知性、行動力、そして誠実さ。
最後が欠けてしまうと、前の二つは全く意味のないものになる。
これは100%同感できる名言です。
「誠実さ」は後から身に付かない要素なので、とにかく「誠実さ」のある人を採用しましょう!
会長である私に相談すべきことと、下で解決すべきことを区別できる人間が欲しかった。
つまり悪い知らせをきちんと伝えられる人間だ。
企業の健全性は「悪いニュースを正確に素早くトップへ伝えられるか?」で変わると言われています。
もし悪事が出た場合でも、素早く正確な情報が伝われば迅速に対応できますが、手遅れになってしまうと取り返しがつきません。
会社のために働いて損害を出すのは理解できます。
しかし、会社の評判を少しでも損ねたら容赦しません。
働いていれば失敗することもあるでしょう。
それはポジティブな失敗なので、一時的な損失で済みます。
しかし会社の評判を落とすことは、永続的な損失につながっていくのです。
フットボールチームの選手は、父親が花形クォーターバックだからといって、最初からクォーターバックのポジションを相続することはできない。
億万長者であるバフェットは、その資産を使って子供達に贅沢な暮らしをさせることもできますが、それをやる気がないようです。
身の丈に合ってない生活を経験させたり、資産を渡してしまうと、その使い方がわからず、子供達の人生は台無しになってしまうと考えているのです。
名声を打ち立てるには一生かかるが、台無しにするには5分とかからない。
この名言は、全てのビジネスパーソンが肝に銘じておくべき言葉だと思います。
作るのは大変ですが、壊れるのは早いということですね。
投資は世の中で最高の仕事です。
なぜなら、野球のように無理にバットを振る必要はないからです。
投資では、たとえ”いい球”を見送ったとしても罰則がなく、自分の好きな球が来るのをただひたすら待てば良いので、自分の好きな時だけ仕事ができるとバフェットは語っています。
遅かれ早かれ、市場は企業価値を反映するのです。
「見えない手に導かれ…」と語ったのはイギリスのアダム・スミスです。
その著書である国富論は”名著”と呼ばれているので、まだ見ていない人は手に取ってみてください。
株式市場では、たくさんで愚かな人々と取引することになります。
まるで巨大なカジノにて、みんなが酔っ払っているような感じです。
だから、ペプシだけを飲むように気をつけていれば大丈夫です。
これはバフェットらしいユニークな名言ですよね。
株式市場では、上機嫌で賛成する声が多いからといってそれに従えば、非常に痛い目に遭います。
バフェットは何度も「自分の意志で決めなさい」と言っています。
人の意見に流されると、株式相場では手痛いしっぺ返しを食らうので十分注意しましょう。
もしガソリンスタンドを売りに出しているとしたら、私はガソリンスタンド経営について最もネガティブな考えを持つ人物と取引をしたい。
悲観主義にまみれた相場は、本来の価値よりも下がっていきます。
そのような時こそ積極的に行動するべきだとバフェットは語っています。