マネジメント能力を強化する方法とは?部下&組織を管理するやり方20選

組織運営する上で、マネジメントスキルは必要不可欠だと言われています。

しかし、マネジメント能力を強化するやり方を教えてくれる人は少ないので、それは独自に学ばなければいけません。

そこで今回は、ビジネスリーダーに向けた「マネジメント能力を強化する方法」について解説したいと思います。

経営者や事業責任者、マネージャーを目指す人は是非ご覧ください。

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マネジメント能力を強化するべき理由とは?

株式会社に限らず、社団法人、NPO(非営利団体)、スポーツチーム、各種団体(政治団体、任意団体、学生団体など)、ボランティアなど、世の中には様々な組織があります。

そこには様々なバックボーンを持った人が集まるので、それを統率しながら管理するのは大変だと思います。

そんな時に便利なスキルが”マネジメント(マネージメント)”と呼ばれています。

ビジネスリーダーを目指す上で、やはりマネジメントスキルは必要不可欠ですよね。

サラリーマンでも「管理職を目指すのであれば、マネジメント能力は必須スキルだ」と言われているので、数多くのビジネス本も出版されています。

その中で一番有名なのは、ピーター・F・ドラッカーが残した「マネジメント」でしょう。

ピーター・ドラッカー「マネジメント」
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ドラッカーは「経営学の父」と呼ばれる偉人ですが、数多くの有名企業をコンサルティングした「著名な経営コンサルタント」でもあります。

この本は「正直読むのが難しい」ですが、マネジメントの基本がギュッと詰まっているので、ビジネスリーダーを目指す人には是非読んでもらいたい名著です。

この本以外にも、ビジネスリーダーが読むべき本はたくさんあるので、それを知りたい人は下の記事もご覧ください。

部下&組織を管理するやり方

ここから部下&組織を管理する具体例を解説していきます。

ある意味では「絶対的法則」とも言えることばかりなので、ぜひ今日から実践してみましょう!

1:管理しながらリードする

これは一番最初のコツですが、実は最も重要な法則となります。

そもそも管理することは「マネジメント」を意味するのですが、リードするには「リーダーシップ」を発揮しなければいけません。

この違いを理解していないビジネスパーソンが多いので、まずはこの部分に触れておきたいと思います。

マネジメントとは?

マネジメントとは、目標を示してそれを実現させるために指示を出し、業務を管理し、情報を処理すること。

リーダーシップとは?

リーダーシップとは目標を示して、それを実現させるためのビジョンを明示し、手を貸しながら率先して引っ張っていくこと。

実は「マネジメントスキル」しかない上司では、優秀な部下を引っ張っていくことができません。

つまり、マネジメントからはそれなりの成果しか生まれないということです。

しかし「リーダーシップ」を備えた上司がいれば、部下はやる気になって、もっと努力しようと思いますよね。

その結果、自分でも想像できなかったような成果を出すことができるのです。

つまりマネジメントとリーダーシップは「組織運営における両輪である」と理解しておきましょう。

2:割り込み仕事は適材適所

ビジネスリーダーには数多くのタスクが降ってきますが、それを一人でこなすのは現実的ではありません。

なので、自分のタスクを適時割り振るのですが、このやり方には注意しましょう。

基本的に上司から言われたタスクを部下は受け入れると思いますが、その時には「本当に受けれるのか?」をきちんと確認した方が無難です。

これはあるある話なのですが、部下がやるべきタスクでお腹いっぱいの時に、上司から別のタスクが降ってきたとします。

その時に誠実な部下は「はい、わかりました!」と受けてしまうのですが、それによってタスクボリュームが120%になって、本来完了する予定だったタスクすら未達成になってしまうのです。

これはつまり「部下の仕事を邪魔している」ことになるので、マネジメントとは相反する話になります。

なので、もし割り込み仕事をお願いする場合には、「この割り込み仕事をお願いしたとしても、あなたのタスクは100%達成できるのか?」というのを慎重に確認しましょう。

もしその時、返答に詰まるようであれば、それは適材適所ではありません。

3:男女差別する

これは言葉の通り「男女差別する」ということではなく、男性と女性で器用さが違うということです。

具体的に言ってしまうと、「男性は同時に5つの仕事しかこなせない」のに「女性は7つの仕事までこなせる」と言われています。

なので、その特性を考慮しながら仕事を割り振るべきだと思います。

基本的に男性は不器用なので、あまり多くの仕事を振らず、できるだけ少ない仕事に集中してもらいましょう。

その反面、女性は器用なので、細かい数多くのタスクでも対応できるはずです。

これはあくまでも一般論なのですが、このような男性・女性の特性をビジネスリーダーは理解しておくべきだと思います。

4:リーダーは一人にする

「船頭多くして船山に登る」ということわざをご存知でしょうか?

