大久保利通の名言

大久保利通(1830年~1878年)は薩長同盟を実現した「維新の三傑」と呼ばれる薩摩藩出身の政治家です。

西郷隆盛とは幼馴染でしたが、最終的には幼馴染である西郷と西南戦争(大久保利通は新政府側)で戦う悲運を背負っています。

明治維新を語る上で欠かせない人物と言えるでしょう。


大久保利通の名言

孔子は「過ぎたるは及ばざるが如し」と言われたが、私は「過ぎたるは及ばざるに如かず」と言いたい

この言葉は「孔子は「やり過ぎるのは足りないと同じように良くない」と言ったが、私は「やり過ぎるのは足りないよりももっと悪い」と言いたい」という意味です。

大久保利通は政治家だったので、非常に重要な意思決定をしていました。

そのような立場の人にとって、実行したことは取り返しがつかないケースが多いのです。

なので、実行する前は慎重に熟慮するべきだと語っています。

孔子の名言集は下の記事をご覧ください。


大久保利通の名言

聖人の言といえども時勢によっては全部応用することはできない。

時勢に応じて活用しなければならぬ。

これはつまり、状況に応じて動くことを推奨した名言です。

たとえ優れた戦略や考え方だったとしても、市場環境は変化するので、いつでもそれが通用するとは限らないのです。

岩崎弥太郎の名言

岩崎弥太郎(1834年~1885年)は、土佐出身の実業家です。

坂本龍馬とも交流がありましたが、三菱財閥の創業者なので、三菱銀行、三菱商事、三菱重工などの基礎を築いた人物だと言えるでしょう。


岩崎弥太郎の名言

商法経営の方策は、現在わが国でわが社の右に出づる者はないようにするべく苦心をしている

岩崎弥太郎は新しい国家を作ろうという意気込みに燃えていた維新志士の一人でしたが、倒幕後は政治でなく、実業界で生きることを決めました。

その結果出来上がったのが三菱財閥です。

当時はまだ混乱期で、実業界が成立していたわけでもなく、そこで商売していくことはとても困難だったことが容易に想像できます。

まとめ

ここまで明治維新の動乱期を生き抜いた志士達の名言をご紹介してきました。

ジャンプコミックスとして有名な「るろうに剣心」というマンガも、明治維新の混乱期を描いた剣客漫画です。

このような大人気コミックスとして描かれたり、新撰組のように語り継がれるケースもあります。

どちらにしても、とても魅力的な時代だったことには間違いありません。

維新志士の言葉はどれも芯が強いので、生きる上でもきっと役立つはずです。

仕事やプライベートにも使える格言ばかりなので、ぜひあなたのビジネスに活かしてください。

ちなみに、今回はご紹介しませんでしたが、幕末に活躍した渋沢栄一という偉人もいます。

「日本経済の父」と言われる人物なので、渋沢栄一の名言を知りたい場合には下の記事をご覧ください。




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