
人は何かを成し遂げたい場合、一生懸命に努力すると思います。
しかし、その努力が報われなかったり、努力することを無駄だと考えてしまうことがありますよね。
そのようなあなたを勇気づけてくれる言葉が、世の中にはたくさんあるのです。
そこで今回は、努力を推奨する名言や格言をご紹介していきたいと思います。
座右の銘にできる「短い言葉」を厳選したので、ぜひ最後までご覧ください。
努力を推奨する名言一覧
一生懸命やって勝つことの次にいいことは、一生懸命やって負けることなんだ。
<モンゴメリ>
人間が努力するのは、何らかの成果を残したいからだと思います。
それで期待通りの結果が出せれば良いですが、もし成果が残せなかった場合、落胆してしまうかもしれません。
しかし、それでも良いのです。
結果的に「成功しないやり方を発見した!」と考えれば、それも一つの進歩だと思います。
命ある限り、希望はあるものだ。
<セルバンテス>
努力してもなかなか成果が出ないと、落ち込んでしまうかもしれませんが、人生はとても長いものです。
たった数年の努力が報われなかったとしても、まだ十分望みがあるので、挫けずに頑張りましょう!
自分で自分の価値を過大評価しないように。
<バートランド・ラッセル>
自分のことを過大評価してしまうと、努力するのを怠ってしまいます。
人間は本来怠け者なので、それでは駄目なのです。
常に向上心を持つようにしましょう。
諦めは日常的な自殺である。
<オレノ・ド・バルザック>
「自殺」という言葉を用いることで、大きなインパクトを与えてくれます。
諦めるということがどれほど愚かなことなのか、再認識させてくれる言葉だと思うので、座右の銘にもピッタリだと思います。
大事をなさんと欲せば、小なることを怠らず勤むべし。
小つもりて大となればなり。
<二宮尊徳>
「勉学の神様」と呼ばれている二宮尊徳(二宮金次郎)が残した名言です。
偉業を成し遂げたいと思うのであれば、毎日努力することが欠かせません。
それが積もり積もって大事となるのです。
高く登ろうと思うなら、自分の足を使うことだ。
高い所へは他人によって運ばれてはならない。
<ニーチェ>
この名言は、まさに努力する大切さを教えてくれる言葉だと思います。
裏口入学など、楽して目標達成するやり方はあるかもしれませんが、それをしたところで自分の身になりません。
そのようなやり方では、決して大成することができないのです。
身の丈に合っていないポジションでは、本領発揮することができません。
そのようなやり方は、結果的に自分自身を苦しめることになるのです。
できぬと思えばできず、できると思えばできることが随分ある。
<三宅雪嶺>
この名言は真理を突いている言葉だと思います。
人間は自分の限界を勝手に設定しますが、その気になれば、意外と何でもできてしまうのです。
自分自身の能力を過小評価している人が多いので、それは注意すべきことだと思います。
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。
<井上靖>
居酒屋にいるサラリーマンは、会社に対する愚痴や不満ばかりを語っていますよね。
起業家が集まると、お互い将来のビジョンを語り合います。
どちらが仕事を楽しんでいるか、一目瞭然ですよね。
人生は自分の努力や意思で決められるのです。
努力の成果なんて目には見えない。
でも、紙一重の薄さも重なれば本の厚さになる。
<君原健二>
少しずつ、毎日一歩ずつでも前進すれば、誰でも偉業を成し遂げることができるはずです。
コツコツと努力しましょう!
