営業職をやっているのであれば、インセンティブを稼いで収入アップさせたいですよね。
しかし、本業で稼ぐことだけが全てではありません。
現代は副業解禁されているので、サラリーマンがサイドビジネスで稼ぐこともできるのです。
セールス職の人は普段からノルマに忙殺されていますが、その隙間時間で稼いでいる人もたくさんいます。
実際に、営業職の副業であれば、月20万円~30万円稼ぐことは決して難しくありません。
しかもその実稼働時間は、たった2時間~3時間程度です。
※これは実績値に基づいた数字です。
そこで今回は「営業職としての特性を活かしつつ稼げる副業」をご紹介していくので、営業パーソンはぜひチェックしてください。
目次
営業職の副業はどうする?
営業職が副業する場合、ネックになるのが”時間の確保”だと思います。
営業パーソンは外回り営業をしているので、なかなか隙間時間を確保することができません。
よって、もし副業をするのであれば、その選択肢は下の2つが現実的だと思います。
- 自由に使える夜間帯に集中してやる
- 本業が休みの土日に週末副業する
どちらにしても、隙間時間を確保しなければいけないので、その時間をどれだけ作れるかがポイントになると思います。
そして、できる仕事が限られているという側面もあります。
これはあくまでも一般論ですが、営業活動はクリエイティブな仕事なので、単純に何かモノを納品するような職業ではありません。
システムエンジニアであればプログラミング、デザイナーであれば名刺デザイン、webマーケッターであればコンサルティングなど、それぞれ提供できること&納期が明確になりますが、営業活動はそれが曖昧なのです。
例えば、法人向けにコピー機を副業で販売するとします。
土日だけ飛び込み営業をしてセールスすると仮定した場合、一か月で何台売れるでしょうか?
この質問に対して明確に答えられるセールスパーソンは少ないと思います。
つまり「やってみなければわからない」という答えが普通だということです。
このようにセールス職は納品物(=受注や成約)をコミットメントすることが難しいだけでなく、それを達成するための労働時間が不明確なので、他の職種とは明らかに違うのです。
しかも、仕事が終わった夜間帯にテレアポしたり、せっかくの休日である土日に飛び込み営業したい人なんていないはずです。
ということは、営業職のサイドビジネスは必然的に限られてきます。
- 営業コンサルティング
- 営業資料の作成
- トークスクリプトの作成
- 営業研修の実施
- リファラル営業の実施
このように納期が決められて、ノルマが無いような仕事しか、営業職の副業にすることはできないと思います。
つまり、営業職の本業と言える「売上アップに貢献する」という部分で直接関わる事は難しいのです。
リファラル営業がおすすめ
お客様の売上に直接貢献することが理想的ですが、もしそれが難しいのであれば「間接的に貢献するリファラル営業」が良いかもしれません。
リファラル営業は「紹介営業」とも呼ばれているので、一般的な新規開拓手法として認知されていますよね。
自分が支援する企業の商材を、求めている人(=見込客)に紹介するだけの簡単なビジネスですが、実は古くからある代理店制度なのです。
例えば、コピー機を入れ替えたいと考えている経営者がいた場合、その社長に対して「私の知り合いにコピー機を販売している会社があるので、もしよければご紹介しましょうか?」と口コミするのです。
このような口コミをすれば、相手は課題が解決されるので喜びますし、営業支援した企業には見込案件がもたらされ、自分には紹介マージンがキックバックされるので、ビジネスの理想型と言える「三方よし」の仕組みになるのです。
このように、知り合いや取引先に「口コミするだけ」で紹介報酬が貰える仕組みがリファラル営業です。
実際には、自分が支援している企業と見込顧客の商談成立したり、受注(成約)に至った場合に紹介フィーが支払われることになります。
リファラル営業は営業職に限らず、主婦や学生など、どんな人でも気軽に始められる営業代行サービスなので、幅広い人が取り組めるサイドビジネスだと思います。
営業職におすすめの副業
いざサイドビジネスをやろうとしても、営業職の副業にはどのような種類があるのでしょうか?
