
「お金持ちになりたい!」と誰でも考えますよね。
お金がないと苦労しますし、お金さえあれば何でも欲しいものが買えます。
その一方で「お金はいらない」「お金なんてない方がいい」という意見もあります。
そこで今回は、お金にまつわる名言を集めてみました。
人生における大事な格言ばかりなので、プライベートやビジネスで活かしてください。
お金にまつわる名言集
富とは海水のようなものだ。
飲めば飲むほど渇きを覚える。
<哲学者 ショーペンハウアー>
この名言はとてもわかりやすい比喩だと思います。
「お金はいくらあっても足りない」と言われることもありますが、まさにそれを表現した名言ですよね。
お金がないから何もできないという人は、お金があっても何もできない。
<阪急東宝グループの創業者 小林一三>
この名言は実業家らしい言葉だと思います。
行動できない理由をお金のせいにする人は、結局お金があったとしても、何もできないのです。
お金が欲しいんじゃない。
ただ素晴らしい女になりたいの。
<女優 マリリン・モンロー>
これは仕事に対する価値観を語った名言だと思います。
「お金を稼ぐために働く」というのは貧乏人の考えだと言われています。
賢者は仕事をする目的があり、その副産物としてお金を受け取っているのです。
わずかな金で満足すること。
これも一つの才能である。
<詩人 ジュール・ルナール>
贅沢をしなければ、意外とお金は使いません。
「お金がある=幸せ」ということではないのです。
つまらぬ財産を持つより、立派な希望を持つほうがまだマシだ。
<作家 ミゲル・デ・セルバンテス>
人生の幸福度は「生きがい」で決まります。
好きな人がいたり、未来への希望があったり、夢があったりすると、人間は生きがいを感じるのです。
20代の頃より10倍金持ちになった60代の人を見つけるのは簡単だ。
だがそのうち誰も「10倍幸せになった」とは言わないはずだ。
<作家 バーナード・ショー>
これは真理を得た名言ですよね。
確かに「10倍幸せになった」という人はいないかもしれません。
そのことからも、お金が全てではないことがわかりますよね。
財布が軽くなるほど、心が満たされる。
<詩人 ヴィクトル・ユーゴー>
お金というのは、人生を狂わせる可能性があります。
つまり色々面倒事が増えてしまうのです。
お金に振り回される人生なんてまっぴらですよね。
お金を持っていないほど面倒が少なくなるので、人生は満たされていくのです。
楽しみに金のかからない人が、最も裕福な人である。
<作家 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー>
お金のかかる遊びも悪くないですが、そのような遊びはすぐに飽きてしまいます。
- 図書館で借りた本を読む
- 友人とトランプをする
- 海辺でゆっくり釣りをする
このような質素倹約な遊びの方が、意外と長続きして、幸福度も高いのです。
尊厳を保つためには、金は必ずしも必要ではない。
<弁護士 マハトマ・マガンジー>
お金というのは、その人の外観(お金持ちという印象など)を形成しますが、大事なのは内側(人間性)なのです。
どれだけお金を持っていたとしても、人間性が貧しければ、絶対幸せにはなれないのです。
一人の人間の命は、地球で最も豊かな人の財産よりも100万倍の価値がある。
<革命家 チェ・ゲラバ>
人間の命はお金で買うことができません。
この事実だけでも、生命の価値が理解できますよね。
貧しさは「貧しい」と感じるところにある。
<哲学者 ラルフ・ワルド・エマーソン>
たとえ貧乏な暮らしをしていたとしても、楽しければ良いと思います。
幸せと感じるなら、それで良いと思います。
気持ちが貧乏になってはいけないのです。
金銭は独立の基本なり。
これを卑しむべからず。
<教育者 福沢諭吉>
大人の定義は色々ありますが、金銭的に独立することも定義の一つだと思います。
いつまでも親に頼るのはやめましょう。
「貧乏は恥ではない」というのは、全ての人が口にしながらも、誰一人心では納得していない。
<航海士 オットー・フォン・コッツェブー>
この名言は辛辣ですが、的を得ていますよね。
「貧乏=不幸」ではありませんが、それは気の持ちようなのかもしれません。
最高の賢者さえも、金を取りに来る人間よりは、金を持ってくる人間を歓迎する。
<科学者 リヒテンベルク>
これはギバーとテイカーの話だと思います。
ギバー(giver)とは「人に惜しみなく与える人」のことを言いますが、 テイカー(taker)とは「自分の利益を優先させる人」のことを言います。
テイカー(taker)の人は不幸になってしまうので注意しましょう。
金だけが人生ではない。
だが金がない人生もまた、人生とは言えない。
<作家 サマセット・モーム>
「確かにその通り…」と納得してしまう名言だと思います。
お金がすべてではありませんが、ある程度の生活をするためにはお金が必要です。
やっぱり「財産ゼロでOK!」というわけにはいかないのです。
金は肥やしのようなもので、撒かなければ役に立つことはない。
<哲学者 フランシス・ベーコン>
お金とは何なのでしょうか?
