大谷翔平選手といえば「二刀流」が代名詞ですよね。
日本プロ野球界だけでなく、アメリカのメジャーリーグでも数々の大記録を打ち立てています。
2022年の大谷選手は、打者として打率.273、34本塁打、95打点をマーク。
投手としても166回を投げて15勝9敗、防御率2.33、219奪三振と、いずれもトップクラスの成績を残しました。
年間2ケタ勝利&2ケタ本塁打は、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりの快挙です。
世界中から注目されているメジャーリーガー大谷翔平ですが、今回は大谷翔平の名言集をご紹介したいと思います。
プロフェッショナルとしての名言が多いので、ビジネスパーソンにも役立つ言葉ばかりです。
ぜひ最後までご覧ください!
大谷翔平の名言集まとめ
野球を始めた小学3年生の時から、自信を持って「僕はプロ野球選手になる」と言い続けてきた。
そして、一度として「プロ野球選手になれないんじゃないか?」と思ったことはなかった。
自己暗示は夢を実現させるために役立ちます。
「コミットメントと一貫性」というのは、とても強い動機付けなので絶対に活用すべきでしょう。
このような心理テクニックを知りたい人は下の記事をご覧ください。
僕がどういう選手になるのかというのは、自分で決めること。
大谷選手は「二刀流」を実現した希少なプロ野球選手なので、周りからの期待感も大きいと思います。
その期待に応えたいという気持ちはあると思いますが、それよりも大切なのは「自分はどうなりたいのか?」ということなのです。
目標があれば頑張れると思います。
こういう風な選手になりたいでもいいと思いますし、甲子園に出たいでもいいですし、レギュラーになりたいでもいいと思います。
そのような気持ちをもってやれば、上手くなれると思います。
目標を設定して、それを外部に公言すれば「コミットメント効果」が発揮されます。
さらに日付を設定すれば「予言自己成就の法則」が発動するので実現可能性も高くなります。
何事にも目標を設定するのは大切だと思います。
真ん中です。
全部真ん中めがけて投げています。
これは「全力で投げる時にドコを狙って投げますか?」という質問に対しての答えです。
自分の力が正直に発揮されるストレート球で勝負したいのでしょう。
ずっと目標にし、それをチームメイトに伝えたり、紙に書いたりしていたからだと思います。
そうやって自分にプレッシャーをかけていないと努力しないので。
これは高校3年の時に「160キロ」を記録した理由について聞かれた時の名言です。
この頃から自分にプレッシャーをかけ続ける「プロフェッショナル」だったことが伺えますよね。
来年の目標はリーグ優勝と日本一。
そして開幕戦で投げてみたい。
自分の目標をみんなに言うことは、心理学で「宣言効果」と呼ばれています。
目標を公言すると、後に引けなくなるの”追い込まれた心理状態”になるのです。
それによってモチベーションが上がったり、潜在能力が発揮される効果が期待されます。
先程「コミットメントと一貫性」という心理効果をご紹介しましたが、大谷選手はこれらを上手く活用しているのだと思います。
175km投げたら肩が危ない。
ただ、不可能ではないと思います。
大谷翔平というプロ野球選手はとんでもない可能性を秘めていますが、175kmの球を投げられる可能性を感じているようです。
本当に「怪物」と言える選手だと思います。
自分がこう投げたい、打ちたい、何勝したいとか。
それを常に心に抱いてプレイしているのは一番楽しい。
一番小さい目標はそこです。
少しずつ短期目標を達成して、それが中期目標になり、長期目標になっていくのです。
あまりに大きすぎる目標は掲げず、一歩ずつ前進するのが大切だと思います。
投手だったら、ずっと憧れていたのはダルビッシュ有さんみたいな選手です。
ストレートも変化球も意のままに操り、マウンドでのオーラというか、打者を圧倒する気迫溢れるピッチングスタイルも好きですね。
ダルビッシュ有も日本球界を代表する投手ですが、当然のことながらメジャーリーグに挑戦しました。
大谷翔平もその背中を追いかけるようにメジャーへ行ったので、これは当然の流れかもしれませんね。
先入観は可能を不可能にする。
「自分には無理だ」「自分には才能がない」と思えば、その通りになります。
しかし逆に「絶対にできる!」「自分の才能は無限大だ!」と考えれば、その通りになるはずです。
このような考え方を心理学では「引き寄せの法則」と呼んでいて、多くのプロアスリートが実践しています。
もちろんビジネスでも使えるテクニックなので、今日から実践していきましょう。
一番ピッチャーって聞いたときも、最初は「これはないな」「これはさすがに無理かな」と思いましたから。
大谷翔平自身も、二刀流がプロ野球で通用するかどうかは疑心暗鬼だったようです。
誰も成し遂げたことがない扉を開けたので、まさにイノベーションだと言えるでしょう。
長打は自分の持ち味なので、しっかりと芯に当てれば、勝手にボールが飛んでいって、長打になってくれる。
大谷選手は、自分の持ち味を活かしているだけと語っています。
自分の長所を把握しているからこそ、プロの世界で活躍できるのでしょう。
ピッチャーをやりながらバッター目線になれるというのは、僕の特徴だし、持ち味かなと思います。
これはとても重要な視点だと思います。
スポーツにおいては対戦相手になりますが、ビジネスにおいては顧客目線に立つということです。
これが成功するための必須要件なので、ビジネスパーソンは肝に銘じておきましょう。
とりあえずはまっすぐを投げますよ。
で打ちにいって…ファールかな。
やっぱり、空振りだけはしたくないな。
これは「ピッチャー大谷 vs バッター大谷ではどうなるか?」という質問に対しての答えです。
やはり自分の強みと考えているストレートで勝負するみたいですね。
謙虚さや負けず嫌いの側面が垣間見える、大谷翔平らしい名言だと思います。
良かった時よりも、悪かった時の方が記憶に残るんです。
自分の弱点があったら、しっかり直していきたい。
過去の失敗を反省することは大切です。
しかしその失敗をズルズル引きずることはやめましょう!