「船頭多くして船山に登る」とは、指図する人間が多いために統一がとれず、見当違いの方向に物事が進んでしまうたとえ。

このような状況は、ビジネスにおいて”ご法度”だと言われています。

例えば、母親は「勉強しなさい!」というのに、父親は「遊びなさい!」と言っているような状態なので、当事者である子供は困ってしまいますよね。

もちろん勉強するのも遊ぶことも大切なのですが、その時の最適解があるはずです。

なので、ビジネスリーダーはそれを導き出さなければいけません。

「上司が二人以上いると、生産性は半分になる」とも言われるので、十分注意しましょう。

5:部下にゴマすりをしない

部下を抱える上司に「部下から好かれたいですか?」という質問をすれば、99%の人は「Yes」と答えるはずです。

それは人間として当たり前の感情なのですが、その感情を仕事に持ち込んではいけません。

ビジネスでは「成果を出す」という目的があるので、それを”第一優先”に考えなければいけません。

なので、部下の顔色を気にしたり、部下にゴマすりをしたりする必要は全くないのです。

「どうすればミッションが達成できるか?」ということを考えながら、組織を動かし、目的を達成することが上司の役割です。

もちろん部下に対して冷たい態度を取ったり、威圧的に振舞う必要はありませんが、適度なバランス(距離感)を掴むことはとても大切だと思います。

6:部下の中に敵を作らない

管理する部下の中に”敵”がいるのは、最悪の状態だと思います。

つまり”腐ったミカン”が一つでもあると、他のミカンも腐ってしまうということです。

管理者は時に厳しい評価を与えたり、?咤する場面もあるでしょう。

しかしそこには愛情がなければいけません。

  • なぜあなたを叱るのか?
  • なぜあなたは低い評価なのか?

このような部分が腑に落ちていないと、いづれ部下は”敵”になってしまいます。

そうすると「あなたの仕事を邪魔する人」になってしまうので、そのような”邪魔者”は少ないに越したことありません。

7:人はお金で動かない

ほとんどのビジネスパーソンは、仕事する理由について「生活するため(=生活費を稼ぐ)」と回答します。

それ自体を否定するつもりはありませんが、それを真に受けて「高い給料を払えば良い」と考えるのは安易過ぎると思います。

これは意外な事実ですが、ビジネスパーソンは「給料を上げれば上げるほど働く」という方程式が通用しません。

おおよその目安としては、1日1万円の可処分所得があれば十分だと言われています。

1日あたり1万円の可処分所得ということは、月30万円ほどなので、手取りで言えば50万円くらいだと思います。

その金額を100万円にしたり、200万円にしても、労働に対する意欲はほとんど変わらず、つまり給料を2倍、3倍にしても、働くモチベーションは2倍、3倍にならないということです。

ある程度の所得を得てしまったビジネスパーソンは、自らの目的に応じて動くようになります。

それはキャリアアップだったり、自分が思い描くビジョンだったり、人生における夢かもしれません。

とにかく、優れたビジネスパーソンほど”お金”では動かなくなるので、あらかじめ理解しておきましょう。

8:仕事に優先順位をつけさせる

基本的にビジネスパーソンはマルチタスクなので、複数の仕事を抱えているはずです。

それらを交通整理できなければ、目標達成できないだけでなく、チームや会社に迷惑をかけてしまいます。

なので自分自身で交通整理しなければいけないのですが、意外とそれができる人は少ないと言われています。

なので、上司は部下のタスクを整理整頓する手伝いをしてあげるべきだと思います。

基本的に優先順位は「工数」と「納期」から考えればいいのですが、適時情報共有するのも忘れないようにしましょう。

夏休みの宿題を最後の方に溜めてしまうのが”人間の性”なので、指示した通りの仕事ができない人や、想定よりも進捗が遅い人が必ず出てきます。

そのような事態が後で発覚すると挽回できないので、あらかじめ「●日と×日に進捗を確認する」と約束しておくのが無難です。

その日までに”達成率●%”という目標も立てておけば、「仕事は順調なのか?」が把握しやすいと思います。

9:仕事の頼み方を考える

実は人によって「こうやって仕事を進めたい!」という考えが異なっています。

それは部下も同じなので、マネージャーとしては指示の出し方を考えなければいけません。

具体的には、大きく下の3種類に分類されます。

  • 上司から具体的な指示が欲しい人
  • 自分で仕事を決めたい人
  • チームみんなで仕事したい人

これは個々人の特性にもつながっていくので、指示の出し方によってパフォーマンスも変わるのだと理解しておきましょう。

例えば「自分で仕事を決めたい人」に対して、上司から一方的に指示を出した場合、あまり良いパフォーマンスにならないと思います。

チームメンバーが「どのタイプなのか?」は、部下とコミュニケーションするしかないので、この辺りは泥臭さがあるでしょう。

しかしそれもリーダーの仕事だと割り切りましょう!

10:デスク周りは整理整頓させる

優秀なビジネスパーソンの中には、「散らかっているデスクは、私が多忙を極めていて”一流”である証拠です」と言う人がいるかもしれません。

しかしマネージャーはそれを許してはいけません。

自分のデスクすら整理整頓できない人が、お客様の課題を解決できたり、お客様の仕事をご支援することなど、基本的にはできないからです。

また、その社員が急遽休むことになった場合、引き継いだ人間は、その人のデスクから大切な書類をすぐに見つけることができるでしょうか?

仕事はチームで進めていくので、「自分だけがわかれば良い」という理論は通用しません。

周りのメンバーも理解できる”仕組み化”がビジネスの本質なので、デスク周りを綺麗にすることもその一環だと伝えましょう。




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