出光興産創業者 出光佐三の名言33選!海賊と呼ばれた男の言葉

出光佐三(いでみつさぞう)と言えば、東京証券取引所のプライム市場に上場する大企業『出光興産株式会社』の創業者ですよね。

「IDEMITSU」の看板が立ったアポロステーション(ガソリンスタンド)は、街中でも良く見かけると思います。

小説家 百田尚樹が書いた「海賊と呼ばれた男」では、荒々しい経営をする破天荒な人物として描かれていましたが、一体どのような人物なのでしょうか?

海賊と呼ばれた男
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そこで今回は、伝説の経営者『出光佐三』の名言集をご紹介したいと思います。

出光佐三の名言集を見れば、その人物像が理解できるはずなので、ぜひ最後までご覧ください。

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出光佐三の経歴

1885年 福岡県赤間村(現・宗像市)に生まれる

1905年 神戸高等商業学校に入学

1909年 酒井商店に入店

1911年 25歳の時に出光商会を創立し、石油類の販売を開始。

1914年 満州の販路を開拓

1920年 朝鮮の販路を開拓

1922年 台湾の販路を開拓

1935年 華中に販路を拡大

1936年 華北&華南に販路を拡大

1937年 貴族院議員に選任される

1938年 日章丸就航(一隻目)

1939年 中華出光興産設立、満州出光興産設立

1940年 出光興産株式会社設立

1945年 終戦により海外全店閉鎖

1947年 出光商会は営業停止し、出光興産に業務を引き継ぐ

1951年 日章丸就航(二隻目)

1959年 ソ連原油を初めて輸入

1966年 社長を退任し会長に就任

1972年 会長を退任し店主に就任

1981年 出光佐三逝去(95歳)

出光佐三の名言集まとめ

出光佐三の名言1

出光は創業以来『人間尊重』を社是として、お互いが切磋琢磨してきた道場であります。

出光の社是は『人間尊重』です。

出光佐三は「人を愛して、人を尊重せよ、そして働け」と語っていました。

まさにそれを言い表したような社是だと思います。


出光佐三の名言2

人を育てる根本は愛である。

出光佐三は「愛とはいかなる場合にも、自分を無私にして、相手の立場を考えること」だと語っています。

このような愛情あふれる会社で育った社員は、会社の資本(=財産)になると言ったのです。


出光佐三の名言3

家族肉親の愛は最高のものです。

学問や理論や哲学で説明できません。

あらゆるものを超越した人間の基本的あり方です。

そういう愛情を基礎にしたものが家族温情主義です。

出光佐三は、愛情という絆で結ばれた社員が、最大の力を発揮して、会社へ貢献してくれると信じていました。

経営者の都合で整理解雇する現代的な経営について、それは「利己主義」であると釘を刺したのです。

一人や二人出来の悪い人がいたとしても、その人が独り立ちするまでサポートするのが家族温情主義だと語たったのです。


出光佐三の名言4

人間尊重主義は、まず尊重すべき人間を養成せねばならぬ。

出光佐三にとって、最も重要な経営資源は「ヒト」でした。

人間こそが全てのビジネスの基礎になると考えていたのです。


出光佐三の名言5

働け、そして質素にせよ。

贅沢をするな。

働いて、自分に薄く、その余力をもって人のために尽くせ。

これは出光佐三の父親が、出光佐三に伝えた名言です。

父からの教えを体現したのが出光商会だそうです。


出光佐三の名言6

金は儲けなかったが、事業は理想的に伸びた。

これは出光商会のビジネスが飛躍したタイミング(転換期)を回想した時の名言です。

機械油を売っていた出光佐三は、全く売れずに店じまいしようと考えていました。

※実際、出資者にそのような相談をするような状況でした。

そんな折、自動車に乗る機会があったので、出光佐三は自動車や漁船、運搬専用の燃料油に注目したのです。

今後の成長産業であれば、そこで使われる燃料は必ず売れると思ったのです。

そのタイミングで運よく戦争が起こり、燃料油の不足と同時に、漁船の休業が相次ぎました。

そこで出光佐三は薄利でも燃料油を提供し、漁船が休むことなく操業できるように支援したのです。

これこそが、出光佐三の考える「商人としての使命」なのです。

※最後まで読むと↑の意味がわかります。

この結果、漁船関係者から大きな信用を得て、顧客数を激増させたのです。


出光佐三の名言7

我々は主義に妥協なしとの建前より、主義主張を曲げざるため、多くの敵を作った。

出光佐三は『信念の人』なので、自分が正しいと考えたことを貫きました。

例えば、漁船が休むことなく操業できるように、薄利で燃料油を提供したこともそうです。

これまで燃料油を売って儲かっていた競合他社からすれば、出光佐三の行為は迷惑極まりなかったのです。


出光佐三の名言8

私は真剣勝負だ。

しくじりをやれば命を取られ、店は潰れる。

それだからいつも真剣を抜いてやっておる私と、仕事の立場上真剣の抜けない支店長、支配人あたりが会得するものとの間に、どうしても越すことのできない壁がある。

これはとても心に響く名言ですよね。

竹刀で斬り合うのと、真剣で斬り合うのでは、緊張感が全く違うはずです。

もちろんそこから得られるものも違ってくるでしょう。


出光佐三の名言9

仕事も人間が本位である。

資本よりも人間である、組織よりも人間である、規則や法律というものも人間によって生きる。

これは出光佐三の経営理念とも言える名言です。

ビジネスを成功させるためには、資本金よりも優れた組織よりも、その中にいる人間が一番大切なのです。


出光佐三の名言10

金持ちの金は借りるな。

人間がしっかりしておれば、金は自然に集まる。

これは借金を批判しているのではなく、そのやり方について語った名言です。

金を借りる側はどうしても弱い立場になるので、足元を見られてしまいます。

しかし、地に足ついたビジネスをしていれば、その噂が色々の所まで届き、自然と金が集まるようになるのです。




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