ここではリファラル営業に関する具体的な営業代行案件(お仕事内容)をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するお仕事は、実際にリファラル営業サイトside bizz(サイドビズ)に掲載されている求人情報ばかりです。
もちろん会社員の副業でもOKなので、気になる人はチェックしてみて下さい。
※募集が終了している場合もあるので、悪しからずご了承ください。
ファイナンス|リースバックなどによる資金調達
企業経営する上で、資金調達は非常に重要ですよね。
それを支援しているファイナンス会社の営業代行案件です。
通常、企業で借入(資金調達)する場合、下の2つが主な選択肢になると思います。
- 政府系(政策金融公庫,商工中金)
- 銀行、信金(保証協会付含む)
しかし決算内容が悪いと銀行融資が見送られる事もあり、そうなった場合には困ってしまいますが、決算内容が悪くても資金調達できるのをご存知でしょうか。
特にトラックやトレーラー、ダンプなど、物流車両を所有する運送業には資金が付きやすいですし、まとまったお金が入る建設業もファイナンス支援しやすい対象です。
そのような資金繰りに困っている会社経営者を紹介するだけのリファラル営業なので、とても簡単ですよね。
お客様は資金調達ができて、あなたはお客様から感謝されて、ファイナンス会社には手数料が入ります。
気になる報酬金額は商談成立一件につき10,000円、さらに紹介案件が受注(成約)まで至った場合、追加で100,000円ほどの紹介マージンが受け取れます。
店舗向け集客サービス|MEOの販売
MEOとはMap Engine Optimizationの略ですが、検索エンジン(GoogleMap)を活用した店舗向けの集客支援サービスです。
気になるお仕事内容は、MEO対策に興味がある、又はMEO対策で効果が出ていないマーケティング担当者を紹介することです。
集客を強化したい「店舗運営者」や「経営者」を紹介するだけのリファラル営業なので、とても簡単ですよね。
店舗オーナーや経営者がアプローチ対象になるので、そのような人脈&販路がある人にはぴったりだと思います。
■新規オープンする店舗
■集客を強化したい店舗
■ホテルなどの宿泊施設
■レジャー施設
■学習塾などの教育施設
■結婚式場&葬儀場
■病院&クリニック
■老人ホーム&デイサービス
■美容、整体関連の店舗
■士業(税理士、弁護士など)
気になる報酬金額は、商談成立一件につき一律20,000円ですが、紹介案件が受注に至った場合には、成果報酬として50,000円が上乗せされます。
見込客を1人紹介するだけで、最大70,000円も稼げる副業なので、とても効率が良いと思います。
ソフトウェア第三者検証サービスの営業支援
ソフトウェアの第三者検証サービスとは、開発したソフトウェアが正常に動くかを確認するアウトソーシングサービスです。
※一般的には「デバッグ」とも呼ばれています。
デバッグはシステム開発したエンジニアが担うのが一般的ですが、あくまでも検証作業なので、スキルが高いエンジニアでなくてもできる作業です。
しかし、ソフトウェアの品質を担保するためには、デバッグが必要不可欠という側面もあります。
そんな時に便利なのが「ソフトウェアの第三者検証サービス」なのです。
検証作業を外部(第三者)にアウトソーシングすることで、システムエンジニアは本来やるべき業務に集中できるので、生産効率の最大化へと繋がっていきます。
この副業の依頼内容は「システム開発している会社」との商談セッティングです。
■会計ソフトの開発会社
■大手SIer
■勤怠システムの開発会社
■大手自動車メーカー
■金融会社
■アプリ開発会社
■医療系大手メーカー
■大手被服メーカー
システム開発している会社であれば、必ず品質保証が必要になるので、その部分をアウトソーシングしたいニーズがあるはずです。
この副業ではシステム開発会社との商談1件につき50,000円、さらに紹介案件が受注(成約)に至った場合、1件につき100,000円以上の報酬が追加で支払われます。
累計1,000社導入の採用管理ツール
採用管理ツールとは、採用活動における応募者の管理、連絡業務を自動化できるITサービスです。
このツールを活用することで、応募者に対するあらゆる連絡業務を自動化することができるので、人事担当者に重宝されています。
アプローチ対象は採用管理に課題感のある法人なので、経営者や人事部にご提案したいのですが、特に通年採用している企業にはピッタリのご案内だと思います。
お仕事内容は「採用管理に課題感のある法人を弊社に紹介する」だけのリファラル募集ですし、とても簡単なので、副業でも十分結果が出せるはずです。
気になる報酬金額は、商談成立1件につき60,000円です。
積極採用している企業経営者や人事担当者とのアポイントを設定するだけで60,000円、2件なら120,000円の報酬となりますが、それを稼ぐ為にかかる労力(実稼働)はおそらく1件あたり10分くらいだと思います。
通年採用している知り合いに電話やLINEを送信して「もし採用管理に困っているなら、知り合いのIT企業を紹介するよ。優秀なツールだから、きっと業務改善に繋がると思うよ。」と伝えるだけです。
それで「ぜひ紹介してほしい!」という返答があれば、あとはその知り合い(=見込み顧客)の連絡先を支援企業に引き継ぐだけです。
知り合いは採用活動における業務改善ができて喜びますし、支援企業は新規見込みが増えて喜びます。
そして自分には紹介報酬が入るので、誰も損することがない仕組みなのです。
この仕事は時給換算すると240,000円にもなるので、とてつもなく儲かる副業だと言えるでしょう。
これらのお仕事は、実際にside bizz(サイドビズ)に掲載されている求人情報ばかりなので、もし良ければチェックしてみてください。
営業代行の副業は儲かる?