何が起ころうとも、まさに自分の精神力でそれを良い方向に向けていくのは、私達の努力次第なのです。
<ラビンドラナート・タゴール>
諦めるのは簡単です。
しかし現状を嘆いても仕方ありません。
一生懸命に努力して、自分で人生を切り開くしかないのです。
人間は負けるように作られていない。
そりゃあ、人間は殺されるかもしれない、けれど負けはしないんだぞ。
<アーネスト・ヘミングウェイ>
ヘミングウェイらしく、不器用かつ男らしい名言だと思います。
たとえ殺されたとしても、自分の信念を貫いていれば、それは生き様として刻まれます。
一番大切なことは、自分の中の信念を貫くように努力することなのです。
何もかもがうまくいくはずないのだから、何もかもうまくいかせようとするのは、方法論として間違った考え方だ。
<阿佐田哲也>
一見すると努力を否定するような言葉に見えますが、実はそんなことありません。
努力が実ることもありますし、いくら努力してもその成果が出せないことも現実にはあるのです。
なんでもかんでもパーフェクトにこなすのではなく、ある特定分野のプロフェッショナルを目指しましょう。
一日一生。
一日は貴い一生である。
これを空費してはならない。
<内村鑑三>
「人生は長い」と言われますが、それは考え方次第だと思います。
確かに80歳まで生きると考えた場合、今日一日の価値が下がるかもしれませんが、「今日一日しか生きられない」と考えた場合はどうでしょうか?
きっと今日一日の過ごし方が変わると思います。
毎日一生懸命に努力して、充実した人生を過ごしましょう。
この世に「雑用」という用はありません。
私たちが用を雑にした時、雑用が生まれるのです。
<渡辺和子>
今やってる努力が報われるのか不安になりますよね。
それは仕事でも同じだと思います。
御用聞き営業のような役割や、書類の印刷などの雑用は、果たして意味があるのでしょうか。
そのような雑用を活かすも殺すもあなた次第だと思います。
未来のことはわからない。
しかし、我々には過去が希望を与えてくれるはずである。
<ウィンストン・チャーチル>
未来がどうなるかは誰にもわかりません。
しかし過去に努力した成果は、きっと明るい未来を作ってくれるはずです。
そう考えた場合、努力することの大切さが理解できるはずです。
チャーチルの名言集は以下の記事をご覧ください。
大きな樅(もみ)は、唯だ嵐の強い場所にばかり成長する。
<ヴィクトル・ユーゴー>
嵐が強い場所とは「過酷な職場」と言い換えることもできるでしょう。
外資系コンサルなど、過酷な職場で生き残るためには、健康な身体はもちろんですが、それ相応の知識を身につけておかなければいけません。
そのために努力することは必要不可欠なのです。
そこで耐えうる努力をした人だけが、成功を掴み取ることができるのだと思います。
どんな芸術家でも最初は素人だった。
<エマーソン>
「自分はやったことないから…」とか「経験したことがないから…」と言い訳する人を度々見かけます。
しかしよく考えてみると、誰もが最初は素人だったはずです。
やったことがないことでも果敢に挑戦して、そこで失敗を繰り返すことで、徐々にプロフェッショナルへと成長していくのです。
トマトにねぇ、いくら肥料をやったってさ、メロンにはならねんだなあ
<相田みつを>
数学が苦手なのに、それを一生懸命に頑張っても意味がありません。
今の仕事が合っていないのに、がむしゃらに頑張っても意味がありません。
それでは”ただの凡人”になってしまうのです。
自分の得意分野と呼べる長所だけを伸ばしましょう。

花が花の本性を現じたる時、最も美なるが如く。
人間が人間の本性を現じたる時は、美の頂点に達するのである。
<西田幾多郎>
どのように努力すれば開花するのか?
それは「プロ論」と呼べるでしょう。
自分が最も美しく咲けるような分野に努力を集中させましょう。
己自身を低く評価するものは、他人からも低く評価される。
<ウィリアム・ハズリット>
せっかく努力したのに、自分に自信が持てないと、自己評価が低くなってしまいます。
それでは周りから信頼されないので、「努力したことは必ず報われる!」と信じて行動しましょう。
アノネ、がんばんなくてもいいからさ、具体的に動くことだね。
<相田みつを>
一生懸命努力しても、その方向性が間違っている場合、良い成果に結びつきません。
とにかく大切なことは行動することです。
色々考えるよりも、まずは動き出しましょう!
