台所に一匹ゴキブリがいれば、それは他にもたくさんいる証拠なのです。
企業は必ず何らかの課題を抱えています。
問題がない企業など存在しないと心得ましょう!
投資する時には、一定のリスクを負わなければならない。
未来はいつだって不確実だ。
100%儲かる話などありません。
しかし、限りなく100%に近づけることはできます。
そのために知識と経験を身に付けましょう!
定められたロードマップを描くことはできません。
しかし知恵を磨くことはできます。
未来を予測することはとても難しいですよね。
それを予測する為に知恵を磨くのです。
時代遅れになるような原則は、原則ではありません。
投資環境は刻一刻と変化していきます。
生き馬の目を抜くようなスピードなので、小手先の原則ではすぐに古臭くなってしまうそうです。
だからこそバフェットは企業のファンダメンタルに着目した”長期投資”を推奨しているのです。
ビジネスの世界で最も危険な言葉は、五つの単語で表現できます。
「Everybody else is doing it(他の誰もがやっている)」
- みんなが買っている銘柄を購入する
- みんなが扱っている商品を開発する
このようなやり方では必ず失敗します。
他の人の真似を、バフェットは「自殺行為」とバッサリ切り捨てています。
リスクとは自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです。
バフェットにとって、株の下落局面はリスクではありません。
なぜかと言うと、相場が下がっている理由を理解できているからです。
その理由さえわかっていれば、たとえ一時的な暴落だったとしても、何も怖がる必要はないのです。
失敗した場合でも、その経緯を説明できるようにしておきたいと私は考えています。
失敗しない人間など一人もいません。
それはもちろんバフェットも同じです。
誰だって失敗することはあるので、その失敗から何を学び、どう活かすのかが大切だと思います。
小さなことで規律を破ると、大きなことでも破るようになる。
投資の世界では、自分にルールを課すことが非常に重要だと言われています。
- ●●の業種は買わない
- ▲▲%下がったら売却する
- ■■は10年間売らない
このようなルールを守れる人だけが、株式相場では勝者となれるのです。
クラスメイトの一人に投資するとしたら、誰を選ぶか?
これはとても身近な質問ですが難しいですよね。
この質問はバフェットが学生に対して投資を教える時に使う表現だそうです。
学生たちは色々考えて「成績が一番いい人」「最もスタイルがいい人」「特別な才能や資格を持っている人」などを選ぶそうですが、どれも間違った選択だとバフェットは言います。
投資する対象を選ぶ場合は、「一番行動力のある人」に投資すべきだと語っています。
「なぜ自分は現在のこの価格でこの会社を買収するのか?」というお題で一本の小論文が書けないようなら、100株を買うこともやめたほうがいいでしょう。
株式を購入する場合、何かしらの理由があるはずです。
その理由を語れなければ、投資は失敗に終わるでしょう。