自分で今日はいいな、質が高いなと思った日に、コントロールよくいったボールが打たれた記憶はありません。
スポーツ選手には「ゾーン」という感覚があるようです。
それについて語った名言です。
野球が頭から離れることはないです。
オフに入っても常に練習していますもん。
休みたいとも思いません。
これだけ突き詰めるからこそ、世界トップのプレーヤーになれるのだと思います。
ちなみに、このような考え方をビジネスパーソンに置き換えたら下のようになります。
「仕事が頭から離れることはないです。休日でも常に仕事していますもん。休みたいとも思いません。」
異常な発言に聞こえるかもしれませんが、仕事が楽しくて仕方ないことは伝わってきますよね。
どうせやるなら楽しく働いた方が良いと思います。
ストイックというのは、練習が好きではないと言うか、仕方なく自分に課しているイメージ。
そうではなくて、僕は単純に練習が好きなんです。
大谷選手は本当に野球が好きなんだと思います。
それが伝わってくる名言ですよね。
努力してないってわけではないんですけど、自分が「やりたい」と思える練習であれば、努力だと思っていない。
大谷翔平曰く、面白くないのが「努力」であり、面白いものは「やりたいこと」だそうです。
練習を誰かと一緒にやるのは嫌です。
トレーニングを見られるのも嫌です。
なぜこのように言うのかといえば、相手に合わせなければいけなくなるからです。
一人で練習したほうが最大パフォーマンスを追及できると、大谷選手は考えているのです。
悔しい経験がないと、嬉しい経験もないということを、あの時に知ることができました。
これは中学生時代に全国大会へ出場したことを振り返った名言です。
小学校の頃には結果が出なかったそうですが、それをバネにして中学時代へ繋げたのです。
運転技術の未熟な人が、高性能のスポーツカーを運転して「うまく操作できるのか?」って言われたら、すぐには難しいと思うんです。
これは肉体が技術に及ぼす影響について語った名言です。
プロアスリートなので、やはりカラダが基本だということです。
重要なことは、僕の成功(二刀流)が、優勝へ結びつくのかどうかということです。
大谷翔平の代名詞といえば「二刀流」ですが、それにこだわってチームが負けるのでは仕方ありません。
野球はチームスポーツなので、チームの勝利が最優先となるのです。
変わる時は本当に一瞬で変わる。
地道な努力も必要ですけど、閃くきっかけが欲しい。
これは意外でしたが、一流のプロアスリートでも、一瞬で変わることがあるそうです。
ビジネスでもアイデア次第で事業が急成長することはありますよね。
どうやらそれと同じのようです。
色々な選手の投げ方や打ち方を見て、「次の練習でこういうことをやってみよう」とか「この人のこういうところを真似してみよう」とか研究しています。
大谷選手は動画を使って研究するのが大好きみたいです。
これは野球が上手くなりたい人も真似できることなので、ぜひ今日から実践していきましょう。
その日に起きた良かったこと、悪かったこと。
自分が感じて「次にこういうことをやろう」という内容を、iPadへ書き込むようにしています。
これはとても良い習慣だと思います。
人間はその日に起きた2/3の出来事を忘れてしまいます。
なぜかと言えば、短期記録と言われている「海馬」に格納してしまうからです。
それを長期記憶と言われている「側頭葉」に格納するためには、文字に書き起こしたり、何度も発声するなど、繰り返しの作業が有効的なのです。
勝てるイメージが湧いてこない。
どうやって勝っていたのか正直わからなくなりました。
これは2016年シーズンについて語った名言です。
大谷翔平選手は順風満帆にプロ生活を送ってきたように思われがちですが、苦しい時期もあったそうです。
しかしこのような失敗体験があるからこそ、大きな成功体験へ繋がるのだと思います。
どうしてできないんだろうと考えることがあっても、これは無理、絶対にできないといった限界を感じたことは一度もありません。
これは壁について語った名言です。
同じプロ野球選手のイチロー選手も語っていますが、壁は乗り越えられるからこそやってきます。
例えば「東大受験」という壁であれば、東大を受けられるレベルのある人にしかやってきません。
「プロ野球投手として一勝する」という壁も、そのレベルで戦える人にしか訪れません。
つまり、壁を乗り越えられる可能性があるからこそ、自分の前に壁は立ちはだかるのです。
試合で3番とか4番を打たせてもらっていたら、バッターとしての自分がどんどん良くなっていくのを感じました。
重要なポジションにいる人は、他の人よりも責任感を感じたり、成功させるために一生懸命頑張るはずです。
それが結果的に自分の成長へと繋がっていくのです。