その答えは「ツール」です。
お金自体には何も価値がないので、使わなければ意味がないのです。
金持ちにはセンスが必要なのだ。
<小説家 バルザック>
たとえお金持ちになったとしても、それで優雅な生活が送れるわけではありません。
お金をどう使うかが重要なのです。
収入は靴のようなものだ。
小さすぎれば我々を締め付け、大きすぎればつまずきや踏み外しの原因となる。
<哲学者 ジョン・ロック>
これはお金に関する名言の中でお気に入りの言葉です。
比喩としても素晴らしく、内容が簡潔で、意味もわかりやすいです。
歴史的な偉人「ジョン・ロック」らしい名言だと思います。
財産は来るもので、作るものではない。
<フォードモーター創業者 ヘンリー・フォード>
お金は追いかければ逃げていきます。
お金を引き寄せるためには、社会に貢献すれば良いのです。
そうすればお金の方からやってきます。
多額の金が絡んでいるところにおいては、誰も信用しないのが賢明です。
<小説家 アガサ・クリスティ>
ビジネスや遺産相続など、お金が絡む場面で、相手の本性は出てきます。
それまでの信用が通用しないので、十分注意しましょう。
金を貸してはならない。
貸せば金を失う上に、友も失う。
<作家 ウィリアム・シェイクスピア>
この名言はとても秀逸ですよね。
確かにお金を貸すことはトラブルの元になります。
それによって友達を失う可能性すらあるのです。
金儲けの上手い人というのは、無一文になったとしても「自分自身」という財産を持っている。
<哲学者 アラン>
これはなかなか気付かないかもしれませんが、知識や経験というのは財産になるのです。
一生懸命頑張って努力した結果は、お金になって現れるかもしれませんが、目に見えない内なる財産も蓄えられているのです。
貧者は昨日のために今日働き、富者は明日のために今日働く。
<思想家 二宮尊徳>
これは考え方の話にも繋がりますが、貧乏人と金持ちの発想は真逆だと言われています。
例えば貧乏人は資産を使ってしまいますが、お金持ちは資産を増やしていきます。
貧乏人は「お金を貯めなさい」と言いますが、お金持ちは「お金を使いなさい」と言います。
この本質が理解できなければ、いつまでたってもお金は増えないのです。
これを理解するためには、お金に関する名著と言われている「金持ち父さん貧乏父さん」を読むのが良いでしょう。

女房と財布は勤めて隠しておけ。
あまり人に見せびらかすと、1日借りられる恐れがある。
<政治家 ベンジャミン・フランクリン>
アメリカの政治家らしいウィットに富んだジョークですよね。
お金持ちをアピールすると泥棒に入られ、綺麗な奥さんを自慢すると浮気されてしまうのです。
あなたが欲しいものを買ってはいけない。
あなたに必要な物を買いなさい。
<政治家 マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス>
物欲は限りがないので、欲しいものを買っていては際限がありません。
購入する前に「本当に必要なモノなのか?」を考えるようにしましょう。
金を稼ごうと思ったら、金を使わなければならない。
<劇作家 ブラウトゥス>
まさに資本主義を要約した名言だと思います。
資本を投資するからお金が稼げるのです。
リスクを取らずに大金が稼げることはありません。
楽して稼げるなんて発想は捨てましょう。
金のない男は、帆のない船だ。
<スウェーデンのことわざ>
これはとても秀逸な名言ですよね。
帆のない船というのは、どこに行くかわかりません。
お金がない人生では、着地が見えないのです。
神がお金についてどう思っているかを知りたいなら、神がお金を与えている人を見よ。
<ユダヤのことわざ>
「神様がお金を与えている人」というのは、世の中に貢献している人だと思います。
たくさんの人から便利だと思われたり、感謝されている人の元にはお金が集まるはずです。
つまり売上とは、他人から感謝された数字がお金として現れているのです。
お金は善である、非常に良いことであると、考えるべきです。
<思想家 ジョセフ・マーフィー>
日本人は「お金に執着するのは卑しい」とか「お金持ちは悪」という教育をされているので、お金を稼ぐことにネガティブな印象を持っています。
しかし「お金=悪」という方程式はないので、まずは考えを改めるようにしましょう。
証券会社のレポートは読みません。
理髪店へ行って「散髪した方がいいかな?」と聞くようなものだからです。
<投資家 ウォーレン・バフェット>
これはバフェットらしい皮肉が入った名言ですよね。
ビジネスにおいてはポジショントークされるだけなので、最終的には自分で決めるべきなのです。
風が吹けば桶屋が儲かる。
<ことわざ>
世の中は巡り巡っています。
ビジネス環境の変化によって、どこが儲かりそうかを見極めましょう。
遠くて知らないものには手を出すな。
<ことわざ>
- 儲かりそうな投資話
- 仮想通貨や暗号資産
なんとなく儲かりそうな話は巷にあふれています。
しかしその内容をきちんと理解している人は少ないと思います。
知らないものに手を出すと手痛いしっぺ返しを食らうのです。
まとめ
ここまでお金についての名言をご紹介してきました。
生きる上で、お金に関わらず生きていくことはできません。
なので、お金に関して毛嫌いせずに、「お金とは何なのか?」「どう使えばいいのか?」というのを追求してみましょう。
個人的には「お金を活かす」ということにフォーカスした方が良いと考えています。
お金に関する知識は世の中に溢れているので、色々吸収してみましょう。