンジしていきましょう!
一番いけないのが、「他人の人生」を生きることである。
これは個人心理学に通じる名言だと思います。
個人心理学の代表的な人物といえばアルフレッド・アドラーですよね。
アドラーの名言集は下の記事をご覧ください。
地道に努力して手に入れたスキルは、必ず後で人生に、大きな実りを与えてくれるのである。
努力は嘘をつきません。
正しい努力だったのであれば、苦労した努力は必ず報われるはずです。