スティーブ・ジョブスの言葉は元気をくれます。
だから自分が思い悩んでいることが、すごく小さなことだと思えたりする。
アップルコンピューター創業者のスティーブ・ジョブズが好きだとは意外ですよね。
ジョブスは偉大なイノベーターなので、共感する部分があるのかもしれません。
スティーブ・ジョブズの名言集は下の記事をご覧ください。
打ち込まれると僕もモヤモヤしているんですけど、普通の投手なら一週間空くところ、僕はすぐに挽回のチャンスがある。
これは二刀流のメリットについて語った名言です。
投手として失敗しても、打者として挽回するチャンスがあるから、プロ野球選手としては有利だと語っています。
人と同じこと。
僕はそれが嫌いなタイプなんです。
偉業を成し遂げるためには、人と違うことをしなければいけません。
大谷翔平にはそのような感覚があるのでしょう。
160kmを言い始めた時、周りは無理だろうと思っていたみたいですが、無理だと思われていることにチャレンジする方が、自分はやる気が出るんです。
これは大谷選手の負けず嫌いが表現された名言ですよね。
プロ野球選手はプロフェッショナルなので、絶対に負けず嫌いの方が実績を残せるはずです。
特に幕末が好きですね。
日本が近代的に変わっていくための新しい取り組みが多くて、歴史的に見ても大きく変わる時代。
革命や維新というものに惹かれるんです。
幕末は世の中が変革するタイミングでした。
かなりカオスな時代でしたが、そのぶん志を持った人が多かったので、共感する部分が多いのでしょう。
幕末に活躍した吉田松陰の名言は下の記事をご覧ください。
野球自体が僕の中で、今の時点での生きがい、活力になっています。
仕事という位置付けはあまり持っていません。
仕事が生きがいなんてカッコイイですよね。
ビジネスパーソンもこのような感覚を持つべきだと思います。
誰も見ていないところで野球をやっても全く面白くないと思います。
自分のプレイで喜んでくれる人がいるのが、今の僕の楽しみです。
確かに観客がいないと、プレーする選手は面白くないはずです。
この名言を見る限り、プロ野球もサービス業なのでしょう。
去年より後退することはありえないし、してはいけない。
1年というスパンでみても良いと思いますが、できればデイリー(1日)で見るべきだと思います。
昨日よりも今日、今日よりも明日…、という具合で成長できているのか、日々確認しましょう。
他人がポイって捨てた運を拾っているんです。
これは大谷選手が積極的にゴミ拾いしている理由について語った名言です。
ゴミを見つけることが楽しみに変わる「大谷流のやり方」なのだと思います。
やっぱり、栗山さんが監督だったということは、僕の中ではすごく大きかったです。
大谷選手がプロ野球入りした時、北海道日本ハムファイターズには栗山監督がいました。
この時、二刀流としてやるかは議論になったのですが、普通の監督だったら投手か打者に専念させていたはずです。
しかし栗山監督は大谷選手の素質を見抜いて、二刀流でやることを進言したのです。
そう考えた場合、野球監督がもたらす影響は非常に大きいと思います。
同じく偉大な監督として実績を残した野村克也監督の名言集もご覧ください。
二刀流の取り組みに否定的な人たちの考えを変えたいとも思わない。
人の考えは変えられないので、自分が面白ければいいかな。
人類史上最高の野球選手となりつつある大谷翔平ですが、二刀流がこれから先どのような歴史を作るか楽しみです。
無理だと思わないことが一番大事だと思います。
無理だと思ったら終わりです。
これと同じ名言を、スラムダンクの安西監督が語っています。
アニメや漫画の名言集は下の記事をご覧ください。
イチローさんの決勝タイムリーはすごく印象に残っていますし、あの時のイチローさん本当にかっこいいなって純粋に思いました。
これは2009年WBC決勝について語った時の言葉です。
やはり日本を代表する伝説のプロ野球選手といえばイチロー選手ですよね。
イチロー選手の名言集は下の記事をご覧ください。
自転車に乗って「すごいだろ」と言ったところで、誰も褒めてくれない。
野球選手は誰もがなれるものではないですよね。
だから僕も目指した。
そういったことの究極の延長線上にあるのが、アメリカでの二刀流だと思います。
大谷選手が二刀流にこだわる理由がわかる名言ですよね。
このような考え方があってこそ、今の活躍があるのだと思います。
トップアスリートの名言から学ぼう!
ここまで大谷翔平選手の名言集をご紹介してきました。
日本のみならず世界で活躍しているトップアスリートなので、その言葉からは学ぶべき部分が多かったはずです。
世界のトップアスリートは、様々な格言を残しているので、もし気になる人は下の記事をご覧ください。