小遣い稼ぎするのではなく、もっとガッツリ儲けたい場合には、フリーランスとして営業代行する方法もあります。
どんな企業でも営業マンは必要なので、「優秀なセールスを増やしたい!」というニーズは尽きることがありません。
しかし営業職を採用するにもコストが掛かりますし、優秀な営業マンを探し出すのは至難の技です…
そこで今注目されているのが営業フリーランスです。
営業フリーランスとして活躍している人は、トップセールスとして実績を残した営業マンや、すでに独立開業している個人事業主だと思います。
どちらにしても営業スキルが高い人なので、そのようなセールスパーソンに営業活動をアウトソーシングしたい企業が絶えないのです。
なので、セールスに自信があれば、営業フリーランスとして稼ぐのはさほど難しくないでしょう。
具体的にどれぐらい稼げるのかといえば、一般的な相場は以下のようなイメージとなります。
- 1日だけのスポット稼働⇒3万円
- 20日間フルコミット⇒50万円
上記以外にも成果報酬や成功報酬型の仕組みも存在しています。
その場合には売上に応じたインセンティブなので、ビジネスモデルによってばらつきがありますが、おおよその目安としては月収100万円ほど稼げるのが一般的だと思います。
営業職向けの副業マッチングサービスがある
営業フリーランスが増えてきた関係で、クライアント企業とフリーランスをマッチングするサービスも登場しました。
例えば、弊社が運営するside bizz(サイドビズ)では、下のような非公開案件を取り扱っています。
※取り扱い終了している場合もあるので、悪しからずご了承ください。
クライアント:大手広告代理店
固定報酬:月60万円
成果報酬:なし
業務内容:既存顧客の対応です。事務所に常駐する必要があるため、東京付近にお住まいの営業フリーランスにはぴったりのお仕事です。
クライアント:IT系のスタートアップ企業
固定報酬:月20万円
成果報酬:粗利金額の20%
業務内容:新規開拓の依頼ですが、基本的に反響営業です。
クライアント:地域密着型の葬儀会社
固定報酬:なし
成果報酬:訪問一件につき1,000円
業務内容:営業活動ですが、セールスではありません。病院や介護施設に会社名を認知させるPR活動なので、訪問してチラシを手渡すだけです。訪問時間は一件10分程度なので、時給換算では3,000円程度になると思います。
クライアント:老舗の不動産会社
固定報酬:月5万円
成果報酬:成約一件につき50万円
業務内容:投資用不動産を販売している会社がクライアントです。月5万円の営業活動費をもらいながら、会社員などを紹介するリファラル営業を行います。
クライアント:コールセンターの運営企業
固定報酬:月30万円
成果報酬:なし
業務内容:コールセンターの常駐型スタッフとして、インバウンド対応をしてもらいます。その合間にアウトバウンド営業をするので、いわゆるテレアポ営業のお仕事です。
これらの仕事はあくまでも一例ですが、他にも様々な営業案件を取り扱っています。
「営業フリーランスに仕事を依頼したい!」というニーズは増え続けているので、そのようなお仕事を探している場合には、とりあえずside bizz(サイドビズ)のような副業マッチングサイトに無料登録しておきましょう。
営業職の副業はラクして稼ごう!
営業職は体育会系の仕事なので、どうしても身体的な辛さがあります。
顧客からのクレームにも対応するので、メンタルを病んでしまう人も多いですよね。
なので副業する場合には、できる限りラクに儲かる仕事がいいと思います。
その上で、本業にもプラスに作用するサイドビジネスを探すのがおすすめです。
そのような仕事は限られますが、個人的にはアフィリエイト(ブログ運営)やインフルエンサー、リファラル営業などが候補になると思います。
アフィリエイトやインフルエンサーになれば、マーケティングノウハウが身に付くはずなので、それはきっと本業にもプラスに影響するはずです。
そしてリファラル営業に関しては、色々な企業に接する機会が増えるため、知識量が増えたり、経験値がアップするはずです。
それがきっと本業にもプラスの影響をもたらすはずです。
単純に「副業=副収入」という考え方は非常にもったいないので、本業にプラスになるようなサイドビジネスを探しましょう。
巷で人気の副業ランキングもぜひご覧ください。