副業解禁されたおかげで、選択肢が広がってサイドビジネスがしやすくなりました。
会社に勤めているサラリーマンでも、多くの人が副業を始めているかもしれません。
もちろん仕事の合間にすることはできませんが、帰宅後のプライベートタイムであれば自由に副業することができます。
その機会を活かして、将来は独立起業することも決して夢ではありません。
そこで今回は、「副業×独立起業」という話題を軸に解説していきたいと思います。
目次
独立起業するために必要なこと
副業を検討しているサラリーマンは、その先に「独立起業すること」を視野に入れているかも知れません。
そのような流れで独立開業を考えているなら、色々なモノを事前に準備しておかなければいけません。
それは業種や事業規模によって異なるので、まずは情報収集していきましょう。
まず最初にやるべきことは、事前に仕事を経験しておくことです。
全く未経験の仕事でいきなり独立起業するのは、非常にリスクが高いと思います。
もしそのような状況であれば、まずは副業として始めてみることをお勧めします。
副業として始めた場合、個人事業主(フリーランス)なるので、独立起業を目指すための地ならしには最適だと思います。
また自分1人であれば低資本で始められるので、余計な人件費もかかりませんし、時間的制約も少なく、自由度が高いことも特徴的です。
ただし、業種によっては事務所や店舗を持つことが最低条件になったり、資格、専門知識、スキルなどが必要になる仕事もあるでしょう。
例えば、エステやネイルサロンを開業する場合には、施術テクニックやスキルを学ぶことが必須になってきます。
他にも、経営ノウハウや仕入れルートの確保も儲かるポイントになるでしょう。
このような準備が必要なので、まずは自分のやりたいことを絞り込むことが大切です。
やりたいことを実現するために、
- どんな資格が必要か?
- どんな設備が必要か?
- いくら資金が必要か?
などを考えて費用を算出しておきましょう。
コストを出すには見積もりを取るのが一番確実な方法と言えますが、それには適正価格を知っておく必要があります。
このようなケースでも就業経験は役に立ちます。
色々な要素があるので、「まずは副業で試してみる!」ほうがリスクが小さく済むかも知れません。
クレジットカードを作っておく
独立起業した後にクレジットカードを作ろうとしても、なかなか与信が通らないケースがあります。
会社員としての後ろ盾が無くなってしまうので、社会的な信用が落ちてしまうのです。
なので、独立開業する前に必ずクレジットカードを複数枚作っておきましょう。
まずは誰でも作れると噂の楽天カードを作っておきましょう。
ポイントも還元されるので、作って損することは無いはずです。
そして備品の調達に便利な「Amazonビジネス」への登録も忘れてはいけません。
リンクを貼っておくので、まずは手続きしておきましょう。
副業から起業する場合の注意点
副業から起業するときの注意点としては、とにかく開業資金がかかりすぎないようにすることです。
たとえ副業であっても、”これはビジネスなんだ!”と認識して、上手く収支をやりくりすることが大切になります。
副業だからといって予算オーバーすることは決して良くありません。
サラリーマンの場合には本業で安定した収入があるので油断しがちですが、ビジネスは儲からなければ意味がありません。
つまり、「副業だけに注力した場合でも、きちんと黒字になるのか?」ということを精査する必要があるのです。
この辺りをおろそかにすると、長い目で見た場合、失敗しやすくなるので十分注意しましょう。
副業の赤字を本業で補填するようでは、いつまで経っても稼げないままです。
”本業の収入はあくまでも別”と割り切ることによって、きちんとビジネスが独り立ちしていきます。
失敗しない為のポイント
副業で失敗しやすい例というのは、
- 事業として捉えない
- お金の管理が甘い
- 赤字を放置する
などのケースになります。
自分は「副業だから…」という軽い気持ちだったとしても、相手はそう思いません。
なので、相手の温度感や、仕事の規模感にも注意しましょう。
始めから大きな仕事をしてしまうと、失敗した時に”損害賠償”を請求される場合もあるのでリスクが大き過ぎます。
万が一失敗したときの損失リスクが大きい場合、再起することが難しくなります。
起業当初は自宅兼事務所でできる仕事などを選んで、極力少ない資金で始められるビジネスを選択するのが良いでしょう。
仕事に慣れてきてから大型案件を受注すれば、失敗するリスクが小さくなるはずです。
業務委託は副業に向いている
業務委託とは、社内で行っている業務の一部を外部に依頼(外注)することをいいます。
この外注先は様々ですが、近年では個人のフリーランスが請け負うというケースも多く、色々な人がフリーランサーとして活躍しています。
つまり、企業側にも「副業フリーランスを活用したい!」というニーズがあるのです。
もし副業したいのであれば、このような業務委託という働き方を選択するのが最有力だと思います。
自分のできる範囲で業務を請け負うことが一般的なので、事前に準備するものや、多くの資本金も必要ありません。
その業務をこなすだけのスキルや知識があれば十分なのです。
まさにスモールビジネスですが、スモールスタートできるので安心感があります。
一般的に外注などは業務委託に含まれますが、派遣社員や契約社員は業務委託に含まれないので、あらかじめ理解しておきましょう。
副業とはいえ”ビジネス”である
業務委託には、
- 部分委託
- 全面委託
の2種類があります。
全面委託は案件規模が大きくなりがちなので、個人的な副業であれば部分委託から始めることが賢明だと思います。
部分委託であれば短時間&短期間で終わることが多いので、本業への影響も少なくて済みます。
このような業務委託は既にあるノウハウや顧客を引き継ぐ形で行うことが一般的なため、何かをゼロベースで立ち上げる必要もありません。
そのため、業務委託は副業に向いていると言えるのです。
ただし、”副業”といってもビジネスには変わりありません。
業務委託として仕事を受託するのであれば、しっかりとタスクを納品して、クライアントを満足させなければいけません。
「本業が忙しくて締め切りに間に合わなかった…」なんて言い訳は通用しないので、自分でスケジュール管理することは最低限必要になるでしょう。
他にも、仕事として受けることを考えると、ある程度の基準をクリアした品質(クオリティ)を納品することも求められるはずです。