困難に陥った時、切り抜ける手立てになるのは自分の意思だけだ。
<アラン>
人生には様々な困難が待ち受けています。
しかしその壁は必ず乗り越えることができるはずです。
スポーツ業界で活躍したプロ野球のイチロー選手は、以下のような名言を残しています。
「苦悩というものは前進したいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。」
この言葉が示す通り、あとは自分の意思で行動するだけなのです。
死と同じように避けられないものがある。
それは生きることだ。
<チャールズ・チャップリン>
人間には生と死が平等に与えられています。
つまり「生きなければいけない」のです。
そう考えた場合、できるだけ人生を充実させたいですよね。
そのためには自分で努力するしかありません。
「なぜ努力しなければいけないのか?」と考えた時、思い出して欲しい名言なので、座右の銘にピッタリだと思います。
天賦の才能がないといっても悲観すべきではない。
才能がないと思うのならば、それを習得すればいいのだ。
<ニーチェ>
「自分には才能がない…」と嘆く人は多いと思いますが、それは全く問題ありません。
もし本当に自分がやりたいと考えていたり、情熱を傾けられることであれば、何だってできるはずです。
困難に勅命した時に助けてくれる、とても前向きな名言だと思います。
頂上への楽な道などない。
それなら自分なりにジグザグで登ればいい。
<ヘレン・ケラー>
何かを極めようとする場合、それは容易いことではありません。
人によって上達スピードも違うでしょう。
しかし毎日一歩ずつでも前進すれば、必ずゴールに到達できるはずです。
自分のペースで地道に努力していきましょう。
どうして心配するの?
あなたがやれる最善を尽くしたのなら、心配したって事態は良くならないだろう。
<ウォルト・ディズニー>
一生懸命頑張っているのであれば、その努力はきっと報われます。
「なかなか努力が報われない…」と心配する必要などないのです。
そもそも心配したところで、それが改善されるはずもなく、あなたの努力ではどうしようもできない事もあるはずです。
あなたができることは、今目の前の課題に対して全力投球するだけだと思います。
人間は努力する限り迷うものである。
<ゲーテ>
「努力量=成果量」という方程式なのであれば、もっと楽だと思います。
しかし現実は複雑なので、すぐに成果として現れないこともあるでしょう。
そのような時には迷いが生じますが、それはとても自然なことだと思います。
迷いが生じるということは前進している証なので、それも含めて前向きに捉えましょう。
人間は負けたら終わりなのではない。
辞めたら終わりなのだ。
<リチャード・M・ニクソン>
「諦めたらそこで試合終了ですよ。」
これは人気バスケットボール漫画の名作「スラムダンク」に登場する安西監督の言葉です。
このような有名な言葉もありますが、諦めない限り負けることはありません。
ただ「成功しないやり方を見つけた」というだけなのです。
そこで努力することをやめるから負けてしまうのです。
これは座右の銘におすすめの言葉です。
成功するところまで続ければ、それは成功になる。
<松下電器創業者 松下幸之助>
生きていると失敗することもあるでしょう。
しかし、チャレンジし続ける限り、それは「本当の失敗」と呼べないのです。
何事も続けることが大切なのだと思います。
英雄とは、自分のできることをした人だ。
一方凡人は、自分のできることをせず、できもしないことをしようとする人だ。
<ロマン・ロラン>
自分の短所と長所をよく理解して、努力する方向性を間違えないようにしましょう。
自分ができることだけに邁進していけば、きっとプロフェッショナルになれるはずです。
それを実行に移さなかったり、自分の苦手分野ばかり頑張る人は凡人になってしまうのです。
疑いもなく我々の大きな仕事は、遠くにある不明瞭なものを知ることではなく、手近にある確実なことを行うにある。
<トーマス・カーライル>
目標を持ったり、夢やビジョンを掲げるのは良いことだと思います。
しかし、地に足をつけて努力することも大切だと思います。
毎日コツコツと、目の前の課題を解決する事だけに全力投球しましょう。
解決策がわからないのではない。
問題がわかっていないのだ。
<ギルバート・ケイス・チェスタトン>
これはあるある話だと思います。
何か問題が発生した場合、その解決方法が思いつかなかったり、良いアイデアが浮かばないことはよくありますよね。
しかし、それは本質的な問題が理解できていないのかもしれません。
それではいくら努力しても問題解決できないので、努力する方向を間違えないようにしましょう。
下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
<阪急電鉄創設者 小林一三>
誰でも、人に自慢できるような「かっこいい仕事」がしたいと思うはずです。
しかし、その理想通りになれる人はごく一部で、ほとんどの人は「自分が思い描くような理想的な職業」に就いていないはずです。
そんな時に”ふてくされる”のではなく、その仕事でNo.1になってしまえば、必然的にもっと条件の良いオファーが舞い込んでくるのです。
何をするにしても業界トップになって、その道を極めるのはたやすくありませんが、その努力は必ず実るはずです。
この言葉は勇気をくれるので、ぜひ座右の銘にしてください!
青年にすすめたいことは、ただ三語に尽きる。
すなわち働け、もっと働け、あくまで働け。
<ビスマルク>
仕事から得られるモノはとても多いと思います。
なので、仕事を推奨したい気持ちはとてもよく分かります。
仕事を通じて人間性が形成され、人間関係も広がり、充実した人生が送れるようになるのです。
努力は幸福を手に入れる手段ではなく、努力そのものが幸福を与えてくれるのである。
<トルストイ>
これは目的論ですが、「なぜ努力するのか?」という問いに答えてくれる名言だと思います。
正しい努力をした結果は、必ず成果として反映されます。
それがあなたを幸せにしてくれるはずです。
努力だ。
勉強だ。
それが天才だ。
誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。
<野口英世>
世の中に天才などいません。
ただ人よりも努力しただけなのです。
それが世の中では「天才(努力した人)」と呼ばれています。
日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである。
どだい、失敗を恐れて何もしないなんて人間は、最低なのである
<ホンダ創業者 本田宗一郎>
「失敗」という言葉がネガティブに聞こえるのであれば、「失敗するやり方を見つけた成功体験」と言い換えましょう。
そのような成功体験を積み上げていけば、あなたはきっと成功できるはずです。
本田宗一郎の名言集は下の記事をご覧ください。
短き人生は、時間の浪費によって、一層短くなる。
<サミュエル・ジョンソン>
毎日だらだら過ごすのはとても楽ですが、それはただ時間を浪費しているだけに過ぎません。
短い人生なので、一日一日を充実させていきましょう。
人より一時間余計に働くことは尊い。
努力である。
勤勉である。
だが、今までよりも一時間少なく働いて、今まで以上の成果を上げることもまた尊い。
そこに人間の働き方の進歩があるのではないか。
<松下電器創業者 松下幸之助>
これは改善する大切さを伝えている名言だと思います。
成功するやり方を見つけた場合、その状態に甘んじてしまいますが、それでは駄目なのです。
世の中は相対的なので、常に改善を繰り返しながら進歩しなければ、いづれ負けることになるでしょう。
目的を見つけよ。
手段はついてくる。
<マハトマ・ガンジー>
これはシンプルですが、真理をついた名言だと思います。
「何を成したいのか?」という事が決まれば、あとはそれを実現する為にひたすら行動するだけです。
そうすれば自ずと道は開けていくのです。
天才?
そんなものは決していない。
ただ勉強です。
方法です。
不断に計画しているということです。
<ロダン>
「不断の努力」という格言がありますが、それを説明すると、このような言葉になるのでしょう。
計画性を持って正しい努力を行っていれば、誰でも天才になれるということです。
我々は、繰り返し行った行動によって作られる。
行動ではなく、習慣が素晴らしさを生む。
<アリストテレス>
これは継続する大切さを教えてくれる名言だと思います。
「習慣」という言葉を用いるあたりにセンスを感じますよね。
毎日毎日の積み重ねが成功に繋がっていくのです。
明日死ぬかのように生きろ。
永遠に生きるかのごとく学べ。
<マハトマ・ガンジー>
日々を大切にしましょう。
一日たりとも無駄にしてはいけません。
常に「今日死んでも後悔しないか?」「今日死ぬとしても、本日の行動予定は変わらないか?」ということを自問自答するのです。
今日現在に対して全力投球しながら、将来の目標や夢に向かって突き進んでいきましょう。
まとめ
ここまで努力することの大切さを教えてくれる名言をご紹介してきました。
どれもパワフルで力がみなぎってくる格言ばかりだと思います。
努力した結果はすぐ成果に繋がらないかもしれませんが、決して落ち込む必要はありません。
正しい努力であれば、必ず報われるのです。
ここで紹介した言葉を「座右の銘」にして、毎日努力することを怠らないようにしましょう。